シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
外で楽しむ、ほどよい休息。
三方を山に、一方を海岸に囲まれた古都・鎌倉。
自然の要塞とも呼ばれる独特の地形に守られた、江戸時代までおよそ700年つづいた武士の世の礎になった土地です。
その自然は、今なお鎌倉の人々の暮らしと密に関わっています。
山々のなかには、緑のあふれる神社仏閣が多数。写真や写生を楽しみたい方に丁度よいのはもちろん、散歩道としても心地よい場所がたくさん。
材木座海岸や、すこし足を伸ばした先の由比ヶ浜では、季節を問わずにサーフィンやボディボードを楽しむ姿をたくさん見かけます。変化に富んだ自然環境は、京都や奈良とはまた違う、独特の趣きを鎌倉にもたらしています。
街並みに溶け込むように、丁寧に織り込まれた自然。
多くの人に「鎌倉で暮らしたい」という思いを抱かせる最大の魅力は、きっとそんなところにあるのだろうと思います。
最近、新たに建てられた「鎌倉のいえ」は、そんな周囲の自然と身近に寄り添うことのできそうなシェアハウス。 ボディボードだって立てかけられる大きな収納、山々を見渡せる開放的な屋上デッキ。
機能性を重視したシンプルな空間でありながら、ディティールにはしっかりとスタイリッシュな要素も織り込まれています。
鎌倉の自然のなかでゆったりとくつろぎながら、ときにはアクティブに楽しむ。
古風な街並みと自然の魅力にふれながらも、しっかりとモダンな暮らしを享受することができる家に仕上がっています。
観光客でにぎわう駅周辺から、海岸方面へ歩くこと十数分。あたりはすっかり住宅地の景色へと変わります。
鎌倉らしい小さなY字の交差点の一画に佇む、フラットな白い建物が今回のお目当て。
正面から見ると、正方形に近いシンプルなフォルム。スタイリッシュで、すこし目立ちます。
フラットな壁面に、そこだけぐっと押し込まれたような正面玄関。
押し込まれた分の天井部分が雨除けに。庇の突き出しを避ける、繊細なスタイリング。
ガラス製のドアからは内部の灯りがこぼれます。
ドアの脇に設置されているのは、こぶりの宅配ボックスとセットになった集合ポスト。
ちょっとした小包程度の大きさなら、不在時でも投函してもらうことができます。
それではさっそく、オートロックの鍵を開けて内部へ。
玄関は、木目の表情が豊かな、暖かみのある空間。
出入りの多い手前側の廊下は幅も広く、余裕のある動線が確保されています。両手に荷物を抱えている時でも、あまり問題がなさそうです。
ドアの両脇に設けられているのが靴箱。
専有部ごとに1段ずつあてがわれています。
各段にまずまず高さもあり、少し背の高いブーツ類も保管できます。
一番下の段にすっぽり収まっているスツールは、靴の出し入れはもちろん、着脱時にもあるとうれしい便利な存在。
さて視点を戻して、こちらが階段。
1Fには専有部がならび、リビングは2Fに配置されています。
右側の壁に手すりが設けられていますが、掴みの幅がタイトなため、手は添えるぐらいの感じかと。
階段の傾斜は特に急ということもありませんが、昇り降りする際にちょっとした助けになるはず。
階段を上がった先にひろがるリビングは、木の質感に目が向かうサッパリとした空間。
テーマは、「鎌倉の洒落感」だそう。
古風な印象を持たれやすい鎌倉のトーンから、あえて飾り過ぎない上品な個性だけを抽出するように意識したとか。
細部に効かせたインテリアで、モダンな空間がすこし味わいのあるニュアンスに。
鎌倉の街並みではなく、あえて「鎌倉の暮らし」に合わせアプローチ。ステレオタイプなスタイルとは意識的に距離を取りつつも、地域の風土に意識的に寄り添う仕立てかた。これもまた、本質に根ざしたアプローチと言えるのかもしれません。
いまのところ、リビングの空間はキッチン、床座のリビング、ダイニング、シングルソファでゆるくゾーニングされています。
でも、今後すこし流動的に動きそうな予感も。
四面の窓からやわらかい陽射しが注がれ、どこにいても、ほどよく暖かな陽射しを感じます。
陽当りの特等席には、革張りのシングルソファ。
なんでも、かなり稀少な品物だそうです。オットマンに足を載せて背もたれに体を預ければ、あたたかな陽射しと相まって、いともたやすく夢見心地な気分へ。
椅子はダイニングのチェア、ソファ、カウンターテーブルのスツールを合わせると9脚。
部屋数と合わせたとのことで、ちょっとした食事会やパーティーのときにも問題はないはず。
床座のスペースは食後にのんびりするのに丁度よさそうです。
