シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
陽だまりのある大きな家。
とある日の朝のテレビ番組。
身支度を整えながら耳を傾けていたのは、天気予報の話題。
どうやら今年は梅雨入りが早く、例年に比べて雨量も全国的に多くなる見込みだそう。7月上旬にピークを迎えても、その後1ヶ月もジメジメと湿った日々が続くんですって。うーん、困ったものです。
さて、そうなると恋しくなるのが、スカッと晴れた日の太陽の光。
女性には「お肌の敵」などと敬遠されがちな気もしますが、適度に浴びる明るい日差しは、やっぱり爽やかな気持ちにさせてくれます。骨を丈夫にするビタミンDの生成や上質な睡眠を促す体内時計の調整など、健康のためにも明るい日差しは不可欠だと言います。
今回訪れたシェアハウスは「春日ヒルサイドプレイス」。品よく、しかし大胆に広がった吹き抜けからリビングに注がれる柔らかな太陽の日差しが大きな魅力。贅沢な建築に配置された割とプレーンなインテリアは、それはそれで気兼ねがなくて居心地が良い気もします。
なにせ、住まい選びにおける日あたりの大切さを痛感することは今でも少なくないのです。
駅の改札口を出ると、平日にも関わらず多くの若い人でにぎわっていました。どうやらすぐ目の前の東京ドームで、とある男性グループのライブが行われていた模様。
お揃いのTシャツやグッズに身を包んだ人々を横目に、4車線の幅広い国道に沿って歩くこと数分。
見えてきた大きな交差点を曲がってそこからまた少し歩くと、大小様々なマンションやオフィスビルが連なる通りの一角に、目当てのシェアハウスの建物が佇んでいます。
ぽこぽこと角張った曲線を描くファサードと、ちらりと見える屋上のデザインが個性的。
シェアハウスは1−2Fが男性専用で、3−5Fが女性専用のフロア。なお、1Fと3Fの部屋は、現在はIT関連の企業が寮として使用中とのこと。
20191004 正しくは「就活支援」の企業が寮として使用中とのこと。
寮の人たちとも、一緒に共用部を使う形なのだそうです。このあたり、気になる方はどんな様子か現地でよくチェックした方が良いかもしれませんね。
エントランスの扉は、メタリックで重厚なスタイル。
ちなみに右隣のガレージは、普段はシャッターが降りています。
ドアの脇には、シェアハウスのサイン、カメラ付きインターホン、郵便ポストがまとまっています。
扉の鍵はホテルでよくある、閉めたら自動的に鍵がかかるタイプ。締め出されないよう注意が必要です。
さっそく鍵を差し込み、ガチャリとハンドルを回します。
扉を開けると、建物へと続くテラコッタ調のタイルが続いています。
そのまま奥の扉も開いて建物の内部へ足を踏み入れると、目の前に伸びていたのは幅広の廊下。
上階にあがるには、突き当りの階段から。右手奥の廊下の先には専有部が並んでいます。
まず、女性専用フロアから見て行きましょう。
ということで、4Fまで一気に上っていきます。
フロアの鍵はナンバー式のオートロック。
ちょうど取材に伺ったときに取り付け作業が行われていました。
真新しいボタンをポチポチと押してドアノブを引いてみます。
玄関は親しみやすく、すぐに生活に馴染めそうな雰囲気。左手に大きな姿見が付いているのもうれしいポイント。
段差の小さいたたき部分から廊下へ上がって、右手がすぐリビングです。
ドア脇にはもうひとつ靴箱が設けられています。
いくつかの専有部は表の靴箱ではなく、こちらを使用する形です。
それではリビングへ。
カチャリという音とともに開かれた先は、アーチを描く吹き抜けと、さんさんと注がれる太陽の光が実にさわやかな空間。
白を多用した内装も、日差しと相まってどこか品のある雰囲気を醸し出しています。
ソファ、ダイニング、キッチンがゆるやかにゾーニングされていて、それぞれのスペースもゆったりとした広さ。
特に華やかな装飾があるわけではないですが、何かふわっと包み込まれるような贅沢感を感じます。
たっぷりと注がれる太陽の光から朝のシーンがイメージしやすいですが、日が暮れる頃には各所に取り付けられた暖色の照明が、ムードある雰囲気に仕上げてくれることかと。
吹き抜けの間取り自体も素敵ですが,円形を描く天窓のデザインもユニーク。
そこから差し込む光も、すりガラスを通って丸みを帯びたようなやさしい具合。開放感のある高い天井に、気持ちもすっと落ち着きます。
明るさも申し分なく、読書や細かな作業も日中なら自然光だけで足りそう。
