シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

暮らしの距離感を決めるのは…?


実際に生活をしてみたときの、暮らしの「おさまり」の良さ。

そこにはLDKの間取りの距離感が、大きく関わっていると思います。

近すぎず遠すぎず、どこにいても人の気配がふんわり感じられるくらいがベスト。コミュニケーションが暮らしの軸となるシェアハウスでは、特にそう感じます。

驚くほど変わった設備がなくても、並外れて広い空間ではなくても、LDKの調和が取れていれば十分。それだけで、家のなかは居心地の良い空気に満たされるものだと思います。

8路線が乗り入れる便利な池袋にオープンした「COURI26 池袋」。

隠れ家的な立地に佇むオレンジの建物の内部は、木の質感が強調された空間。

部屋の数に見あったボリュームで、ほどよく開放的なLDK。

ナチュラルなテイストも相まって、生活が自然体で溶け込んでいきそうです。

シェアハウスとして新築されたこともあり、共用部の収納が充実している点もポイントでしょうか。

池袋の街のにぎやかなイメージとは対照的に、隠れ家のように佇む建物のなかには、ゆっくりした時間が流れていました。


最寄り駅からシェアハウスまでは、小さな緑道を10分ほど歩きます。

まわりは、大小さまざまな住宅がところ狭しと並ぶ住宅街。ところどころに、趣きのある昭和の街並みが見え隠れします。

緑道には遊具やトレーニング器具が点在。地域の憩いのスポットにもなっているようです。

お目当ての住まいは、小路の奥に。

すこし奥まった場所にかいま見える、オレンジカラーの外壁が目印です。

木のフェンスに囲まれたアプローチの先が、正面玄関。

まわりの建物から、ほどよく視線が遮られます。

玄関は木のぬくもりを感じさせる、味わいの出てきそうな仕上がり。

右手のポストの下にある取っ手を引くと、傘を保管する収納が現れます。

散らかりがちな傘入れを上手に隠して、玄関の見た目もすっきり。屋外のため、湿気もさほど気になりません。

ポストはフロアごとにひとつずつ。

気がついた人が取り出して、仕分けていくスタイルです。最近は珍しいですが、この部屋数ならアリではないでしょうか。

一見、普通のシリンダー錠に見えるドアの鍵は非接触式。

登録したICカードをかざすと、ガチャリと自動的に解錠されます。


ドアを開けると、木の素材に囲まれた空間が現れます。

両側で存在感を放つ大ぶりの木箱は、もちろん靴箱。

入居者は6段ずつスペースが割り当てられています。

棚板の高さを変えて、ブーツなどの背の高い靴も保管可能。

奥行きもあり、余裕を持った収納量です。前側と後ろ側で、衣替えをしながら使うこともできそう。

玄関のドアはガラス扉。

屋外とひとつづきに見えることで、玄関にありがちな閉塞感を和らげています。

1Fには、リビングと水まわりが設けられています。

2~3Fに専有部がまとまっています。

それでは階段脇のドアから、さっそくリビングへ。


あたたかな木の質感に、キリリと空間を締めるシックなテイストの家具。

設計士さん曰く、ニューヨークのオールドモダンなホテルのラウンジを意識したとか。大人っぽくもカジュアルなトーンは、男女問わずウケが良さそう。

リビングの空間には、L・D・Kの各要素が、ほどよい距離感でゾーニングされています。

遠からず、近からず。

入居者同士で自然に一体感を感じられそうな間取りで、居心地が良さそうです。

目を引くのは、板張りの壁に掛けられた、たくさんの額縁。

アルバムの代わりに、撮った写真を自由に飾って良いそう。

よく見かけるコルクボードに写真を貼り付けるスタイルとは違い、額縁に収めてしっかりと飾るのが珍しいです。

思い出もひとつのインテリア、といったところでしょうか。日々の生活の楽しみになるはず。

スリーシーターのソファは、ファブリックの手ざわりが心地良さそう。

手前には床座ができる幅広のラグが敷かれ、こちらも座り心地が良さそうです。

壁には、水性マジックで書き込むコミュニケーションボード。

すぐとなりにはウォールポケットが取り付けられています。ちゃんと部屋ごとにポケットが分かれているのがユニーク。


