シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

リビングからも目のとどく、パティオ型のドッグラン。


今回のシェアハウス探検隊は、ペット共生シェアハウスとして新築された「HOUSE-ZOO 壱番館」。

数は少ないながらも徐々に増えてきている「ペット可」のシェアハウスですが、それでも「他の方に迷惑をかけなければ、飼ってもOK!」という感じのスタンスがほとんど。

でも、今回はペット好きが集まるように、つまりペットを愛する人達に「こそ」集まって欲しいというコンセプトで、ペット共生住宅を数多く手掛ける専門家によって設計段階から様々な工夫がされているのが特徴です。

ペット用の洗い場、ドッグランとして使用可能なパティオ、さらには各部屋に備え付けられた洗面台や壁紙の工夫など、ペット愛好家の不便を吸収すべく、あれやらこれやら。

ペット達のソーシャルの可能性については僕らも関心が高いのですが、ここはまだまだ始まったばかりの、これからの分野。

まずはさっそく、内部を見てみましょう。


東武伊勢崎線に揺られることしばし、蒲生の駅から徒歩8分の場所にシェアハウスは建っています。

周辺はほどよい静けさの住宅地。

玄関先の小さなステップは、半分スロープに。

ペットは階段よりもスロープが楽なのでしょうか。

さて、アプローチの先には正面玄関。

撮影日の天候は思わしく無かったのですが、ドアの前に懐が深めの雨よけが取り付けられています。ワンちゃんを連れて散歩から帰った後など、ドアを開く前にゴニョゴニョしやすいのは便利ではないかと思います。

玄関の鍵は、ICカードをかざすタイプ。

ピッと。

片手が塞がっている時は楽チンそう。


玄関を開けると、エントランス・ホールがパティオ(中庭)に抜ける広めの土間空間になっています。

この通り。

壁の張り方も工夫されていて、動物たちが歩き回れるようになっています。建物はシンメトリー(左右対称)な構造で、パティオ手前の廊下から左手がA棟、右手がB棟。

そして、奥へ進む前に左手を見ると、そこには何とも小さなバスルームが。

そう、もちろんペット専用のバスシンク。

屋外から帰ってすぐに泥や雨水の付いた足や体を丸洗いできます。便利すぎる。この辺りはペット共生物件ならではの仕組みですね。

もう少し玄関まわりを見てみます。

靴箱はココ。

よく見ると、右側の廊下に上がってすぐ脇の壁面にもスペースがあります。

生活導線を考えると、廊下側の靴箱が割と便利そうです。


では、パティオはとりあえず後回しにして、先に廊下を通ってリビングへ。

コチラも、ナカナカ考えられています。

24畳もあるという広めのリビングルームの床は、綺麗な無垢材のフローリング。キッチン、ダイニング、リビングのゾーンが一体に繋がる開放的な空間が広がります。

ペニンシュラ型のオープン・キッチンは、開放感も抜群。

ダイニング・テーブルは、小ぶりですがテイストの異なるタイプが1台ずつ。

ガラスのテーブルトップや穴の開いたデザインのチェアは主張しすぎず、空間のスッキリ感をサポート。

片隅には、なぜか乗馬型のフィットネス器機やステッパーも置かれています。

イヌの飼い主さんには不要かと思いますが、ネコやら鳥やらもOKですので、運動不足な方はコチラでどうぞ。もしくは、イヌの散歩に同行してみるとか。

大小のソファも置かれ、リラックスムードもほどよく。

それにしても、このリビングの奥行きはナカナカ。

中央のパティオに面した掃出し窓の左右の磨りガラスのドアは、それぞれ住室部分へ繋がっています。

なお残念ながら、基本的にペットはリビングへの立ち入りは出来ないそうです。ペット共生住宅のプロが言うのだから、きっとそれは大事なことなのです。

あしからず。


キッチンに立つと、リビングを一望できます。

リビングを眺めての調理は、きっと何かと楽しいことでしょう。

シンクは1つ、IHコンロは横に3つ並んだ目新しいモデル。

スペース取りますが、これはカッコいいのでは。

天板の下の金属部分をポンと押すと、操作パネルがせり出してきます。

パネルは邪魔にならないように納める事ができるというワケです。

ま、そんなに邪魔になるものでも無いのですが、とりあえずカッコいいのです。最近はこんなのもあるのですね、しかし。

鍋類はコンロ下に収納されています。

キッチンの背中側には家電類が置かれ、食器などは引出しの中に。

何やら山盛りあります。パーティーも推奨な感じです。


さて、それではパティオに出てみます。

玄関の方からを見ると、こんな感じ。

ガラス窓からリビングが覗きます。

パティオはちょっとしたドッグラン代わりということで、リビングでのんびりする時も外で遊び回るペットを眺めつつ、が可能。目の届く範囲にいるのは、安心ですね。

ちなみに、見上げるとそこには、青空が。

日射しが射し込むので、ペットだけでなく、ヒトにとっても何かと気持ちの良い空間かもしれません。


さて、ここで1Fの専有部をチェックしていきたいと思います。

A101号室から。

見たところ、実にプレーンな仕上げ。

ベッドは撮影時にはありませんでしたが、設置されているそうです。

どの部屋にも、こんな具合に洗面台が設置されています。※3Fのみ廊下に設置。

洗面だけではなく、ペットの水やりなどにも便利かもしれません。

収納スペースには洋服も掛けられるよう、ポールが渡してあります。

一見シンプルに見えますが、壁には張られているのは汚れに強い特殊なクロスだとか。ペットが少しぐらいやんちゃをしても大丈夫なのだそうです。

窓枠には、室内干しが出来るよう金具も付いています。

道路側に面した部屋には、目隠しのために最初からロールスクリーンも付いています。

なお、全ての専有部が2面採光になっていますが、サッシは全てペアガラスだそうです。これ、間に空気の層を挟んで2枚のガラスを重ねたものですが、結露が出にくく、断熱効果も高いのです。

