シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
小さなひつじを届けるために、探検隊は、東へ西へ。
今回は仙台の旅。
以前もご紹介した「ひつじ不動産のフリーペーパー」。春先からみなさんの手に届けと願いつつ、北へ南へ、東へ西へ、ひつじ不動産のスタッフが日本の各地の素敵スポットを駆け巡っています。
そんななかで8月初旬に訪れたのは、仙台七夕まつりを目前に控えた仙台の地。色とりどりの”ふきながし”で彩られた街は、元気いっぱいの賑わいを見せていました。
お祭り気分でどこか浮き足立つ人々を脇目に眺めつつ、そこかしこへと颯爽と自転車で走り回る探検隊。素敵なカフェや雑貨屋さん、本屋さんを中心に、たくさんのお店に設置を協力いただきました。(ありがとうございます!)
ということで、コチラが今回の主役の「仙台シェア生活2011」。
ぜひ、街中で見かけたら手に取ってくださいませ。
今回はフリーペーパーの設置にご協力頂いたなかから、許可を得られた「これは・・!」なスポットをご紹介していきたいと思います。
まず向かったのは、緑がいっぱいの定禅寺通り沿いにあるせんだいメディアテーク。
せんだいメディアテークといえば、建築家・伊東豊雄氏の代表作。独特の構造で数々の賞を受賞したインパクト抜群の存在感は、仙台を代表する建築スポットと言って良いのではないでしょうか。
多忙を極めつつも名建築を前にスルーするわけにはいかず、ふらふらと立ち寄る探検隊(ちょっとだけ・・)。
一面ガラス張りで、うっすらと中の柱も透けて見えます。そして、大きい!
大震災の影響で建物の一部が破損したと聞いていたので心配していたのですが、訪問時点では4階以下のフロアのみの、部分開館の状態。もっともっとじっくりと回りたかったのですが、タイトな時間の関係上、泣く泣く次のスポットへ。
後ろ髪を引かれながらも辿り着いたのは「オジーノ・カリーヤ」。
古民家を改装した欧風カレーのお店です。
玄関先からすでに、いい予感が漂います。
看板が出ていなかったら一般の民家にしか見えない自然体のたたずまい。おじいちゃんの家、という感じですかね。
カレーの香りに誘われて、引き戸をがらり。
立派な庭園があったり、長い縁側があったりと、まさに昔ながらの戸建てという感じ。落ち着いた色みと肌になじむ素材感は、時を重ねてきたからこその風合い。
座布団に座ってカレーをいただきます。なかなか風情を感じるシチュエーションではないですか。
むかし実際にこの建物に住んでいた方が使っていたものがそのまま飾られていたり、壁の塗装やテーブルが店長さんのお手製だったりと、知れば知るほどなんだか親しみが湧いてしまいます。
時間帯によって「コウヒーヤ」さんにもなるのだそう。いつか、オジーのコウヒーも味わってみたいものです。
オジーノ・カリーヤ/オジーノ・コウヒーヤ
宮城県仙台市青葉区一番町1-13-25
こちらは仙台駅の東側にあるカフェ「理科室のオルガン」。
冷たく並ぶ試験管やベートーベンの肖像画などのイメージが先行してどんな所なのか不安でしたが、たどり着いたのはナチュラルな雰囲気のカフェで、ほっ。
かき氷の旗も良い味出してます。
でも、店内をよく見ると顕微鏡やビーカーなど科学系のグッズがずらり。テーブルもランプも使い込まれた感じが教室の机を彷彿させます。
梁やランプは真っ白。高めで抜け感のある天井が開放的です。
かき氷にも惹かれつつ、涼しかったのでレモンロールケーキをいただきました。お皿との色合わせが何とも涼しげで可愛らしいです。
随所に懐かしい学校生活を彷彿とさせる小物が溢れていて、会話のネタも自然と学生時代の話題になったりしそう。ついつい、淡い恋話とかしちゃったりして。
理科が苦手だった方も、音楽の時間ふざけてばかりだった方も、過ぎてしまえば全てはセピア色の思い出。
(ちなみに、私の学校には理科室にオルガンはありませんでしたけれど。)
カフェ 理科室のオルガン
宮城県仙台市若林区新寺2-2-16
広瀬通りの一本隣の大町の路地沿いを流して、何やら面白そうなビルの一角に潜む「ocha & gohan & osake AReT」へ。
スケルトンに近い大きなスペースの店内に、アンティーク家具や古道具などのインテリアがごろごろ。