壁とつながったペニンシュラ型のダイニングテーブルは、フルオーダーメイド。

テーブルの端には電源コンセントが設けられていて、PCを使った作業がしやすいつくりになっています。

料理をならべたり、資料を広げたり。ワイドな幅感は使い勝手が良し。

ストライプ柄のウォールクロスも印象的。

大胆なチョイスですが、空間になじむ、ほど良いアクセントになっています。

スツールは、アンティーク調のハードなタイプがセレクトされています。

持ち上げると少し重量を感じます。頑丈そうです。

掃き出し窓の外は、屋根付きのテラス。

クリアな屋根はそのまま日差しを透過。開放的で明るい空間です。

テーブルやチェアを持ち込めば、いい感じのティー・パーティーも楽しめそう。

テラスの一画には、白いドアが3枚ならんでいます。

アメリカの民家にあるガレージで見かけるような佇まいです。

ドアを開けると、洗濯機&乾燥機が3台ずつ設置されています。

内部はつながっていますが、間にラックが置かれ行き来はできません。

ユニークなつくりですが、テラスに物干しができる器具が用意されているため、そのまま干すことができる実用的な動線も。

照明が設置され、夜でもくつろげます。

とはいえ、お隣さんの迷惑にならないよう、洗濯機を使用する時間帯にはよく配慮を。


キッチンは、シンクとコンロが向かい合うスタイル。

奥には冷蔵庫と、部屋ごとの収納スペースが設けられています。

シンクはひとつということで、複数名で同時に料理をするときはお互いの気遣いがあるとベターです。

シャワー水栓&幅広のサイズ感は、使い勝手が良さそう。大きなフライパンや鍋物も楽に洗えると思います。

ガスコンロは3口タイプが2台。

こちらは、充分な設置数だと思います。

グリル付きも、料理好きには嬉しいポイントです。煙や匂いを気にせず、焼き魚も気軽に調理できます。

吊り戸棚は、取っ手を引くと棚が下りてくるタイプ。

便利です。

炊飯器やポットは作業スペースに。

棚にならぶガラス瓶には、共用の調味料を入れると良さそうですね。

奥の方から振り返って見る、キッチンの様子。

作業台の下には、電子レンジやトースターといったキッチン家電のほかに、部屋ごとの収納カゴが用意されています。

カトラリーや調味料を置くのに良さそうなサイズ。

収納はキッチンの奥にも用意されています。

これまでの運営で経験した、「ココにアレがあったら便利なのに」を解消することも、ひとつのテーマだとか。

要所に設けられた収納や、ダイニングテーブルの電源コンセントなど。痒いところに手が届く暮らしやすさに気を配ったそうです。


水まわりの設備数は、4人でひとつを使用する割合で設計。

お互いに気遣いながら使用すれば、特に不足に感じることは無いと思います。

バスルームの脱衣室には、タオル掛けのポールや鏡、棚を用意。

入浴中、着替えやタオルを置いておくことができます。

バスルームは、オーソドックスなタイプ。

ゆったりと足を伸ばせるバスタブ付きです。

ささっと済ませたいときはシャワールームで十分ですが、たまにはじっくりお湯に浸かって疲れを取りたいものです。

シャワールームはこんな感じ。

1Fのトイレは男女共用です。

2Fに、男性、女性それぞれの専用トイレが設置されています。


階段脇の小部屋は、共用の収納スペース。

掃除機がここに置かれ、入居者は自由に使用することができます。

では続いて、2Fに上がってみたいと思います。


2Fは専有部が6室に加え、洗面室とトイレがならぶ間取り。

タイルカーペットが敷かれた床は、多少ラフに歩いても足音が響くことはありません。

洗面台は3台。幅広の鏡で、使い勝手が良さそうです。

洗面台の間はゆったりとした幅が取られ、洗面道具や化粧道具を置きたいときに助かります。

こちらは男性専用のトイレ。もちろん、ウォシュレット付き。

となりの女性専用は、壁紙の色が異なります。


小ぶりのルームサインは、ブロカントなテイスト。

真鍮風のドアハンドルとの相性も良く、かわいらしい感じです。

まずは、建物の角に位置する201号室。

間取りはいたってシンプル。床は廊下と同じタイルカーペットです。

肘掛窓の出窓スペースは、奥行きがあります。

クッションを敷いて、ベンチがわりに使ってみるのはどうでしょうか?

