シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2023年3月より、物件名が「ソーシャルコート 西船橋」、運営事業者が「株式会社JR東日本ソーシャルデザイン」さんへと掲載変更されています。
リビングとラウンジで生まれる、それぞれのドラマ。
今回ご紹介するのは、2016年2月にオープンした全62室のシェアハウス「シェアレジデンス 西船橋」。
共用部は、リビングとラウンジのふたつのエリアに分かれています。
リビングはさらにベンチスペースとダイニング分かれ、ラウンジはソファスペースとバーカウンターに分かれています。
いくつもの空間に分けられた複数のシーンが繋がり、連続的に姿を変えていく設計が面白いところでしょうか。
多彩なシーンを用意できるのも、スケールメリットの生かせる大型のシェアハウスならでは。
気分に合わせて居心地の良いペースに身を置いてみたり、ちょっとしたドラマを期待してインスピレーションでその日の居場所を決めてみたり。
暖炉やオーダーメイドのテーブル、ヴィンテージの小物など、遊び心あふれるインテリアや設備も見どころです。
すこし刺激的な日常を楽しみたいなら、しっくりくる環境になるはず。
最寄り駅のひとつである下総中山駅から、高架下を歩くこと10分ほど。
たどり着いた先は、戸建てやマンションが建ちならぶ住宅街。日中の人通りはゆるやかで、とても静かな一帯です。
今回訪ねたシェアハウスは、4F建ての大きな建物。
元々は社員寮だった建物を改修し、共用のリビングのほか、フィットネスルームやシアタールームが設けられています。
正面玄関はガラス張りのフレンチドア。
両サイドには、集合ポストと宅配ボックスが設置されています。
大きく庇(ひさし)がせり出していて、雨で郵便物が濡れることも少ないはず。
ポストの上に乗っているのは、シェアハウスのサインです。
ドアの鍵はナンバー式のオートロック。
すこし重みのあるドアを手前に引いて、内部へ足を踏み入れます。
淡いモノトーンで配色された、明るい雰囲気の玄関スペース。
大型物件ならではの、たっぷりサイズの土間が設けられています。
ドアの左手はシューズルーム。
使用できるスペースは、各部屋ひとマスずつ。
こちらにはスリッパなどの室内履きを、1足だけ収めておく形になりそう。詰めれば2足は入るかもしれませんが、各専有部にも靴箱が設けられているため、そちらにまとめておいた方が何かと便利だと思います。
廊下の壁は、2トーンでコントラストをつけた仕上がり。
シンプルなペイントですが、空間にほんのりと上品さがプラスされる気がします。
リビングに入る木製のドアは、以前、建物が社員寮として使われていた頃に使われていた扉をそのまま残したそう。
オフィスの会議室で見かけそうなタイプですね。
それではさっそく、室内へ。
ドアを開くと目の前に開けるのは、手前にラウンジ、奥をリビングとしてゾーニングされた、ゆとりのある空間。
カントリー調をベースに、様々なテイストがミックスされています。
フェミニンななかに、マニッシュな表情が見え隠れ。個性的ではありますが、わりと多くの人に好まれる塩梅ではないでしょうか。
ソファスペースとバーカウンターが一体となったラウンジ。
ベッドのように横たわれる2脚のソファは、どちらかと言えばコミュニケーションを楽しむ場ではなく、TVを見ながらのんびり過ごしたいときに利用することが多くなりそう。
暖炉は、スイッチひとつで本物の炎が出る本格派。
遠赤外線が、からだの芯から温めてくれます。ちなみに炎は本物ですが木は精巧なイミテーションで、燃えることはありません。
暖炉の左手に据えられているのはワインセラー。いただきものの高価なワインなどを、とっておきのタイミングまで長期保存しておくのに◎。
ほかにも渋い色合いのヴィンテージ風の家具や、
メルヘンな趣きのあるアニマルヘッドなど、
テイストの異なる多彩な調度品がほどよく交じり合い、遊び心ある空間に仕立てられています。
