シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2019年12月より物件名が「ARDEN津田沼EAST」へ変更されています。
自然に楽しむことが、きっと一番の近道。
最近、ひしひしとプレッシャーが増しているような気がします。
遠い将来の夢とか、自分の可能性を広げるとか、そんな生ぬるい範疇はじりじりと越え、いつの間にか「そろそろマズイような…」の領域にひっそりと忍び寄ってきている。そんな気配を感じるのです。
そう、英語の話です。
だけど実際問題、語学は言うなればスポーツのようなもの。結局は気が遠くなるほど繰り返し使って使って身につけるしかないような気がします。でも、そのための環境と言えば、およそ留学や英会話教室ぐらい。
レッスンの種類などで異なりますが、大手英会話教室の月々の月謝はだいたい1〜3万円ほどだとか。短期の語学留学となれば当然もっとまとまった額が必要になりますし、1,2週間どっぷり浸かったからと言って、それで学習が完了するわけもなく…
そして費用以上に、社会人にとっては時間の捻出こそが大問題。おいそれと会社を辞めて海外へ渡航するには、それなりの覚悟が必要でしょう。「デキテアタリマエ」的な時代がやってきそうな体感値の割に、カジュアルに英語が学べる環境はまだまだ日本には少ないようです。
ただ、そこにひとつ加えさせて頂くとすれば、昨今増えてきた「英語が話せるシェアハウス」は選び方と使い方次第でしっかりと効果が期待できる選択肢だと思います。
今回は、そんな英会話系シェアハウスのなかでも早くから積極的な展開がされてきたシリーズのひとつ、「ARDEN津田沼EAST」です。
定期的に開催されるネイティブ・スピーカーを交えたアクティビティに加え、日常生活のなかで英会話に触れ続ける環境が実現するのは、楽しく実践的に語学力を身につけるライフスタイル。生活の一部に組み込まれることから、費用面、時間作りの面、そして精神的な面でも持続しやすいはず。
目標とするレベルが身につくまで、絶対に引っ越さないぞ!なんて最初に気合を入れてみると効果が大きいのではないでしょうか。
私見では、これからの日本の英会話習得のスタンダードな選択肢に加わりうるポテンシャルを秘めている気もする「英語が話せるシェアハウス」。さっそく見て行きたいと思います。
駅前周辺は、大手のショッピングセンターや生活用品のチェーン店が軒を連ねる活気のある雰囲気。大通り沿いにしばらく歩くと、ひとつの交差点を境に建物の背の高さが一段低くなります。
駅前の賑わいに比べると、だいぶ落ち着いた空気感。
その住宅街の一角に、今回のシェアハウスが佇んでいます。
建物は淡い2トーンの色合いで、かわいらしい雰囲気の仕立て。
玄関前には目隠しのルーバー状の塀が設けられています。
玄関前にしっかりと取り付けられた庇のおかげで、雨の日も使い勝手が良さそうです。
玄関脇には集合ポストが設置されています。
外壁に掛けられたシェアハウスのサイン。
辞書をひいてみると、ARDENとはイングランド中部にある森林地帯のことなんだそう。
こちらは玄関ドアの様子。
淡い色合いの外壁に、濃いめの赤がオシャレな差し色になっています。
ドアの鍵はデジタルのナンバー式。
それでは内部に足を踏み入れてみます。
ピピピッと。
ドアを引くと玄関の広がりのある空間が目に入ります。
ウッディであたたかみのある第一印象。
帰宅時にホッとさせてくれそうです。
ドア脇の靴箱は碁盤のような、シンプルなデザイン。
グッと押しこむと扉が開くタイプです。
ひとり当たり、扉1枚分を使用することができます。
棚の高さは可変でブーツ類を入れておくこともできますが、そうなると収納量はわりと控えめに。背の高いものは専有部に、低いものはこちらの靴箱で保管するのが無難そうです。
玄関を上がり、進んだ先の廊下もワイドな幅感。