聞けば、リビングは床暖房付き。
足元から暖かく、冬場も乾燥することは少ないはず。寒いのが苦手だったり、ひどい冷え性だったりする方にとっては、わりと魅力的な部分になるのかもしれませんね。
入り口付近の壁に設けられた飾り棚の様子。
かわいらしい花瓶やガラス製のオブジェが並んでいます。
空間に余白が多いためか少々コンパクトに見えてしまうTVは、実は大型サイズ。
空間の広さを逆に印象付けるインテリアにもなっているようです。
壁際には共用のPCコーナーも設けられています。
今日の献立のレシピを探したり、東京ドームのイベント情報を探したり。
壁一面の窓は、ブラインドを上げると屋外と一体となったような錯覚を感じます。
窓を開放すれば、心地良い風が吹き込みます。
続いて、ソファの横のダイニングスペース。
6人掛けのテーブルが用意されています。
吹き抜けのスペースがとても明るいせいか、ダイニングスペースはやや落ち着いた雰囲気。
テーブルは幅が広いため、食事やちょっとしたイベントも席数以上の人数で楽しめそうです。
ダイニング側から見たリビングはこんな感じ。
ソファでゆったりとTVを観る人、ダイニングテーブルでご飯を食べながら会話に花を咲かせる人、共用PCで何やら調べ物をする人。
ほどよい距離感でいくつもの生活シーンが自然と共存するためには、実は色々な要件が必要な気がします。一定の広さのある空間が、きっとその基本要件のひとつなのは間違いないはず。うまく活きるといいなと思います。
壁際には、少し背の高いカウンターデスクも。
持ち帰った仕事を片付けたいときや、じっくりと本を読みたいときなど、何か集中したい時に重宝しそうです。
大きな窓の外は、コンパクトなベランダスペース。
外の風にあたりながらくつろげるよう、ちょっとした席が用意されています。
ダイニングからキッチンへ。
キッチンはコの字型のレイアウトで作られています。
カウンターの手前に置かれたテーブルは、お裾分けの料理やお土産を置くのもひとつの使い方。キッチンにはシンクとコンロがひとつずつですが、専有部の数から言えば十分かと。
作業台も大きく取られていて、使い勝手の良さそうな設計になっています。収納量もたっぷりめで、部屋ごとにあらかじめ使える場所が決められています。
共用の食器もたくさん用意されています。
シンクはシャワー水栓付き。
浄水器の吐水口も設置されていて、飲み水としてはもちろん、お米研ぎや炊飯、野菜洗い、味噌汁といった料理の場面で活躍してくれるはずです。
ガスコンロは全部で3口。
IHでは使えない中華鍋や底のまるっこい行平鍋なども問題なく使用できます。料理の幅を広げたいと思うなら、やはりガスコンロが一枚上手かもしれませんね。
ミドルサイズの冷蔵庫は共用で使います。
料理をする機会が多い方や、一週間分のメニューを作り置きしたいという方は、自室にも冷蔵庫は必要かも。
続いて、5Fの水まわりを見て行きましょう。
リビング側の階段から上がっていきます。なお、階段脇のエレベーターは使用不可です。以前のオーナーさんが住んでいた頃の名残なんだそう。
こちらはほぼ真上から見た、4Fのレイアウト。
間取り図を見ているような感じで楽しげです。
5Fの廊下には、専有部ごとに使うことができる収納が設けられています。
収納脇のドアはトイレです。右手に進んだ突き当り付近のドアがバスルーム。
バスルームとの位置関係が良く、シャンプーやタオル等を置いておくのにぴったり。
ただし容器についた水滴などで傷まないよう、水気はしっかりと拭きとってから保管するのがベターです。
トイレはウォシュレット付き。
反対側には手洗い場が設けられています。
ピラミッド型に積まれたトイレットペーパーはなんとも頼もしい姿。見た目はともかく、残量が一目でわかるのは助かります。
脱衣室には洗面台と洗濯機、乾燥機が並びます。
左手がバスルームで、内部の広さと暗示する三枚扉が期待値を上げます。
洗面台はシャワー水栓付き。
お湯も出て、さっと髪を梳かしたい朝の忙しい時間帯には便利そう。
洗濯機と乾燥機はコインランドリーなどでよく見かけるタイプ。
コインの投入口がありますが、無料で使用できます。
洗面台のまわりにはいくつか収納が設けられています。
特にあらかじめ場所が決められているということでもないですが、入居者同士で話し合って均等にスペースを分けるのも有りかもしれませんね。
バスルームは、日が差し込む広くて爽やかな空間。
円形のゆったりとしたバスタブは、ぐっと足を伸ばせる特大サイズ!
