シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
広いテラスで、思いっきり遊ぶ日曜日。
子どもの頃、学校の校庭でよく遊んでいました。
当時通っていた小学校が家のすぐとなりで、帰宅しても、すぐに校庭に舞い戻る毎日。
近所の友人とサッカーに興じる日もあれば、ひとりで昆虫採集に熱中する日も。
全校生徒10人にも満たない小さな学校は管理もゆるめで、大きな校庭をまるで自宅の庭のように自由に使うことができました。
今にして思えば、とても贅沢な環境だったと思います。
さて、今回は小高い丘の上に佇む、「yokohama花月園倶楽部」。
アプローチを抜けると、ラウンジとつながる解放的なウッドデッキのテラスが広がる、34室のシェアハウスです。
テーマは、大人の倶楽部活動。
ラウンジやテラスで自然と生まれるアクティブなコミュニケーションが、暮らしに彩りを生み出すきっかけになるかもしれません。
バドミントンやヨガで心地よい汗を流したり、備え付けのグリルでBBQパーティーを堪能したり。
よく晴れた日曜日に、童心に返った人たちのにぎやかな声がテラスから聞こえてくるかもしれません。
近くに電車の行き交う音を聞きながら歩くこと4分ほど。
歩いてきた通りをひとつ逸(そ)れてすこし急な坂道を上がると、お目当ての建物が見えてきます。
建物は、雁行型の個性的なデザイン。真っ白な外壁に赤のラインを効かせたポップな佇まいです。
坂道側に設けられたアプローチ。
ゆるやかなステップを上がった先に、正面玄関があります。
アプローチの脇の外壁には、シェアハウスのサインが設置されています。名前の印象に釣られているのか、ゴルフのカントリークラブにやってきた気分。
左手の集合ポストには、比較的数が多めの宅配ボックス。
その分やや小ぶりですが、すぐに埋まってしまう心配は無いのかなと。
右手のドアは、ガレージにつながります。
アプローチを抜けて、ちょうど雁行型の中央に正面玄関が設けられています。
オートロックドアの鍵は、複製困難なシャーロック製のカードキー。
玄関はコンクリートの床面が続く、シンプルな仕上がり。
土足のまま、先に進みます。
ガラス製のドアは、外部の明かりをそのまま室内へ。
左手に見えるスペースが、シューズルームです。
両サイドに設置された、素材の異なるふたつの靴箱。
左右それぞれに、専有部ごとのスペースが割り当てられています。合わせて5〜6足は収納できそう。木製の靴箱は高さがあるため、ハイカットのブーツも難なく収められるかと。
一応このあたりで室内履きに履き替えますが、その境界線は曖昧で、すこし新選な感覚です。意外と、靴の放置を防ぐ効果もあるような気がします。
ラウンジは、シューズルームの突き当りを左手に進んだ先に。
入り口にはロールスクリーンが設置されています。
普段は上げた状態のままになっていることかと。冷暖房の風を逃したくないときなど、下ろしてみると良さそうです。
コンクリートと無垢材で囲まれた空間に、カラフルな家具を配したラウンジ。
ハイチェアのならぶカウンターの奥はキッチン、その脇の通路の先にワークスペースがあります。
木の素材感を大切にした、あたたかみのある空間。
部屋数を考えると、ダイニングテーブルは大きめのサイズを配慮するのがセオリーではあります。
半面、ミニマムな席数だからこそ、入居者同士の距離がぐっと近づく部分もあるかもしれません。ユニークなカフェテーブル配置の実際のところの評価は、なかなか興味深いところ。
住宅のテーマは、大人の倶楽部活動。
きっと、「遊びや好きなことを、家でもっと気軽に楽しもうよ」といったメッセージ程度に捉えておけば良いのだと思います。
運営事業者さんが直接部活を立ち上げるのではなく、あくまで入居者さんが主体となってアクティベートしていく形を志向したいとのこと。
さりげなく各所に飾られているアイテムは、そのきっかけづくりのひとつ。
室内向けのダーツやチェス、ジェンガ。屋外向けのバドミントン、ラジコンカー、パターゴルフなど。
ホッピングといった、昔懐かしいアイテムも用意されています。
せっかくですから、自分の好きなコト、知識を深めたかったモノをテーマにして、たくさんの倶楽部を立ち上げてみるのも良いのでは。
シェアハウスのコンセプト上、わりと積極的に参加してくれる入居者が集まる予感がします。
写真部、手芸部、BBQ同好会、etc…。部活のバリエーションが広がるのにつれて、休日に暇を持て余しているようなシーンは無くなるかもしれませんね。
それでは続いてテラスへ。
壁一面の折り戸を開けるとラウンジとテラスの一体感が生まれ、とたんに開放感が高まります。
なんと言っても、テラスの開放感は抜群のひとこと。
朝一番に訪れて、両手をめいっぱい広げて「んー!」と伸びをしたくなる空間です。
フェンスの外は急斜面で、見晴らしも良好。
建物の前面は南向きで、テラスはもちろん、ほとんどの専有部も正面から日差しを受けることができます。