ほかにも絵を描いたり、編みものなんかにも使えそう。居心地の良い場所になりそうです。TVは隅の天井に掛けられた配置。場所によっては、すこし見上げる形になりそうです。
手ざわりがよく、細かな刺繍が施されたラグ。
こちらも、値の張るものだそうですよ。
奥から見ると、空間のスケールがよく分かります。
掃き出し窓の外は、吹き抜けのベランダに続いています。
風景を切り取ったようなベランダから見える眺めは、小さな一枚絵のようでもあります。
椅子を持ち込める程度の、割りとしっかりとした広さがあります。心地よい風にあたりながら、読書に浸るのも良いのでは。
ベランダは、グリーンを飾るにもちょうど良いスペース。
朝、出勤前にポッドや鉢を置いて、夜には自室に取り込むといった習慣はどうでしょうか。
ペニンシュラ型のキッチンは、幅広のカウンター付き。
夜には、きっと手前に置かれたハイスツールに腰かけて過ごすこともあるはず。
艶やかなブラックのキッチンとカウンターは、オーダーメイド。
フラットな天板やシャワー水栓は、機能性も良いはず。シンクの幅も、やや大きめ。
後片付けが簡単なIHコンロは、合計4口。
一定の設備は整っているかと思いますが、複数名で料理を進めるときは、お互いにすこし配慮が必要かもしれません。大きな天板を上手に使いたいですね。
キッチンの下部に設けられた収納スペースには、調理器具が収まっています。
収納は木材で設えてあるため、使ったあとはしっかりと水気を拭いて戻す必要があるかと。
キッチンの向かいに設けられているのは、魅せる食器棚。
鎌倉や京都の雑貨屋から集めたアイテムが、品よく並んでいます。
棚の中下段を占めるのは、電子レンジなどのキッチン家電と、各部屋ごとに用意された布製の収納ケース。
取っ手付きで、持ち運びにも便利。
果物や野菜を入れておいても、絵になりそうです。
キッチンに立つと、こんな眺めに。
窓を閉めていても、中央のシーリング・ファンがほどよく空気を循環させてくれます。
もちろん四方の窓を開け放てば、とたんに風通しは抜群に。
続いて、屋上に足を運んでみたいと思います。
地域独自の景観計画のおかげで、周囲に高い建物はありません。屋上のデッキからは、とびきり開放的な空を眺めることができます。
家々の屋根がつづく先に、鎌倉の山々が見渡せます。
紅葉スポットとしても知られる鎌倉のこと。秋ごろには、鮮やかなグラデーションで彩られているのでないでしょうか。
もし紅葉狩りに出かけるなら、お寺や神社に出かけるもよし、山道へハイキングに出かけるもよし。
前者なら円覚寺や東慶寺などの、赤づいた紅葉が見事です。長谷寺ではライトアップイベントも行われるそう。後者で人気が高いのは、源氏山公園や天園ハイキングコース。とくに天園ハイキングコースの獅子舞は、「鎌倉一(いち)」と言われるほどだそうです。
もちろん、自宅の屋上から眺めるもよし。
思う存分、鎌倉らしさを堪能できる季節かもしれませんね。
屋上の一画には、物干しができるスペースもあります。
乾燥機の用意は特にないそうですが、洗濯物を乾かすなら、やはりお天道様の下が一番だと思います。
ひとつフロアを戻り、2Fへ。
廊下には3室の専有部と水まわりの設備がならびます。
トイレはウォシュレット付き。
床はリビングや廊下と同じ無垢材。
白が基調の空間も寒々とした印象はなく、あたたかな雰囲気です。
バスルームの手前は、洗面室。
洗濯機のほかに、アイロンも置かれています。
こちらの雑貨は京都から仕入れたもの。
小粋なアイテムがなにげなく飾られているだけで、空間全体に彩りが増します。
脱衣室には、タオルなどを置いておくための収納が用意されています。
1Fの女性専用のバスルームにも同じ収納が6つ用意されています。2Fの収納とシャワールームは、男性が使う機会が多くなるのかもしれません。
それでは、2Fの専有部を見ていきます。まずは203号室から。
ドアに取り付けられた木のプレートには、一文字、「器」と記されています。
実は、各専有部には鎌倉をモチーフにした名前が付けられています。
室内は正方形のシンプルな間取り。ほかの専有部も似たつくりです。
窓向きも全室、南東方向で統一。採光が充分にとれているのも、うれしいポイントです。
天井から吊り下げられたポールがクローゼット代わり。
部屋づくりにこだわりたい人にとって、オープンな収納は腕の見せどころ。迂闊に詰めると生活感が出てしまうこともしばしばですが、上手に使えば柔軟に個性を出すことも。