白く塗装された空間がキャンパスとなって、様々なテイストの品々が思い思いに配置されています。
窓際にも遊びゴコロ。
洗練されたピリッとしたスペースというより、自由なアトリエを彷彿とさせるこの空間。ふらっと訪れても、気ままに自分の時間を満喫できそう。
真ん中には不思議なオブジェと大きなグリーン。インテリアや小物やオブジェ…興味がどんどん湧いてくるAReTさん。勝手ながら、ひつじ不動産のフリーペーパーもよく似合っているような気がしました。
ocha & gohan & osake AReT
宮城県仙台市青葉区大町2−14−11 ファーストステージⅠ・2F
気張らない、ちょっとひねった感じの懐かしいテイストが仙台の味なのかも。
夜も深まってきた頃に訪れたのは、「cafe haven't we met」。
勾当台エリアにある雑居ビルの2階に、ひっそりとお店を構えられています。
夜に溶け込むシックな内装とセブンチェアの曲線が、しっとりとした柔らかな空間を演出しています。
2001年のオープンから10年もの間愛されてきた空間には、肩の力がふっと抜ける魔法が掛かっているようです。
窓際にある本棚には、様々な雑誌のバックナンバーがずらり。気軽に手に取る読み物としてはぴったりなのでは。
ちなみに、訪れていたときに流れていたBGMがこちら。ピアノ界の鬼才マクサシス・シランのジャンルの垣根を越えたカヴァーアルバム。
センスの光る選曲の数々をピアノで優艶に仕立て上げた一枚、オススメです。
夜に浸りたいとき、訪れてみてはいかが?
cafe haven't we met
宮城県仙台市青葉区国分町3-9-2
さて、最後に紹介するのはTRUNK 。
協同組合仙台卸商センターが運営する、多種多様なクリエイター、アーティスト、エンジニア、研究者などの事務所が詰まったクリエイティブ・オフィスです。
TRUNKのある卸町は名前から想像できるように卸売業に特化したエリア。低層の倉庫や事務所が並び、食品から建材や機械関係と様々な企業が集まっている事業協同組合地域です。
2015年の地下鉄東西線開業を見据え、「人に愛され、人が集まり、人が住めるまち」を掲げ、まちづくりに取り組んでいるのだそう。人に愛され人が集まる場所にするためには、どのような文化をつくり発展させるのかが重要なポイントとなってきます。
そんな文化の創造が今まさにはじまっている卸町は、市が卸町をクリエイティブ産業立地促進助成制度の対象地区として指定していたりと、なにかと目が離せないエリアなのです。
気になるオフィス空間は、組合会館のホテルフロアをリノベーションしたのだそう。
ホテルの客室の造りをそのまま活かした専有スペース、大きく開放された共用スペースのほか、商談にも使えそうなプレゼンテーションスペースも用意されています。
TRUNKを拠点とするクリエイター同士がコラボレーションする、なんてことも珍しくは無いとか。さまざまな業種の人と日常的に触れあうことで日々新鮮な刺激を受け、あたらしいものが生まれ、そして育っていきそうです。
これからも、その動向から目が離せません。
TRUNK
宮城県仙台市若林区卸町2-15-2
さて、ご紹介した以外にも実はたくさんの場所にフリーペーパーを設置して頂きました。
そちらにつきましても少し先の話にはなってしまいますが、設置先リストとして必ずご紹介していきたいと考えております。
ひつじ不動産では、札幌、仙台、金沢、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の各都市でフリーペーパーを設置させて頂けるスペースを募集しています。
フリーペーパーが気になる方、設置OK!というお店の方、いらっしゃいましたら送付させて頂きますので、info(アット)hituji.jp までご連絡くださいませ。
街中を歩いていると、古き良き時代の雰囲気漂う小さな裏路地が。
ついつい酒と肴を連想してしまう提灯には「壱・弐・参」の文字。なるほど、”イ・ロ・ハ”と読むのだそう。
一歩足を路地へ運ぶと、タイムスリップしたかのような光景が目の前に広がります。
路地の先には、願いの込められた短冊が。
前向きで力強いメッセージに胸を衝かれたのは言うまでもありません。
(イシクラ)
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