入り口の脇には、ポールを渡した作り付けの収納スペースが用意されています。

中間にも天板が設けられ、二段構成になっているのもポイント。

小さな台の下にもハンガーを掛けることができます。

段の高さは、デスク代わりに使うこともできるよう設計されています。

壁に取り付けられているのは、長押(なげし)。

ハンガーや帽子を掛けられて、意外と便利な存在です。フックを使って、壁を傷めずに額縁を飾ることもできます。


202号室は、モデルルームとして家具がセットアップされていました。

13室ある専有部の広さは、7.3 - 8平米ほど。

持ち物が少ない人なら、すっきり使えるサイズ感です。もう少し収納が欲しい人は、ロフト付きの3Fの専有部を選ぶと良さそう。

壁の一面は、部屋ごとに色合いが異なります。

天井のダクトレールは、複数の照明を取り付け可能。

長押に飾った額縁にスポットで光を当てるなど、自由度の高いライティングを楽しめます。


最後に3Fを見ていきます。

3Fの専有部は、すべてロフト付きです。

まずは301号室。

基本的な間取りは2Fと同じですが、高い天井が実際の面積よりも広がりを感じさせます。

ロフトスペースに設けた照明のスイッチは、入り口のドア脇に設置されています。

寝室がわりに使う場合は、デスクライトなどを持ち込むと良さそうです。


303号室のテーマカラーは、グリーン。

窓は西向きですが、備え付けの天窓からも日差しが注ぎ、日当たりは良好です。

うれしいことに、天窓は開閉可能。空気の籠もりがちなロフトに風を通すことができます。


ぐっと落ち着く、淡いブルーの307号室。

使わないときは、ハシゴは壁に掛けておけます。

コンセントの設置も多め。

家具の配置を考えるときに、延長コードの引き回しで頭を悩ませることも少ないはず。


建物脇の通路から裏手に回ると、自転車置き場が設けられています。

位置的にはウッドデッキの外側。内部から鍵を開けて、直接アクセスできます。


最寄り駅は、各線・要町駅

副都心線有楽町線が乗り入れ、新宿三丁目駅飯田橋駅まで約12分、永田町駅までは約18分で乗り換えなし。

池袋駅までは徒歩11分。歩いても良いですが、バスを使えば、より楽にアクセスできます。

言わずと知れた都内屈指のターミナル駅である池袋ですが、2013年には東急東横線との相互直通運転が開始され、実は横浜方面へのアクセスもまずまず。

東口はパルコやサンシャインといった大型ショッピングセンターが立ち並び、当然ながら買い物に不自由することはないはず。大手家電量販店の激戦区でもありますね。

また、おしゃれなレストランやカフェも充実しています。僕自身、池袋住民だったころは贅沢なランチを味わうためにここの行列によく並んでいました。

シェアハウスの周辺にも、何かと買い物に便利な環境が整っています。

24時間営業のスーパーは、仕事帰りによく立ち寄る場所になりそう。


運営管理を行うのは、株式会社シェアカンパニーさん。

都内を中心に20件ほどのシェアハウスを手がけている、ひつじ不動産でもおなじみの運営事業者さんです。

キリッとしたテイストから柔らかいテイストまで、毎回独自性のあるインテリア企画を打ち出すのが、大きな持ち味と言えるかもしれません。

いつもより抑え気味のトーンに感じる今回のシェアハウスですが、テーマは「暮らしやすさの追求」とのこと。なるほど、いたってシンプルな原点回帰だったのですね。

これまでの運営経験で実感した、「ココにアレがあれば便利なのに」の視点から空間をつくり、収納や電源の設計にこだわったとか。確かに、住まいはこうした細かい部分がとても大事だと思います。

入居者さん主体の運営スタイルは相性の分かれそうなところですが、自分の好みにピタリとハマる場合は、暮らしを存分に楽しめると思います。

建物も2015年に建てられたばかり。お問合せはコチラからどうぞ。


池袋に住んでいたころは、渋谷まで自転車で通勤していました。

折りたたみ式の車輪の小さい自転車で、約40分。

雑司が谷付近の長い坂がわりと大変ですが、登り切った達成感と、その後に家で飲むビールが格別。

仕事場が新宿、渋谷エリアの方は、ぜひ自転車通勤もお試しあれ。

(ソン)

便利さと暮らしやすさが魅力の、池袋エリアに暮らす。新宿、渋谷にならぶ東京の3大副都心の1つ、池袋。アクセスが抜群にいいのはもちろん、大型商業施設が並び必要なものはなんでもそろう便利な街。にぎやかな街をぬけて歩いていくと、閑静な住宅街にひときわ目立つ...

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