これなら、じっくりと充足したバスタイムを過ごせそうです。明るい空間は朝の時間にも気持ちがよさそうですが、忙しい時間帯の長風呂は自粛するのが賢明です。
5Fからバルコニーに出ることができます。
太陽の光を遮るものがなく、天気の良い日には洗濯物もカラッとあっという間に乾きそう。
専有部とは少し距離がありますが、乾燥機を使えないデリケートな衣類や布団などの大物を干すときにちょうど良さそうです。
さて、建物のなかに戻って4Fの専有部へ。
ドアにデザインされたシンプルなルームサイン。
ハンドルに手をかけて、カチャリと開けてみます。
まずは401号室から。
専有部は、白を基調としたシンプルな空間。
ベッドとデスク&チェア、クローゼットが各部屋に備え付けられています。
床はやわらかなカーペット敷き。
多少なりとも足元まわりの防音に役立ってくれることかと。
クローゼットは奥行きもあり、そこそこのボリューム感。
専有部は簡素化が進む最近のシェアハウスとしては、割と備え付けの家具類が充実しているのは特徴でしょうか。実家から出てくる方や、海外との出入りがある方など、身軽な方にはちょうど良いと思います。
403号室は、正方形の間取り。
多少のレイアウトは違えど基本的なスペックはどの部屋も同じです。
それでは続いて、男性専用のフロアを見て行きましょう。
2Fの玄関がこちら。
靴箱は、内部に設けられています。
一段ごとの高さはありませんが、背の高い靴を持っている男性もそこまで多くないかと。わりとここだけで収まるかもしれませんね。
左手の廊下の先がリビングです。
必要な物を必要な数だけ揃えたような、実用寄りのムード。
とは言え、やはり窓も大きく開け放てば気持ち良いはず。
特に懐の深い緑のカウチソファは、実はこの家で一番居心地が良い場所のような気も。
広い座面は、足をゆうゆうと伸ばすことができます。
クリアボックスの収納は専有部ごとに用意されています。
容量はほどほどでも、リビングやキッチンといった各所に収納が用意されているのは、暮らしやすさのためには良いことだと思います。
ロールスクリーンを巻き上げると、こんな感じ。
大きな窓の外は4Fと同じく、弓なりのベランダになっています。
物干し用の器具も備え付けられています。
こちらは廊下の様子。
左手前のドアがキッチンで、奥のドアが水まわり。右手に並ぶのが専有部です。
キッチンは独立しています。
ドアを閉めれば、調理や後片付けの音はかなり軽減できそう。
4Fと同じく、食器類もずらりと豊富。
持ち物が少ない初めてのひとり暮らしでも、気軽にスタートできるはず。
2Fの水まわりは、バスルームとシャワールームが隣同士。
脱衣室が一緒なので、少し使い方に工夫が必要かもしれません。なんにせよ、フレキシブルに対応できる余裕を持った心構えがあると良いかもしれません。
洗面台の脇には、洗濯機と乾燥機が据えられています。
シャワールームにはコイン式の機械が設置されていますが、こちらも無料です。
企業の寮だったときの名残だとか。
バスルームはオーソドックスなタイプ。
コーナーには棚が設けられていて、入浴時にシャンプーなどを仮置きできます。
201号室は、クローゼットがもともと設けられている間取り。
収納ボックスもいくつか用意されていて、インテリアにそこまでこだわらない方であればこれだけで事足りるかも。
204号室はリビング脇に位置しています。
ある程度、音や振動、それから社交性についてキャパシティのある方にオススメです。
ガレージは自転車置き場として使われています。
ちなみに入居者さんの車の駐車については、今のところ考えていないそうです。
自室から出たゴミはこちらのボックスへ。
ゴミの種類ごとにボックスが用意されています。指定の曜日まで溜めておく必要もなく、使い勝手は良さそうです。
最寄り駅は、各線・後楽園駅。
ほかにも、春日駅、飯田橋駅がいずれも充分な徒歩圏。都営三田線、大江戸線、南北線、東西線、有楽町線、JR中央線と、地下鉄を中心に多くの鉄道が走り入れ、アクセスという点では抜群に便利なエリアです。
後楽園駅付近には、東京ドームや巨大スパなど、エンタテイメントの施設が豊富。渋谷や新宿に近いにぎわいぶりです。
駅出口も商業ビル内のため仕事帰りの買い物もしやすく、日々の生活にも便利。一方でシェアハウスのあたりは閑静な住宅街のようでもありと、なかなか魅力的な環境だと思います。
「春日ヒルサイドプレイス」を運営するのは、株式会社不動産鑑定ブレインズさん。
不動産の鑑定やコンサルティングを行っている事業者さんで、今回のシェアハウスが2つめとなります。
コンサルティングの基本は、相手の立場に立ち、相手の求めていることを十分理解することだそうで、その経験やノウハウをシェアハウスにもだいぶ活かしているそうです。
優しい雰囲気の方で、ちょっとしたお願いや相談もしやすいのではないでしょうか。
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朝、太陽の光を浴びると目覚めが良くなるそうです。
目覚めが良ければ、一日のモチベーションもグンと上がるはず。
何かと億劫に思いがちな朝もどこか待ち遠しく感じられるようになれば、毎日を楽しく過ごすことができそうですね。
(ソン)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?