シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
飯田橋で暮らすということ。
「都心は落ち着かないから、すこし通勤に時間をかけても、ちょっと離れた静かな場所に住みたい」
都市ではたらく多くの人は、そんな風に考えるものだと思います。だって都心は賃料も高くて、狭くて、それに騒音だって気になりますから。
でも一方で、やっぱり社会人の暮らしは忙しいもの。
もし会社に近くて、便利で、静かな場所があるなら、ぜひ…!なんて本音も、いつだって胸に秘めているのではないでしょうか。
そんな「近くて便利で静かな場所」の条件にぴったりなのが、「エシェル 飯田橋 SOHO」。
以前から、飯田橋は都心部のなかでも、ちょっと変わった場所だと思っていました。
住所は千代田区。駅周辺にはビルが立ち並び、一般的にはオフィス街のイメージが強いエリア。
平日のお昼時には、硬派な見ためのビル群から社員証を首から下げた人々が続々と出てきます。
一方、線路と並行に流れる神田川沿いの桜の木をはじめ、多くの緑を目にすることのできる自然の多いエリアでもあります。
車窓から眺める釣り堀には、平日の日中ものんびりと糸を垂らす、おじさんたちの姿。
駅から2分も歩くと、オフィス街から住宅街へみるみる街並みが変わっていきます。
神田川にかかった牛込橋を渡る人も、スーツのサラリーマン、カジュアルな服装の学生、親子連れと様々。
都心の緊張感と、肩の力の抜けたゆるやかさが混在する、不思議な場所。
「オフィスエリアに暮らすイメージが沸かない」と言って切り捨ててしまうには、もったいない街だと思うのです。
駅を背にして神田川を越え、車通りの多い通りからすこし入った路地に建つ「エシェル 飯田橋 SOHO」。
あたりを見渡せば、ガラス張りの大きなオフィスビルのすぐ隣に、年季の入った小さな戸建住宅が寄り添う、独特の雰囲気。
セキュリティ面を考慮して、外観の撮影はNGとのことです。
玄関ドアの手前に設けられた郵便受け。
ダイヤルロック付きで、容量も比較的しっかりめ。
名前の通りSOHO利用もOKとのことですから、仕事関係の書類がたくさん届いても安心です。
玄関の鍵は、暗証番号を押すと解錠できます。
鍵を持ち歩く必要も、なくしてしまう心配もありません。
ドアを開けると、白が基調のスッキリした空間が続きます。
土間は三角形で、少々コンパクト。
大人数で玄関を使う機会は少ないでしょうから、日常生活には支障のない程度だと思います。
靴箱は、天井まで届く大容量。
部屋ごとに1段ずつ、3〜4足を収納できます。
天井近くの高い段を割り当てられている1階の入居者さんには、日常生活に不便のないよう、左側の小さい靴箱に1段の半分ほどのスペースが用意されます。出し入れの多い通勤用の靴は、低い棚に収納しておくと便利そう。
玄関の、すぐ脇が階段です。
リビングとキッチンは3階、水まわり設備は1階と2階に配置されていますから、どのフロアに暮らしていても階段の上り下りは必須です。
この程度の階段の登り降りは、最初の数日で慣れるもの。
運動不足を感じている方には、ちょうどいいかもしれません。
階段を上りきったドアの先が、すぐリビングです。
ソファスペースとダイニングスペースで成り立つ、大きな空間。
ゆるやかなゾーニングで、動線も交わりそうで交わらない絶妙な距離感。
きっと、暮らしやすいと思います。
SOHO利用も可能ですが、リビングは入居者さんたちの生活空間でもあります。打ち合わせなどは、駅近くのカフェへ出向くのが良さそう。
ダイニングテーブルは、8人が同時に腰掛けることのできる大きさ。
4人がけのテーブルがふたつ並べられ、ときにはレイアウトを変えることもできます。
白いパーツと木目のあるパーツで組み立てられた椅子。
プレーンに見えて、ひねりがあります。
テーブルも同じ色が使われ、リズムがありながら、まとまったテイストに仕上がっています。
白を基調にサッパリとした雰囲気のダイニングに対し、ダークな色合いで落ち着いた雰囲気のソファスペース。
ダイニングと見比べると、まるで別の家を見ているよう。
大きなソファに腰掛けると、テレビは斜めの角度から見る配置に。
このぐらいの方が、腰に根が生えすぎず良いような気もします。
どんぐりの帽子の部分(殻斗・カクトと呼ぶそうです)のようなかたちの、照明の傘がキュート。
落ち着いた空間に、ちょっとお茶目な雰囲気が加わります。
左右対称のシステムキッチン。
横ならびなら、ふたり同時に調理してもお互い気をつかわずに済みそうです。
シンクはファミリータイプのサイズ。
3口のガスコンロに、魚用のグリルも備わっています。
ひとりで調理するには、充分な作業スペースが確保されています。
キッチン家電や食器は一箇所に集まっていて、キッチンとの行き来もスムーズ。
作り置きのおかずを温める人と、調理中の人の動線が重なる心配もありません。
