シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
木造家屋 生まれ変わって ろまん亭。(字余り)
今回のシェアハウス探検隊は「roman亭」。
聞けば相当に築年数の経過した木造家屋を、半年という長い工期を掛けてガッチリ再生したのだそうな。耐震補強も抜かり無く、古いながらも頑丈な我が家が完成したようです。
珍しい「大正ロマン」をテーマに設定した今回の物件には、木造古民家の構造を活かして2Fは天井が高く梁が露出していたりと、色々な工夫と仕掛けが詰め込まれています。
そして何よりも、運営事業者さんの愛が籠っておりますです。
何はともあれ、さっそく探検に行ってみたいと思います。
ちなみに女性専用ですので宜しくどうぞ。
まずは外観から見てみます。
外壁は塗装だけではなく、壁材から交換されているそうです。
築うん十年の面影は、ハッキリ言ってパッと見では殆どありません。
エアコンの室外機の横は自転車置場で、ここには共用の自転車も置かれる予定との事です。
ちなみに諸事情あったとの事で、正面玄関は端っこにあります。
撮影する角度がなくてこんな感じになっていますが、玄関ドアは高さがあってとても立派なのです。
鍵はテンキー式のオートロック電子錠。
それでは、ピ・ポ・パと開けてみませう。
ピ・ポ・パ。
がしょーん。
大きな玄関ドアを開くと、こんなビューが広がります。
コンセプトは北欧風でも古民家風でも昭和キッチュでもなく、レアな所を突いて「大正ロマン」。
うむむ、そう来ますか。
正面の鏡に映らぬよう、そろりとスライドしてシャッターを切ります。
右手の奥に見えるのがラウンジで、鏡の裏(階段下)には、実は螺旋状になっている階段と、えらくゆとりのある靴置きスペースがあります。
さて、まずはちょいと玄関周りをチェックしてみます。
メインの靴を各自1足ずつ置ける靴箱。
寄ってみると・・・
履くだけで美脚になるという触れ込みの魔法のスリッパがちょこんと2足置いてあります。
最初の入居者さんには1足ずつプレゼントするそう。
続いて、いつものようにラウンジへ向かってみます。
存在感のある真っ赤な柱と梁が、独特の空間を演出しています。
ズバリ、大胆です。
L字型の空間は、ラウンジとキッチンがひとつなぎ。
一本筋の通った柱が支えていますが、その柱に掛かる縦長の鏡は、実は大正時代のお品だそうな。
味があって、可愛らしいデザインの鏡です。
真っ赤に塗られた梁からは、まるでカンテラのようなランプが下がっています。
実は、ランプの中身は昼間に太陽光を蓄えておいて光るライトだそう。
何となく、roman亭を象徴するランプです。
そうは言っても壁掛けの薄型TVは37インチで、バッチリ21世紀してます。
隅に置かれた照明器具の上にはアロマ・ディフューザーがちょこんと鎮座。
最近各所で見かけるコイツですが、斜めに吹き出す蒸気が良い感じなのです。
お食事時以外を狙って、イロイロなアロマを楽しんでみて下さいませ。
共用のPCはノート型のモノが用意されています。
うむ。エレキテルじゃな(それ大正じゃありません)。
続いてキッチン空間をチェックです。
ステンレスの業務用キッチンが怪しく光ります。
どデカくてカッチョ良い冷蔵庫は、あの頃アルバイトをした飲食店にあった気がします。
使用できるスペースは部屋ごとに分けられています。奥行きもあるので相当収納力は高めです。
シェアハウス的には、すっごい便利だと思いますよ。コレ。
食器のラインナップはこんな感じ。
今は引っぱり出してありますが、普段はこのステンレス・テーブルの天板下に収納されています。
勿論、天面は料理等の作業スペースとして活用できます。
キッチン備品の品揃えはカナリ、カナリ良いです。
こういった品揃えでは、何となく運営事業者さんの経験値と運営に対する愛情が反映されてくる気がします。
続いてコンロ周りをチェック。
IH式なのでお掃除も楽々。
清掃は当番制という事なので、メンテナンスが楽だと助かりますね。
シンク横のラックには、個人用ストッカーがズラリと9つ並びます。
ゴミの分別はきちんと行いましょー。
キッチンでちょっとした発見がありました。
最近のティファールの電気ケトルは、スイッチを入れると青く光るんですね。
最初は「ど、どうしたお前っ・・!」と心配になりますが、最後まで沸騰すると落ち着きを取り戻します。
青なので、熱いのに涼しげに光るのが不思議です。
続いて水周り設備を見てみます。
まずは廊下の洗面台のある一角から。
実は全ての専有部内に洗面台があるので、使用頻度は少ないかもです。
