シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
濃い目のエスプレッソとドーナツをライフスタイルに。
書店に並ぶインテリア雑誌をパラパラと眺めて、「はーっ」と深い溜息。
海外のアトリエや築古マンションのリビングの写真を見ながら、ふと我が家を思い浮かべてはうーんと首を傾けること、正直言ってしばしば。こんな苦い経験、誰にもひとつやふたつあるのではないでしょうか。
アンティーク家具や照明はお店を回れば雰囲気の似たものを見つけられそうだけど、建具の雰囲気や濃い空間にいたっては、まだまだあまりに手に入れる機会も少ないのが現実。その点では環境の良くなってきているシェアハウスでも、それこそ「出会った時がタイミング」という言葉に説得力を感じないではありません。
さて、今回のシェアハウス探検隊は「ドミンゴ 下北沢」。
ビビッドなブルーでペイントされた共用部の壁面は、何を飾ろうかとイマジネーションを掻き立てられます。ベースの状態がここまで前のめりに主張してくる以上、今までなら遠慮しがちな、強い色同士のカラーコーディネートにも進んでチャレンジできそうです。
3人暮らしで、女性専用物件。下北沢という街に溢れる様々なスタイルに触れて、新しい価値観も生まれるかも。美味しいエスプレッソとドーナツがご近所というのも、朝の時間や休日をより充実させてくれそうです。
さて、ところは下北沢。北口から踏切を渡って一番街を通り抜けます。
若者の集うイメージの南口界隈にくらべ、一番街は遊びを知った大人が集まる隠れ家の集まりのような佇まい。
ドーナツ屋さんやエスプレッソで有名な「BEAR POND」、もともと銭湯だった古着屋等、濃ゆいメンツがずらりと並びます。
一番街から小道に入って少しばかり、角地に建つこちらの建物の2階がシェアハウスです。アーチ型の窓が洒落ていますが、1階はシュウマイ工場なんだとか。このギャップも下北らしい。
玄関は、建物の奥にあるらせん階段を上った先にあります。
鍵はアナログタイプのナンバー式です。
ガチャン。
扉の感触は軽すぎず、かつしっかりしていてスムーズ。
扉を開けると、ペイントされたブルーが目に飛び込んできます。
靴箱は1人で2段が利用できる計算。高さの調整は難しそうなので、ブーツは自室で管理することになりそう。
さて、靴を脱ぐなり、リビングは目の前。
部屋の角に立てば全体を見渡せるシンプルな間取り。
壁に並んだドアは、手前から201、202、203号室です。
リビング一面のブルーからは、枠にとらわれない海外のアトリエにも似た雰囲気を感じます。天井は空間を引き締める黒。フローリングこそプレーンなものの、ビシッとキマッた空間はクリエイティブな感性をくすぐります。
他にも扉やサッシなど日本住宅のニュアンスはもちろんあるものの、それはそれで味というか、ローカライズと解釈していきたいと思います。
ビビッドなファブリックパネルも、より鮮やかに映ります。
原色調のミッドセンチュリーのインテリアとも相性はいいみたい。
ダイニングの奥はテレビスペースです。フェイクファーラグはバンビ柄。
コンパクトなスペースですが、多少の物が増えることには対応できそう。むしろ、色濃いテイストが重なることで雰囲気のある空間になるポテンシャルも感じさせます。
カーテンの向こうのドアからはベランダへ出られます。
飾られているオブジェはグラフィカル。ツノには花が咲いています。
さて、つづいてキッチンを見ていきます。
キッチンは、リビングを振り返って左手奥に位置します。
設備は至ってシンプルな仕様。一般的な家族用のキッチンです。
作業スペースはコンパクトではありますが、2人までなら同時に作業できそうです。
キッチンまわりの収納は、共用の食器棚に加え各部屋ごとに分けられたスペースもあるので困ることはなさそう。
シンクは広めで深め。大きめの鍋もザブザブと洗えます。
ガスコンロは2口。
燃えるゴミ用のゴミ箱は、燃えるような赤色です。
水まわりは、キッチン脇のカーテンの奥にあります。
カーテンをくぐると洗面台と洗濯機が並び、奥にはバスルームがあります。つまり脱衣室のロックはできませんが、そこは少人数の女性専用物件。使い勝手を考えても、目をつぶっていきたい範囲ではないでしょうか。
今後、乾燥機も設置される予定とのこと。
バスルームはシンプルなユニットバスです。
バスルームの対面にあるドアはトイレです。
ウォシュレットや暖房便座機能はないものの、ゆっくりくつろげる広さです。
それでは、部屋を見ていきます。まず、こちらは201号室。
各部屋とも間取りはシンプルな長方形、正面にはアーチ型の窓が付いています。
収納はありませんが、その分が広さに生かされている印象。シンプルな間取りなので、お気に入りのクローゼットを探してコーディネートするのが良いかも知れません。
アーチ型の窓には雨戸が付いています。
夜は閉めてカーテン替わりに。朝、開けるときは映画のワンシーンのように。
こちらは202号室。真ん中の部屋です。
201、203号室に比べ、若干ですがコンパクトです。
鍵付きの赤いスチールロッカーと、
白いパイプハンガーは各部屋共通の備品です。
ハイスクール感といいますか、チアガールの部室を思い浮かべてしまうのは僕だけでしょうか。
最後に203号室です。
大きな窓が並んで開放感のある空間です。
裸電球のままでもいい感じですが、シェードを付けると部屋の雰囲気もガラリと変わりそうです。
今回探検した「ドミンゴ 下北沢」の最寄駅は各線・下北沢駅です。
渋谷駅まで6分、新宿駅まで8分。都内でも中核となる2駅を、乗り換えなしの短時間でアクセスできるのはこの駅ならでは。代々木上原から千代田線に乗り換えれば大手町方面へもアクセスできるので、通勤圏はかなり広めにカバーできます。
若者の街、玄人が集まる街、サブカルチャーの発信地、古着、珈琲、レコード、漫画、雑貨、お酒、カレーetc...と、下北沢の顔を挙げるとキリがありません。そんな色濃い街並みを探索すれば、新しい世界が広がるかもしれません。
運営は、その名も「ドミンゴ」さんです。
ピシッと格好良くスーツで決められて案内してくださったのですが、BGMは「THE BLUE HEARTS」とアツいロック魂をお持ちのようです。
なんて、半分は冗談ですが(BGMは本当)、素敵な笑顔から読み取れるようにフランクで接しやすく、小物のセレクトからはセンスの良さも伺えるナイスなお方です。
「このテイスト、やりすぎちゃったかも」と心配されていたようですが、キメすぎず、ほどほど遊べる余裕を残しているあたり、大人の楽しみ方を心得ている感じでいいなと思いました。
入居者さんを交えたイベントも随時行なっているようです。話す素振りからして、きっと愉快だったんだろうなとワクワクするほど。
下北沢を満喫したい方はもちろん、愉快な暮らし、よりカラフルな暮らしに興味のある方はコチラからお問合せをどうぞ。
「!」と感じた溜息さん、今がタイミングです。
(イシクラ)
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