シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
自分なりの、距離の取り方。
シェアハウスに住んでいると人に話して、よく聞かれる質問トップ3はこちら。
「恋愛はないの?」
「ごはんはどうしてるの?」
そして最後に「ひとりの時間、あるの?」。
「ひとりの時間」の感覚は人によって違うものですが、我が家と言えど大人同士のお付き合い。ある程度の距離感が必要なこともあります。
仕事でクタクタになって帰って来たとき、誰かに愚痴のひとつでもこぼしたい日もあれば、すぐにシャワーを浴びて眠ってしまいたい日もあるでしょう。休みの日だって、大勢で出かけたい人もいれば、一人黙々と趣味に没頭したい人だっているはず。
当たり前のことですが、生活のペースは自分次第。シェアハウスと言っても、基本的には<ひとり暮らし>だと思います。
2013年夏にオープンした「ソーシャルレジデンス 新百合ヶ丘」は、その<ひとり暮らし>を意識したシェアハウス。
それぞれの部屋は水まわり設備を備えたワンルームタイプで、だいたいの暮らしがそのなかで完結できる住環境。
ワンルーム・マンションさながらの暮らし心地を基本にしつつ、大きなスクリーンで映像を楽しめる専用のシアタールームや、楽器の練習・ダンスなどにも使用できる防音スタジオルームも併設。趣味の時間を充実させられそうな環境が整っています。
新百合ヶ丘という立地も相まって、穏やかでマイペースな暮らしが始められそう。のんびりゆったり、見て行きたいと思います。
新百合ヶ丘は、いわゆるニュータウン。ひし形のブロックで構成された街は斜めに道路が整備され、比較的新しい、大きな一軒家が立ち並びます。
このエリア、クリスマスの時期には気合いの入ったイルミネーションで有名なのだとか。冬場は、帰路が楽しみになりそうです。
庭付きの家が多いのも特徴で、街路樹も加わり緑が豊富でのんびりとした雰囲気。子供たちの声が響く小学校を横目に、緩やかな坂を下ったところにあるのが「ソーシャルレジデンス 新百合ヶ丘」です。
一見、通常のマンションのようですが元々は社員寮だったとのこと。
駐車場があるため建物の裏手に見えますが、エントランスへのアクセスはこちらから。
ガラス扉の向こう側の様子を伺いつつ、建物のなかへ。
扉を開けると、エントランスホールが続いています。
右手には受付カウンター付きの管理人室があり、ハウスマネージャーと呼ばれるスタッフさんがいるときには、こちらで対応してくれます。
ちなみに、館内では専有部以外、土足OK。ラウンジやバスルームを使うときのために、専用のサンダルやスリッパなどをひとつ用意しておくと便利かもしれませんね。
それでは正面の扉を開け、ラウンジへ。
元々社員寮ということで、大人数が同時に過ごせる広々とした空間。
窓際の柱を目安に、ソファスペース、カフェスペース、そしてキッチンと空間がゾーニングされています。
しかし、何よりもまず目線が向かうのは、大きな窓の外に見えるたくさんの緑でしょうか。ぼんやりと眺めていたら、軽井沢や八ヶ岳にあるセミナーハウスの光景を思い出しました。
広くて、緑がたくさん見えて、人が集まるラウンジ。もしかしたら、学生時代に合宿などで利用したことのある方もいるかもしれません。
隙間時間にはTVを囲んだり、おやつを食べたり。大人になって、それはノートパソコンとコーヒーに変わりましたが、同じ場所で、思い思いの時間を過ごす場所としての役割には共通するものがあるのかもしれません。
カフェスペースで食事を取った後はソファでゆったり、という流れが日々のサイクルになりそう。
食後のソファで過ごす時間は何故あんなに早く過ぎていくのか、不思議なものです。
ラウンジの一角には自動販売機も設置されています。
喉が渇いた深夜の時間帯や雨の日など、生活していく上でこの自動販売機にお世話になるシーン、たくさんあると思います。
ソファスペースの隣を見ると、キリリと締まった雰囲気の空間が。
聞けば、ワークスペースなのだそう。ソファやカフェスペースとは適度な距離感がありつつも、全体の様子がわかる場所です。
ちょっとした仕事をこなすのに、部屋に閉じこもるのではなく広い空間で取り組みたい気持ち、よく分かります。ひとりで作業するよりも、人の気配や適度な音があった方が集中できるタイプの人には重宝するのかもしれません。
共用のパソコンもこちらに。もちろん仕事ではない簡単な調べ物などにも使用できます。ワークスペースらしく、デスクの中央には電源も確保。
すぐ脇に業務用のプリンタも設置されています。
ビジネスの方はきっと、割と頻繁に。そうでない方も、きっと年に数回ぐらいは思わぬところで必要になるものだと思うのですが、いかがでしょうか?
