シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
えらべる情報。
今回のシェアハウス探検隊は「ソーシャルレジデンス たまプラーザ」。
たまプラーザと言えば、横浜市内で最も北側に位置し、2006年以降の大規模な開発によりさらに住民が増えてきているエリア。
超大型の駅ビルにはお洒落なカフェやレストラン、多くのセレクトショップがひしめきあい、活気があります。バギーをひいた子連れのお母さんも多く、住環境の良さからファミリー層の人気を集めているようです。
今回の物件は元々一流企業の社員寮だったそうで、その部屋数はなんと「126」。シェアハウスとしてはかなり大きめの数字ですが、今回のポイントは、まさにその広さを生かした快適な空間作り。
大人の余裕が漂うラウンジや、広々としたキッチン、ヨガやアクティビティにも対応できるマルチスタジオなど、充実の共用スペースに加え、常勤するのは管理人ならぬコンシェルジュ。「より快適に、より便利に」という明確なベクトルを示しているのが個性ではないかと思います。
さて、にぎやかな駅から歩くこと10分ほど。
ケヤキ並木沿いに見えてくるのは、ずいぶんと大きな建物。
道路側からは分かりませんが、奥に備えた中庭をぐるりと取り囲む構造の集合住宅です。
立派な正面玄関も建物のボリューム感をうかがわせますが、さっそく中へ。
オートロックを解錠しガラス張りの玄関ドアを引くと、待ち受けているのはホテルのロビーのように整然としたエントランス・ホール。
広々とした玄関を入って右側の奥には靴箱、その奥に専有部が並びます。
靴箱は、各室ごとに扉1つ分利用可能。
こじんまりとしていますが、各専有部にも設置されているのでご安心を。また、靴箱の上部分にある開口部はポスト代わりになっていて、コンシェルジュによって仕分けされた郵便物が投函されます。
土間部分の広さを引きで見ると、このぐらいになります。
続けて玄関の正面にある、エントランス・ロビー。
豊富に取り揃えられた雑誌や新聞は、最新号が随時入荷するとか。
常に新鮮なものが置かれることで、人が滞留しコミュニケーションを醸成するきっかけづくりにもなるかもしれません。
コピー機やシュレッダーも設置されていて、在宅ワークの方には便利そうです。
自宅で仕事ばかりしていると息が詰まる、といった方には、気分転換に事欠かない大型のシェアハウスはちょうど良いのではないでしょうか。
では、この長い廊下を通って、ラウンジへ。
右手のガラスの向こうには、中庭があります。
さて、ラウンジに到着。
ブラウン系の床と家具が重厚感を醸し出す、大人の空間。
全体は落ち着いていながらも、キッチン越しにカウンターテーブルがあったりと、欧米のダイナーのような気取りすぎない居心地です。
緑の壁の向こうにはキッチンがあります。
大型テレビも設置。
あくまでも勝手なイメージですが、この物件の入居者さんはテレビを見るならワイドショーよりワールドニュースが似合いそう。
1つの敷地中に、対照的なテイストの2つのラウンジが共存しているのもおもしろいところ。
こちらのゾーンは家具もスッキリさわやかに。程よく差し込む日差しで、シンプルなスペースにもやや暖かみが。
ラウンジには共用PCも設置。でも椅子がないので、立ちながら?でしょうか。あまり1人で長く使わないように、ということかもしれません。
さて、スッキリさわやかスペースのお隣には、前面ガラス張りのマルチスタジオが続きます。
広い!
確かに働いていると、体を動かしたい気持ちはあってもなかなか時間が割けない、ということが稀ではないのも事実。ジムと違って移動時間も不要ということで、忙しく働く方ほど利用価値が実感できそうです。
今後、スタジオ内にはTVモニターとDVDが設置される他、ヨガやピラティス教室なども開催される予定だとか。仲良しを集めて定期的に汗を流せば、1人でやるよりも続けやすいかもしれません。
では、ラウンジを通って中庭へ。
回廊式の設計で、ぐるりと建物で覆われた中庭。でも、広さがあるので独特の開放感があります。
ベンチに座って、ひなたぼっこするだけでも気持ちよさそうです。
では、続いて屋内に戻り、キッチンへ。
うーん、キッチンだけでここまでの広さは、数ある物件を見てきた中でも最大級かもしれません。
派手すぎない程度の明るい彩りは、料理も心も躍ります。
シンクはひとつひとつが大きめです。
基本的な作りはシンプルですが、複数人で同時に調理をする時や、お料理教室感覚であれこれ共作する時にも申し分ない広さ。なにかと楽しそうな予感。
キッチン家電も充実。最近話題のベーカリーマシーンもあります。
ちなみに「朝、焼きたてのパンが食べたいな。」と思ったら材料をセットして、あとはコンシェルジュにお願いすれば、就寝前にスイッチを入れてくれるそう。
活躍しますね、コンシェルジュ。
ゴミ箱もカラフルに識別。これなら覚えやすいかも。
キッチン用のストッカーは、キッチン裏に。
各部屋ごとに、ひと箱。
ボリュームは決して大きくないものの、背の高い調味料も立てて保管できるサイズ感です。
廊下には、他にも自動販売機や宅配ボックスも設置されています。
宅配便もコンシェルジュに受け取りを依頼すれば、この宅配ボックスの中に保管しておいてくれます。
続いて、こちらはバーボン&葉巻が似合うバーのようですが、なんだかわかりますか?
