シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
これからは、もっとたくさんの思い出が生まれる。
小さいころ、すこし変わった建物で暮らしていました。
かなり年季が入ってはいたものの、見た目はいたって普通の3F建てアパート。ユニークな点は、町内会的な組合の事務所がドッキングしていたこと。普段は職員さんたちが使っていたその事務所では、あまり使われていない部屋やキッチンをアパートと地域の住人にフリースペースとして開放していたのでした。
週末になると、住人のおばちゃんたちの楽器サークルの演奏が聞こえてきたり、事務所の備品のようになっていた七輪を屋上に持ち込んで、地域の人たちも交えて焼き肉を楽しんだり。
さらに、アパートの前には自由に使える広場がありました。
広場では、となりの部屋に住む友だちとサッカーボールを追いかけたり、缶蹴りや昆虫採集に夢中になったり。夕飯どきになると聞こえてくる、3Fから呼ぶ母の声が終了の合図。アパートに戻って、友だちとは廊下でバイバイ。そんな毎日でした。
両親が仕事などでいないとき、おとなりの家族に面倒を見てもらっていたことも、いい思い出です。 当時はあたり前の出来事でしたが、今思うとなんて贅沢な環境だったのかなと。
実は、ファミリー向けシェアハウスの「溝の口ガーデンレジデンス」をはじめて訪れたとき、当時のそんな思い出がほんのりとよみがえりました。
キッチンを備えたコモンルームからはじまる、住人たちのゆるやかな関係。お隣さんと気軽に「おはよう」と挨拶ができる、暮らしの距離感。子どもたちの格好の遊び場になりそうな、芝生の中庭。
そのひとつひとつが、どこかあのアパートと重なって見えたのかもしれません。
おたがいのプライバシーをきちんと大切にしている空気感も、心地よさそう。あたりまえの家族の空間に添えられた、柔軟な過ごしかたを受けとめるもうひとつの空間。
共用部がクッションとなって生まれるほどよい関係は、子どもだけではなく、大人にとっても魅力的なものになりそうです。
最寄り駅は、川崎市内でも有数の商業エリア、溝の口駅。
シェアハウスまでの道のりには駅前の大通りを通るルートもありますが、今回はちょっとディープな商店街を抜けて向かってみました。昔ながらの八百屋さんや書店に加え、いい感じの焼き鳥屋さんなどが並び、単身者やお父さん方が帰りがけにちょっと立ち寄りたくなる良い意味で庶民的な雰囲気。
商店街を抜けると、駅前から続く大通りに再び合流。そこからすこし進んだ道路沿いに、今回のシェアハウスがあります。
2F建ての建物は、コの字型のモダンなつくり。オフホワイトの外壁が上品な佇まいです。
エントランスは、やや背の高い塀に守られるようにひっそりと。
ゆるやかなステップを上がった先に、オートロックの小ぶりなドアが構えられています。
すぐ脇にあるシェアハウスのサインはシンプルなデザイン。
品の良さを感じさせます。
サインの脇には集合ポストが設けられています。郵便などの配達員は内部まで入らず、ここで投函するかたち。
さっそく、敷地内に足を踏み入れたいと思います。
インターホンのパネルの鍵穴にキーを差し込んで、ガチャリ。
扉を開けてまず出迎えてくれるのは、芝生の敷かれた開放的な中庭。
もちろん、芝生に足を踏み入れることもできます。
写真は冬のものですが、夏には一面に緑が広がっているはずです。
シックな趣のアプローチとその先に続くオープンテラスは、斜めに切り取られた大胆な設計。
天気の良い日には、ついつい公園気分で中庭に出てみたくなりそうです。
中庭は、子どもたちが遊ぶにも充分な広さがあります。
芝生の上で転げまわったり、おもちゃのお皿やコップでおままごとをしたり。
親の視点で見ても、たとえば仕事が早く終わって早く帰宅できたとき、この中庭でそんな光景が出迎えてくれたら。
「あっ!パパ、おかえり!」と、子どもたちが駆けよってきたりして。
繰り返されるあたり前の会話ひとつでも、1日の疲れがすこしだけ軽くなってしまう。そんな素敵な瞬間のある暮らし、良いと思います。
