シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2022年7月より物件名が「グローバルショア レールサイド 川崎」へ、運営事業者が「ジェットコネクト株式会社」さんへ変更されています。
空が似合う、広場のような家。
駅の改札を出て路上に出ると、強烈な陽射しに思わず目を細めてしまいました。
夏が、梅雨を飛び越えてやってきた。そんな気分になった5月下旬。
駅前にならぶ飲食店の青や黄色の看板や、やがて現れる通りの植栽を鮮やかに照らす夏の太陽には、街の色を白飛びさせる強引さ、止まらぬ勢いのようなものを感じます。
でも一方で、夏の太陽は濃い青で大きな空を染め上げます。
プールのような真っ青な空と、点々と浮かぶマシュマロのような雲を見ていると、汗ダラダラの地上の喧騒も忘れてしまいそう。
今回のシェアハウス探検隊は、「シェアヴィレッジ 川崎」。
自慢は、屋上とバルコニーの広さ。近隣の工業地帯を一望できる屋上は、夜になると夜景の名スポットに早変わりします。他にも、開放的なラウンジ、人口芝の敷かれたプレイルームにシアタールームなど、見どころは各所に。
肩肘張らず気兼ねなく使えそうなラフな雰囲気も魅力かな、と思いました。
駅から徒歩9分ほど。
こぢんまりとした戸建て住宅が並ぶ街は、遠くに鉄道の車両庫や工場のシルエットがちらほら映る、割とイメージ通りの川崎らしい環境です。
そんな遠い景色の印象とは裏腹に、「シェアヴィレッジ 川崎」が建つのは静かで落ち着きのある通りの一角。
ゴツゴツとした外観にタイル張りのエントランス。なかなか渋いテイストの組み合わせですが、逆にD.I.Y.を誘うような潜在力を纏っているようにも感じます。
ガラスのエントランス扉を開けると、目の前にはモザイク状のPタイルが敷き詰められた幅広のホールが広がります。
正面の赤くペイントされた壁がアクセント。
役割がぼんやりとしがちな場合も少なくないエントランスホールですが、実はラウンジの正面という位置に観葉植物やインフォメーション・ボード、カフェテーブルが配置されることで、上手に活用されているように思えます。
ちょうど、スタバのテラス席のような感覚でしょうか。
テーブルにちょっと腰掛けたい、でもラウンジほどホーム感はいらない、なんて気分のときに重宝しそう。案外、使い勝手のいいスペースになるのかもしれません。
靴箱はエントランスの土間から直接アクセスできます。
ビジネスシューズとスニーカーを 1足ずつ収納するとピッタリくらいの容量です。デイリーユースの靴以外は自室の靴箱で管理することとなりそうです。
先ほどのテラス席の左手には、大きなガラスのスライドドア。
ガラスの奥は、ラウンジです。
窓からサンサンと陽が入り込む、明るくて気持ちのいい空間。
もちろん空間もたっぷり大きいのですが、不思議と床の広さや天井の高さといった空間的制約とは、また違った種類の開放感があります。
例えるなら、好きなものを詰め込んだ大きなハコ。間取りがシンプルで広さにも余裕があるため、家具のレイアウトも無理がなく、状況の変化に応じてレイアウトも変えられる自由度の高さを感じさせます。
この変化を匂わせる独特の開放感が、メンタル面でゆとりを持たせているのだと思います。
ソファスペースには、大きなカウチソファを採用。懐も深く、大柄な人でも安心してくつろげそう。
ソファテーブルには、共用のiPad。
テレビで見かけたレストランをネットで検索、といった具合に活躍することが多そうですね。
ラウンジの奥には、カラフルなチェアが並ぶダイニングスペースがあります。
赤、みどり、黒、白。チェアはどれもビビッドカラーです。
うるさくなりがちな配色ですが、空間全体を見ると陰影のあるフローリングの効果もあって、良い塩梅に一体感が生まれています。
テーブルは大・中・小のサイズ展開。
いざとなれば、テーブルを移動させてスペースを空けることも、テーブルを並べて大きなテーブルを作ることも可能。イベントごとでは色々な姿を見せてくれそうです。
窓際にはダーツマシンが設置されています。プレイルームでなく、ダイニングにダーツマシンって、実は新鮮な組み合わせのような気がします。
食材の買い出しやパーティの後片付けなど、些細なことを楽しいイベントに変える、秘密兵器になるかもしれません。
