シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2022年12月より運営事業者名が「株式会社スミタスホールディングス」さんへ変更されています。
「いってらっしゃい!」
平日の朝8時。
毎朝きちんと余裕を持って準備をしたいのに、たいていバタバタ、ギリギリ。満員の通勤電車に揺られ、会社に着く頃には既に疲れている…なんて方、いるのでは。
夜型の私の目には道行く人もどこかピリピリしている気がして、どうも苦手な時間帯です。休日の朝は、あんなにゆったりした気持ちになれるのに…
さて、2017年2月にオープンしたばかりの「スミタス 溝ノ口」。
朝から多くの光が差しこむ建物ですが、特にリビングの窓際では、思いきり伸びをしたくなります。
支度を済ませ、リビングを通って玄関に出ると、「行ってらっしゃい!」と小さな手を振ってくれるニコニコの笑顔。
そう、「スミタス 溝ノ口」は、少人数制の認可保育園を併設しているんです。
むむ、保育園か…
そう思った方、ちょっとお待ちを。
シェアハウスと保育園では、大部分の暮らしの導線がきっちり分けられています。それに、保育園が稼働しているのは平日の朝から夕方まで。入居者さんのほとんどは仕事に出ているはずですから、実は利用の重なる時間も割と限られています。
「だからこそ」、事業者さんはこの組み合わせが成立すると考えたのだそうです。
もちろん、まったく接点がないのではもったいない。
時にはキッチンに園児のお母さんを招いて離乳食の試食会をしたり、空中庭園でプール遊びをしたりと、入居者さんと良い距離感で接する機会を作っていく予定とか。身近な距離で並行に過ごす関係にとって、時にそんな場を持つことはきっと良いことなのだと思います。
入居した方にとってそれ以外の時間の子どもたちの存在は、きっと心をなごませてくれるご近所の風景のような距離感になるのではないでしょうか。
慎重に考慮され、意識的に分割し、意思を持って繋がれた、子どもたちとシェアハウスの距離感。互いの過ごし方が日常のなかで少しだけ交錯し、全く異なる視点から、それぞれに良き風景となる可能性が模索されているのです。
心地よい空間と、小さなスパイス。
平日の朝が、今までとはすこしだけ変わりそうです。
溝の口駅から徒歩8分ほど。
二ヶ領用水がすぐ近くに流れる住宅街の一角に建つ「スミタス 溝ノ口」。
見上げないと気付きませんが、実は三角屋根が特徴です。
玄関前では、植木がたっぷりの光を浴びて日向ぼっこの最中。
この日当たりなら、ぐんぐん成長していきそうですね。
玄関部分だけは木が使われていて、すこしだけ通りを行き交う人々の目を引きます。
外壁と同じ素材で作られたスライド式ののドアは、一瞬見落としてしまいそうなさり気なさ。
集合ポストは、専有部ごとに使えます。
自分で暗証番号を設定できるダイヤル式。これだけの数が並ぶと、なかなかのボリュームです。
金色のランプの下には、手描きのようなかわいらしいフォントのサインが取り付けられています。
シェアハウスの名前の下には「アプリコット保育園246」の文字。
一部にテナントの入っているシェアハウスは少なくありませんが、「スミタス 溝ノ口」の特徴は、玄関が保育園と共用なところ。
ベビーカーがそのまま入れる広い土間の先が、シェアハウスと保育園それぞれの入口です。
平日の朝から働いている方だと、ちょうど家を出かけるタイミングで子どもたちが登園してくるかも、という感じでしょうか。
シェアハウスのライフスタイルを象徴するのに「『ただいま』と『おかえり』のある暮らし」なんてキャッチコピーが使われることは多いですが、「子ども達からの『いってらっしゃい』のある暮らし」というのはなかなか斬新。
玄関の鍵はオートロック。
保育園の鍵の解錠と施錠はパネルのボタンで操作します。
小さな子どもたちが間違って操作しないように、すこし高めの位置に設置されています。細かいことですが、安心して暮らすために重要なところ。
入居者さんたちの靴箱は、ひとり扉1枚分使用できます。