ソファの向かいは、5席のハイチェアが用意されたバーカウンター。
日が沈んでシックなムードになれば、バーの雰囲気もぐんと深みを増すはず。
カウンターの内側には、コンパクトなシンクや業務用の製氷機が設置されています。
実際のバーに近い環境と言えそう。料理の好きな人は、やはり自然とキッチン側に立つことが多くなるのではないでしょうか。
シェイカーを振ったり、さっとおつまみを作ったり。
マスター気分で、おもてなしはいかがでしょうか。
カフェインが恋しくなったら、全自動のコーヒーサーバーを使ってみては。
ボタンひとつで、朝食のトーストに本格的なコーヒーが加わります。朝の時間帯には、ありがたい存在。
カウンターの天板には、さりげなく電源プレートが。
朝食を食べながら、PCでメールチェック。ああ、自宅でも忙しい。
珍しさでは1番かもしれないのは、このポップコーンメーカー。
海外の露店で見かけそうな、レトロで可愛らしいデザインです。実際に使うこともできるそうで、パーティーに持ちだしたら盛り上がりそう。
奥の方に設けられたリビングは、ラウンジよりひとまわり大きな広がりを感じさせる空間。
建物が角地に面していることもあり、よく陽の差し込む明るい空間に。
窓側には大きなダイニングテーブル、壁側にはゆったりとした幅を持つベンチ。
たくさんの料理を並べれば、イベント時にメインのスペースになりそうです。
異なる方向を向いて配置された、ラウンジとリビング。
ほどよく人の気配を伝えつつ視線の重ならないレイアウトは、長い時間を過ごすには丁度良いのではないでしょうか。
L字に設計されたベンチスペース。
専有部の数を考えると、全体的に席数はややタイトに思われるかもしれません。
とはいえ入居者の生活サイクルも人によって異なるため、このぐらいの規模の住まいで席が埋まり切るといったシーンに遭遇することは少ないのかなと。
窓側に設けられたベンチは、小さなシングルベッドほどもある幅広のサイズ感。
座面上で胡座(あぐら)をかくことも、余裕でできます。
ダイニングテーブルとセンターテーブルは、一枚板の削りだしでつくられたオーダーメイド。コンクリートブロックを足代わりにした、ユニークな一品です。
大きな内窓が口をあける壁の向こう側は、キッチンスペース。
入居者が増えるほど生活感もあふれやすくなるキッチンは、多くの運営事業者さんの抱える悩みの種。
リビングとキッチンがほどよく区切られているのは、すっきりとしたリビング空間を保つには良いのかもしれません。
2枚の作業台には、シンクが3台、IH&ガスコンロが3口ずつ設けられています。
見ての通り、フルオーダーメイド。
ガスコンロの下には、オーブンレンジが設置されています。
手の込んだ本格的な料理も、準備OKです。
ただし、設備の数は必要最低限といった感じ。
空間は広く、動線となるスペースも確保されているため、入居者同士で配慮しあえば上手に使うことができると思います。
効率の良さを求めるならIHで、料理にこだわりたければガスコンロで。
両方のタイプのコンロが用意されているのは、珍しいですね。
作業台や吊り棚にならぶ、キッチン家電や調理器具も充実。
天板には防水加工が施されているとは思いますが、洗い物が終わった後は、しっかり水気を拭き取ってあげるとベターかと。
キッチンは、やっぱりコミュニケーションを楽しむ場所。
さまざまなツールが用意されていれば、きっと気分やおしゃべりも盛り上がるはず。
冷蔵庫のとなりには、全部で8台あるうち、2台の洗濯機の姿が。
ガス式の乾燥機とセットです。
洗濯機に洗濯物を放り込んで朝ごはんの準備にとりかかり、食事を済ませた後に洗濯物を取り出す、といった具合に、毎日のルーチンが自然と生まれそうです。
玄関とリビングをつなぐ廊下には、シアタールームやフィットネスルーム、水まわりなどが設けられています。
各スペースの位置は、フロアサインでチェック。
フロアサインは1−4Fの全ての廊下に設置されていて、大まかな場所がひと目で分かります。