カウンターテーブルも設置されています。赤い壁の向こう側はキッチンです。
それでは、キッチンへ足をのばします。
キッチンは、立派なファミリータイプを4台組み合わせたペニンシュラ型です。
シンク・作業場・コンロが綺麗に並ぶ配置は「洗う・切る・加熱する」の各工程がスムーズに進みそう。
コンロは3口でグリル付き。毎日自炊する方も不便なく使えるスペックかと。
炊飯器や電子レンジなどの使用頻度の高いキッチン家電は数も多めに用意されています。
パン焼き機やホットプレートなど、あると嬉しいラインナップも。
最近、見かける頻度も多くなってきた高性能キッチン家電の代名詞、ヘルシオも用意されています。
続いて、シアタールームへ向かいます。
シアタールームは、キッチンの角にあるドアを開けて、廊下をまっすぐ進んだ先。
廊下の壁の窓からは、ラウンジの様子が伺えます。
人の気配は感じるけれど、お互いに干渉はしない。付かず離れず、気が向いたら声を掛けようかな、なんて具合の心地よい距離感。よくできてます。
シアタールームはこんな感じ。黒くペイントされた天井で、空間がピリッと引き締まります。
映画の鑑賞スタイルも臨機応変に。ソファに腰掛けるも良し、ビーズソファにごろんとくるまるも良し。ローテーブルも置かれているため、飲み物などの置き場に困ることもなさそうです。
窓や壁には、「007」や「七人の侍」など往年の名作のポスターがずらり。
全米が泣いた最新のスペクタクル超大作も良いですが、たまには歴史に名を残すムービースターの演技を堪能してみるのも良いのでは。
それでは、2Fへ向かいます。
階段を上ると待ち受けるのは、卓球台やハンモックが集まる、DIY感漂う多目的ルーム。
まず気になるのは、やはり人工芝エリア。
ハンモック、エクササイズマシーン、傍らにはベンチ。
ゆっくりしたいのか、汗をかきたいのか微妙なところですが、人工芝とDIY感が醸し出す面白げなムードは「これはこれで良いのだ」という奇妙な説得力があります。
不思議ゾーンの傍らには、座布団とローテーブルが置かれた芝の座敷スペース。なんだか、「特に目的はないけど、とりあえずTVを見ようかな」という人が集まることになる気もしてきました。
だってほら、座敷スペースからすぐ手の届く場所には、電気ケトルまで。
TVを見はじめる前に、水を入れてスイッチオン。これで席を立たずとも紅茶やコーヒーを飲みながらTVタイムを満喫できるというわけで、いたれりつくせり。
すぐ脇には、いつでもプレイ可能な卓球エリアまで設けられています。TVを見ている最中に、無性に卓球がしたくなっても大丈夫。
結局のところ、お風呂あがりにホカホカした状態で立ち寄るのがいい気がします。なんだかんだ言って、楽しめそうです。
それでは、水まわり設備を見ていきます。
2Fから4Fの各フロアには、男女それぞれの水まわり設備が設けられています。
こちらは女性専用のシャワールーム・トイレ・洗面台が集約された水まわり設備。
奥のドアがシャワールーム、手前のドア2つがトイレです。
シャワールームには、しっかり脱衣室が設けられています。脱衣カゴも大きく、使い勝手は良いかと。
男性専用の水まわり設備はこんな感じ。
トイレは1室ですが、シャワールーム、洗面台ともに女性専用スペースのものと同様です。
廊下の一角には、ミニキッチンとランドリーが設けられています。
こちらは、1Fの水まわり設備。
2F〜4Fの水まわり設備と違い、こちらは男女共用のスペース。洗面台もランドリーも数に余裕があります。
各フロアの最寄りの水まわり設備が混み合っているときは、1Fに降りればなんとかなりそうです。
突き当たりには、女性専用のバスルームがあります。
男性用のバスルームはありません。男性諸君は残念ながら…ですが、レディーファーストということでココはひとつ我慢です。
トイレは男女別。それぞれ、ウォシュレット・暖房便座機能付きです。
言わずもがな、「M」が男性、「W」が女性。サインはステンシルでペイントされています。
では、4Fの階段を上がって、お待ちかねの屋上へ。
ぐるりと360°、遮る建物もなく見晴らしは二重丸。L字の空間が、屋上の広さをさらに引き立てます。
屋上に置かれたデッキテーブル&スツールは折りたたみ式。普段は、畳んで建物内で保管するとのこと。強風で飛びますから、大事です。