運営事業者さんによれば「ガラスには室内のシックハウスの原因物質、花粉、ダニの死がい等のアレルギー原因物質や匂いを分解する処理をしています」とのことですし、一見ただの窓ですが、色々工夫がされているのだそうな。

それと、室内灯もリモコン式。

使われている物はひとつひとつ、使い勝手を重視したこだわりがあるのです。


では、続いては2Fへ上がり、水周り設備を見てみます。

バスルームのドアノブには、使用を知らせるプレートが掛かっています。

ドアの奥には脱衣室と、バスルームが。

脱衣室には大きめの鏡が用意されています。

上部のポールにはタオルを掛けたりするのでしょうかね。

バスルームはこんな感じ。

バスタブ付きで、シャワーもちょっとヒネリのあるタイプ。

雨のように頭上から湯を浴びられるレインシャワーも付いています。

レインシャワー、どうもツボにはまるとクセになるようです。

ちなみにA棟とB棟、それぞれに同じバスルームがあります。


トイレもかなり新しい型のウォシュレット。

既にお分かりと思いますが、今回の物件、こういう設備は手抜き無しです。

ちなみに・・

廊下の突き当たりの両側がそれぞれ、トイレとバスルームになっています。


続いては2Fの専有部へ。まずはA201号室。

小さいながらもしっかり2面採光で、洗面化粧台も設置されています。

収納スペースも、全ての専有部が同じくらいの容量になっています。


こちらはB203号室。

やはりスッキリ。

基本的な設備はどの部屋も同じです。


さて、3階へ向かいます。

階段はこんな感じ。

とんとんとステップを踏んで、3階へ。

上りきったところには、洗濯機が設置されています。

ここは普通ですね。

実は洗濯機は1Fの廊下にも設置されているので、どちらかお好み(もしくは空いている方)を使用可能。

ただ、3階の洗濯機の脇から出られるルーフバルコニーを物干しに使う場合は、やはり3階が便利でしょう。

ルーフバルコニーはペットを放すのもOKということで、落下やトラブルを避けるために、気持ち高めの壁になっています。

ぼちぼち広さもありますし、陽当たりは当然パティオ以上に抜群です。

ちなみに、パティオを見下ろすとこんな具合。

うまいこと使い分けて頂ければ。


さて、最後に周辺の環境を。最寄駅は東武伊勢崎線蒲生駅です。

駅前には飲食店やドラッグストア、スーパーがあるので、帰り道で買い物は済みそうです。シェアハウスへ向かう道には大きめの本屋さんもあります。

そして、シェアハウスが建つのは駅から8分ほどの静かな住宅地。

近くには小さな川が流れ、対岸には大きめの工場がのぞいています。

買い物に抜群に便利そうな越谷レイクタウンまでは電車で2駅。乗換えを考慮しても15分程度。都心方向では、ターミナルになりそうな北千住までの乗車時間が17分。北千住からはJR常磐線、東京メトロは日比谷線千代田線つくばエクスプレスと豊富な乗入れ路線があるので、どの方面へもなんなりと。

北千住までの距離をどう考えるか、といったところがポイントですが、朝は座れるというメリットもあるようです。


運営を行うのはペット共生住宅を数多く手掛けてこられた建築会社「株式会社シーワン」さん。

多様なペット関連事業を手掛ける専門業者と提携していて、しつけ教室や散歩サービスなども含めたアフターフォローにも対応していく考えだそう。

ちなみにペット共生住宅を手掛ける時のコンセプトは「人もそれぞれ、ペットもそれぞれ」だそうです。

今回は小型犬や猫のみが入居の対象とはなりますが、ソーシャルな意味合いでは、ペットを通じた入居者さん同士の交流はもちろんのこと、何よりもペット同士の交流がペット愛好家にとって大きなメリットになるのかもしれません。

多頭飼いはなかなか難しいですが、1匹だけでは寂しそうだな・・と思っている飼い主さんは少なくないはず。そう、そんなあなたに(いや、ペットに)、ソーシャルが良く効くかも。

ちなみに、ペットを飼っていなくても動物と触れ合うのが大好きな方なら入居可能です。ペットと一緒に住んでいる為に、シェアハウスを諦めていた方はいませんか?もしくは、都内の住宅事情の関係でペットを諦めていた方は?

ひとりでは実現しづらい充実した設備や交流環境を実現できるのがシェアハウスの強み。ペット共生住宅は、コンセプトとしてはかなりポテンシャルが高いのではないかと思います。

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そう言えば、集合ポストは何やら面白いことに。

うーん。きっと、色々考えた末のことではないかと。

ペット共生シェアハウス、旅行の時にお互いにしばらく面倒を見てあげたり、何かと便利な助け合いができそうです。それに、番犬だらけの家ですから防犯面でも安心かも。

(サトウ)

ペット共生シェアハウスとして、設計施工を自社で行いました。パティオ(中庭・7畳)を囲む形で各室を配置している為、全ての部屋が二面の窓を持ち、採光、通風とも良好です。サッシは全てペアガラスです。サッシのガラスには、室内のシックハウスの原因物質、花粉、...

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