実はここ、喫煙室。
館内は基本的に完全禁煙。でも、人によっては、タバコが恋しい夜もある。ならば快適に喫煙していただきましょう、ということで誕生したそうで、喫煙者の方にとっては珠玉かもしれません。密なコミュニケーションが生まれそうな、大人のムードに仕上がっています。
さらに地下には、防音室も。
楽器の練習だけでなく、時々はストレス発散に大声を出しに訪れてみるのはどうでしょう。やったことはないですが、けっこうアリだと思います。
では、そのまま同じフロア(1F)にあるシャワールームへ向かいます。
一列にズラリと並んだシャワールームズ。
このぐらいの規模感の設置数として充分かどうかは正直事例が少なくて分かりませんが、ともかくも1箇所にまとめると壮観です。
どこかラグジュなムードの脱衣室が併設されて、男女兼用が6室に女性専用が4室。浴槽付きのバスルームはありませんが、今日はどうしてもお湯につかりたいわ。という方にはこれ。
腰掛けて両側から浴びるシャワーは、入浴に匹敵する効果があるとかないとか。
そうそう、女性専用のシャワーブースの脇にはパウダールームも用意されています。
こちらはこれだけ。小振りなスペースですが、便利そうです。
ランドリールームに併設された3階のパウダールームは、さらに広め。
美顔器やドライヤーの他、電子レンジや湯沸かし器なども用意。
ドラム式の洗濯機はコイン式で、 女性用4台、男女兼用8台です。
お手洗いの様子も、少し見てみます。
写真は3階の女性用スペースですが、各階に同様のスタイルで設置されています。
元々は企業の社員寮ということもあり、全体的に大人数でも効率よく扱える水回り設備が整っているようです。
トイレはウォシュレット付き。
それでは、いよいよ専有部へ。まずは101号室から。
チョコレート色の空間は、バラの壁紙が女性らしい雰囲気。
こちらは、赤い壁紙が情熱的な103号室。
各部屋、冷蔵庫とテーブルが設置されています。
収納としては押入れとハンガーポール付きのクローゼットを備え、着丈が長い衣類なども充分入ります。
こちらは、専有部のドアに付けられた渋い鍵の様子。
では、階段を上って2階へ。
2階の廊下には、かなり個性的な壁紙があしらわれていました。
中庭に面した窓から日射しが入って、明るいのが良いですね。
さて、バリエーションが多いので、どんどん見ていきたいと思います。
まずは、淡いピンクでまとめられた216号室。
家具は搬入が間に合わなかったのだとか。ひと通り、他の部屋と同じように揃う予定とのことです。
続いて、ブラウンのグラデーションで統一された219号室。
冷蔵庫もあります。
各部屋にも靴箱が設置されていて、エントランス・ホールの割当て分と合わせれば、まずまずの収納力と言えます。
なお、どの部屋にも物干し可能なベランダが付いています。
実は一部例外がありますが、それは後ほど。
3階は、女性専用フロアになっています。
壁紙も、少しガーリーなテイスト。
それでは、再び各部屋の様子をどんどん見ていきましょう。
シンプルな301号室。
オフホワイトの中で照らされるオレンジ色の照明がアクセントに。
306号室は少し落ち着いたテイスト。
派手すぎず、柔らかな女性らしさを演出する家具たち。
311号室は、ちょっと北欧スタイル。
これだけバリエーションがあると、家具の発注管理だけでも大変そうです。
407号室は、屋内ベランダ付きです。
奥の窓を開けると・・
いわゆるサンルーム。雨が降っても、気兼ねなく物干しができます。
各フロア、2室のみこのようなつくりになっています。
417号室は、2名入居が前提です。
広々快適。カップルで入居、というのも良いかもしれません。
赤と白のコントラストが目を惹くのは、425号室。
強すぎず、弱すぎず。
そうそう、バルコニーからは中庭が見下ろせます。
なかなかの眺め。
夜中に中庭で騒ぐと大喧嘩になりそうですから、暮らしのマナーにはご注意を。
さて、今回探検した「ソーシャルレジデンス たまプラーザ」の最寄駅は東急田園都市線のたまプラーザ駅と、お隣の各線あざみ野駅。ちょうど2つの駅の間のエリアにあります。
こちらは大型の再開発で大変身を遂げたたまプラーザ駅。
たまプラーザ駅から渋谷駅まで、急行で19分とのことですが、朝は混雑するので、それなりの覚悟も必要だとか(元たまプラーザ在住者談)。でも乗り換えはないので、ラッシュの時間帯を外せれば気にならないかもしれません。また、あざみ野駅から横浜駅までは、横浜市営地下鉄に揺られて直通で27分。こちらは始発なので、きっと座れます。
シェアハウスから両駅とも徒歩10分圏内なので、渋谷と横浜、どちらへ向かうにも現実的な通勤圏内ではないかと思います。
ちなみに、大きな駐輪場も備えているので、近場を周遊してみるのもよいかも。
今回探検した「ソーシャルレジデンス たまプラーザ」を運営するのは、「株式会社オークハウス」さんです。
シェアハウスの老舗といえばここ!というくらい、黎明期から長い運営実績をもつ事業者さんです。シェアハウスにまだまだ外国人しかいないような昔懐かしい時代からの蓄積で、その管理スタイルをひと言で表すなら、「おおらか」で「社交的」。
数多くの管理物件を抱える関係でシステマチックな管理スタイルを敷いてはいるものの、基本的には楽天的で「なんとかなるさ」といったノリが勝る感じは、細部までキチキチっと詰めたがるジャパニーズな事業感覚とは根本的に異質。
そんな感覚がお嫌いでない方、お問合せはコチラからどうぞ。
たまプラーザ駅から物件に向かうまでのケヤキ並木。
季節ごとに色を変える景色も、この街に住む楽しみとなりそうです。
ちなみに坂の上には、大きなアフタヌーンティーの建物がそびえています。
(ホン)
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