テーブルとスツールはそれほど重くもなく、女性ひとりでも簡単に移動や組み立てができます。
天気が良い日に、さっとテーブルを広げてランチしても良いかも。ヨガやBBQでも役に立ちそうです。
屋上からは、近隣の工業地帯を一望できます。
聞くところでは工場の明かりは、夜になると日中の剛健なイメージが嘘に思えるほどロマンチックに輝くそうです。
溶けるように暑い夏の日も、夜になれば心地よい風がふーっと通り抜けます。浴衣に着替えて、夜景を見ながらビールで乾杯。贅沢な夜を満喫できそうです。
最後に部屋を見ていきます。
こちらは101号室。玄関部分を除いた広さは6畳ほど。
1Fですが、南窓から陽がふんだんに入り込みます。
棚、押し入れ、扉付き収納、玄関脇には靴箱もありと収納スペースはかなり余裕のある作りです。
ワンルームで長年ひとり暮らししている方でも、大型の家具以外は荷物を処分する必要もないかも。
大体のモノを収納スペースに収められることで、掃除がしやすい、整理整頓がしやすい、などのメリットも出てきそうですね。
こちらは、305号室。
間取りは101号室と同じですが、真っ白な壁と、青のドア&カーテンの演出もあってか、明るく爽やかな印象を受けます。
実は、部屋ごとにイメージカラーが異なります。
イメージカラーに合わせて、壁やドアも少しずつ変化をつけたのだそうです。
各部屋には2ドアの冷蔵庫が用意されています。
つづいて、こちらは304号室。
オレンジを基調とした、ほんわりとしたテイストの仕上がりです。
間取りは305号室同様、101号室と同じです。
2Fより上階の部屋には、全室ベランダが設けられています。
104号室は、ちょっと変わった間取りになっています。
もともとは壁で仕切られた2つの部屋だったのだそうです。
収納スペースもふた間分あって使いやすそう。寝室と書斎に分けて使っても良さそうですね。
テーマカラーは緑。壁は、淡くやわらかい印象の萌黄色です。
ちなみに、部屋の鍵はナンバー式ロックが採用されています。
最寄り駅は、京急大師線・小島新田駅です。
小島新田駅は、大師線の始発駅。すこし頃合いを見れば、確実に座って通勤できるのは意外と大事なメリット。
川崎駅まで16分、川崎乗り換えで品川まで28分、横浜まで23分ほど。都内へも横浜方面へも容易にアクセスできる、なかなかの好立地です。
また、勤め先が川崎駅周辺であれば、シェアハウスの近くから出ている川崎駅前行きのバスを利用するのも、ひとつの手かと思います。
シェアハウスの周辺は、落ち着いた住宅街。近くには公園もあり、のどかな時間が流れています。
また、スーパーやコンビニまで徒歩5分ほど、大型スーパー「コストコ」も徒歩圏内。日用品の調達には困ることはありません。つい買い物しすぎないように注意したほうが良いかも。
運営・管理は、「株式会社メイショウエステート」さんです。
京急沿線を中心に賃貸管理とシェアハウスの運営を行う不動産屋さんです。
2008年にオープンした「nouvelle vague 京急蒲田」から6年。運営・管理に携わるシェアハウスは2014年6月現在で15件まで増えました。時間とともに、急がず焦らず着実に積み重ねられた経験値は、頼りがいもあるのではないでしょうか。最近のメイショウさんは、すっかりそんな安定感のある印象です。
今回の「シェアヴィレッジ 川崎」は、これまでに手がけた物件の中でも最大規模だそうです。おそらく、社内では大プロジェクトだったはず。
水まわり設備・キッチン・専有部の収納スペースなどの生活の基盤となる設備を抜け目なくしっかりと押さえた設計は、これまでの経験の蓄積がにじみ出るよう。
運営管理の担当さんも若く、気兼ねなく相談に乗ってくれそうな雰囲気。京急沿線に住んだことのない方は、オススメのスポットを聞いてみるのもいいかも。
川崎、横浜方面、都内へのアクセスに困らず、開放感のある日常を求めている。そんな方は、こちらからお問合せを。
ぼーっと空を眺めていると、いつのまにか童心に戻っているときがあります。
おとなになりたい。子どもの頃に戻りたい。そんなときは、空を見上げてタイムスリップ。
大きな空が近くにあると、それだけで少し強くなれるような気がします。
(イシクラ)
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