シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

中央線沿線の、お気に入りライフ。


住まいを選ぶうえで「どの家で暮らすか?」と同じくらい、いや、時にはそれ以上に気になるのが「どの街で暮らすか?」というテーマ。

東京で言えば、ある調査では常に住みたい街ランキング上位に位置する吉祥寺。安定のステータスを感じさせる代官山。ディープなサブカルを楽しむなら下北沢…といったあたりがシンボリックでしょうか。

好みはそれぞれですが、一度は住んでみたいと思う街を、誰もが持っていると思います。

さて。杉並区、荻窪。

東京メトロ丸ノ内線の始発駅であり、JR中央総武線の沿線にある街です。

駅の北側はLUMINEや西友などの便利なショッピングビルがならび、南側には下町っぽさの残る雰囲気の良い商店街が点在しています。

地元の人の通う小さなレストランも多彩。夫婦で営む人気のビストロ、平日も賑わうリーズナブルな焼き鳥屋、たまに店主が故郷に帰るシンガポール料理店など。

休日にはすこし足を伸ばして、井の頭公園でランチピクニックを楽しむこともできます。

都心へのアクセスも便利な上、ファミリー層の多いほどよく落ち着いた空気感が実に良し。吉祥寺や阿佐ヶ谷、高円寺といったアクの強いエリアに囲まれているのも、大きな魅力かもしれません。

何を隠そう僕自身が荻窪住人で、なにやら個人的な思い入れが影響している気もします。でも、暮らせば暮らすほど、味わいの深くなる街です。

今回訪れた「荻窪 no sora」も、やはり荻窪駅から12分(我が家からは15分)ほど歩いたところにあります。

白を基調としたシンプルな空間に、虹色をテーマにした7つの専有部。

専有部には、それぞれ異なるデザインの家具が用意されています。

間取りも調度品も過不足がなく、すっきりとした暮らしができそう。街を楽しむなら、むしろこれくらいシンプルでも良いのかも。

太宰治や井伏鱒二、与謝野晶子など、多くの文学者が暮らした街、荻窪。

自宅ではもちろん、街のいたるところでたくさんの物語に出会える環境です。


駅の南側は、大きな戸建てのたち並ぶ高級住宅街。その一角にたたずむ真新しい建物が、お目当てのシェアハウスです。

庇(ひさし)が大きくせり出した玄関まわり。

袖壁のように設えられた木製のルーバーが、控えめな建物の顔。

ドアの脇には、7つのポストと宅配ボックス。

宅配ボックスはやや小ぶりで、収まる荷物は限定されるかと。定期購入している化粧品や書籍などのサイズなら、問題はなさそうです。

オートロックドアの鍵は、複製困難で定評のあるシャーロック製。

レンガタイル調の外壁には、カメラ付きのインターホンも設置されています。


お洒落なカードタイプの鍵を差し込んでハンドルを手前に引くと、リビングと一体になった空間が目の前に広がります。

その場で靴を脱ぎ、さっそく内部へ。

靴箱は専有部の数と同じく、7段。

ひと部屋当たり、そのまま1列を使用することができます。上の段に手が届かない人は、あらかじめ踏み台を用意しておくと便利。

軽く5〜6足は収納できそうなボリュームは、女性にとって嬉しいポイントのはず。


20.5帖の空間に、たっぷりと余白をとって収まるダイニング・キッチン。

窓から差し込む光が白の床面や壁に当たって拡散し、とても明るい雰囲気です。

真ん中には円形のダイニングテーブル、窓辺には木製のベンチを配置。

木の色をベースにしたやわらかな色合いは、多様なライフスタイルに馴染んでくれそうです。

クラシカルなダイニングテーブルには、白木のチェアを。

サイズ感はコンパクトで、5人以上で囲んで食事を楽しむシーンでは、お互いに配慮しあったり、ほかにテーブルを持ち込んだりする必要があるかもしれません。

反面、ミニマムなサイズは自然と入居者同士の距離を近づけてくれるような気もしますし、テーブル上を整った状態に維持する上ではメリットもありそうです。この辺り、実際に入居された方には感想をうかがいたいところ。

