シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

診療所 ・・・> アンティークの家。


薄々お感じの方もいるかと思いますが、ひつじ不動産スタッフの多くは、家でも家具でも古くて味のあるものが大好きです。だから、歴史ある外人ハウスや木造物件のリノベーション案件なんかは、いつもちょっぴり力が入りがちだったりします。

で、今回は元診療所兼住宅という、少々変り種のシェアハウス。

おまけにオーナーさんが無類のアンティーク好きという事で、家の中はどこもかしこも古くて素敵な家具のオンパレード。手作りの味わいを感じさせる意匠の上に、年月を経て柔らかくなった木の肌と艶と、それはもう、個人的には小躍りしたいぐらいの状況なのでした。

建物は下石神井緑地(公園みたいなものです)に隣接しているので、リビングの窓からは生い茂る緑が目に入り、辺りはゆったりとした雰囲気。

誰にでもオススメ!とは言いませんが、このテイストがツボな人は見逃すなかれ。。

という事で、今回のシェアハウス探検隊は「フロル石神井公園」。

好きな人が多そうなだけに男性陣には気の毒ですが、女性専用物件です。


さて、こちらがシェアハウスの外観。

診療所の看板は撮影時もまだ、残っていました。

リノベーションに当たって敢えて往事の看板を残すその心意気は、中古好きとして非常に好印象。ま、この看板のせいで、まさかこの物件ではないだろうと勝手に思い込み、周辺をウロウロしてしまいましたが・・。

さて、正面玄関はこんな具合。ちょっと変わったドアですね。

さっそくお邪魔してみたいと思います。

扉を開けると、ピカピカの玄関がお出迎え。

正面に見える窓の下には、脚の形がかわいらしい小さな文机が。

玄関周りの設備は、一般的な戸建て住宅やマンションと変わらない印象。

靴箱もノーマルサイズです。右手に見切れた格子ガラスの扉は、魅惑のリビングへの入り口。左手に見える観音開きの大きな収納は、清掃用具などがしまわれている管理用のストッカーになります。

ごく一般的な雰囲気の玄関ですが、実は何気なく置かれたスリッパが・・

そのまんま、病院でよく見るタイプのロゴ入りスリッパ。

確信犯的に残されたスリッパに、ただならぬセンスと遊び心を感じます。


まずはリビングへ。

花柄の生地のシンボリックなロッキンチェア。

まるい鏡に、角のないテーブルセット。

全て木製の年代物の家具達に共通するのは、どことなく丸みを帯びた優しいフォルム。なんとも懐かしいような、柔らかい空間を形成しています。

さて、実はリビング空間は数字の8のような形で、2つの部屋が繋がっています。

存在感の強い、味のあるベンチ。

が、ふたつローテーブルを挟んで向き合って置かれています。

少々スプリングがへたっている印象はあるものの、ま、それで良いのです。

壁掛け時計も現役続行中。

定期的にネジ巻きをしてあげないと、止まってしまうそうな。

壁際には、こんな可愛らしいスツールの数々も。

窓からは、生い茂る緑地の木々が顔を出します。

文机の側面の意匠もステキ。

繊細な細工を見る度に、職人さんは偉大だなぁ・・としみじみ。

そうそう、片隅には診療所のカルテ入れらしきモノまで発見。

あいうえお順にラベルシールが貼ってあります。

取り出しやすいようにでしょうか、横板には曲線が美しいカットが入っています。

ベンチの片隅には、もはやオブジェと化したこんな身長計も。

素敵。

ちなみに、リビングの窓には電動シャッターが付いています。撮影時に背中でボタンを押してしまい、閉じるシャッターに焦ってしまいました。

建物は結構近代的なのですよね・・


ベンチの脇から奥に伸びるキッチンスペース。

ここは、立派なシステム・キッチンが新設されています。

照明はリビングと同じスポットライト。

IHコンロは3口。本格的な料理もウエルカムです。

ただし、背中側から照らすので、調理の手元が影になってしまうかも知れません。実際に使ってみて不便があれば色々と工夫してみて下さいな。

システム・キッチンの対面には、食器棚があります。

キッチンとリビングとの距離感も、うるさ過ぎず、かと言って隔絶感もない程良い感じ。

棚には雰囲気のある食器が並びます。


続いて水回り設備をチェック。

まずは2Fへ移動します。

雰囲気のある洗面台、洗濯機、シャワールームはギュッと一箇所に。

シャワールームの脱衣スペースに洗面台と洗濯機があるので、誰かがシャワーを使っている間、残念ながら洗濯機も洗面台も使うことは出来ない構造。入居人数は程々ですが、シャワーの長い人は時間帯などに多少配慮が必要になりそうです。

なお、浴槽には蓋が取り付けられています。

という事で、使用できるのはシャワーのみとなります。あしからず。

お手洗いはこんな具合で、1F、2Fにそれぞれ用意されています。


さて、お次は専有部を見てみます。

まずは掃き出し窓のある101号室から。

少し日焼けしたグリーンのソファ・ベッドと、大型のクローゼットが置かれています。

少しくたびれたソファ・ベッドは、なかなかの存在感。


102号室はなんと外の道路に繋がる勝手口付き。

勝手口周りの床は、小上がりと言うよりはステージのようです。

むむ、この段差、どう活かして暮らしたものか。

入居した方の住みこなし次第で、ちょっと楽しみな事になるかも。


ここで、周辺地域について少し。

これはシェアハウス近くのY字路。

右側に写る馬に乗った像も相まって、一風変わった雰囲気を醸し出すこの交差点。

どうしても、この像を入れたかったので、何だか変な構図になってしまいました。

また、駅へと向かう道では、ロバに乗った少年を見ることができます。

個人的にかなりポイントの高いエリアなのですが・・しかし、なぜに馬(系)。


最寄りの駅は、西武池袋線石神井公園駅

駅へ向かって歩けば、ちょいと元気な商店街に行き当たります。

結構な往来があります。賑わってますね。

都心部への移動の基点は快速で15分の池袋駅です。

ただ、本数は多くないのですが、西武池袋線と有楽町線・副都心線が乗り入れており、渋谷や飯田橋、永田町(赤坂見附)も乗り換えなしで直通も可能。

その場合、所要時間は渋谷が26分、飯田橋28分、永田町が34分です。

もうちょっと掛かるかと思ってましたが、電車に乗ってしまえばソコソコの距離かと。

近所には広大な石神井公園があるので、ジョギングやボート遊びも楽しめます。

休日にフラリと出掛けると、日光浴するカメを見られたりも(体験談)。


という事で、今回探検した「フロル石神井公園」を運営するのは「プロサーチ株式会社」さん。

今回、初めてのシェアハウス運営となるのですが、若いスタッフさんが一丸となって取り組まれるそうです。今後もコンセプトのある住宅を提案していきたいとの事。

見ての通り、かなり元気な社風。

女性専用という事で女性スタッフさんもいらっしゃいます。

事務所では、皆さん楽しそうに仕事をされていたのが印象的でした。

という事でアンティークな家の雰囲気がしっくり来た方、コチラからお問合せどうぞ!


家具もさることながら、窓からのぞく緑地のグリーンが雰囲気出すのです。

(サトウ)

少人数の女性専用のおしゃれなハウスです。周辺は住宅街で緑に囲まれた雰囲気の良い場所にあります。リビング、お部屋にはアンティーク調の家具が備え付け。最寄り駅から池袋へのアクセス15分。商店街でお買い物、有名な石神井公園で「くつろぎ」の時間をどうぞお過...

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