男性なら3足+サンダルといったところでしょうか。いろんな人が出入りする場所だけに。靴を土間に出しておくのはNG。入り切らない場合は専有部で保管します。
土間の両側はガラス窓になっていて、シェアハウス側と保育園側、どちらも内部が見えるようになっています。
空間は分かれているけれど、なんとなく気配がわかる。その距離感が良いのかもしれません。
では、さっそくリビングへ入ってみます。
右側がシェアハウスの出入り口です。左側の保育園は後ほど。
白いカーテンから、ふんわりと広がる光が気持ち良いリビング。
天井は、構造用の素材であるデッキプレートをそのまま使った仕上げ。
倉庫などで見かけたことがあるかもしれません。コンクリート打ちっぱなし+配管そのままの天井とイメージは似ていますが、こちらの方が幾分かスッキリとした印象です。空間の高さが生まれ、開放感が強調されます。
落ち着いた色合いのソファは、すべて「SIEVE」のものとか。
床に近い、背の低いアイテムが揃えられています。そのぶん、もともと高めの天井がより高く感じられるような。
通称「人をダメにするソファ」、巨大ビーズクッションもいくつかスタンバイ中。たまにはダメになりたいときだってありますよね。
背もたれと肘掛けが片側にしかない、アシンメトリーデザインのソファを境に、緩やかにゾーニングされた空間。
テレビを観るときは、ゆったり大きなソファで、ごろりと寝転がってみたりして。これだけ広ければ、大人数でスポーツ観戦もできそうです。
ちなみに、テレビの前にはローテーブルを設置する予定とのこと。
ちょっとした花の飾りも、季節を感じられて嬉しいですね。
リビングの隣は、キッチンスペース。
ドアはなく、空間はつながっていますが、一部に女性の肩くらいの高さの壁が設けられています。
壁の裏側は、床が1段底上げされています。
12人が同時に座れる長い長いダイニングテーブル。キッチンの作業台としても使えそうです。
作った料理を食べるのはダイニングテーブルで、食後にくつろぐのはリビングで、と使い分けられそう。
深夜のお酒を楽しむのは、ダイニングかリビングか…迷うところですね。
存在感のあるキッチンは、ステンレス製の業務用。
コンロとシンクは、2セットずつ設置されています。
掃除がしやすくて丈夫というメリットはもちろんですが、なにより注目したいのはガスコンロの火力。
弱・中・強と3段階の調節が可能。写真では伝わりづらいのですが、バーナーヘッド(火の出るところ)が3重の輪になっていて、家庭用コンロよりもひとつ輪が多いのだそう。
以前お会いした料理好きの入居者さんは、「業務用キッチンで火力が強いのが入居の決め手」と話していました。ふむ、なるほど。
さらに、ビルトインオーブンも設置。
2段同時に焼けるタイプです。残念ながら2017年のバレンタインは終わってしまいましたが、お菓子づくりにはなかなか重宝しそうです。
その他、家電類も充実しています。
油で揚げずにフライを作れるノンフライオーブンや、極上のトーストを焼けると話題のバルミューダのトースター。
パンも焼ける過熱水蒸気オーブンレンジなど、ひとり暮らしではなかなか揃わないラインナップです。
料理好きの方だけでなく、苦手意識のある方や忙しくて時間の取れない方でも、グッと楽になるはず。
テレビの横の扉を開けると、水まわりへ続く廊下が現れます。
廊下の突き当たりは左右に分かれていて、左手に男女兼用スペース、右手に女性専用スペースがあります。
こちらは男女兼用スペース。
ドアにはキュートな手書きのサインが張られています。
このままでも充分かわいいですが、今後キチンと張り替えるそうです。
ドアの先はどちらもシャワールーム。
シャワールームは利用時間もあまり長くないですし、各フロアにも2室ずつ設置されていますから、埋まっていて使えないことはなさそうです。
洗濯機と乾燥機の隣は洗面台。
シンクの両側は、洗顔フォームやコップ、外したメガネを置いても充分な余裕があります。
男女兼用スペースの対面は、女性専用スペース。
