シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
マイ・ビッグウェーブ、到来。
海、そしてサザンオールスターズ。
茅ヶ崎の代名詞と言えば、やはりこのふたつは欠かせないのでは。
桑田佳祐さんの出身地ということで、サザン通り商店街、サザンコロッケ、サザンクリニックなどなど、「サザン」の名を冠したあらゆるジャンルのものが、街のあちこちで見受けられます。
元の名は「茅ヶ崎海水浴場」だった「サザンビーチちがさき」も、そんなスポットのひとつ。鵠沼海岸と並んで湘南を代表する海水浴場は、夏場には多くの人で賑わいます。
そんなビーチから歩いて10分という、海好きにとっては超の付く好立地にたつシェアハウスが「Chigasaki Beach Base」。茅ヶ崎市初、「大人の基地作り」をテーマに作られた今回のシェアハウスは、ずばり、サーファー向けです。
語るべき要素は多々あるものの、おそらく今回の場合は百聞は一見にしかず。早速見て行きたいと思います。
車通りの多い通りから、細い路地に入った突き当たりに建つのが今回のシェアハウス。
どうしても目が行くのは山積みのビールケースですが、お隣は老舗の酒屋さんです。お酒の調達には困らなそう。
玄関まわりを囲む不思議な形状のタイル。
元々は一面タイル張りだったのかなぁと想像してみたり。
カメラ付きのインターホンは、少し低めの位置に取り付けられています。
それでは早速、ピンポーン。お邪魔します。
玄関ドアを手前に引くと、三角カットのタタキと、ホールの役割を担う広めの廊下が顔を出します。
大きな鏡は近々壁に取り付けられる予定とのこと。出かける前の全身チェックが出来るのは、男女問わず嬉しいのではないでしょうか。
足元に目をやると、なんだか境目が曖昧な気がしてくるタイルが。
…ずっと見ていたら目が回ってきました。
靴箱は廊下へ上がり、右手にあります。
本来の用途としては収納棚だと思いますが、扉の通気性が良いのがポイント。靴箱は湿気との戦いですからね。
靴箱の並びにあるガラス戸をガラガラと引いてみます。
大きな窓から差し込む太陽光とオレンジのシステムキッチンが眩しい、落ち着いたトーンのリビング。
この採光なら昼間は照明要らず。
ごくごくシンプルな内装ですが、照明も家具も絶妙な存在感のあるチョイス。現状では共用のTVは設置していませんが、要望があれば検討します、とのこと。
朝食は窓際の席で取るのが良いかもしれません。
1日のスタートにもってこいの、丁度良いサイズ感と朝日を存分に浴びる配置。
さて、建物に足を踏み入れた時から漂うのは、ほどよくアジアンなニュアンス。
聞けば、内装をお願いしていた施工会社さんから自然と出てきた「アジアンテイストで行きましょうか」の言葉から、そのままスッと形になったものだとか。
やり過ぎないさじ加減が、大人っぽくて良いと思います。
そんな落ち着いた雰囲気の中、ちょっと異色なオレンジのキッチン。
こちらもシンプルなタイプで、使い勝手が良さそうです。
そして、大きめの窓があるのも嬉しいところ。壁向きのキッチンにも開放感が生まれます。
シンクは気持ち大きめ。作業スペースもしっかりと取られています。
システムキッチンの隣は冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器といった最低限の家電が揃います。
全5室ということで、このぐらいサイズがあれば冷蔵庫がパンパンになるようなことはあまりなさそう。もちろん、本格的な自炊派の方が勢ぞろいしなければ、ですが。
キッチンスペースには、入居者さんが使用できる床下収納もあります。
よくある床下収納のサイズ感で、すごく容量があるわけではありませんが、普段使用しない家電類などをしまっておくような用途にも重宝しそうです。
そうそう、リビングにある大きな掃き出し窓からは庭に出られるのです。
窓をガラリと開けると、思わず「わ!」という声が出てしまう光景が。
庭の外側が道路になっていることもあり、開放的な空間です。
そして気になるこの屋根の下には、本格派のBBQセット(!)。
数あるBBQセットの中でも、この迫力にお目にかかれることは滅多になさそう。映画や海外ドラマで見たような、アメリカンな雰囲気がプンプン。
がばっと広げてみるとこのサイズ。
「トランスフォーム」という言葉が似合います。
オープン前に知人を呼んでBBQパーティーを開催したという事業者さんの話でも、やはり大変評判が良かったとか。
海でのBBQも格別ですが、この雰囲気を家で楽しめるのはなんとも贅沢です。
立ったまま使えるカウンター付きなところもニクい。
BBQセットに魅了された後は、庭の奥にあるコチラの小屋へ。
ドアに掛けられた鍵を開け、中へ。
物置き小屋かと思いきや…
なんと、サーフボードを保管できるボード小屋!