やや郊外感があるとはいえ、横浜や川崎もすぐそこ。都心に近い立地でこの広さの開放感を享受できる暮らしは、とても贅沢だと思います。
ヨガやピラティスで汗を流したり、備え付けのグリルでBBQを楽しんだりといったシーンが、とても絵になりそうな空間なのは嬉しいところ。
庇(ひさし)には照明が設置されています。
日が暮れると、テラスの雰囲気もがらりと変わりそう。
テラスから見たラウンジの様子。
奥の窓も開放すれば、風の吹き抜ける幅広の通り道のできあがり。
ラウンジのカウンターは7席。
席同士の間隔が近いため、混みあう朝食どきは譲り合いの精神を持てると、気持ち良く使えるはず。
カラフルなラウンジから一転、キッチンはシンプルな色合い。
半一体型と言いますか、キッチンとラウンジは袖壁でほどよく仕切られた設計。キッチンの生活感が出すぎず、すっきりとしたラウンジの雰囲気を保つことができるかと。
電子レンジや炊飯器がならぶ棚には、専有部ごとに用意された収納ケースも収まっています。
料理で使う調味料や、インスタントの食料を保管しておくことになりそうです。
3台の大型冷蔵庫の内部は、スペースが仕切られていません。
専有部にも小型の冷蔵庫が用意されているため、作りおきの鍋などを一時的に保存しておくような使い方になるかもしれませんね。買い置きなどで、1人であまり埋めてしまわないようにご注意を。
シンクは2台、2口のIHコンロが4セット。
3Fに女性専用のダイニング&キッチンも用意されています。女性に限られますが、混みあうときにはそちらを利用できます。
シンク下の天板にならぶ、食器や調理器具類。
板は木製のため、使い終わったらしっかりと水気を拭き取ると、傷みにくくなると思います。
キッチンのとなりの通路を進んだ先に、2室のワークペース。
デスクとチェアのテイストが異なりますが、2室は似たつくりです。
離れのように独立性を持った場所に位置しているため、静かな雰囲気のなかでしっかりと作業に集中することができるかと。
建物の東側にのびる廊下の様子。
右手に水まわりの設備と専有部がならびます。
左のトイレは女性専用、右のトイレは男女共用です。
トイレは各フロアに2室ずつ設けられているため、合計で8室。
ランドリールームは1Fに集約。
乾燥機はありませんが、屋上に物干しスペースが設けられています。
もうひとつのランドリールーム。洗濯機は合わせて5台。
専有部ごとに使用できる収納ボックスは、タオルや洗面グッズ、洗剤などを置くスペースとして。
洗面台の水栓は、くるりと上向きにすることも。
スツールも備え付けられています。
ほかの入居者への配慮は必要なものの、腰を落ち着けて、朝の支度やお風呂あがりのスキンケアに取り組めます。
続いて1Fの専有部を見ていきたいと思います。
ドアハンドルの上部に、シンプルにデザインされたルームサイン。
こちらは102号室。
床面がコンクリート仕上げの、ハードな佇まい。一方で天井や壁に木の素材が使われているため、寒々しい印象はありません。
部屋ごとに異なる家具が置かれているのも、見どころ。
102号室の主役は、三位一体の個性的なスリーシーター。
少し変形した間取りで、室内はふたつに分かれています。
奥はベッドルームとして使え、全体の面積は約15畳。
ベッドルームとはいえ、なかなかの広さ。
日常の空間と寝室をきちんと区別したい人、SOHOなどで自宅作業の多い人にはピッタリではないかと。
104号室は長方形の間取り。
照明は、小ぶりの電球が設置されています。
窓からの採光は良く、日中はこれで十分。自室で勉強や作業をよくされる人は、間接照明やデスクライトをひとつ持ってきても良さそうです。
窓辺に設けられた、膝ほどの高さの段差。
たくさんのグリーンをならべると絵になりそうです。
窓の外はウッドデッキテラス。
専有部は雁行型の端に位置しているため、往来はほぼ無いはず。窓を開けて人の目が気になることは少ないと思います。
1Fの階段付近に、黒板塗装の施された一角があります。
運営事業者さんからのお知らせなどが書き込まれますが、入居者同士のクラブ活動の告知もこちらにどうぞ。
ラウンジの入り口に位置しているため、自然とチェックする習慣が身につくのではないでしょうか。
それでは2Fに上がってみます。
廊下のカラーリングはフロアごとに異なる仕様。
2Fはシックなネイビーブルーです。
階段の向かいの壁に描かれたフロアサイン。
雁行型の両翼を示す形で、専有部や水まわりの位置関係がシンプルに表現されています。
2Fの水まわりは1カ所に集約。
男女共用のシャワールームは3室、ウォシュレット付きトイレが2室といった具合です。
コンパクトにまとまったシャワールーム。
タオルや着替えはカゴに入れて持ち込むと、じかに床置きせずに済みそうです。
2Fの専有部は201号室から。
空間のテイストはどの専有部も同じですが、201号室には、ほかにはないクローゼットが備わっています。