天井近くに木製のポールが渡してあり、近々カーテンを設置する予定だそうです。
そのカーテンのすこし手前に、男女兼用のバスルームが。
脱衣室に洗面台も設置されています。
洗面台の下に置かれた衣装ケースには、個人のシャンプーなどのバスグッズを収納しておけるそう。
専用のスペースが決まっているのではなく、自分のものに名前を書いておくルールです。このザックリな感じ、嫌いじゃありません。
足を伸ばせるバスルームは、全体で1室のみ。
冬場は特に人気が集中しそうですから、あまり長時間利用にならないように注意したいところです。
バスルームの向かいに男性用と女性用のトイレがひとつずつ並んでいます。
もちろんウォシュレットと暖房便座付き。トイレは各フロアにも設置されています。
女性用スペースには、洗濯機と乾燥機が3台ずつ。
乾燥機のうち1台は、靴も入れられるタイプ。
女性用スペースでは、保育園の洗濯物を洗ったり乾燥したりする可能性があるそうです。念のため事前に確認を。
では、続いて2階に上がってみます。
廊下の両側に専有部が並ぶ、1階とは大きく違った間取り。
2階と3階は保育園がない分、広く感じるかもしれません。
廊下の突き当たりには、仕事や勉強のできる多目的スペースがあります。
ちょっとした図書館の勉強机のようなイメージでしょうか。
昼間は窓からの光だけで充分な明るさ。夜になると、手元に灯りが欲しくなるかもしれません。
机の対面にずらりと並んだ本棚。
事業者さんの息子さんのものだという少年漫画が、ぎっしりと詰まっています。
ひと通り探してみましたが、漫画以外は1冊もないという潔さ。
もちろん、今後入居者さんのオススメ本を共用として置いてもOKかもしれません。希望の方は事業者さんに確認を。
ソファも置かれていますから、漫画を読むときには机よりこちらが良いかもしれませんね。
読みふけっていたら休日が終わっていた、なんて声も上がりそう。そんな休日も、結構良いものです。
ちなみに、この窓からは空中庭園に出られます。残念ながらまだ工事中とのことで、詳細は後日。
多目的スペースとは反対側の廊下の端に、水まわり設備が集まっています。
設備は、1階の男女兼用スペースとおおよそ同じ。
シャワールームの脱衣室に、個人のシャンプーなどを入れておけるケースがあるのも1階と同じ。
ただし、誰かがシャワーを使っているあいだは取り出せません。いくつかボトルを用意しておくか、のんびり待ちましょう。
ランドリーバスケットもラクラク入るオープンタイプの棚には、洗剤を置いておけます。
ダウニーなどの大きなボトルも置けて、出し入れもしやすそう。
棚には注意書き…というよりも、つぶやきに近いメッセージ。
「名前を書きましょう」ではない運営スタンス、好きです。
名前を書いていないものは基本的に共用アイテムという共通認識は、生活の上で意外と大事。自己管理はしっかりと。
トイレは2階と3階にひとつずつ。
水まわりなど共用部の清掃は、事業者さんと清掃業者さんで実施してくれるそう。甘えすぎないように、日々気をつけたいものです。
さらに階段を上って3階へ。
1階から2階へ上がる階段とは異なり、2階から3階へ上がる階段はスケルトン。
さらに、すこしだけ壁から離れていて、浮いているように見えるユニークな構造です。
他にも、階段の縁にさり気なくストッパーが付けられていて、サラリとした肌触りの無垢材でも滑らないように、安全面にも配慮されています。
3階には、廊下を拡張したようなミニリビングがあります。
ちょっと部屋から出て気分転換したい。テレビを見ながらゆっくりしたい。1階まで降りなくても、ミニリビングで過ごせてしまいます。意外と、メインではなくサブのスペースが居心地が良かったりもしますしね。
「ミニ」とはいえ、一般的な一軒家のリビングと同じか、すこし広いくらいの空間。
廊下が続いていたり、窓が大きかったり、天井が高かったりと、開放感を感じる要素がたくさんあるのも影響しているかもしれません。
今の時期、花粉症の方には特に重宝される空気洗浄機も。
