シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2022年9月より物件名が「COURI 003 浅草橋」へ変更されています。
「音」を愛するひとたちへ。
今回のシェアハウス探検隊は、「音」がコンセプトの「COURI003 asakusabashi」。
神田川沿いの6階建ての、もともと寮だったにしては少しモダンなビルのような建物。部屋によっては川面が見えたりもします。
設備的なポイントは、音をテーマとしているが為の配慮か、部屋と共用部がキレイに分離している事。1、2Fはすべて共用部、3-6Fは専有部部になっています。この辺りの付き感、離れ感はシェアハウスではとても大事な設計テーマですが、「音」という要素を思う存分楽しもうとするなら、こうした設計は必須なのかもしれません。
音楽と空間が自然に溶け込んでいて、音楽好きに限らず「音」好きの方全般に見て頂きたいなと思います。
場所は東京東側、問屋街で知られる下町情緒漂う浅草橋。
目の前を通りかかると、一面がガラス張り。
こういうカフェなのか美容室なのかと思いきやシェアハウスという物件、東京には増殖してきていますね。冬の寒い日に建物の前を通った日には、マッチ売りの少女のように羨ましくて涙が出てしまいそうです。
とは言え、歩行者の視点からは少し見上げるような位置にあるので、こうして見た目に思うほど外からの視線は気になりません。たぶん。
2Fにある正面玄関へ向かう階段の途中には、こんなサインが。
落ち着きのあるハイクオリティな空間デザインは、COURIシリーズの共通項。
以後、御見知りおきをどうぞ。
さて、こちらが普段使用する正面玄関。
それでは、黒く塗られた無骨なドアを開け、靴のまま中へ。
一歩中へ入ると、そこは落ち着きのあるラウンジ空間。
ちょっとゆったりしたソファと、小さくかわいいローテーブル。
キッチンや食事などは1Fを使うことになると思うので、2Fは純粋な遊びの空間。
造作棚には、大型TV・・もありますが、主役は真空管アンプとスピーカーかと。
大きな本棚は自由に使って良いので、入居者さんの手で本やらレコードやらを持ち寄って並べれば、良い具合に熟れてきそうな予感がします。
なお、2Fのリビングも含め原則的に建物内部の共用部は靴のまま。靴は部屋で脱ぐスタイル、これから増えそうです。
そして、フロア表示の「2」がたまらないエレベーター。
建物内部のフロア移動は、コレを使用します。
が、まずはエレベーターは使わず一度外へ。
1Fのラウンジには、路面側から直接入る事もできます。
玄関前はスロープになっていて、駐輪スペースとして使えます。
ランプやドアなど、ちょっとしたディテールに手が込んでます。
そう、神は細部に宿るのです。パーツは大事。
さて、木でできた玄関を開けると、奥行きのあるラウンジが拡がっています。
テーブルの部分は、飲食店のような小上がりになっています。
外からの来客も出入りしやすい構造で、ちょっとしたパーティーも行いやすそう。
そして人が集まるところには、そう、音楽も必要。
ここにも真空管アンプが置かれています。
なにやらiPodも繋がるらしいですよ。
1Fラウンジの隅には4人まで座れるベンチが。
床はザックリとした粗い仕上げ。しかし、それが良い。
配電盤(?)らしきボックスも、そのまま。はい、それでいいと思います。
奥へ進むと、小さめのカウンター・テーブルが置かれています。
天井からは2つのペンダントライトが下りています。
空間を規定する意味もあるスペースだと思いますが、単純に明るいのでちょっとした物書きには丁度良し。
コチラがキッチンです。
シンクは業務用の大きめのタイプが2台。
そして、IHコンロは3口が同じく2基。
グリルは1台だけ使えるとの事。
調理スペースも、十分すぎる広さがあります。
なお、奥の窓は川に面しているため、塀の上の隙間から光が程良く入ってきますが、逆に夜になるとちょっと手元が暗いかも。この辺り、今後何がしかの明かりが必要になるのかもですが、どうしても必要となれば、きっと事業者さんが何とかしてくれるはずです(期待を込めて記載)。
そして、冷蔵庫は業務用のどっしりとしたタイプ。
容量は心強く、機能もタフそう。
ちなみに、トイレはコチラにも。
内部で2段上がる珍しいつくり。
酔っている時は気をつけましょう。転けた先には便座がいます。
さて、続いてラウンジのエレベーターで2Fへ戻ります。
エレベーターのパネル中のパネルには、アナログなまんまるボタンが付いています。
こういうの、個人的にはツボです。特に「押」。あと、「かご」って。