続いて、2階の水まわり設備を見ていきます。
廊下の突き当たりに、バスルームとトイレが集まります。
脱衣室はごくシンプル。
脱衣カゴと足ふきマットのみ用意されています。
しっかりと横幅の取られたバスタブが嬉しいです。
つい長湯しすぎないよう、ご注意を。
バスルームの向かいには、シャワールームも備わります。
脱衣室の棚には、シャンプーボトルなど必要なバスグッズを保管できます。
女性専用ですし、夜に利用が集中するのはおそらくバスルーム。
早く寝てしまいたい日は、シャワーで済ませるとスムーズだと思います。
バスルームとシャワールームに挟まれたトイレ。
若草色のトイレマットやカバーと、クリーム色の壁紙。なんともやさしい組み合わせです。
さらに階段を降りて、1階へ。
洗濯機は1階だけに用意されています。
専有部からすこし離れた配置は階段を挟むのが少し手間な反面、稼働音がさほど気にならなそうなのは大きなプラス。
立地柄、忙しい入居者さんも多そうですし、総合的に良い面が大きいと思います。
では、お待ちかねの専有部を見ていきます。
まずは301号室。華奢な書体のルームナンバーが上品です。
間取りはすこしずつ異なるものの、備品や設備はどの部屋もおおよそ同じ。
寝具だけ用意すればすぐに生活できるよう、ベッドとデスク、椅子、クローゼットが備わっています。
大きな特徴は、全室に洗面台が付いていること。
日々の洗顔や歯磨きはもちろん、手を洗いたい、鉢植えに水をあげたいなど、日常のちょっとしたシーンにも便利。
わざわざ部屋を出て洗面スペースに向かうことなく、身支度を済ませることができます。
入居の決め手は洗面台付きの部屋、と声が上がるほど、重宝する機会は多いと思います。
クローゼットは棚付き。
最近では、衣服の預かりサービスも充実しているそう。
もしクローゼットに入り切らない服があれば、思い切って預けてみる手もあります。
102号室は、1階ながらとても日当たりの良い部屋。
すっきり目覚めたいなら、この部屋が1番。爽やかな朝を迎えられるはずです。
部屋の壁の一部は斜めになっていて、少々変形の間取り。
インテリアはシンプルですから、デコレーションのやりがいがありそうです。
中央線で東京駅まで8分、新宿駅まで11分。東西線に乗れば大手町まで6分と、通勤に非常に便利な立地。
九段下駅までシェアハウスから歩いても、およそ10分ほど。休日の皇居ランにも、ちょうどいい距離ではないでしょうか。
シェアハウスのすぐ近くに建つのは、複合施設「飯田橋サクラテラス」。
レストランやカフェ、コンビニが入り、日常生活にも便利。
2018年6月現在、マッサージ店やホットヨガのできるジムも入居しているそうです。
シェアハウスは駅から徒歩3分。
駅周辺には飲食店が豊富。たった3分のあいだにも、寄り道スポットはたくさんあります。
ビジネスパートナーとの打ち合わせに使うカフェ探しにも困らなそうです。
シェアハウスの運営管理は、株式会社ファインセレクトさん。
2018年6月現在、都内を中心に112棟(!)の運営管理を手がける経験豊富な運営事業者さん。
社長さんは、前職の不動産会社ではタワーマンションの開発などを手がけていたのだそうです。そんな背景もあってか、今回の飯田橋しかり、千代田区などの都心部でも運営管理を手がけているのは特徴のひとつでしょうか。
最近は、運営する棟数の増加とともにスタッフさんも増員。
台湾、韓国、中国などアジア圏出身のスタッフさんが増え、だんだん増えてきた外国人の入居者さんにもスムーズに対応できるようになったそう。
最近は新築の企画も多く、洗面台付きの専有部はすっかり定番になってきました。
入居者さんの視点では、洗面台付き専有部は便利で嬉しいもの。
一方、運営事業者さんやオーナーさんの視点では、部屋の数だけ洗面台が増えれば、故障や経年劣化のリスクは高まります。万が一、故障で洗面台ごと交換することになれば、ちょっとした工事も必要です。仮に新築だとしても、配管工事のコストは随分なもの。
悩んだ末に設置を見送った話を聞いたことも、一度や二度ではありません。
そうしたリスクやコストも踏まえた上で、ファインセレクトさんは、新築の企画では専有部にできるだけ洗面台を付けるようにしているそう。
聞けば、入居者さんに快適な暮らしをして欲しいとの思いからだそう。嬉しい話です。
飯田橋駅から徒歩3分、しかも新築。シェアハウスとしてだけでなく、賃貸住宅として、なかなか希少な条件なのでは。
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都心なのに、穏やか。
暮らす視点で見つめなおしてみると、意外にも嬉しいギャップのある街です。
(テルヤ)
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