動線の余裕が、日々の生活にゆとりをもたらしてくれそうです。
正面のドアの先がリビング。
すりガラスからおぼろげに見える空間に期待を寄せつつ、ハンドルをガチャリ。
リビングのテーマは、ずばり「ジブリ」なのだそう。
たしかに石壁のような仕上げ、柔らかな色合いのトーン、レトロなインテリアは「天空の城ラピュタ」「ハウルの動く城」、もしくは「魔女の宅急便」あたりに出てきそうな雰囲気にも思えます。
ジブリ大好きの身としてはこれだけでも少し興奮してしまうのですが、そこを抜きにしてもオシャレで馴染みやすそうなテイストです。
ソファスペースとダイニングは、ゆるやかにゾーニングされています。
爽やかな陽射しを受けるダイニングテーブルは6人掛け。
テーブルには仕掛けがあり、さらに大きく拡げることもできるとか。パーティーなどはもちろん、定期的に開催される英会話のアクティビティでも活躍しそうです。
木製でありながら艶のある質感は、どんなテーブルウェアとも相性が良いはず。手塩にかけた料理をいっそう引き立ててくれるかもしれませんね。
写真とは異なりますが、窓の外はサンルーム的な空間に生まれ変わっています。
ウッドデッキには共用の棚も設けられており、ロッキングチェアに揺られながら洋書や英字新聞をじっくりと読みふけるなんてこともできそうです。
再びリビングに目線を戻し、腰がすっと収まるふかふかのスリーシーターのソファへ。
サイズも幅広で、大柄な欧米の方と並んで座っても余裕があるはず。
ちょこんとお辞儀をしているようなかわいらしいフロアライトや、アクセントのグリーン、さまざまなアイテムが遊び心のある空間を作り上げています。
ライティングレールに吊るされたランプは金平糖のよう。
センターテーブルやサイドテーブル、ラグなどのバランスも良い感じ。飾り棚を兼ねたTVボードに収まるTVも大型サイズです。
英会話学習というコンテンツもさることながら、リビングの空間だけでも充分にポイントは高めかと。
TVには本格的なスピーカーも用意されています。
さて、今回のシェアハウスのポイントは、なんと言っても英会話アクティビティ。
月に2回の開催で、日程は入居者さんのリクエスト制です。当日は指定されたネイティブの方がやって来て、2時間ほど英語漬けの時間を過ごすそうです。
アクティビティの内容は実践的なフリートーキングをベースに、キッチンで肉じゃがを作ったり、カラオケに行って洋楽を歌ったり、近くの施設でボルダリングに挑戦したり、そういったことを英語で話しながら楽しむというもの。
言ってしまえば、体で体感しながら覚えていくというスタイルは、いわゆる英会話教室よりも変化に富んでいて飽きないかもしれません。
日本料理のレシピをネイティブの方へ教えるときなんて、どっちが講師だがわからない面白い状況になるかもしれません。きちんとした文章を話せなくとも「you、potato、cut」みたいな単語だけでも、まずは会話はできるはず。
使う機会があることが語学の学習を楽しむことにつながることでしょうし、ありがちな英会話への抵抗感も徐々に和らいでいくかもしれません。そしてまさに、それが事業者さんの狙いでもあるそうです。
曰く、クラス分けができない場では単にフリートーキングだけでは実力の差が出てしまいやすく、特に初級者の方々が萎縮してしまうことが多々あるのだとか。
だからこそ英会話の内容にとらわれない、体で覚えるようなカジュアルなやり方が必要だそう。ここでは、シェアハウスならではの方法でそれを可能にしているということだそうです。
英語の実力よりも、まず求められるのはやる気と行動力ということですね。
少々長くなってきましたが、続いてキッチンへ。
リビングと付かず離れずの、使いやすそうなポジション。
収納や作業台などが、スペースを余すことなくコンパクトにまとまっています。
カウンターは、リビング側の面も収納スペース。
