
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
ハンモック好きとハンモックのための家。
人がゆらゆらと揺れることに一種の心地よさを感じるのは、お母さんのお腹のなかにいるときの状態に似ているからなのだそうです。
絶妙に肩の力の抜けたフォルムと、寝ころんだときの包み込まれるような感覚。贅沢な時間を感じさせるハンモックの寄り添うライフスタイルは、いつだって淡い憧れと羨望のマト。
「ライトハウス 高井戸」は、きっと“THE”と冠しても許されるような“THE ハンモック・シェアハウス”。なにせ、知る人ぞ知るあのハンモックカフェを経営するオーナーさんが自ら企画した初のシェアハウスです。
暮らしのいたるところでハンモックに寄り添う仕掛けが細かに配され、心ゆくまでゆらゆらと過ごせることは間違いなし。リビングはもちろん、なんと各部屋にもハンモックが付いています。
のんびりゆらゆら、自分の時間を大切に過ごすことができそうです。
女性専用ということで建物の外観はお見せできませんが、シェアハウスはマンションの1室。
オートロックのガラス扉の前にはポストとインターホンが並んでいます。
マンションにしては珍しく、エレベーターはありません。ガラス扉の奥にある階段を、シェアハウスのある4階まで上ります。
2、3階の一般賃貸のフロアは複数戸が入っていますが、4階はシェアハウス1室のみ。
ライトグレーの玄関まわりは、素材感のせいか飾り気を感じさせません。
インターホンの上に記されたデジタルなフォントの部屋番号も、そっけない雰囲気に合っています。
でも、ドアを開けると一転。たたきにせり出してくる大胆な曲線状のくもりガラスが視界に飛び込んできます。
玄関の先は、どうやら空間が二手に分かれている様子。面白い間取りです。
少し奥の方から振り返ってみれば、ますます存在感を増すくもりガラス。
聞けばガラスの向こう側は、自然光が空から建物の中に差し込む吹き抜けになっているのだとか。
床からすこし浮くように設置された靴箱は、3人という人数を考えるとなかなか頼もしい容量です。
個人的に刺激されたポイントは、端の方のちょっとした角のカット。簡単に作れるはずの箇所にあえて捻りを入れるディテールのデザインは、ただでは終わらせないモノヅクリの心意気。
それでは早速リビングへ。
目を奪われるのは、やはり天井から吊り下がったハンモックたち。(!)
そうです、ハンモックは1つではありません。奥にもひょっこり。
大きな掃き出し窓から入る光が拡散して、明るく開放的な空間を生み出します。
ハンモックは、天井に打ち込まれた輪っかに強靭なフックを噛ませて吊り下がっています。
この輪っか、実は天井のあらゆるところに設置されていて、ハンモックを色んな場所に設置することができるのです。
なんとも自由度の高い設計。
いざ!という時、せっかくのハンモックを仕舞わなくても色んなシーンに対応ができます。
床は全面カーペット。
裸足で歩いても気持ちが良く、専有部や下階へ響く足音も吸収してくれます。
ハンモックのゆったり感に合わせて、家具も低めの配置。
ゆらりと揺られながら映画鑑賞なんて、なんとも贅沢な休日です。
掃き出し窓からベランダにでると、不思議な曲線が。
ベランダとしては珍しいですが、アクセントになって面白みがあります。
曲線の広い部分を活かして、テーブルセットが設置されています。
今のような真夏の時期、昼間の利用はさすがに厳しいかもしれませんが、夜は心地よさそう。3人で女子会も楽しそうですが、マンションかつ住宅街ですので盛り上がり過ぎないようにお気をつけくださいませ。
目の前はちょっとした公園、そして団地。
パンチングメタルのバルコニーのおかげで、大きな窓でも人目が気にならないのもポイントです。
リビングの奥にはキッチンがあります。
サイズ感はそこそこですが、人数を考えればたっぷりと贅沢なスペース。冷蔵庫は小さめですが、2箇所あるので上手く使い分けると良いかもしれません。
ガスコンロとシンクはシンプルイズベスト、というところでしょうか。
ただ、水栓はキャッチーなデザイン。マットな白が新鮮に感じます。
コンロの下にはオーブンも。もちろん現役です。
お菓子作りが好きな方は結構気になるオーブン。一般的な設備ではないので、気になっているシェアハウスで見つけた時はラッキーです。
シンク上は元・食洗機。
こちらは現在は使用できないそうで、食器棚として使うことになりそうですね。
キッチンの一角は洗濯機置き場になっています。
一風変わった配置ですが、扉を閉めてしまえば見た目にもうるさくなく、防音にもなって便利なのかも。
お湯を沸かす間など、ちょっとした隙間時間にもハンモックが待っています。
リビングでの椅子の役割はすっかりハンモックが果たしてくれていますが、ご飯などを落ち着いて食べたい時はソファの出番かもしれません。
それでは、くもりガラスの隣から続いている廊下へ向かいます。
手前がバスルーム、隣がお手洗い、突き当たりの両側に専有部という間取り。
木を基調とした脱衣室は、洗面台も含め、とても広々とした設計です。
洗面鏡の両側は窓になっていて、適度に開放感も味わうことができます。
洗面台の脇には水まわりに必要なものを入れておける収納棚が。
水まわりだけで考えるとかなりの容量があり、洗面台やバスルームをスッキリと保つことができそうです。