続いて、ラウンジと繋がるキッチンを見ていきます。
キッチンの開口部を利用したカウンターテーブルは、普段使いよりもパーティーの準備などで使うことが多くなりそう。
アイランド型と壁付け型を組み合わせた、回遊性のあるキッチン。
4セットのシンクとコンロが設置され、動線がぶつかりにくい配置になっています。
ガスコンロのほか、IHヒーターも。
既に調理器具を持っている場合にも安心です。
キッチンスペースにある収納は、基本的に共用のもの。私用の調味料や食器などは、ラウンジ側の部屋ごとに設けられた収納棚にしまうことになります。
最近の大型シェアハウスのキッチンでよく見かけるウォーターオーブン、ヘルシオがここにも。
毎日の駅との往復にヘルシーな食生活を支える設備と、健康的な身体を手に入れられる環境は整っているよう。あとは自分次第…ああ、耳が痛い。
そうそう、今後はキッチンでのイベント開催も予定しているのだそうです。
料理教室に通うのは少しハードルが高く感じても、我が家でできるとなれば、気軽に参加できるはず。
ラウンジを出て廊下を進んでみます。
突き当たりに見える重たい扉をグイッと開けると、なにやら薄暗い空間。
ゆったりしたサイズのソファにスクリーン…そう、シアタールームです。
入り口にあるホワイトボードに名前を書いておくシンプルな予約制。仕事から帰って来た入居者さんがポツポツと名前を書いていき、特に週末の夜はなかなかの盛況ぶりとか。
防音室ではないためドアを閉めても多少廊下に音が聞こえるそうですが、1階には専有部が無いため24時間使用OK。
複数で集まっていることもあるものの、意外にもひとりで静かに観ている人の割合が多いのだそうです。
入居者さんの中にはこのシアタールームが入居の決め手になった方もいるそう。
最新作は駅前のシネマコンプレックスで楽しみ、旧作のDVDはこのシアタールームで、と使い分けているそう。なるほど。
シアタールームの向かいは、トイレと喫煙ルーム。
洗濯機は各部屋に設置されていますが、共用部でも使用できるそうです。
ガラス扉の奥は喫煙ルームで、館内での喫煙はコチラのみというルール。
ちなみに各部屋のトイレは3点ユニットで、ウォシュレットは付いていません。
ウォシュレットが使いたくなったら、共用のトイレへどうぞ。
実は、シアタールームの他にも趣味を楽しめるスペースがあります。
エントランスから一度外に出て、すぐ右手にあるピンクのドアを開けてみます。
一面鏡張りのスタジオルーム。シアタールーム同様予約制ですが、外部から直接アクセスできてしまうこともあり、9時から22時までの時間制です。
こちらは防音仕様で、多目的に使用できます。実際の入居者さんの使い方もバンドの練習やヨガ、ダンス、舞台の稽古や漫才のネタ合わせなど、バラエティ豊か。
入居者同伴であれば、外部の方の利用もOK。一般的にスタジオを借りるとなると費用もかかりますし、スタジオが活きる趣味を持っている方にはとても嬉しい設備になりそうです。
建物は6階建て。1階は共用部のみ、部屋のある2階から上の各フロアは同じ間取りです。
基本的なフロアの移動はエレベーターになりそう。
もちろん健康のために毎日階段を使うのもアリですが、今回はエレベーターで3階へ。
廊下を進んでいくと、ミニキッチンが目に入ります。
1階のキッチンまで降りるのがどうも面倒なときや、ごく簡単な調理で済む場合は、こちらを利用するのもひとつの手。
隣のテーブルで食べることもできますが、ここを利用する場合は部屋へ戻って食べることの方が多くなるような気がします。
奥のほうには、2台ずつ乾燥機が。
洗濯物が乾きづらいこれからの季節には重宝しそう。稼働率が上がってくる場合は、乾燥が終わったら極力すぐ取り出すことを、マナーとして心がけたいものです。
色々と盛りだくさんでしたが、お待ちかねの部屋を見ていきたいと思います。