ロングボードも収納出来る高さを誇るこの小屋は、現役サーファーの方の意見を存分に取り入れたオリジナルデザイン。
流れ止めを掛けておける箇所や、サーフスーツを掛けるためのハンガーポールも設置されています。
幅も重量もあるサーフボードは、室内に置いておこうとするとなかなか大変。こんな風にしっかり保管しておけるのは嬉しいのではないでしょうか。
趣味に没頭できる書斎やガレージといった類のスペースを、一度は自宅に持ってみたいと思っている人は少なくないはず。
木の香りをほんのりと身体に纏いながら、もう少しだけ庭を見ていきます。
大きなBBQセットに立派なボード小屋。それでもまだゆったりとしたスペースが残っているため、今度はワックスをかけたりといったボードの手入れ用の作業台を検討中だとか。
休日は、室内よりも庭で過ごす時間が多くなるかもしれませんね。
忘れてはいけないのが屋外シャワー。
海から帰ってきたら、まずここに直行。しっかりと砂を洗い流してくださいませ。
一角には物干しのスペースもあります。
各部屋に室内干し用の設備は特になく、基本的にはここに干すことになりそうです。
一度室内に戻り、水まわりを順番に見ていきます。
まずは玄関の脇にある洗面スペース。
どちらかと言えば洗面より手洗い用と言ったところですが、鏡も設置予定だそう。
隣の黒いドアの先はトイレです。
こちらはごくスタンダードなタイプです。
リビングの向かいにあるのはバスルーム。
脱衣室にもしっかり窓付き。
どのスペースにも必ず窓があるというのは、快適な生活を送るために重要なポイントだと個人的に思います。
メインの洗面台はこちらになりそう。誰かの入浴中には玄関脇の洗面へどうぞ。
日当たりが良く、柔らかい色合いのバスルームは洗い場もバスタブも広々サイズ。
冷たい海に浸かったあと、昼間からひとっ風呂。
そしてビール。至福の時です。
では、専有部を順番に見ていきます。
まずは廊下に面した102号室。
奥行きのある、細長い部屋です。
奥側は階段裏にあたり、少し広めの空間が確保されています。
世に階段裏に位置する部屋は数あれど、これだけゴツゴツと階段の構造が露出しているものは少ないでしょう。
これを「面白い!」と言える人と出会って欲しいものです。
大きくはありませんが、収納スペースもキチンとあります。
ポールハンガーが渡され、ロングコートも掛けられます。
おそらくサーフスーツも掛けられますが、そこはボード小屋にお任せしてしまいましょう。
まんなかで折れ曲がった階段を上り、2階へ。
階段の上にも窓があり、ふわりと光が落ちてきます。
2階は3部屋+トイレという構成。
廊下と言うより、小さなホールを専有部が取り囲んでいるような間取りです。
早速201号室のドアを開けます。
カチャリ。
少し低めに重心が取られた専有部は、これでもか!と言わんばかりの採光の良さ。
生活スタイルによっては遮光カーテンが必要なくらいだと思います。
あえて目立つようにデザインされた長押や柱のおかげで、和風のインテリアもよく似合うはず。
ベッドもいいですが、布団やぶ厚いマットレスタイプという手もひとつアリかも。ゆるっとした雰囲気が作れます。
収納は1階の部屋と同じサイズ。
収納家具を置けるゆとりはあるので、一人暮らしからの引越しの方は2階の部屋を選ぶのが良いかもしれません。
お隣202号室も大きな窓が2つ。
チラリと覗く緑が爽やかな気持ちにさせてくれます。
この部屋は収納スペースが倍の容量。
さらに、この部屋だけの特典。
