シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2020年6月より物件名が「シェアリザイド 松戸」へ、運営事業者が「ワイム総合企画株式会社」さんへ変更されています。
ソトと、ナカの、心地よい関係。
「中庭」という言葉の、どこか贅沢な響き。
屋外なのに家の外からの視線を気にせず過ごすことのできる、特別な場所。もし、大きい中庭となれば、なおさらです。
「PLENDY-SHARE 松戸 WEST」は、多人数でBBQのできる中庭を囲むように建っています。
建物のデザインも特徴的。
四角い建物の角に、あえて円を使った設計を用いたり、台形の専有部があったり、天井の高いロフトが付いていたり。
様々な見どころのなかでも、中庭と、その中庭に大きな窓ごしに接するリビングは、特に私のお気に入り。
一部が吹き抜けになったリビングは、上からも横からも太陽の光がたっぷり入る設計。
屋外でBBQを楽しむアウトドア派と、畳でごろごろ漫画を読みたいインドア派が、同じ空間で思い思いに過ごす。
リビングと中庭を一体で使えるからこそ生まれる、素敵な光景だと思います。
松戸駅から続く、チェーンの飲食店の多い2車線の通りをまっすぐ進みます。
東西に流れる川を2本越え、周りが商店街から住宅街へ変わるころ、大通りを1本内側へ。
戸建住宅の多い区画で、ひときわ存在感を放つ大きな建物が「PLENDY-SHARE 松戸 WEST」。
建物の角の、筒を縦に通したような不思議なカットが目を引きます。
筒の下にはシンボルツリーが。
ピンポイントで日光を当てるためでしょうか。見たことのない設計です。
シンボルツリーの対面が、建物のエントランス。
木製のドアのスリットから、内側がわずかに透けて見えます。
エントランスの前に設けられた集合ポスト。
部屋ごとのポストだけでなく、宅配ボックスも設置されています。
ポストと同じ横幅ですから、大きめの荷物を頼むことの多い方は、ご注意を。
エントランスを入ると、渡り廊下に見える通路が続いています。
右手にチラリと見える空間も気になりますが、まずは室内から見ていきます。
カードキーをかざして、オートロックを解錠。
外観の筒をはじめ、建物には曲線が多用されています。
ゆったりとした雰囲気が生まれる、曲線を効かせた空間。
広い玄関ホールが、より広く見える気がします。
土間は、壁沿いに伸びた弧の長い扇形。
不思議な形の理由は、壁にありました。
壁から飛び出したシンプルなフックは、自転車用。
4台限定で、入居者さんに有料で貸し出しているそうです。
屋外の自転車置き場には屋根がありません。大切な愛車を室内で保管したい方は、運営事業者さんに相談を。
靴箱は、部屋ごとに扉1枚分が割り当てられます。
3段は使用頻度の高い靴、1段はスリッパ用でしょうか。
棚板の高さは固定されていますから、ブーツ類は自室での保管になりそうです。
玄関ホールを抜けると、すぐにリビング。
覗き見える小物たちに、期待が高まります。
奥行きのある、大きなリビング。
小上がり、ソファスペース、ダイニングスペースと3つのスペースに分かれていて、さらに奥にキッチンがあります。
空間の主役は、やはりソファスペースでしょうか。
天井には、ぽっかりと穴が空いていて、ソファにスポットライトが当たっているよう。
2階の天井より、さらに高い場所に屋根状の天窓が。
撮影当日は曇りでしたが、それでもこの明るさ。
日中は、屋外でソファに座っている感覚に近いかもしれません。
さらに、天井部分にはプロジェクターがスタンバイ。
白い壁は、映像を投影するスクリーン代わりになります。
ちなみに、天窓にはブラインドなど日差しを遮るものは付いていません。
日中に鮮明な映像を見るのは難しいものの、すこし暗くなってくると、なかなかいい雰囲気に。
それなりの大きさで映し出せますから、多人数での映画鑑賞やスポーツ観戦は盛り上がりそうです。
あまりの大きさに、壁画や、窓の外の風景に見えてしまうのが面白いです。
ソファスペースとキッチンのあいだに位置する、ダイニングスペース。
ソファスペースとは少し趣の異なる、ほっこりした空間。どことなく、昔ながらの喫茶店を思わせます。
空間をゆるやかに区切る背の低い本棚には、レシピ本が並びます。
日常使いできるラインナップが嬉しいところ。普段使わない食材・組み合わせのレシピを見つけられるかもしれません。
玄関ホール側に位置する小上がり。
縁に腰掛けるとベンチ代わりになる、ちょうどいい高さ。縁側感覚でも使えます。
小上がりの上は、数人で寝転がれるほど。
中心部は琉球畳が敷かれ、脚を投げ出してのんびり過ごすのにピッタリです。
コロンとしたフォルムのかわいいクッションに背中を預け、ゴロゴロ。
自分の部屋が和室なのは抵抗があるけど、共用部が和室だったら結構使う、なんて方は多いのでは。
ソファもリラックスできますが、畳もやっぱりいいものです。