1階のリビングだけでなくミニリビングにも設置されているところに、事業者さんの配慮を感じます。
では、専有部を見ていきます。
まずは201号室。
各部屋のドアは無垢材で、ひとつひとつ木目の出方が違います。
小さな窓からは、内部の様子が覗けます。
夜、ぼんやり光が漏れていたりするとほっこりしそうですが、気になる方は内側に布を掛けておくと良さそうです。
ちゃんと布用のポールもありますから、ご安心を。
スタンダードな長方形が使いやすそうな間取り。
床は、全部で4種類から選べるそうです。こちらの部屋は木目調の濃いブラウン。
廊下側には収納棚が設置されていて、スーツケースや暖房器具など、使用頻度の低い荷物を収納しておけます。
棚の下にはハンガーポールが取り付けられていて、洋服も掛けられます。
一番の特徴は、やはりこの洗面台でしょうか。
朝の忙しい時間にものんびり準備できますし、寝起きの顔を披露せずにすみます。ちょっと手を洗いたいときや、掃除にも便利。温水もでるというのは嬉しいですね。
壁は普通の塗装で防水ではありませんが、洗面台の周りだけ、濡れてもOKなように防水パネルが張られています。
多少バシャバシャと顔を洗っても大丈夫。汚れが気になるときには拭けば良いだけですから、メンテナンスもラクラク。
窓は出窓になっていますが、木枠を手前に持ってきた面白いつくり。
手前にあるのは枠だけですから、窓際に物を飾ることもできます。普通の窓も、一気にアクセントになるのが不思議。
続いてモデルルームの203号室。
ベッドや机が入ると、広さのイメージも付きやすくなるのでは。
希望の方には、家具をそのまま貸し出すことも可能だそうです。
初めてのひとり暮らしなど、家具を買わなくて済むなら、引っ越しの費用を抑えられる方も多そう。モデルルームはいくつかありますから、事業者さんに相談してみてください。
室内には洗濯物干し用のワイヤーが設置されています。
基本的に洗濯物は室内で干すことになりますが、特にこのワイヤーが活躍するのはバスタオルだと思います。
今の時期は乾燥防止にもなりますし、意外と便利なんです。
続いて、301号室。
握ると手の中に収まってしまう、短めのドアハンドルがかわいらしいです。
こちらもモデルルーム。
家具は203号室と同じですが、すこし女性らしい、やわらかいイメージでしょうか。
3階は、天井のつくりが2階とは異なり、廊下側がとても高くなっています。
外観の三角屋根の部分がこの天井にあたります。そのせいか、面積以上に広がりを感じられる空間です。
あまり大きなものは出し入れが大変かもしれませんが、天井が高い分、背の高い荷物も置けます。
スペースが広いとつい詰め込みがちですが、くれぐれも安全にはご注意を。安定感のある荷物の収納をオススメします。
床と壁のコントラストが美しい308号室。
3階の専有部、実は北側の部屋だけロフトが付いています。
ベッドとしては充分すぎるほど広いスペース。
聞けば、4.65平米(約2.8畳)もあるとか。布団はもちろんのこと、収納として使うにもかなりの容量がしまっておけます。
それこそ、「人をダメにするソファ」を持ち込むとかなり快適な書斎になるのでは。
せっかくのスペースですから、ユニークな使い方をしてみたい気持ちも捨てきれません。
ただ、1点だけ注意を。
はしごが直角に取り付けられていて、上り降りを日常的に行おうとすると若干大変です。特に、酔っ払っている日は無理せず、下のスペースを使うことを強くオススメします。
この天窓が目の前にあったら、朝一瞬で起きられるとは思うのですが。
ちなみに、自分で用意すればライトを取り付けることもできます。
元々用意されている天井照明はひとつだけですから、もうすこし灯りが欲しいという方は、角度を調節できるタイプの照明を用意しておくと良さそうです。
カスタマイズの余地がたくさん残された空間。
部屋づくりに思い入れのある方に巡り会えると良いなと思います。
最後に、1階の保育園をチラリと覗いてみます。