ランニングマシーンやエアロバイクなどが用意された、フィットネスルーム。
一見、本格的な筋力トレーニングというより、体重や健康維持のための運動用といったマシンたち。
でも、中央の台に置かれているのは、重さの調節ができるダンベルです。
好みの荷重でトレーニングができるため、女性の方でもチャレンジできそう。
シアタールームは、電子ピアノ付き。
大型TVとソファのシンプルなセットです。椅子などを持ち込んで、スポーツ観戦を大勢で楽しみたいときに向いていそうです。
実は、室内に防音は施されていないそう。極端に大きな音を出すのは控えたほうが良いかもしれません。専有部からは離れているため、あまりトラブルになることは無いと思いますが。
シアタールームのとなりは、部屋ごとにスペースが設けられたトレージ。
キッチンにも近く、缶詰やレトルトなどの食料品を置いても良さそう。野菜など、生の食材を置くには不向きだと思います。
続いて各フロアの水まわりを見ていきたいと思います。
シャワールームとバスルームは、1Fに集約されています。
2台ならんだ洗濯機の対面に…
やはり2人分の洗面台。
窓から陽の差し込む、爽やかな空間です。
シャワールームは全部で6室、浴槽付きのバスルームは1室。
脱衣室にはポールが取り付けられていて、入浴中にバスタオルを掛けておくことができます。
シャワールーム&バスルームは、いたってオーソドックスなつくり。
最近は、バスタブ付きの浴室は女性専用のみ設けられるケースが増えている気もしますが、男性も、ゆっくりとお湯に浸かって溜まった疲れをほぐしたいことがあるはず。
1室だけですが、重宝する人も多いことかと思います。
1Fの共用のトイレは、ほんのりピンクの空間。
手洗い場にはハンドドライヤーが取り付けられています。
トイレは、以前のものをそのまま残した形。
流水音を発生させる機械も設置されています。
2Fと4Fは、洗面室とトイレが一体となったつくり。
男女共用のトイレは、合計で10室用意されています。洗面台はシャワー水栓付きで、髪を少しだけ濡らしたいときに便利なタイプです。
3Fの水まわりは、洗面台兼ランドリー。
乾燥機は1Fの2台のみですが、2〜3Fの各専有部のベランダには物干し用の器具が取り付けられています。
続いて、1Fの専有部と女性専用の水まわりへ。
2〜4Fはほぼ同じつくりですが、1Fの101〜104号室だけ異なる間取りです。
まずは、元々は管理人室だった101号室。
角地の角部屋のメリットを感じさせる、日当たりの良い空間です。
13.4平米と、ひとり暮らしには十分な広さ。
アクセントクロスは部屋ごとに、いくつかパターンがあります。
内覧の際には、好みのデザインに合わせて部屋を選ぶ楽しみがありそうですね。
収納は押入れタイプ。
押し入れ用の突っ張り棒を取り付ければ、ジャケットやシャツなども収められそうです。
1Fには、女性専用ルームがあります。
内部にトイレとバスルーム、洗面台、そして102&103号室のドア。
こちらは、バスルーム前の脱衣室。
洗面台と洗濯機が置かれています。
洗面台は、炭酸シャワー機能付きのスグレモノ。
効果は実際に使ってみてのお楽しみですが、微細気泡により、頭皮や毛穴の汚れを水だけで洗浄してしまうとか。
炭酸シャワーで顔を洗ってじっくりとお湯に浸かれば、気持よくリフレッシュできるかもしれません。
左手のドアが102号室、右手のドアが103号室。
正面の化粧台は、女性ならどなたでも利用できます。
102号室は、クローゼット付き。
広さは9.9平米と、ほかと比べてすこしコンパクト。
デスクとチェアは備え付け。
そのほか、各専有部には冷凍機能付きの冷蔵庫も備わっています。
クローゼットはほどほどのボリューム感。
部屋のなかをすっきりさせたいなら、キャビネットなどの収納家具を持ち込む必要がありそうです。
続いて、103号室。