窓辺に置かれているのは、木製の明るいベンチ。

食後のひととき、コーヒーを脇に置いて雑誌をめくってみる…なんて過ごしかたも良いのかもしれません。荻窪には、コレクターたちが集う古書店も数多くあるとか。

古き良き時代の文化にふれる街歩きは、休日のアクセントになるはず。

キッチンはダイニングと一体です。

壁際の棚は、収納やキッチン家電が設置されているほか、飾り棚の役割もあります。

間取りに合わせて造作された棚は、3×3の9マス。

オーダーメイドのため、各アイテムが無理なく収まっています。

布製の収納ケースは個室ごとに用意。

持ち運びにも便利な、取っ手付き。

ただし、わりと目に付く場所にあるため、収納は控えめにしておくと、見た目の良さを保つことができそうです。

手のひらにおさまる豆皿やガラス作家のグラスは、空間コンシェルジュが買い付けたもの。

もちろん、入居者も自由に使うことができます。

商店街で買った漬物やお茶うけを盛りつければ、老舗の料亭で出てきそうな雰囲気になるかもしれませんね。

コーナーにさりげなく置かれているのは、ドライフラワーの花束。

空間のアクセントになる小物は、素朴なお花畑のようなナチュラルな雰囲気を感じてもらえるよう、セレクトされているとか。


キッチンは、無垢材のオーダーメイド。

長さは約2.3メートルで、木の柔らかな素材感が印象的な、すっきりとした仕上げです。

シンクまわりもシンプルな佇まい。

おそらく防水加工が施されているとは思いますが、洗い物が終わった後には水気を拭き取ってあげるとベターかと。

IHコンロは4口。

ほかの入居者にひとこと声をかけておけば、時間の必要な煮物料理なども、わりと気軽に楽しめるのではないでしょうか。

コンロの下には、調理器具がならびます。

扉を設けないオープンタイプの収納は、気を抜くと生活感の出でしまいやすい場所。いつも整理整頓を心がける必要があります。見える収納は、清潔なライフスタイルへ矯正してくれるのが良いところ。個人的には、割と良いと思います。


冷蔵庫のとなりにある扉を開くと、細長い廊下が現れます。

突きあたりには水まわり、右側に専有部がならんでいます。

水まわりには洗面室、ランドリー、バス&シャワールームがひとまとめ。

共用で使える2台の掃除機もこちらに置かれています。

洗濯機の上には、専有部ごとの7つの収納ケース。

洗濯洗剤、シャンプーボトル、スキンケア用品など、水まわりスペースで必要なアイテムはたくさんあります。自室から持ち出すのではなく、必要なものを必要な場所に保管できるのは、やはり便利。