基本的に、保育園のドアはオートロックで施錠されているそうです。
たくさんのおもちゃを見ると、さぞかしワイワイ賑やかなんだろうな…なんて思いますが、定員10名の少人数制保育園。
受け入れは0〜2歳児のみとのことですから、保育園から想像しているよりも若干静かかもしれません。
保育園が開いているのは7:30〜18:00で、土日は休みだそうです。
社会人の方の多くは、平日の朝すれ違ったり様子が見えたりする関係でしょうか。建物自体も遮音を配慮した構造ではありますが、夜勤などシフト勤務の方は、念のため3階への入居をオススメします、とのこと。
多くの入居者さんが不在にする平日の日中でも、保育士さんや子どもたちが建物内にいることで、防犯面にも効果がありそう。さらに、届いた宅急便を保育園で受け取ってくれる嬉しい特典もあります。
暖かくなったら、空中庭園に砂場やプールを出して遊ぶ予定とか。
1年経った頃には、子どもたちの成長ぶりに驚かされるかもしれませんね。
最寄り駅は、各線・溝の口駅。
大井町線と田園都市線の通る溝の口駅と、南武線の通る武蔵溝ノ口駅は隣り合っています。別の駅ではありますが、乗り換えも3分程度で済ませることのできる距離です。
溝の口から渋谷までは14分。二子玉川、自由が丘、大井町などのターミナル駅まではすべて直通でアクセスできます。
駅前は非常に賑わっていて、チェーンの飲食店やスーパー、駅ビルなど、生活に困ることはないはず。深夜まで営業しているお店もたくさんあります。
溝の口のディープスポットといえば、溝の口西口商店街。
焼肉屋さん、立呑屋さんなど、夜になると途端に賑わいを見せはじめるアーケード商店街。寒い時期でも、ビールケースを椅子代わりにした簡易席までいっぱい。サラリーマンたちの憩いの場となっています。
一方、シェアハウスの周辺は穏やかな住宅街。
溝の口エリアを広く流れる二ヶ領用水が近くにあったりと、駅前の賑やかな雰囲気とはガラリと印象が変わります。
シェアハウスの斜向いには、可愛らしいカフェもあります。
外観からは想像しづらいですが、店内にバイクが停まっているというギャップのあるお店。マスターがハンドドリップでコーヒーを淹れてくれるそうです。軽食も食べられるそうですから、休日のブランチにも良いかもしれません。
シェアハウスの運営管理を行うのは、株式会社アプリコット倶楽部さん。
オーナーでもある事業者さん家族が、近所に暮らしながら、保育園とシェアハウスのどちらも運営します。娘さんは保育園のスタッフとして、息子さんは入居者兼管理人として管理を担当していくそう。
元々保育系の事業に関わっていた事業者さん。自ら保育園を運営することになり、シェアハウスとの組み合わせを思いついたそうです。
つまり、保育園がまず先で、シェアハウスは後。保育園と一緒につくるなら何が良いか、という流れだと思いますが、結果的にプレーンながら独自色の強い住まいが生まれました。
都市で暮らす単身者の多くにとって、日常のなかで子どもたちと寄り添って過ごす機会はほとんどありません。たまに、友人の子どもに会う機会ぐらいでしょうか。ほとんどの人が、当事者になって初めて子どもに触れることになります。
当事者でなくとも、子育てを近くで見ておくことは近い将来きっと役に立つ、と事業者さんは言います。考えてみると、身近に走りまわる子供の姿のない暮らしの景色は、そもそもあまり人間的と言えないような気もします。
そんな景色を目にしながら日々を過ごす「スミタス 溝の口」の生活は、知らず知らず、入居者さんの人生観にも影響を与えていくような気がします。
「数年後、家族を持った入居者さんがここから引っ越していっても、溝の口に住んで欲しい。溝の口で子育てをしてくれたら嬉しい」とのこと。
なにより、心地よく暮らせる家だと思います。お問い合わせはコチラからどうぞ。
やっぱり、お気に入りは窓際。
休日は、外に出たくなくなりそうです。
(テルヤ)
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