シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※こちらの物件は2015年12月より、運営事業者が「株式会社条理庵」さんに掲載変更されています。
ハコ・箱・はこ。
今回のシェアハウス探検隊は「haco de エコタ」。
名前の由来は四角い個室をハコに見立てて設計されたからだとか。
建物は元料亭という変わり種ですが、コンバージョン(用途変更)に伴い内装は一新。料亭の面影はほとんど残っておらず、躯体のコンクリートがアクセントとなる、さっぱりとした空間へ生まれ変わっています。
さすがにこのリビングを見て、元料亭とは思うまい。
2Fにリビング、3Fにダイニングとキッチンという、余裕のある共用部も魅力ではないかと。※2021年11月現在、2Fのフロアはシェアハウスとして使用されていません。
今回はピンと来るメンズ諸氏も多いかと思いますが、残念ながら女性専用です。あしからず。
それでは、さっそくハコを満喫してみたいと思います。
建物の外観は見事な白。なのですが、女性専用物件との事で撮影はNG。
まずは、正面玄関から。
ちょっと変わったデザインの玄関ドアです。
足下が石張りになっているのは、ちょいと料亭っぽいかも知れません。
お隣に見える建物1Fのドアはちょうどテナントさんを募集されていた為、今後何かしらのショップが入るのではないかと思います。
それでは、玄関のドアを開けて内部へ。
真っ白な壁と天井に、やや小ぶりな黒タイル敷きのフロア。
ドアの奥に拡がっていたのは、すこしメリハリのあるエントランス・ホール(的スペース)。左手のサインの脇が、シェアハウスへの入口です。
玄関の左手には、各部屋に対応した集合ポストが。
郵便屋さんもココまでは入る事ができますが、ポスト自体が外に出ていないので、不要なチラシなどが入る事は少なそうです。
さて、シェアハウスへ入る為の鍵は、コンパクトなカードキーになっています。
オレンジのかわいらしい鍵を脇から挿し込んで、手前のベゼルをクルッと回すとロックが解除されます。かわいらしい鍵ですが、実は複製困難で有名な高級メーカーのもの。無くすと高いので、ご注意を。
さて、ロックを開けて中へ入ると、すぐに2階へと繋がる階段が現れます。
階段に沿って作られた棚は、靴箱。トップも階段状になる面白い仕立てです。
1部屋で縦に1列、計6足分と収納力は比較的多い方ではないかと思いますが、足りない分は例によって自室で保管を。
2階付近に設置された手摺りのデザインも、少し凝ってます。
さて、階段を上がりきると、引き続き土間的なタイル空間と、無垢材の床が綺麗に並ぶ、ユニークなリビングに到着。 ※2021年11月現在、2階のフロアはシェアハウスとして使用されていません。
このメリハリ、かなり新鮮。
廊下の奥に覗くピンクの空間も気になるのですが、まずはそのままリビングへ。
歩触りの良い淡い色のフローリングに、剥きっぱなしのコンクリートの梁。
そして、少しだけ表情のある白で塗られた壁。
窓際には、カリモクのKチェアと控えめな大きさのTVがシンプルに。
壁には、様々な意匠を凝らしたハコ型の飾り棚。
この造作棚は集成材を加工したモノだそうです。
建物内では同じように集成材で作られたものが多数。全て「haco de エコタ」のためにオーダーメイドされたのだとか。
空間の片隅に置かれた、しなやかな曲がりを持つチェア。
傍らに置かれた黒いハコ(特に機能性は無いのだそうです)と合わせて、空間のアクセントに。いつも思うのですが、椅子が置かれるだけで空間が少し優雅なムードになるのは不思議ですよね。
最後に窓側から空間を一望。
シンプルな裸電球がぶら下がるのみの潔い照明で、夜は結構ムードが出そうな予感。
空間をぐるりと囲むように並ぶモクなドアの奥は、専有部へと繋がっています。
ということで、ここでリビングを囲む部屋達をご紹介。
まずは201号室。※2021年11月現在、2階のフロアはシェアハウスとして使用されていません。
リビングと同じく、サッパリとした仕上げ。
剥き出しのコンクリートは好みが分かれるトコロですが、個人的には粗い質感が好印象。小さなコーヒーテーブルとチェアが置かれ、備え付けられている収納は2つ。
1つはベッド下の引出式の収納。もう1つは壁のハンガーポール。
ロングコートも掛けられる高さです。
続いては202号室。※2021年11月現在、2階のフロアはシェアハウスとして使用されていません。
見ての通り、基本的に備品は全て同じです。
でも、どこも椅子だけちょっと違うのです。
続いて、角部屋の206号室。※2021年11月現在、2階のフロアはシェアハウスとして使用されていません。
それぞれの部屋をハコに見立てていることもあり、見事にシカクい部屋が並んでいます。
では、続いてダイニングとキッチンのある3Fへ。
2階と同じ無垢材のフローリングに、コーヒーテーブルが2つ。
テーブルを囲んでチェアがそれぞれに4脚。
冷蔵庫前の座面がベロア生地になっているチェアは、座り心地も良さそう。
