シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
気分は帰国子女。
今回のシェアハウス探検隊は「come on UP 成城」。
今回のポイントはなんといっても成城学園前という立地。
成城という地名を聞くだけで、ちょっとハイソサエティな空気を感じてしまうのは単細胞かと思いきや、実際に駅から住居へ向かう道中にはただならぬお屋敷が並んでいたり、おばあちゃんと言うよりはマダムと呼ぶにふさわいご婦人方や、通学にハイヤーを利用していそうな佇まいの小学生を目撃したり。漂うハイソ感はやはり本物という気がします。
そんな立地で、今回はクールでモダンというよりは、カジュアルすぎないスタイリッシュな空間を提案し続ける「有限会社come on up」さんの物件。
どんな持ち味なのか、楽しみです。
さて、成城の街並みを眺めながら歩くこと10分程度、物件に到着です。
左に見えるは松の木。見栄えもよろしく立派です。
一方、ポスト上の表札には手書きで描かれたサインが。この揺れるようなユルユル文字も、come on upさんならではの持ち味。
さて、こちらは正面玄関。
写真の左手にはちらりとテラスも見えます。
玄関の鍵は2つ。
2つとも解錠しないと開かないので、誰かがどちらかを閉め忘れると、他の人が開けるときにパズルのようになってしまうので要注意。
ではでは、お邪魔します。
シンプルで無駄のない玄関周り。その右手には、シューズボックスがあります。
開けてみると、収納スペースは各部屋ごとに分かれています。
1人2段使えれば、ブーツ類などを置かない限りはまあまあ十分ではないかと。
奥から見た玄関周りはこんな感じ。白い壁の隣りは101号室。
それでは写真右手の廊下を抜けて、ラウンジへ向かってみます。
はい、こちらは奥から見たラウンジの様子。
今回の事業者さんが提案する物件の共通点、そのひとつはズバリ、絵になること。
普通は全体的に構図を捉え、レンズを覗き、構図を確認してシャッターを押すのですが、無意識にレンズを覗いてシャッターを切るだけでも、だいたい収まりが良いのです。
どこに何が必要で、ここは何色で。といった風に、家全体が具体的に構成されていることで、どこでレンズを覗いても絵になる不思議。
ほら、こんな風に。
ちなみにこちらの壁のブルーは、部屋に射し込む自然光に合う色を意識して塗られたそう。自然光だけでなく、赤みがかった床の茶色や白い天井とも相性のよい色味です。
この放射線状のうず巻きは、フォトスタンドだそうで。言われてみると確かに、このぐるぐるの部分がクリップ状になるのですね。
こちらはダイニングテーブル。バタフライ式で2名用くらいのサイズに小さくすることもできますが、居住人数5名から考えるとこの大きさで最適かと。
写真左手に見える大きな窓からは、事業者さんご自慢のテラスへ出られます。
窓を全開で開けてみると、かなりの開放感。ちょっと出てみます。
ウッドデッキも気持ちよく、晴れた日にのんびりしてみたら気持ちが良さそうな空間。読書やブランチなど、使い方次第でいろいろと楽しめそうなスペースです。しかし周辺はハイソな住宅街なので、はしゃぎ過ぎには要注意。
なお、テラスへ出る窓の上はトップライトになっています。
ここからも日の光が存分に射し込みますが、雨の日はどんな感じなのかと素朴な疑問も。入居された方、是非感想をお待ちしています。
そのままラウンジ横のキッチンへ。
こちらは至って無難な、とある我が家の台所といった様子。まずまず広さのあるL字型で収納スペースも豊富そうなので、普通に使いやすいと思います。
シンク周りがステンレスで、お掃除も楽ちんそうですし。
3口ガスコンロ。お掃除はしっかりされているので、多少の焦げ目はご愛嬌。
しっかりと使い込まれてきた、実用性のあるキッチンの証拠。
食器棚も居住人数に対しては不足ない様子。
こちらはキッチンの奥から見た様子。
この距離からでも、ラウンジの壁のスカイブルーが確認できます。
続いて水回りを拝見。
洗濯機と洗面台がなぜかキッチンにあります。ちょっと不思議ではありますが、目隠し用の扉もあるので、それほど不便もないかと。
こちらは1階の脱衣室にある洗面台。2階にはシャンプードレッサー付きの洗面台もあるので、水場周りは充実してます。
こちらは先ほどの洗面台左手にあるバスルーム。
白やブルー系が一般的なお風呂場のタイルですが、こちらはピンクのコンビネーション。充分に広めの空間は屋根部分が一部トップライトになっていて、お昼時のバスタイムはかなり明るい空間になりそうです。
1階のトイレはウォシュレット付き。トイレは2階にもう1つあるので、込み合う時間帯でも順番待ちは問題なさそうです。
やっぱり空間は広めの成城スペック。
お待たせしました。
それでは、いよいよ専有部を見てみます。まずは101号室から。
1階はこちらの専有部のみ。スカーンとシンプルな箱になっています。
備品は一切付いていないので各自でそろえる必要がありますが、自分であれこれインテリアにこだわりたい方は存分に満喫できるでしょう。窓の外はラウンジ横のテラスです。
続いて201号室。こちらも超シンプル。
唯一備え付けられているのは、クローゼットです。
ベランダは横に長く、202、203号室まで続いています。お洗濯の外干し可。
こちらは今回の物件では一番広いお部屋の203号室。凹になっている部分が何かと使えそうな気配です。
こちらはお部屋のサイズに合わせてクローゼットもかなり大きめ。
クローゼットは高さもありハンガーポールもついているので、かなりの収納力が期待できそう。
さて、今回の物件の最寄り駅は小田急小田原線の成城学園前駅。優雅でかなり落ち着いた雰囲気の街並みですが、学生も多く活気には溢れています。
駅周辺にはスーパーや飲食店も多く、新宿まで16分と都心へのアクセスも便利。高級住宅街のイメージばかりが先行しますが、少し離れた場所にはなんと農家も健在。新鮮な野菜の置き売りなどもあり、親しみやすい一面もある街で、気兼ねなく生活できそうです。
春になれば、駅周辺に桜も咲いていたり。
今回の「come on UP 成城」を運営するのは「有限会社 come on UP」さん。
最近も「come on UP 矢口渡」や「come on UP 雪が谷」など、独自の世界観から幾つもの物件を提案されている事業者さんです。スタイリッシュな印象が強いですが、ポリシーは一緒に暮らすことで性別や国籍、職業を飛び越えて成長し合える、自主・自立の家づくり。
物件には実に多種多様の国籍や業種の方からお問い合わせが来るそうです。自立した家というのは人々の心をワールドワイドに捕らえるのでしょうか。2010.9.6現在満員御礼の状況ですが、国境なき暮らしに興味を持った方はコチラからお問合せどうぞ。
ラウンジからの別角度。キマってます。
そしてその左手に見えるスイッチは。。
床暖房なのですが、シールで丁寧に「リビング」の文字。実は、こんな愛嬌たっぷりの抜け感こそ、この家の持ち味。
(ホン)
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