端の方の壁際にはテレビが設置されていることもあり、自然と人の集まりそうな場所でもあります。
日中はプロジェクターの映像が見えづらいこともあり、日常的に使うのはテレビになりそうです。
PLENDYシリーズの他のシェアハウスでも、小上がりは人気なのだそうです。
最近はすっかり定番になってきていて、ココやココなどを経ての今回。簡単そうに見えますが、地道な試行錯誤を重ねているそうです。
壁際には、小上がりをベンチとして使えるテーブル席も。
テーブルは小上がりとほぼ変わらない高さで、作業向きではありません。
飲み物を置いておけば、うっかり身体が当たってコップを倒すのを防げそう。
草むらから、フクロウがそっと見守ります。
リビングとひと続きになったキッチン。
シンクと3口のガスコンロが向かい合った、アイランド型の配置です。
通路の幅はさほど広くありませんが、ひとりで調理するには充分。
場所によっては冷蔵庫や家電が近く、調理中に「後ろ通るね」と声がかかることもありそうです。
窓際の台は、作業スペースとしても使えそう。
オーブンレンジやトースター、ミキサーなどの家電に加え、コーヒー器具も集まっています。
調理に使うキッチンツールは、フックに引っ掛けて収納。
使いたいものをひと目で見つけられて、とても便利。
常に見えるからこそ、キレイに片付けようとする意識が高まる気もします。
キッチンの隣が、ストックルーム。
部屋ごとに収納ケースが用意されていて、食材や調味料、自分で使いたい食器などをしまっておけます。
ケースは引き出しタイプ。
プラスチック製で、もし汚れてしまっても丸洗い可能。液漏れしてしまっても慌てずに済みそうです。
キッチンの横にある、すこし重いドアを開けると、廊下が続いています。
ところどころに設けられた大きな掃き出し窓。早速外に出てみます。
目の前に広がる、中庭。
一部には、既に屋外用のテーブルが並んだテラスが。
晴れた日にはタープが貼られ、強い日差しを遮ってくれます。
リビングの窓を開ければ、直接出入りすることも可能。
盛り付けた料理をテラスまで運ぶのが簡単です。
時間に余裕のある休日、テラスでの食事を試してみるのも良いかも。
コンロが用意されていて、BBQもできます。
中庭なら、外からの視線や煙の行方を気にすることなく存分に楽しめそうです。
室内に戻り、廊下の一角に集まった水まわり設備を見ていきます。
1階のバスルームは男女兼用。
脱衣室にはシャワー水栓付きの洗面台が設置され、入浴後にゆっくりスキンケアができます。
バスルームは、バスタブ付きのシンプルなタイプ。
2階には、男性用と女性用それぞれひとつずつバスルームが用意されています。
ウォシュレット付きトイレも、男女兼用。
ゆったり、広めの間取りです。
玄関ホールの側には、男性用のトイレも。
奥にはウォシュレット付きの個室も用意されています。
階段を上って2階へ。
2階から4階はおおよそ似た間取りで、中庭を囲むように廊下が配置されています。
中庭側の壁は、ほとんどが窓。日中は明るく、照明は必要ありません。
リビングの吹き抜け部分にあたるのが、廊下を兼ねた2階のソファスペース。
華奢な手すりに真っ白な壁、天窓からの太陽光。
なんだか美術館のようです。
下をのぞき込むと、この光景。
リビングをこんな角度から見ることのできる住まいは少ないですから、とても新鮮。
ひとりでのんびり過ごしたい日は、ソファが特等席に。
リビングから聞こえる話し声をBGMに、読書。
街なかのカフェのように、多少の音があったほうが集中できる方にはちょうど良いと思います。
2階の水まわり設備は、女性専用。
廊下とのあいだにドアが取り付けられていません。代わりに、開口部の正面にはボルドーの壁が。
壁の左手が洗面とランドリー、右手がトイレ。廊下側からは中が見えづらい配置です。駅のトイレでもよく見る間取り。
落ち着いたボルドーから一転、洗面スペースは派手目な青緑。
座って髪を乾かせるよう、スツールも用意されています。
洗濯機と乾燥機は2台ずつ。
どちらも無料で使用できます。
女性専用なら、デリケートな衣類の洗濯も安心です。
ボルドーの壁を挟んで反対側のトイレ。
洋式トイレが2室。もちろんウォシュレット付きです。
ちなみに、3階の水まわり設備は男性専用。
おおよその間取りは2階と同じですが、立ち式トイレが備わっていたり洗濯機と乾燥機が3台ずつだったり、壁の色が違ったりと一部が異なります。
バスルームは、ほとんどが2階に集約されています。
ドアにはシャワーやバスのアイコンと「MEN」「WOMEN」の文字が表記されていて、うっかり間違えてしまう心配がありません。
男性用と女性用に分かれていて、バスタブ付きのバスルームが1室ずつ、シャワールームが3室ずつ使えます。
特に女性用のバスルームは人気そだうですから、あまり長風呂にならないようご注意を。
まずは201号室。