中庭に用意された、カフェテーブルと一組のチェア。
中庭で遊ぶ子どもたちを見守りながら、おしゃべりに興じるママたちの姿が目に浮かびます。パパたちは、週末に備え付けのバーベキューコンロを持ちだして自宅ビアガーデンを楽しんでみるのはどうでしょう。
子どもだけではなく大人にとっても、中庭はたくさんの過ごしかたを生み出す大きな可能性を秘めているおではないでしょうか。
日が暮れると、ところどころに点在したスポットライトに明かりが灯ります。
爽やかな日中の眺めは一転して、しっとりとした雰囲気に。
中庭に面したガラス張りの空間は、入居者が自由に使うことができる共用のコモンルーム。
入口は、このガラスのドアです。
大きな窓が並び、中庭から内部を伺うことができます。
ナンバー式のオートロックは、入居者全員に番号が共有されています。
コモンルームは、ダイニングテーブル、ソファゾーン、キッチン、ライブラリコーナーが、ゆるやかにゾーニングされた空間。
寄木張りのフローリングは、ふぞろいな色合いが独特の柔らかさを感じさせます。広さは47平米。1家族の暮らしもすっぽり収まる空間が専有部のほかに用意されているのは、やはり贅沢です。
ゆったりしたソファは、スリーシーターとワンシーターがひとつずつ。
共用のTVではスポーツ観戦や映画鑑賞のほか、子ども同士で自由にアニメやゲームを楽しむこともできそう。
もちろん共用の空間ですから、子どもたちにはしっかりルールやマナーを伝えておく必要があるはず。でも、そんな部分も良い社会経験になるのではないでしょうか。
壁掛け時計は、どこかのドーナツ屋さんで見かけたようなかたち。
午後3時のおやつの時間が、よく似合いそうです。
ふり返ると大きなガラス越しに、中庭の柔らかな陽射しがさし込んでいます。
屋外との一体感を楽しめる、開放的な空間です。
8脚の椅子がかこむ、幅広のダイニングテーブル。
裏の倉庫には、ほかにスタッキングチェアも用意されています。
シャッとカーテンを引けば、ほどよい目隠しに。
外から差し込む光を和らげてくる効果もあるため、じっくり映画などを鑑賞したいときにもちょうど良さそう。
ウッディな色合いが多いなかで、おおぶりのグリーンが効果的なさし色。
たっぷり太陽の光を浴びて、葉色もつやつや。
コモンルームを確実に使いたい時は、黒板にスケジュールを記入しておけばOK。
利用は夜9時までと決まっていますが、基本的に自由に出入りが可能。ただ、入居者以外の友人を招いてのパーティーやちょっとした食事会など、貸し切って使用する場合は、かならず事前に予約が必要です。
かわいらしい牛のぬいぐるみ。
見た目よりもしっかりとしたつくり。小さな子どもなら、乗っても平気かもしれません。テンガロンハットをかぶせれば、気分はまさにロデオ・カウボーイ。
壁の一角に設けられているのは、ライブラリコーナー。
オススメの本や、子どもが成長して不要になった本を並べるのもOKです。
雑誌や料理本のほか、子どもたちが楽しめる絵本も置いてあります。
壁際のカウンターデスクは読書のほか、ちょっとした作業などで集中したいときに重宝しそうなスポット。
子どもたちにとっては、毎日の宿題はもちろん、一緒に夏休みの課題や図画工作に取り組むのも、ひとつの手。ひとりで机に向かうより、気分が乗るかもしれません。
年下の子どもに教えてあげるのも、きっと良い成長につながるはずです。
続くキッチンは、リビングとひと続きになっています。
ちょっとしたパーティーなどの利用も多くなりそうですが、充分な設備を備えたキッチンは本格的な調理も可能。
ダウンライトが落ち着いた雰囲気。スペースも広めで、2〜3名で同時に作業をすることもできそうです。
コンパクトなシンクは、フラットなデザイン。
コンロはガスタイプで、3口用意されています。
火口の数は充分。煮物系のすこし時間がかかる料理をしながら、別のメニューにも取り掛かれます。
奥のほうには、作業台や食器棚が置かれています。
調理器具や食器類はここに保管。