こんなに広いベランダ付き。事業者さんには確認が必要ですが、テーブルセットを出したり、グリーンを育てたりと様々な用途が考えられそうです。
この風景だけで、周辺の茅ヶ崎の街ののんびりした雰囲気が伝わるのではないでしょうか。
最後に、家の前をもう一度。道路のように見えますが、私有地なのだそう。
自転車やバイクの駐輪が可能です。サーフボード用のキャリアが付いている自転車が5台並んでも問題なし。
ちなみに、一時的な駐車であれば乗用車もOK。常時駐めたいという場合は要相談、とのことです。
さあ、最寄り駅は既に何度も出てきていますがJR・茅ヶ崎駅。
海岸からは意外と離れているからか、駅に海を感じる空気感は殆どありません。
横浜までは約25分、品川までは45分程度と、それぞれ東海道線で一本。タイミングが良ければ渋谷までも湘南新宿ラインで一本です。
シェアハウスの近くには、界隈ではなかなか有名な雑貨屋さんが揃っています。
休みの日には自転車にまたがっての雑貨めぐりも楽しそうです。
周辺の町並みはのんびりしているのですが、車通りは意外と多い方。広くはない歩道を小学生がワイワイと歩いていて、ちょっとヒヤリとするシーンも見られます。車には十分ご注意を。
コチラがお待ちかねの光景。
徒歩なら10分、自転車なら5分もかかりません。
海と言えば"海の家"、という人もいると思いますが、この辺りには夏でも海の家は作られず、穏やかな雰囲気。
サーフィンは年中無休で楽しめるのも人気のポイントかもしれません。
冬の海で波待ちをする人が、平日の昼間でもなかなかの人数にのぼります。なかには、通勤前にひと乗りしてから出勤するサーファーもいるのだそうです。
江ノ島までも自転車で30分掛かるかどうか、という距離。
みんなでレンタカーを借りて、逗子まで波乗りドライブも良さそう。
本気で海を満喫できる生活が、割と手軽に手に入る時代になったんですね。
「Chigasaki Beach Base」を運営しているのは「有限会社ECオフィス」さんです。
主な事業としては不動産コンサルティングを行っている事業者さんです。
奥様は茅ヶ崎生まれ茅ヶ崎育ち、ご自身も一緒に茅ヶ崎在住なのだそうです。この土地の魅力の本質を、よくよく分かっているからこその物件選びだったのかもしれません。
オフィスは銀座の方とのことで、Door to Doorで1時間半。それなりの距離のような気もしますが、「毎日の通勤に時間を費やしてでも茅ヶ崎からは離れるつもりはない」と言いきる惚れ込みようです。
ご自身にサーフィン経験があるわけではないそうですが、サーファーの知り合いに細かなアドバイスを貰い立ち上げた今回のシェアハウス。ただコンセプトで終わらず使う人のことをよく考えた設計には、とても好感を持ちました。
入居者さんの意見もなるべく積極的に取り入れて、使いやすく住み心地の良いものにして行きたいとのこと。家が近く、巡回頻度も多い予定。マメな管理にも期待できそうです。
ずばり、シェアハウスに住みたいサーファーの皆さん。個人的には、そして一部の人にとっては、シェアハウス界のある意味ビッグウェーブではないかと思っています。お問合せはコチラからどうぞ。
波乗りはタイミングの見極めも重要。
憧れの生活を掴むチャンスの波が来たのかもしれません。
テイクオフするかしないかは貴方次第、なんて。
(テルヤ)
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