使い所の難しそうな光沢のあるワインカラーも、不思議とマッチ。
外開きの部屋のドアとの関係でテーブルの配置は住みながら微調整が必要になるかもしれませんが、チェアはスタッキングできるタイプなので、うまく動かしてみて下さい。
さて、続いてはペニンシュラ型のオリジナル・キッチンへ。
窓の近くに配置されたステンレス・トップのキッチンは明るく、気持ち良し。
キッチン越しに見るダイニングは、まるで飲食店のようでもあります。
作業スペースは少々コンパクトなスタイル。IHコンロはベースが黒色の珍しいタイプ。
シックな印象で、汚れも目立たなそうなのは良いかも。
ダイニングの壁には、やはりハコ。
各部屋ごとに1ハコ使って良しということで、食材や調味料、お茶などを入れておくのに便利そうです。
扉の黒い点は「穴」になっていて、指先を挿し込んで扉を開けます。
電子レンジや電気ケトルなどのキッチン家電は、ハコの上に置かれています。
キッチン家電の電源も、配線を気にせずに使える絶妙な位置。
どうしても実用感が全面に出てしまいがちな調理家電も、こんな風に上下にアクセントを付けて配置すると不思議と良い雰囲気になりますね。最近は建築家さんからシェアハウスに適した突っ込んだアイディアが出るようになってきて、唸らされてしまうこともしばしばです。
ただし、木製のハコに囲まれた場所での炊飯器の使用は、湯気にご注意。
ちなみに電源ボックスは金属製のため・・
左右にマグネット式のフックを付けて調理用具が掛けられていたりします。
シュールです。
ところで、キッチン奥の掃き出し窓からは、ベランダに出られます。
外に出てみると、こんな事になっています。
目の前は道路、その先は駐車場と視界は開けているので、夜には西東京の夜景が見られるハズ。夏場は特等席で静かに語らい合いましょう。屋外ですから、静かにですよ。
ちなみにカウンターは建築現場の足場にも似た、工業感ただようセレクト。
さて、続いて3Fの専有部を301号室から見てみます。
ベッド下の収納は奥行きもアリ。
部屋はL字型で、こちらも奥にテーブルとチェア。
お隣の302号室。
ふわっと爽やかなハコ。
チェアの色や形が、日々に与える印象も大きいかと。
続いて4Fへ。陽当たりの良い4Fの廊下は、上階らしく天井が斜めです。
ということで、403号室のドアも少し変形のスタイル。
アクセントのコンクリートも、斜めが入るとより印象的なニュアンスに。
奥行きのあるL字型の間取りで、2面採光です。
工夫次第で色々な使い方ができそうな間取りではないかと。
続いて、水周り設備を見てみます。
まずは、3階のスペースから。
ピンクに色づけされたタイルが、目を惹きます。
洗面ボウルも柔らかな透明感のあるタイプ。
右手のドアの奥は、お手洗いになっています。
トイレは暖房便座付きのタイプです。
洗面台から振り返って、反対側の廊下の突き当たりには、シャワールームがあります。
向かい合って2室が設置。
なお、個別の脱衣室は無しという思い切ったと言うか、潔い仕様になっています。この点は気になる方は気になると思いますので、ご注意を。ま、いちおう女性専用ではありますので。
壁際には各部屋ごとに使用可能な洗面用具のストッカーもあります。
日々の生活をする上で、とにかくも非常に便利な代物です。
そうそう、3Fには浴槽付きのバスルームも用意されています。
ゆったりバスタイムを楽しみたい時はこちらをどうぞ。
ついでに、ランドリーは4Fの一角にあります。
はい、このように。
玄関脇のスペースは自転車置き場になっています。
窓の形状は、料亭の名残り。
さて、「haco de エコタ」の最寄り駅は、西武池袋線の江古田駅です。
近くには日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学があり、通りには良い感じにオサレな学生さんがウロウロ。路地を歩いていると、長らく学生に愛されてきた喫茶店やちょっと古びた飲食店も。
雰囲気の良いカフェも点在する、少しディープな街だったりします。
物件から西武池袋線の江古田駅までは徒歩3分で、ターミナル駅の池袋までの乗車時間は直通で10分。
大江戸線の新江古田駅までは徒歩6分で、新宿までの乗車時間は15分です。駅が深い場所なので、新宿に着いてから地上まで程よく上りますが。
さて、コチラの物件の管理は「株式会社Rバンク」さん。
企画から管理までを女性スタッフのみでまかない、女性専用物件だけを運営されている、実績充分な事業者さんです。毎回専有部ごとにインテリアが異なるのも特徴ですが、家具の選定はとても楽しいのだそう。
物腰の柔らかな担当さんとは、女性同士、ちょっとした事でも何かと相談しやすそうです。ハコでの暮らしが気になった方、お問合せはコチラからどうぞ。
初めてのシェアハウスでも、きっとしっかりとサポートしてくれるはず。
今回は、特に3Fのキッチンがイチオシ。
この空間での料理、きっと気持ちが良いと思います。
(サトウ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?