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リラックスした、暮らしの気配。


「この雰囲気、いいよね」

素直にそう思えてしまう、素朴な北欧モダンの空気感。

古い木と鉄脚のダイニングテーブル、レンガタイルの床に置かれた暖炉、無垢のフローリング。個性的なパーツも一歩引いて全体を見ると、ほどよく柔らく、肩肘張らない日常の気配が立ち現われてくるのを感じます。

駅近と言うにはすこし苦しい立地の「PLENDY−SHARE 東京ベイ」ですが、だからこそ流れる穏やかな時間が、しっかり日常と向き合うには良いのかもしれません。

専有部の数は全15室。

これまた、小さすぎず、大きすぎることもない、ほどよいスケールです。

また、何かと女性の暮らしを意識した工夫が盛り込まれているところも、大事な点でしょうか。

例えば、バスタブには肌に良かったり、湯冷めしにくかったりといった効能が謳われる、パナソニックの「酸素微細気泡入浴」機能付きのタイプが使われています(これ、高いのです)。

日々の生活を考えた細かな仕掛けが、他にも色々とありました。

じっくり見ていきたいと思います。


駅前からコミュニティバスに乗ること、10分。さらに歩いて3分。建設中の浦安市役所の新庁舎のほど近くに、お目当てのシェアハウスの建物があります。

フラットな壁面に、ぐっと押し込まれたように奥まった正面玄関。

一見して感じる以上に、建物には奥行きがあります。リビングは1Fに、専有部は1, 2F両方に設けられています。

玄関のドアは、小窓の取り付けられたカントリー調。

アプローチには様々な色のレンガが敷かれています。

玄関灯もレトロなデザイン。

日が暮れると、ドア周りがオレンジ色に照らされます。

ポストは専有部ごとに設置。

玄関のテイストに合わせて、エイジング(経年)加工が施されています。

ドアの鍵はナンバー式のオートロック。

花模様のようなスイッチパネルをピピピと押して、さっそく内部へ。


出迎えてくれるのは、リビングまで無垢材がつづく、ひとつながりの空間。

2015年9月の入居開始から1ヶ月後ほどのタイミングで訪れましたが、新しい木の香りがまだ残っていました。

玄関をあたたかく照らすのは、イミテーショングリーンで彩られたペンダントライト。

ドアの脇にシューズルームが設けられています。

靴箱はひとり当り、3段。

各室あたり6足ほどが保管可能です。棚板の高さを変えて、ブーツなども収納できます。


元々は企業の寮だった建物をフルリノベーションした空間は、木の素材が多く使われ、随所に手ざわりの良さを感じさせます。

あたたかな雰囲気と、すっきりした趣きをあわせ持つリビング。

北欧風の柔らかな色合いのなかで、L字のハードなダイニングテーブルがマニッシュなアクセントに。

共用TVのサイズは、50インチ以上の大画面。

すこし覗きこむようにすれば、キッチンからでも見ることができそう。

ニュース番組のお天気コーナーをチェックしながら、朝食の準備、なんてことも出来そうです。

レンガタイルの床に鎮座するのは、カナダ生まれのペレットストーブ。

ストーブの名前にも冠された木質ペレットと呼ばれる燃焼剤を投入し、スイッチひとつで着火。ゆらゆらと炎が大きくなるにつれて、心地良いぬくもりも増していきます。

暖炉であたたまる、冬。

都市部のひとり暮らしでは、なかなか経験することのないシーンです。エアコンと比べて、過度の乾燥を防げるのもうれしいポイントですね。

ダイニング、キッチン、ソファスペースは、それぞれほどよい距離感で配置され、空間の一角には、オープンな階段が設けられています。

ダイニングテーブルを照らすのは、裸の電球が連なる個性的なペンダントライト。

外が暗くなる頃には、スポットライトの明かりとあいまって、リビングは暖かな色合いに包まれます。

階段下には、専有部ごとに収納が設けられています。

鍵付きで、中型のキャリーケースの収まる奥行き80cmサイズで設計されています。

窓際の一角は、壁紙とソファを同じトーンでセレクト。

腰高窓の手前に設置されているのは、共用の本棚です。

このエリアならではの、例のテーマパークの攻略ガイドブックもしっかり。


掃き出し窓の外は、リビングとフラットにつながるウッドデッキの中庭。

植栽されたオリーブの実は、料理に使うこともできます。