奥まで回りこまずに、コップなどを取り出せるのは便利そうです。
ペニンシュラ型のキッチンはオーソドックスな設計。
シンクには浄水用の水栓も。
さっと飲める飲料水としてはもちろん、野菜を洗ったり、お米を炊いたりするときにも重宝しそうです。
ガスコンロは3口タイプ。
鍋類、調理器具はキッチンの下に収納されています。
奥から見るとこんな感じ。
電子レンジはオーブン機能を備えたもの。ちなみに海外の方はオーブンの使用頻度が高いらしく、こういった設備が大きな入居のポイントになるのだとか。
炊飯器も用意されていますが、炊きっぱなしは禁止。基本的には食べ切りか、各自冷凍庫などで保管する形になります。
なお、冷蔵庫を含めた多くの収納は特に部屋ごとにスペースが仕切られているわけではないようです。その分、入居者同士の話し合いを多く設けているそうで、そこから各自の使い方を決めていくのだそう。
この辺りの管理スタイルは人によって好みが別れるところですが、収納を必要とする人とそうでない人のスペースをフレキシブルに区分できる方法のひとつではあるかもしれませんね。
とはいうものの、最低限の専用の収納スペースは備えられています。
冷蔵庫の表は掲示板代わり。
イベントカレンダーや掃除当番表が貼られていて、特に掃除当番表は見逃しがないように定期的にチェックする習慣を身につけたいところ。
水まわりは廊下にひとまとまり。
左手のドアとその隣がシャワールーム。洗濯機脇のドアはバスタブ付きの浴室です。
シャワールームの脱衣室には、バスタオルや着替えを仮置きできるバスケットが置かれています。
シャワールームは正面にいくつかハンドルが並び、なんだかコックピットのよう。
ちなみに全身ミストシャワー付きで、冬場でもすぐに芯から温まることができる高級機だそう。
もうひとつのシャワールームは、シンプルなタイプ。
脱衣室にはバスタオルを掛けたりできる便利な尻尾がちょこんと。
バスルームの手前には、洗濯機&乾燥機と洗面台。
洗面台はシャワー水栓付き。朝のラッシュ帯でもさっと髪を梳かしつけられそうです。
洗濯機は無料ですが、乾燥機は有料です。
30分100円ですが、屋外に物干し用のスペースも設けられています。
バスタブ付きの浴室は、明るくポップな色調。
どこか家庭的な雰囲気です。
バスタブ付きの浴室は、やはり1つだけでもあると良いものです。
1Fの専有部は1室だけです。
ということで、まずは101号室から。
101号室は水まわり設備のそばにある専有部。
二面採光で、窓を開け放てば風通しも良さそうです。
どの部屋も同じようなテイストですが、間取りや窓の数でそれぞれ異なる表情に。
収納はクローゼットタイプのもの。
隣にはシューズラックとしても使えそうな棚が備え付けられています。
2Fへは、防音性の高そうなスチールドアの奥の階段から上っていきます。
階段のふもとにしつらえたドアはトイレ。
ウォシュレット付きです。
こちらは2Fの階段ホール。
フロアごとの階段部と居住部の間には、スチール製の防火扉が設置されています。
いたるところにペーストされたウォールステッカーも、どこか映画のワンシーンを見ているようでキュート。
赤いリボンをかけた黒猫と小鳥の物語。続きが気になります。
2、3Fはほぼ同じ間取りとなっています。
廊下の片側に洗濯機と洗面台が二つ、それとトイレが設けられています。反対側に並ぶドアが専有部です。
スイッチパネルに佇む大きめの鳥。
こういった細かい部分が、結構凝ってます。
ルームサインは木目調のデザイン。
201号室も二面採光の部屋となっています。
壁の一部は淡い青。部屋によってカラーが異なります。
とはいえそこまで自己主張は強くなく、どのようなスタイルでも自然と溶け込む感じ。
照明は調光機能付き。
スリープタイマーは寝る前の読書が好きな方にとっては使い勝手が良いはず。電気を消す手間が省けるだけでなく、読書に熱中しすぎてついつい夜更かししてしまうのを防止する効果も期待できそう。