バスルームとの仕切りはすりガラスの扉。
脱衣室に続き、洗い場もゆったりめ。シャワーは少し高い位置に付いています。
しっかりバスタブ付きです。
窓はないのであまり明るくはありません。いっそのこと電気の代わりにキャンドルを灯して、リラックスムードでの入浴も良いかも。
ただし、キャンドルの使用可否については事業者さんに確認を。ま、火気NGでも、最近は湯船に浮かべるライトなども色々ありますし。
バスルームの隣はお手洗い。こちらもゆったり仕様です。
珍しい紺のトイレが空間をキリリと締めます。床から浮いているせいか、座面は低め。クールさの中にある茶目っ気は、このサイズ感から来ているのかも。
では、注目の専有部を見ていきたいと思います。
まずは廊下突き当たりの右手にある、401号室。一番広い部屋です。
リビング同様、ハンモックを引っ掛けるための輪っかがいくつも取り付けられていて、自由に配置を変えることができます。
ひょいっと。女の子一人でも取り付けは容易に出来ます。
同じ部屋でも空間の使い方が簡単に変わるのは面白いですし、気分転換にもなってくれそう。
ベランダを眺めながらゆらゆら。ベッドが低いのも、また良い雰囲気です。
ハンモックを外すとすっきりとしたスタンダードな部屋に早変わり。
奥の壁は一面の収納になっています。
どかんと大容量。荷物の多くがこの中に収まってしまいそうです。
ハンモック取り付けの自由さを考えても、なるべくスッキリと住んだ方が、より楽しめるかと。
壁に合わせて粗めに塗られた電気スイッチがキュート。
続いてお向かいさんの402号室。
ハンモックは座るタイプと寝転ぶタイプの2種類が各部屋に付いてくるため、自由に付け替えが可能です。
吊り下げる向きを変えるだけでも使い方は広がります。
オーナーさんは出窓部分には板を敷いて、デスクのように使えるようにすることを考えているのだとか。ちょっとした工夫で快適な暮らしは手に入るのです。
401号室に比べると空間自体は少しコンパクトです。
ベッドが必要であれば、オーナーさんが準備してくれるそう。既に持っている方も持っていない方も嬉しい配慮です。
湾曲しているベランダは401号室と共用となります。
物干し竿の設備はありませんが、独立式のものを設置する余裕はありそうです。
最後はリビング脇の専有部。
なめらかな手触りのドアハンドルを握って、ドアを開けます。
ベランダに出られる掃き出し窓と出窓、2面が大きな窓になっている403号室は開放感抜群。
とはいえ、出窓側はすりガラスになっていて、中が見えにくいようになっています。
ベランダ側の窓の上は切妻屋根の形。
光をより多く取り込むとともに、部屋のアクセントにもなっています。
一見普通の収納を開くとビックリ。実は、コンクリートの構造体が斜めになっている関係で、収納部分に思いっきり食い込んでいるのです。
結果的に収納’(に見えるスペース)の3分の1ほどは使用できません。これを使いづらいと取るか、面白いと取るか。住み手の心意気が問われているようです。
窓が多い割には、持ち込み家具があっても配置はすんなりと決まりそうな素直な間取り。
はっきりした色使いのインテリアもしっかり映えるのではないでしょうか。
出窓付近は日差しも適度。
この包み込まれる感じが堪らないんですよね。
マンションの裏側には、他のフロアの住人さんと共同になる自転車置き場があります。
ちなみに右手にあるグレーの折戸の中もガレージ。内側から鍵がかかるように今後整備していく予定だそうです。
渋谷と吉祥寺へは1本、新宿へも乗り換えが上手く行けば15分ほどで行くことができます。
駅からシェアハウスへの道のりは大通り。
スーパーやチェーンの飲食店、コンビニなどは帰り道にほとんどが揃っています。人通りが多いのも、女性の一人暮らしには嬉しいポイントかと。
「ライトハウス 高井戸」を運営しているのは「プラチナホーム株式会社」さん。
吉祥寺エリアの物件を扱っている不動産屋さんです。担当でもある社長さんは爽やかで真面目な方で、吉祥寺事情にはとても詳しいそう。その土地勘を存分に活かして、一般賃貸の内覧の時は、お客さんと一緒に自転車で複数の物件を回るのだとか。
それだけで親近感が湧いてしまうのですが、楽しいというだけでなく、実際に住んだときのことをリアルに想像してもらえるように、という配慮が素敵です。
-photo by 'mahika mano' website.
そんな事業者さんとタッグを組んだのは、吉祥寺にあるハンモックカフェ「mahika mano」のオーナーさん。店内にはたくさんのハンモックが吊られ、今まで見たことのないような景色が広がっています。
元々はオーナーさんも同じマンションに住んでいたということで、周辺の事情にも詳しそう。キュートな雰囲気の方で、海外での暮らしも経験があるのだとか。そして、なによりハンモックがとても似合います。
ズバリ、ハンモックが好きな方、ハンモックが中心の生活がしたい方。憧れを叶えるチャンスかもしれません。お問合せはコチラからどうぞ。
朝、寝ボケまなこで歯を磨きつつハンモックでゆらり。
夕暮れ、お気に入りの文庫を片手にハンモックでゆらり。
生活に関わる全てを好きなモノだけで揃えて、ギュギュッと詰め込んでいきたい空間です。
(テルヤ)

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