スタンダードな長方形の間取り。床はカーペットで、落ち着いたテイストです。
備品は冷蔵庫のみ。
使っていた家具を持ち込んで使うことができます。
窓際には、作り付けのデスク。
デスクとしてはかなり大きめ。テレビやPCのディスプレイを置いても余裕があります。
201号室より横幅の広いタイプの、309号室。
アクセントクロスが使われているのは、309号室と407号室のみ。それ以外の部屋は201号室と同じ、真っ白な壁です。
早いもの勝ちですから、アクセントクロスの部屋をご希望の方はお早めに。
1階を除く専有部のエアコンは、天井埋込式。
うまく羽の角度を調整すれば、風が直接当たるのを避けられそうです。
モデルルームの403号室。
家具や小物が入ると、スケール感がグッとわかりやすくなります。
生活のイメージもしやすいのでは。
6.4畳の広さで、部屋の間取りは201号室と似ています。
ひとつ異なるのは、ロフト付きなところ。さっそくハシゴを上ってみます。
ちょうどふとんを敷けるくらいの広さでしょうか。
基本的には、荷物置き場として想定されているそう。
ロフト付きの部屋は4階の一部のみ。こちらも早いもの勝ちです。
すこしロフトの注意点を。
アイアンのハシゴは足場の幅が狭めで、靴下だけではすこし足の裏のアタリが強めです(私が足ツボ的な痛みに弱いだけかもしれませんが…)。
とは言えスリッパを履くと上っているあいだに脱げてしまう可能性もあるため、靴型のルームシューズで、靴底のしっかりしたものを用意するのがオススメです。
また、大きなダンボールや重いケースをロフトに運ぶのは、それなりに大変。
オフシーズンのアイテムの収納など、日常的な上げ下げの少ない荷物を収納しておくのが良さそうです。
…と書いてしまうとマイナスに見えてしまいそうですが、一方で華奢なデザインのハシゴは、とても雰囲気があって素敵。
常日頃から目に入るものですから、思いのほか佇まいは大事です。
普段は上り下りしないよう割り切って、ラダーラックとして使うのもアリだと思います。
実際にフックを引っ掛けて、収納を兼ねて使っている入居者さんも。
すこし高い位置なら、グリーンを吊っても雰囲気が良いかもしれません。
1階の専有部は、カーペットではなくフローリング。
101号室は、壁も床も白でまとめられたサッパリとしたテイストです。
掃き出し窓からは、撮影時は整備中だった小さな庭に出ることもできます。
室内干しのできる物干し金具付き。
天気や時間を気にせず洗濯物を干せるだけで、洗濯に関するストレスはかなり減らせると思います。
最後に、建物の周辺をぐるりと回ってみます。
駐輪場は、通りに面したスペースと建物の脇のスペースの2箇所。
駅の近くまで買い物に行くにも、自転車が便利だと思います。
常磐線は千代田線直通運転で、大手町エリアへの通勤に便利。
北千住までは8分、西日暮里まで17分、上野まで18分でアクセスできます。
沿線の主要駅だけあり、ショッピングビルが豊富。
松戸駅直結の「アトレ 松戸」、東口の「イトーヨーカドー」など、駅周辺での買い物には困りません。
カフェやファストフード、レストラン、居酒屋など、飲食店も豊富。
帰り道で、食事を済ませる方も多いと思います。
駅からシェアハウスまでは徒歩11分。
駅前に比べると飲食店は少なくなりますが、徒歩3分ほどの場所に大きめのドラッグストアがあります。
夜12時まで営業とのこと。心強いです。
シェアハウスの運営管理は、株式会社プラン・ドゥさん。
賃貸マンションの売買や仲介なども手がける不動産会社さん。
元・社員寮を改装した、中規模〜大規模のシェアハウスを展開しています。
シェアハウスの運営管理を担当するチームは、20代から30代の若手のスタッフさんが中心。
夏がはじまったばかりの頃に開かれたオープン記念イベントも、運営管理を担うスタッフさんが企画したそうです。
事前準備のために作った食材リストやレシピ、企画書を見るだけで、きちんとした運営事業者さんの姿勢が伝わってくるよう。
本当は中庭をたっぷり使った屋外中心のイベントになる予定でしたが、当日はあいにくの雨。
でも、担当者さんにとっては想定内。
彩りを意識したメニューを、参加者さんたちと一緒に手際よく作っていきます。
彩り豊かな見た目と、いい香り。
テーブルにギッシリ並んだ料理は、あっという間に消えていきました。
食事が一段落したあと、リビングでまったりと過ごす参加者さんたち。
担当のスタッフさん本人が参加者さんとおしゃべりを楽しむ姿も。
入居者さんと冗談を言い合える距離感が、プラン・ドゥさんの良さだと、いつも思います。
イベントの様子は、コチラからも。お問合せはコチラからどうぞ。
コーヒーと読みかけの本を持ってリビングへ。
インドアな過ごし方も、なかなか良いものですよ。
(テルヤ)
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