掃除用具を洗ったり、トイレから出た時に使う感じでしょうかね。
で、洗面台の裏には何と洗濯機がハマッています。
ババン。
こんな感じでスッポリすっぽり。
続いてシャワールームと脱衣室をチェック。
シャワールームは1つだけ。
バッティングが少し気になるかも知れませんが、コイン式なので待ち時間が長くなったりすることは無いと思います。
これはコイン式の良い所ですね。
後はルールを守って、お互いに気持ちよく使って頂ければ。
トイレはウォシュレット付きです。
新しいのでピカピカ。
そろそろ専有部を探検してみたいと思います。
専有部の鍵はナンバー式のタイプ。
独特の存在感がありますが、こういう事はすぐに慣れるのでは。
ちなみに、ドアノブには掃除の当番表がこんな感じでぶら下がるそうです。
掃除当番は1週間交代ですが、9人ですので2ヶ月に1度程度の頻度で回ってくる計算です。多分、意外と少ないと思うのではないかと。
さて、まず101号室の専有部内はこんな感じ。
収納スペースが大きいのも特徴ですが、何と言っても専有部内に洗面台があるのがポイントになるかと。
まるいウォール・ランプと鏡も、どことなく大正可愛い方向です。
足元にはサーキュレーターが用意されていますので、室内の空気をぐいぐい撹拌してくれるはず。冷暖房効率も上がりますし、室内の温度差が解消されたりしてヘルシーなので、部屋にいる時は使ってみると良いと思います。
勿論、場合によっては普通に扇風機的に風を自分に向けるのもアリです。
ブラインドの前では、こんな風に物干しも可能。
普段は物干し竿を外しておく感じになると思いますが、結構実用的かもですね。
続いて102号室へ。
ちょいと変形に見える間取りですが、設備関係は基本的に他の専有部と同じです。
ちなみに机も椅子も、改修時の廃材を利用して作成したのだそうな。
収納の中にブーツが置けるように、こんな配慮も。
確かに、床に直置きはちょっと気が引けますもの。
多くのシェアハウスで自分の靴を専有部に持ち帰るのが基本マナーになりつつあるような気がしますので、こういったトレンディーな工夫にはグッと来ます。
2Fへ上がる階段は、螺旋状でちょっと長め。
何だか、妙に雰囲気の良い階段空間だったりします。
で、2Fは天井がめっちゃ高いんですよ。
露出した梁も特徴的です。
続いて、2階部分の専有部を見て行きたいと思います。
こちらは201号室。
スタンダードと思いきや・・
ロフト付きです。
梯子は壁際に垂直に引っ掛けられますので、普段は邪魔にならないハズ。
お隣の202号室は天窓付きです。
見上げると・・
天井がかなり高く、ベッドに横になると開放的な気分に浸れます。
剥き出しの梁も面白い感じ。
そして、さらにお隣の203号室。
ここもやっぱり・・
天高はバッチリです。
最寄の駅は、JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線の王子駅になります。
上野までは11分、有楽町までは20分、四谷までは17分で直通アクセス可能。メジャー路線が2つ乗り入れていますので、アクセス環境はナカナカ良好と言えます。
駅までは歩いて8分ですが、共用の自転車が無料で提供されますので駅前の大き目のスーパー等へ行くならあっという間です。
駅前には大型スーパーだけではなく、ボウリング場やマクドナルドなどもあります。
近くにはお花見スポットとして有名な飛鳥山公園もあります。
撮影の時は紫陽花が満開でした。
ほんの少し足を伸ばせば自然もいっぱいです。
今回探検した「roman亭」を運営するのは、「株式会社オフィス・シントウ」さん。
ひつじ不動産では3件目のシェアハウスになります。
おかげ様で長いお付合いになっていますが、僕たちの持っている印象はズバリ「研究熱心」。
今回の物件でも、過去の様々な運営経験が反映された細かな工夫が沢山施されています。
例えばこの掃除の当番システムも、いかに負担感を減らしてスムーズに回してゆけるかを考えて編み出されたモノ。
これが清掃当番のチェックリスト。
どこをどうやって掃除するかが一目瞭然です。
roman亭には、アヒルもいたりします。
という事で、何となく雰囲気が気になって現地を見てみたい方、京浜東北線や南北線の沿線でお勤めの方、そしてアヒルが好きな方、お問合せはこちらからどうぞ!
近所には路面電車の都電荒川線が走っています。
なので、こんなレトロ車両を目にする機会も多いはず。
路面電車はやっぱり愛らしいです。
で、近所には猫もおるでよ。
(サトウ)
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