一緒に植えられているのは、もみじの木。秋には自宅で紅葉鑑賞を楽しめるかもしれませんね。

ふと見上げると、頭上は空へと続く吹き抜け。

柵の向こうは2Fの屋上スペースです。


キッチンは、フルオーダーメイド。

タイル張りの素朴な雰囲気に、グッと心を掴まれます。

水栓は、シャワータイプとしても使用可能。

シンク内をさっと流すまでが後片付け、という習慣を身につけたいもの。

IHコンロは3口タイプが、2セット。

他の入居者にひとこと断っておけば、煮物など時間のかかる料理にも気軽にトライできるかもしれません。コンロのうちひとつはグリル付きなのも嬉しいところ。

キッチンは対面式。

料理をしながらおしゃべりを楽しんでいる風景が、日常になりそうです。

シンクの下に設けた収納棚が、調理器具の定位置です。

大型の冷蔵庫は3台。

5人で1台の割り当てですが、特にスペースを仕切るようなことはしないそうです。食材などを保管するときには、ちゃんと名前をお書きくださいね。

冷蔵庫を衝立の役割として、裏側にはパントリーが設けられています。

専有部ごとの食材置き場といったところ。

靴箱や階段の下の収納など、共用部の収納が充実しています。使いたいところに使いたいものがある便利さはもちろん、専有部を広く使えるのが嬉しいところ。

和洋のお皿やお椀がたくさん収まる食器棚。

棚の取っ手は、ミッキーの手。シェアハウス内には、ほかにもミッキーやミニーが隠れているそうです。


続いて、水まわりを見ていきます。

リビングのすぐとなりがバスルーム&シャワールーム。

バスルームの脱衣室には洗面台が設けられています。

洗面台はシャワー水栓付き。

2Fには専用のパウダールームがありますが、忙しい朝の時間帯など、こちらで身支度を整えることもできそうです。

バスタブは男性でもぐっと足を伸ばせるワイドなサイズ。

シャワーはヘッドの高さを調整することができます。

照明の色調を変えれば、より暖かな雰囲気に。

浴槽のスイッチパネルにある「酸素美泡湯機能」を押すと、細かな粒子の泡が噴出します。

徐々にお湯はミルク色に。

毛穴の奥まで酸素の泡が浸透し、お肌の角質や汚れを浮き出してくれるそうです。使い終わったら、さっとバスタブ内を掃除するとベターでしょうか。

シャワールームは、女性専用と男女共用の2室。

着替えなどを置くことができるカゴが用意されています。

トイレはシンプルなタイプ。

もちろん、ウォシュレット付きです。


こちらはランドリールーム。

収納棚は専有部ごとにスペースが仕切られ、洗剤などを収めておくことができます。すぐ脇のシンクは、デリケートな衣類を手洗いする時に便利そう。


欧米の住まいを連想させるオープンな階段は、いつだって憧れの的。

特別に急でもありませんが、一応踏み外しにご注意を。


こちらは2Fの廊下の様子。

さりげなく置かれた小型の冷蔵庫は、専有部で飲みたい、ちょっとしたドリンクを収めておくのに良いかもしれません。

照明のスイッチパネルでは、猫が天体観測しています。

こまめに電気を消してあげると、よく星を眺めることができるかもしれません。

パウダールームには2台の洗濯機を設置。

こちらにも専有部ごとの収納が用意されています。

各所にきちんと収納があるのは、住んでみると何とも便利なものです。

珍しく男女共用なのは、男性にとっては嬉しいところでしょうか。

洗面台まわりは、タイル張りのフェミニンな仕上げ。

ドライヤーのほか、アイロン台も備え付けられています。ふたつの洗面台は温水も出る仕様。

洗面台の向かいにはソファが2脚。

場所柄、ふだん使いすることはあまりイメージできませんが、思いもよらぬ使い方があるかもしれません。


続いて廊下の突き当りのドアから、ルーフバルコニーへ。

高めの塀に囲われているため、外からの視線が気になることもありません。

物干し台では布団などの大物も干すことができます。火を使わないIHコンロなら、バーベキューなどを行ってもOKとのこと。

柵から下をのぞくと、1Fの中庭が。

植栽されたグリーンも、いつかは屋上の高さまで成長するのでしょうか。


最後に、専有部を1Fから順に見ていきます。

ウッディなドアには、シンプルなルームナンバーが。

木目調で統一されたカントリーテイストの101号室。

窓は北東向きですが、2面採光でほどよい明るさがあります。

収納は据え置きのクローゼットがひとつ。