2Fには廊下の左右に洗面室、洗濯機、シャワールーム、バスルームといった水回り設備が集約されています。
まずは、シャワールームから。
スタンダードな脱衣室が付いたシャワールームです。
脱衣カゴが大きめなのは便利かも。
続いてはバスタブの付いたバスルーム。
脱衣室には窓がありますが、ちゃんと目隠しのブラインドが付いているのでご安心を。
洗濯機は、ごくごくプレーンなタイプ。
この他に屋上にも2台が用意されています。
適切に使っていけば、基本足りないという事はないはずです。
続いて、3Fから専有部部分を見てみます。
3-6Fの間取りは基本的に同じ。各階4室で、神田川の側と道路側に2室ずつ。
そして、洗面台とトイレがそれぞれ1つずつ。
はい、トイレです。照明はこんな。
工業系仕様です。ざっくりと粗めの内装によく似合います。
洗面台は、比較的オーソドックスでクリーンな方向。
そして、まずは301号室から見てみます。
バーン。何も無し。
足元はカーペット敷きで、壁面の配線ダクト照明が個性でしょうか。
よく見ると、写真のように簡単な収納棚とハンガーポールは、備え付けられています。
自分の部屋は隅々まで自分色に染めていきたい!な方向けです。
続いて302号室。
タイルカーペットの色が異なります。
で、川に隣接しています。
どどーん。神田川目の前。
なんなら釣竿を垂らして、釣りもできそうな距離(責任はまったく持てないので実践は自己責任でどうぞ)。
もちろん、日当たりは良好です。
部屋番号の下2桁が01、02号室なら川側です。ゼヒ、お好きな方に住んで頂きたい。
こちらは、逆に通りに面した304号室。
タイルカーペットが赤です。
部屋番号の下2桁が03、04号室なら、通り側です。
では、階段を使って4Fへ。
角のこの曲がり具合が昭和お洒落風味。
もはや同じですが、401号室。
タイルカーペットは少しセージよりのブルー。
ふと見上げると・・
部屋によっては、敢えてこんな粗い仕上げになっている場合も。
まるでニューヨークのようです。
7Fに上がると、ウッドデッキの敷かれた気持ち良いルーフバルコニーに出ます。
夜景も良い感じとのことで、ちょっとした照明やら椅子やらが運び込まれるのは時間の問題という感じ。
夏はビール片手に毎日上がってくる人もいそうですが、マンションも多いエリアなので夜な夜な大騒ぎは厳禁です。ご近所に迷惑をかけないよう、静かにしっとり、大人の飲み方を心得ましょう。きっと、エリア的にお年寄りも暮らしていると思います。
最近多摩川の方の物件でも取り上げていますが、神田川にもまた、東京らしい独自のリバーサイド・ライフスタイルを実践できるポテンシャルがもっともっと秘められていると思います。
神田川の場合、なんだか映画的な情緒があるんですよね。
さて、最寄駅はJR総武線・浅草橋駅。秋葉原のお隣です。
浅草橋駅前は有名な問屋街で、アクセサリーやおもちゃ等のお店がたくさん。
昭和風味のただよう懐かしい町並みにはバリエーション豊かな飲食店が建ち並び、スーパーや雑貨屋などもほど近く。生活にはとにかく便利そうです。
シェアハウスから浅草橋駅までは徒歩4分。実は、秋葉原駅も徒歩8分。地下鉄を使う方は、秋葉原の方を使う事になりそうです。お暇な方は、3331 Arts Chiyodaなどにもブラリと行ってみて下さいませ。
ちなみに、浅草橋から電車に乗ると、秋葉原2分、飯田橋8分、東京10分、新宿16分。秋葉原と合わせた乗入れ路線は、JR総武線、山手線、京浜東北線、都営浅草線、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線と、強力です。
さて、「COURI003 asakusabashi」を運営するのは「株式会社シェアカンパニー」さんです。
人との出逢いや繋がりが日々を豊かにし、未来をつくるという考えのもと、会社や学校ではない、全く新しい出会いを実現する場の提供として、シェアハウス事業を開始されたそうです。
新しい事業ということで手探りの部分もあるとは思いますが、やはり目を惹くのは、毎回かなり高めの空間品質。「音」という事で一見絞り込みの効いたコンセプトですが、内容としては結構間口の広いつくりになっていると思います。
家に素敵な音楽のかかってるラウンジがあったら楽しいかな、という程度でも、たぶん全然平気。
気になる方はコチラからお問合せをどうぞ。
廊下や階段のディテールも良い具合に。
ちょいとアジト感も漂います。
好き嫌いあると思いますが、ゼヒ、このテイストがお好きな方に。
(サトウ)
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