押入れとクローゼットの合わさったおおきな収納は、多数の生活用品や荷物があっても、きちんと整理ができそうです。
唯一、ミニキッチンとユニットバスの付いた104号室。
この廊下も、専有部の内側です。
ミニキッチンは、ワンルームでよく見かけるタイプ。
食器や調理器具を置くためのスペースに加え、水切り棚もあります。
ユニットバスはこんな感じ。
窓付きのため、換気もしっかりと行えそうです。雨の日には部屋干しの場所として使うことも。
間取りも26.9平米と、かなりの広さ。
収納もボリューム大。
賃料はやはりひとまわり高くつきますが、大きな空間は魅力的です。
それでは階段を上がって、2Fへ。
南北に向かって伸びる、一本の廊下。
両側に専有部の並ぶ設計は、2〜4Fで同じです。
よって、各フロアとも01〜11号室の窓は西向き、11〜20号室は東向きと、わかりやすい構造になっています。
最後に、2〜4Fの専有部を一気に見ていきます。
201号室のアクセントクロスは、年季の入ったウッドパネル調。
濃いめのフローリングと相まって、あたたかな雰囲気です。
各備品は1Fと同じセット。
収納はクローゼットタイプが備え付けられています。
クローゼットの内部は、棚や引き出し付きの便利なつくり。
こちらも、2〜4Fのほとんどの専有部にあります。
ドア側の面にも扉があり、開くと靴箱が現れます。
板は取り外すこともでき、背の高いブーツなども収納可能です。
310号室は、コンクリート調のクロスでハードな趣き。
こざっぱりとしたシンプルな間取りは、インテリアのアレンジもしやすいはず。
掃き出し窓を開けて、ベランダへ。
物干し用の器具は低い位置に設置されていて、女性の方でも楽にピンチハンガーなどを掛けることができます。
406号室はすこし異なる間取りで、ベランダとクローゼットがありません。
室外干しはできませんが、その分だけ空間を広く使えるのは良いところ。お気に入りの家具を持ち込みたい人なら、むしろ嬉しい点かもしれません。
窓のそとには、総武線の黄色い電車の走る景色が。
駐輪場には、自転車とバイクを無料で駐めておくことができます。
元々は駐車スペースだったため、屋根などの雨よけの設備はありません。特にバイクの方などは、シートをかぶせておく必要がありそうです。
JRや東京メトロなど複数の路線が乗り入れる西船橋駅は、歩いて10分ほどの距離。JR中央・総武線の下総中山駅も、同じく10分ほど。京成本線の東中山駅は、より近く6分。合計6路線を使って各方面にアクセスすることができます。
新宿駅まで44分、東京駅・飯田橋駅まで28分、秋葉原駅まで26分。ポイントは、これらが全て直通ということでしょうか。
日用品や食材の買い物なら、高架下のマルエツが近くて便利。
歩いて5分ほどの場所には、地元住民の通う家庭的な銭湯もあるそうです。
西船橋駅、下総中山駅の周辺は、たくさんのお店のならぶにぎやかな一帯。
レストランやドラッグストアなど、日常の買い物で不便を感じることはまず無いと思います。
運営管理は、「株式会社シェア・デザイン」さん。
東京、神奈川、千葉エリアを中心に、今では16棟(2016.2現在)のシェアハウスを手掛けている運営事業者さんです。比較的大型の住まいをメインに運営していて、スケールメリットを生かした空間づくりが特徴でしょうか。
社長さんをはじめ若いスタッフさん達も勢いがあって、ノリのいい感じ。運営事業者さん主催のイベント開催も、多い方ではないでしょうか。
引っ越しシーズンも間もなく佳境に入る頃。
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実は館内のいたるところに、スピーカーが設置されています。
普段使われることはありませんが、パーティーなどの場面でごく稀にアナウンスやBGMが流れる、なんてことがあったりして。
いや、まったく無いかもしれませんが…
(ソン)
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