洗面台は2台。

ほどよく広めに造作された天板は、小さなボトルやタオルを一時的に置きたいときに助かりそう。


正面がシャワールーム、左手がバスルームです。

ふたつの浴室に、ひとつの脱衣室。

脱衣室が共用になっているのが心配な方は、実際に現地で確認してみるとイメージ湧きやすいはず。しっくり来るかどうか、自分の感覚をよく確かめてみて下さい。

バス&シャワールームは、ごくごくシンプル。

女性専用の住宅でもありますし、気兼ねないバスタイムを満喫することができそうですね。

トイレはベーシックなスタイル。

1Fと2Fそれぞれに、1室ずつ設けられています。


続いて、2Fに上がってみましょう。

フロアの行き来は、コの字型の階段で。

手すりは、ちょっとした拍子に頼りになりそうです。

2Fの廊下はこんな感じ。

右手に専有部が7つ、突き当りはバルコニーにつながっています。

真っ白な空間に映える、イミテーションのグリーンと間接照明。

日が暮れると、オレンジ色の明かりでより落ち着いた空気感に変わりそう。

三方をルーバー状のフェンスで囲まれたバルコニー。

2F建てということもあり、眺望よりも使い勝手の良さを重視したつくりです。

もちろん、物干し用のスタンドも用意されています。まわりの視線を気にすることなく、気楽に洗濯物を干すことができるはず。


それでは1Fと2Fの専有部を、順に見ていきたいと思います。

まずは、赤色の101号室。

ドアハンドルの脇に取り付けられているのは、ルームサインのプレート。

専有部の名前は、物件名のsora(空)にちなんで虹色が1色ずつ割り当てられています。

室内のテイストはリビングと同じ。

白を基調としたシンプルな仕上がりです。

間取りは6帖ほどで、どの部屋も似たつくりとなっています。

収納は、天井に取り付けたポールがクローゼット代わり。

ポールの設置箇所によって、ベッドの配置も変わりそうです。

ベッドの下にも収納ケースが用意されています。

雨降りの日には、室内干し用のワイヤーが便利。

最近、シェアハウスではおなじみのアイテムです。


角部屋の202号室は、2面窓。

大きな窓が壁2面にわたって連なっているため、抜け感があります。

専有部によって家具が異なり、バリエーションも豊か。

ソファだったり、ベンチだったり。

チェストだったり、サイドテーブルだったり。

家具の好みで部屋を選ぶのも、楽しそうです。


203号室は、チェアとセンターテーブルの組み合わせ。

木とファブリックのナチュラルな素材感です。

わりとどのスタイルにも合わせやすいオールマイティなデザイン。すでに持っている家具にも、すんなり馴染んでいくと思います。


205号室の家具は、使い勝手の良さそうなデスクタイプ。

仁王立ちの8つの脚で支えられ、ガタつきにくい安定感を感じさせます。

お尻の形に合わせた、シューメーカーチェアの存在もユニーク。

姿勢よく座ることができ、ずっと腰掛けていても疲れにくいそうです。

窓の外の景色は、こんな具合。

戸建て住宅がならぶ、まずまず落ち着きのある街並みです。


建物の脇には、屋根付きの駐輪場を設置。

自転車は、1人1台ずつ駐めることができます。

右手に車止めのブロックが見えますが、シェアハウスの管理外。マイカーをお持ちの方は、個人で別途契約が必要になります。


最寄り駅は、各線・荻窪駅

JR中央総武線を利用すれば、新宿まで10分、御茶ノ水まで20分、東京まで24分で、乗り換え無しでアクセスできます。反対方面の吉祥寺三鷹も、直通で数分の距離です。

休日ダイヤなら隣接する阿佐ヶ谷高円寺に停まらない急行が、荻窪にはキッチリ停まるのも大きなポイント。

始発駅となる丸の内線で通勤できる方なら、通勤ラッシュとも無縁です。

ファミリー層に人気の高い駅前エリアは、線路を挟んだ南北で雰囲気が異なります。

北側にはLUMINE、西友、ドン・キホーテのほか、スポーツクラブや温泉スパなどの商業施設がずらり。

南側は商店街や飲食店街がならぶエリアで、足繁く通いたくなる小粒なお店が充実しています。

紅葉(もみじ)の色づくこれからの季節には、大田黒公園の紅葉ライトアップイベントも見どころ。もっともっと荻窪の暮らしを楽しみたい人には、こんなところも参考になるかもしれません。


運営管理を行うのは、株式会社Rバンクさん。

今では40棟を越えるほどのシェアハウスを手がけ、関東だけではなく京都にも物件を持つ、ベテランの事業者さんです。

新築で建てられた「荻窪 no sora」は、ゆったりと空を眺めながら、荻窪のディープな暮らしを味わってもらうことがテーマだそう。

中央総武線、丸の内沿線で住まいを探している方は、コチラからお問合せをどうぞ。


遠方からも多くの客が訪れる荻窪のカレー屋、トマト

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なんと、どのメニューも2,000円に近い価格帯。いちばん高いシーフードカレーは実に2,800円と結構な額。大手グルメサイトのカレーランキングでは常にトップに登場する人気店ですが、実はまだ足を運んだことがありません。

いつか、休日に訪れたいと思っているお店のひとつです。

(ソン)

【2022年11月リニューアルOPEN!】中央線「荻窪」駅と「西荻窪」駅、両駅とも徒歩圏で、井の頭線「吉祥寺」までも自転車でラクラクの立地に、新築女性専用シェア「荻窪 no sora」が2015年5月に誕生しました。駅を降りて歩いてみると、あれっ?...

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