ある程度のお皿や調理器具類は用意されていますが、あとは持ち込みで。
中庭でBBQなどを行うときも、このキッチンが大活躍しそうです。
玄関脇には、洗面台とトイレが設けられています。
トイレはウォシュレット付き。
内部には小さな手洗い場が設けられています。
では、気になる専有部を見て行きたいと思います。
タイプは大きく分けて3種類。
単身者に向けたワンルームのシングルタイプ、夫婦やカップルに住み心地が良さそうな1Fと2Fの独立性が高いメゾネットタイプ、そして家族で暮らす1LDKのファミリータイプで、ファミリーだけではなく、カップルやシングルが混在する構成も特徴のひとつ。
すこし上の世代の人から子育てのアドバイスをもらったり、若い人と最近のドラマの話で盛り上がったり。子どもにとっても、たくさんの大人と接点を持つことは成長や社会性を育む上で大切な経験。
ここでの暮らしが、将来、素敵な大人になっていくきっかけになると良いですね。
外廊下は幅が広めの、ゆったりとした佇まい。
子どもと手をつなぎながら歩いても余裕のある、ゆったりとした動線です。
2Fへ上がる廊下はスケルトン。
空間を圧迫することがなく、太陽の光も通すため日中の廊下には明るさがあります。
階段の手すりは大人にはちょうど良い高さ。
子どもと昇り降りするときは、手を引いてあげると良さそうです。
2F廊下の床は、すべり止め加工が施された柔らかな素材が用いられています。
子どもたちの元気いっぱいな足音も吸収してくれそうです。
シンプルな専有部のドアは、マットなグレーのカラーリング。
白を貴重とした壁と、柔らかなモノクロの対比が上品な趣。
ドア脇にはインターホンを設置。
エントランスのインターホンにはカメラが付いているので、そこからも来客の様子を伺うことができます。
ではハンドルをまわして、ファミリータイプの210号室へ。
玄関はオーソドックスなテイスト。
靴箱のほかに、大きなクローゼットが設けられています。
冬の季節には、玄関でコートを脱いでここに掛けるスタイルになるかと。
部屋に脱ぎっぱなしで置くことがなくなりそうで、ある意味、便利な配置といえるかもしれません。
土間で靴を脱ぎ、左手の廊下を進んだ先がLDKです。
左手のドアはトイレで、右手のドアが水まわり設備をまとめた部屋です。
LDKは14.4帖と、広い空間を持つ間取り。
ツヤのあるフローリングはすこし濃い色合いで、ぐっと落ち着いたトーンが好印象。天井にはスポットライトが取り付けられています。
広めの道路に面しているため、日当たりは良好。
実は、外の道路は交通量もそれなり。建物の各所に一定の防音の配慮がされていて、個人的にはそこまで気にすることはなさそうと感じました。
とはいえ、例えば乳幼児などにとっては、ややセンシティブかもしれません。また、この手の音に敏感な方の場合は、大人の場合も現地でじっくり確認しておくのが良いと思います。
リビングの窓は、下半分がグラデーション状にくもりガラスへと変化。
住宅で目にすると新鮮なデザイン。もちろん、階下からの視線を遮る役割を果たしています。
奥の寝室の広さは約6.5帖です。
来客時には、引き戸を締めればスッキリ。
ベッドのほかに収納をいくつか設置すると、より暮らしやすくなると思います。
ベランダには、寝室の掃き出し窓から出ることができます。
ベランダに張り出された個性的なボーダーの布は、以前入居していた家族が取り付けたものとか。
目隠し用に設置されたそうですが、取り外すこともできます。
ベランダには物干しの器具が取り付けられています。
こちらは窓から見た外の様子。
よく見ると道路とは平行ではなく、斜めに建物が建てられています。
室内に戻り、続いて使い勝手の良さそうなキッチンへ。
オーソドックスなタイプですが、木目調の板張りがあたたかな雰囲気。
リビングを見通すことができる設計は、キッチンに立ちながら子どもたちの様子を見守ることができる安心感があります。
シンクは丸みを帯びたユニークなデザイン。
コンロは火力もばっちりなガス式が2口。