人によっては、ちょうどワンシーズンで着る量のコートやジャケットを掛けておくことができるかと。
ベッドの下にも収納ケースが用意されています。
なかには、洗面台付きの専有部もあります。
207号室ものそのうちのひとつ。
洗面台は、天板の上にシンクが乗っているデザインです。
1Fまで下りる必要も無くなり、朝の準備も手早く済みそう。
冷蔵庫は全室に備え付け。
IHコンロや電子ポットを持ち込めば、自室で簡単な料理もできるかもしれませんね。
3~4Fは女性専用のフロア。
階段室と廊下の間には、オートロックのドアが設けられています。
鍵はもちろん、複製困難なシャーロック製です。
3Fに設けられた女性専用のキッチン&ダイニング。
シンクとIHコンロが1台ずつ設置されています。
食器、調理器具、電子レンジもひととおり。
ディナーの後はそのままガールズトークに突入するのかもしれません。つい夜更かしをしないよう、注意しなければなりません。
洗面台、トイレ、ランドリーはひとまとめ。
女性専用のためか、洗面台前はゆとりがあります。
301号室の家具は、女性に嬉しいドレッサー。
サイドボードとして使うこともでき、鏡の下にはたくさんの化粧道具を収めることができます。
303号室は洗面台付きの間取り。
左手にはクローゼット代わりのポールが、天井に取り付けられています。
シンプルな空間に映える、ピンクのラビットチェア。
建築家ユニットのSANAAがデザインした一品です。
4Fはあたたかなビタミンカラーの空間。
ここまで上ってきた階段をのぞくと、階段は吹き抜けのらせん構造になっています。
建築では贅沢なつくりと言われる雁行型や斜めに切り取られた吹き抜けの階段など、ユニークな構造面もちょっとした見どころかもしれません。
水まわりはバスルームとシャワールームが1室ずつ。
オーソドックスなスタイルで、窓付きの設計です。窓からは日差しが注がれ、明るい雰囲気。
バスルームは女性専用のみですが、多くの男性はそれでもわりと困らないかと。とはいえ、ぐっと足を伸ばして浴槽に浸かりたいときは、徒歩圏にある銭湯を利用してみては。
こちらは402号室。
34室ある専有部の広さは、およそ5畳から15畳まで。自身のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
空間はシンプルですし、お持ちの家具もすんなりと馴染んでいくと思います。
窓を開けて眺める、高台の景色。
すぐ先の線路群で、電車が行き交う様子も見えます。
それではさっそく、屋上へ足を運んでみます。
4Fと屋上をつなぐ階段には、自由に使える遊び道具がディスプレイされていました。
屋上は、西側をウッドデッキスペース、東側を物干しスペースとして設計。
高台の抜けた空は、開放感もたっぷり。日が暮れると綺麗な夜景が広がるそう。
夏は、みなとみらいの花火大会も望めるとか。
物干しスペースでは、洗濯物が飛ばされないようしっかりとホールドしてあげることが必要かも。
風のとおりが良く、厚めのデニムもすぐに乾きそうです。
ところ戻って、1Fのガレージ。
専有部ごとにスペースが分けられ、季節の遊び道具や工具などふだん使いしないアイテムを保管しておくと、専有部をすっきり使えます。
横浜駅は直通で19分、京急川崎駅は13分でアクセスできます。隣駅の鶴見駅で乗り換えれば品川駅まで30分もかからず、通勤としても便利な立地。
シェアハウスから徒歩6分の距離に、スーパーのマルエツもあります。仕事帰りなどに、よく立ち寄ることになりそうです。
京浜東北線と鶴見線、京急本線を利用できる鶴見駅は、徒歩圏内。近所の停留所からバスに乗れば、3〜4分の距離です。
鶴見駅前には、SEIYUなどの大型スーパーやCIALといったビルが軒を連ねています。
飲食店も多く、どちらかと言えばカジュアルな雰囲気の店舗が多い印象。カラオケなどの施設も多数あります。
京急鶴見駅は、羽田空港にも乗り換え無しの約25分でアクセス可能。
国際線の便も増加傾向にある羽田空港。
旅行部、海外部といった、とても大人っぽい部活も生まれるかもしれませんね。
運営事業者さんは、株式会社Rバンクさん。
女性専用をメインに、コンスタントにシェアハウスをオープンさせ、今では40棟を越えています。
高台に建てられた「yokohama花月園倶楽部」のテーマは、気ままに趣味や好きなことを楽しむ大人の倶楽部活動。
週末はアクティブに過ごしたいと思っている方は、コチラからお問い合わせをどうぞ。
個人的に、鶴見には個性的なアクティビティを楽しむ街という印象があります。
国内でも数少ない屋内スキー場のスノーヴァは、駅からバスで15分ほど。
そう言えば、横浜市民なら一度は訪れた大型プール施設・ワイルドブルーヨコハマでは、貴重な青春時代を過ごさせていただきました。既に閉鎖されていますが、いや、懐かしい。。
(ソン)
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