収納上手なら、衣類だけでなくプラントハンガーなどを吊るしても楽しむのも◎。
備え付けのインテリアは、各室で趣が異なります。
201号室は他の専有部と比べてポールの長さが2倍ほど。
ポールに掛けるものの縦の長さによって、家具のレイアウトが自然と決まりそうです。
同じ間取りでも、インテリアが異なれば部屋の表情は変わるもの。
ロッキングチェアとチェストは、和モダンにもカントリーにもできそう。
窓に取り付けられた網戸は、取り外すのに一定の手順がいります。
ひと手間かかりますが、うっかりモノを落とす危険もないですし、夏場でも風通し良く過ごすことができる優れものです。
最後に1Fを見ていきます。
玄関前の廊下には、大きな収納が用意されています。
サイズの基準は、ボディボードをすっぽりとおさまる高さなのだとか。
たくさんのアクティビティを楽しむ上での泣きどころが、かさばりやすいギアの類。
専有部をすっきりと使うためにも、共用部に多くの収納が設けられているのはやはり嬉しい限り。
サーフィンよりも取り組みやすいボディボードは、女性にも人気のマリンスポーツ。入居したら、他の入居者さんを誘ってトライしてみては。
壁に飾られているのは、鎌倉のショップで購入したトートバッグ。
つぎはぎのテキスタイルに、そっと差し込まれた木の枝葉。ファッションアイテムをインテリアとして使うのは、新鮮。
1Fの廊下の左右には、6室の専有部とシャワー&バスルーム、洗面室、トイレが設けられています。
洗面室には、2Fと同じく洗濯機を設置。
左手に見えるのがバスルームです。
こちらは女性専用のため、男性は2Fのシャワールームのみとなります。
男性陣は残念ですが、ここはひとつ、レディファーストということで。
なお、シェアハウスから徒歩3分の距離に昔ながらの味わい深い銭湯「清水湯」があります。これはこれで、鎌倉らしい感じがして良いのでは?
101号室の名前は、「海」。
正面奥の窓からは、共用の自転車置場に直接出入りすることができます。
管理は自己責任ですが、サーフィンボードを置いてもOKとのこと。
メンテナンスを考えると、ボードを置きっぱなしにすることはあまり無いかもしれません。とはいえ、一時的に置いておいたり、干したりできるスペースが用意されているのは便利そうです。
ベッド下には収納ケースが備え付けられています。
102号室は、ソファの存在感がいちだんと際立っています。
ビビッドなカラーリングに、咲き乱れる花々の柄。
この部屋に関しては、ソファにあわせたインテリアコーディネートが部屋づくりのポイントになりそうですね。
103号室と104号室を、続けて見てみます。
掃き出し窓かドア式の窓のどちらを選ぶかによって、家具の配置も変わりそう。
家具の配置をイメージしながら内覧をしておくと、実際に入居したあともスムーズだと思います。
建物の脇の砂利敷きのスペースは、自転車置き場にしても良いそう。
右手にならぶ窓群は、さきほどの1Fの専有部です。
最寄り駅は家の名前にも示されたとおり、各線・鎌倉駅。
渋谷駅、新宿駅まで直通で1時間足らず。お気入りの小説を楽しむ読書時間だと思えば苦にならない気もしますが、いかがでしょうか。
都心で働きながら、朝晩と休日は豊かな自然に囲まれて過ごしたい方には、やはり魅力的な土地だと思います。
鎌倉駅からシェアハウスまでは、徒歩10分ほど。その間にはたくさんの商店がならび、買い物には不自由しない環境です。
材木座ビーチにも歩いて7分。自転車で行けば、あっという間の距離です。もちろん江ノ電に乗れば、湘南エリアを気軽に訪ねることができます。
運営・管理を行うのは「R-mix」さんです。
R-mixさんの母体は、数多くの女性専用物件を手がける「株式会社Rバンク」さん。女性だけでなく、男性も安心して暮らせるシェアハウスを手がけるプロジェクトとして立ち上がったR-mixのシリーズは、今回で4棟目となります。
都心でバリバリ働く担当さん自身もマリンスポーツがお好きとのことで、よくダイビングに出かけるのだとか。住まいのアイディアも、そんな経験に由来している部分がありそうです。
海が好き、都心暮らしとはひと味もふた味も違う週末を過ごしたい。
そんな思いを抱く方なら、鎌倉の心地よい自然に囲まれた環境を、十二分に堪能できる家ではないかと思います。お問い合せはコチラからどうぞ。
夏に訪れたときに食べた、小町通りのかき氷。
四季折々の楽しみが、もちろんあります。
(ソン)
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