大容量とまではいきませんが、共用部の各所に収納が設けられているため、これで充分という方も割といそうです。

クローゼットの内部には、高さの異なる3つのポールが取り付けられています。

コートやマフラー、アクセサリーなど、洋服の種類によってポールを使い分けることができそう。

入居時、付長押(つけなげし)には室内干し用の器具が掛けられています。

天井の穴にはめてポールを渡せば、ピンチハンガーなどを掛けることができます。仕事の都合などで室内干しが多くなりがちな人には、とても便利なはず。


105号室は、寄木張り風のカラフルなクロスを設えた仕上がり。

アクセントクロスは専有部によってパターンが異なります。全体に、ユニークでも外さないセレクトがいいですね。

入居時には、もれなくバスグッズがプレゼントされるそうです。

粋なおもてなしですね。


201号室は、水色ボーダーでさわやかな雰囲気。

足音などを軽減するために、2Fの専有部の床面にはカーペットが敷かれています。

部屋の雰囲気に合わせて、クローゼットもカラーチェンジ。

広さは5.4帖で、どの専有部もほぼ同じ間取り。クロスや窓の向きが部屋選びの基準になりそうです。


ガーリーな207号室は、ピンクの壁がアクセント。

天井には化粧材として、無垢材の板が取り付けられています。

よく見ると、白のクロスにもレースの模様が入っています。


210号室は、ひと味違う存在感のある佇まい。

ナチュラルテイストのイラストが楽しそうです。


玄関の手前はバイクの駐輪場。

庇(ひさし)がわりに2階部分が大きくせり出していて、雨に濡れる心配がありません。利用料は原付3,000円/月、中・大型バイク10,000円/月。

こちらは自転車置場の様子。

お気に入りのマイ自転車を持ち込むこともできますが、自転車の貸し出しも行っているそうです。


最寄り駅の東京メトロ東西線浦安駅までは、コミュニティバスで10分ほど。

バスの停留所は家のすぐ近くにあります。徒歩なら24分、自転車なら10分ほどでしょうか。バスの乗車賃は100円と、普段使いしやすいのもポイント。

同じく10分ほどバスに乗れば、JR京葉線新浦安駅も利用可能。

浦安駅からは大手町駅が直通、新浦安駅からは東京駅が直通と、通勤も便利。新宿駅品川駅も30分ほどで行くことができます。

浦安駅は下町風情の残る街並み。大手のスーパーやドラッグストア、小さな商店や飲食店が並び、買い物に便利な環境です。

新浦安は埋立地のエリア。浦安とはガラリと変わって、分譲マンションなどが建ち並ぶモダンな街並みへと変わります。川沿いの住宅までの道のりには、雰囲気の良い並木道も。

簡単な日用品の購入なら、家から歩いて30秒のコンビニへ。図書館の併設された市役所へは徒歩1分。入居時の手続きに便利そうです。


シェアハウスを運営・管理するのは、株式会社プラン・ドゥさん。

シェアハウスだけではなく、数多くの賃貸物件の企画・管理をしている不動産会社さんです。

これまで比較的大型のシェアハウスを手がけてきましたが、今回は全15室の中規模なもの。そのためもあり、日々の清掃や後片付けについては、ある程度入居者さんにもお願いしていく方針だそうです。

空間のデザインなどはオーナーさん主導で設計されたため、ほかのPLENDYシリーズとは少し異なるテイストでしょうか。とは言え、しっかりとしたデザイン品質は相変わらず。

今後もオーナーさんの手が加えられていくかもしれないということで、これからの変化も楽しみですね。

浦安というユニークな場所柄ですが、既に(2016.1)空室は残りわずか。ほどよいリラックス感が魅力の日常に興味が湧いた方は、コチラからお問合せを。


ディズニーランドのある舞浜駅は、新浦安の隣駅。

シェアハウスから、自転車に乗れば15分ほどの距離だそう。

年間パスポートを購入してしまえば、近くの公園を散歩するくらいの気持ちで、いつでも非日常を味わえるかもしれません。

(ソン)

ディズニーファンの聖地浦安で、気の合う仲間と語り合う、そんな優雅な時間を過ごせる場所。2015年10月オープンのキレイなシェアハウス。東西線沿線の立地で、舞浜駅にもおさんぽバス(運賃¥100)で一本!シェアハウス内にはキッチンからリビング、居室、家...

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