205号室の窓の向きは南と東。
窓の外は抜けた風景が広がり、日当たりも抜群。
ペアガラスの窓は、断熱効果・結露防止に役立つ設備です。
防音効果もあると思いますが、建物の前の通りは車の交通量が少し多めのよう。
多少は音に対して寛容なタイプの方が良いかもしれませんね。
3Fの302号室がこちら。
専有部のほとんどはだいたい6畳ほどですが、この部屋はほんの少しだけ広めの間取りです。
薄紅色のクロスはフェミニンな印象。
女性の方に好まれそうな雰囲気です。
備え付けのデスクは引き出し付き。
文房具やアクセサリー、秘密の日記帳なんかもここにどうでしょうか。
コンセントパネルにはTV端子やLAN端子などがまとまっています。
さて、もうひとつ階段を上がった先は屋上へつながっています。
ここには遊び相手の小鳥がいなくなったのか、少し寂しげな表情の黒猫が。
屋上の一部には人工芝が敷かれています。
天気が良い日は、ゴロリと横になって日向ぼっこなんてどうでしょう。
屋上ならではの空の広さを十二分に楽しめそうです。
重し代わりの敷石は、ひとつだけハートマーク。
小粋な遊び心です。
こちらは屋上から見た景色。
遠くまで見晴らしの良い眺めが続いています。
自転車置き場は物干し場を兼ねています。
屋根付きということもあって、夕立が気になる夏の季節でも安心。
都心からは少し距離がありますが、ポイントはズバリ、東京メトロ東西線直通運転の始発駅ということ。
これ、都心に通う社会人にとってはわりと評価しても良い部分ではないでしょうか。総武線では乗り換えなしで新宿駅まで約45分、秋葉原駅まで約33分。快速が止まるため、意外に都心が近く感じられそうです。
もちろん、千葉エリアの中でもかなりアクセスの良い立地。習志野市と船橋市にまたがるこの地域は、大学や専門学校などの学生も多く集まる活気のあるエリア。
駅前は大手商業施設が並ぶ充実した環境です。特にイオンは食料品と医薬品フロアが24時間営業していて、遅い時間に帰ってきたときにはかなり重宝しそうですね。
シェアハウスを運営するのは、「株式会社シェアスタイル」さん。
いち早く英会話に注力したコンセプトに着目し、すでにいくつものシェアハウスを手がけています。
日本にいながら英会話を積極的に身に付けられる空間を作りたいという想いをもとに、今ではトライ&エラーから積み上げてきたさまざまなノウハウをお持ちです。
それぞれのシェアハウスの現場を担当するスタッフさんがいて、英会話アクティビティのマネジメントも掛け持ちされています。とてもフレンドリーな雰囲気で、相談ごとも聞いてくれそう。
アクティビティに関しても改善点などあればぜひ意見が欲しいとのことだったので、そういった部分で一緒に企画を作り上げていく楽しみもありそうです。
ハードの部分でも住まいの品質を保ちつつ、リーズナブルな賃料で提供することを目指しているとのこと。そのかわり、家の中の清掃や例えばゆるくなった椅子の脚の修理など、日々の管理を入居者自身で担う必要がある面も多くあります。
運営面では、割りと規約類はしっかりめ。特に海外の方が入居されるときは事前に何度も話し合っているそうです。しっかりとした枠組みを作りつつ、入居者自身でできることは入居者に任せていくといったイメージのよう。
レベルを問わず英会話のスキルを高めたいと思っている方、定期的に英語に向き合う環境が欲しいと思っている方、コチラからお問合せを。
なお、アクティビティで来訪する英語の先生だけでなく、入居者も2,3割程度は外国の方で維持できるように取り組んでいるとか。
講師と生徒の縦の関係だけではなく、入居者同士の横のつながり。
様々な文化に触れる体験も、やはりとても刺激的なはず。
(ソン)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?