グリル付きで、魚料理も匂いや煙を気にすることなく調理することができます。
キッチン周りの収納は豊富。
食器棚を持ち込めるスペースもあり、合わせて使用すれば十分な収納スペースを確保できます。
キッチン脇に設けられたドアの外は、物置のスペース。
ドアには伸縮するタイプの網戸が取り付けられていて、虫を気にせず開放して室内の風通しを良くすることも。
物置スペースには屋外用の収納庫を設置したり、三輪車といった外で使うおもちゃを置いたりするのにぴったり。
キッチンの近くに位置していることから、ミニトマトやバジルなどのプランター栽培にトライしてみるのも良さそうです。
水まわりは廊下に集約されています。
脱衣室は、洗面台とランドリールームを兼ねています。
洗面台の両脇にあいたコンパクトなスペースは、優雅に残しても良し、タオル置き場などにして、あますことなく有効活用するも良し。
洗面台の鏡裏は収納スペース。
ちなみに、ちょっと嬉しいシャワー水栓。温水も出ます。
左手の小さな網の水切りも、おもいのほか便利そうです。
水気の多いお風呂場まわりは、特にカビの繁殖に注意したいエリア。口をすすいだ後のコップや歯ブラシ、石鹸などの水を切っておきたいときに良いのでは。
バスルームは、足の伸びるファミリータイプ。
広めのバスタブは、子どもと一緒に入ってものびのびとリラックスタイムを満喫できそうです。
トイレはもちろんウォシュレット付き。
シンプルなデザインです。
建物の手前には自転車置き場が用意されています。
カゴや子どもの用の座席が付いたタイプが多いのは、ファミリー向けのシェアハウスならではの光景。
バイク乗りには嬉しい、バイク用の駐輪場も数台分あります。
最寄り駅は各線・溝の口駅。
5年前には大井町線が乗り入れを開始し、東急田園都市線、南武線とともに3つの路線が利用できるようになっています。
渋谷駅、自由が丘駅まで直通で14分弱、川崎駅までは約20分とアクセスも良好です。
駅周辺は、市内では川崎駅に次ぐ規模の商業地。スーパーが軒を連ね、なかには24時間営業の店舗も。
マルイ&ノクティのファッションビルも買い物に便利な存在です。一方で、高架下には昔ながらの商店や飲食店がならぶ、エネルギッシュな街でもあります。
住まいの周辺はと言えば、道路を挟んだ斜向かいに大型スーパーが店を構えています。日常的な生活用品や食材は、ほとんどここでまかなえるはず。
溝の口は安くて新鮮な食材のならぶ市場も魅力ではありますが、たくさんの荷物を抱えての移動はやはり大変。近場で買い物ができる環境はとても助かります。
さて、運営・管理は「株式会社コプラス」さんが行います。
コーポラティブハウスやコミュニティ賃貸住宅のほか、最近ではシングルマザーのためのシェアハウスも手がけています。目指すところは、<人々が集まることで価値が高まる不動産づくり>なのだそう。
溝の口ガーデンレジデンスについては、「それぞれの住戸は独立していて、水回り設備も各戸に備えています。そこに、さらに同時に共用のリビングも用意されていて、食卓を囲んだり、声をかけあったりして暮らそうという設計になっています。ふつうの賃貸集合住宅に、入居者が自由に使えるコモンルームがついた、コモン付き賃貸ですね」とのこと。
「お隣さんと気軽に声をかけあえる、昔ながらのゆるやかな関わりを持てる環境をハード面から提供したい」なんていう思いは、<ひつじ不動産 for Family>のコンセプトにも通じています。
残念ながら2014年9月現在は満室とのことですが、空室が出たときにはコチラからお問合せをどうぞ。
普段、キッチンに立つ場面が少なそうなパパの方々。
中庭でのBBQやコモンルームでの食事会では、ぜひ張り切って準備に参加してみては。頼れる背中を、子どもたちもしっかりと見ているはず。
※写真はHOUSE TRIP開催時の、ケータリング・ユニットのおふたり。
(ソン)
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