「ソーシャルレジデンス 新百合ヶ丘」の部屋の特徴は、なんといっても全室に3点ユニット併設というところ。キッチンはありませんが、生活スタイルによってはかなりワンルームに近い感覚で生活ができると思います。
まずはモデルルームの304号室。
モデルルームとは言え、家具は全て備え付け。カフェオレ色のカーペットが、日当たりの良い部屋をさらに柔らかな印象に仕上げています。
ワンルームではよくミニキッチンが備わっている廊下を兼ねた場所に、洗濯機と小ぶりの冷蔵庫が据えられています。
シェアハウスに暮らしていると、設置数次第では時に自分のタイミングで利用できない設備もなくはありません。特に洗濯機は1回の利用に時間がかかるため、シフト制の仕事をしている方や忙しい時期にはうっかりタイミングを逃してしまうことも。
専用の洗濯機はそんな悩みも解決してくれます。きっと大きなメリットになるはず。
洗濯機上部の棚は飾り棚にしても、実用性重視で洗剤などを収納しても良さそう。
扉付き収納と、上手くバランスを取るのが正解かもしれません。
冷蔵庫&洗濯機の向かいが3点ユニット。
雑誌を読みながらの長風呂も、回っていない頭でゆっくり朝の支度をするのも気兼ねなく。
続いて403号室。
間取りはバスルームや収納が反転する程度で、基本的にほぼ同じです。
収納も容量はしっかりめ。
ボックスや衣装ケースなどと組み合わせると、効率良く収納が出来そうです。
掃き出し窓からはベランダに出られます。
物干し竿が付いているのも嬉しいもの。共用の乾燥機と上手く使い分けると便利そうです。
ワンルームタイプの部屋ですが、共益費は一律。割と珍しいシステムなのではないでしょうか。
だからといって使いすぎないよう、常識的な注意は怠らないようにしたいですね。
家に帰って靴を脱ぐのは部屋の玄関。頼もしい収納力の靴箱です。
女性なら、人によっては20足近く収納可能なのでは。このポイントも、ワンルームのメリットのひとつと言えそうです。
最後に、503号室。
ベースは同じですが、色味のある家具が入ると途端にポップな印象に。
こちらの部屋はフローリングタイプ。
掃除のしやすさ、温度感などなど、このあたりは好みだと思いますので、現地で確認を。
シェアハウスに到着したとき、チラリと見た駐輪場。
簡易的でありますが、屋根が付いていて多少の雨なら凌ぐことができます。
そして広々とした駐車場。シェアハウスの駐車場としては立派な規模ではないでしょうか。
このあたりのエリアなら、車が必須と言うまでではないかもしれませんが、あるに越したことはないかと。
駐車場の利用は月額8000円。近隣の月極駐車場よりはかなり割安なようです。自転車とバイクは無料で駐輪可能です。
「ソーシャルレジデンス 新百合ヶ丘」の最寄り駅は各線・新百合ヶ丘駅。
小田急小田原線・小田急多摩線が乗り入れ、新宿まで直通26分、渋谷までは下北沢乗り換えで24分、町田までは急行で8分とターミナル駅までのアクセスはなかなか。
2008年に駅の改良工事が完了し、ショッピングタワーやシネマコンプレックスなど、駅前の施設もとても充実しています。
土地柄か、女性で賑わう駅前から少し離れると、とたんに静かな住宅地へ早変わり。
早朝や夕方には、ウォーキングや犬の散歩を楽しむ人たちも多く、ゆったりとした雰囲気が漂います。
運営管理を行うのは、「株式会社オークハウス」さん。
様々な規模のシェアハウスを運営していますが、2013年は「Kamata 260」や「ソーシャルレジデンス 町田栗平」など、大規模な物件のオープンが続いています。
オークハウスさん主催のイベントもいくつか予定していて、既に外国人講師を招いた英会話教室が開催されているそう。ワンルームタイプだからか、欧米出身の方からのお問合せも多いそうで、入居者さん同士の会話のなかでも英語が活躍するシーンがチラホラあるのだとか。英語を使う良いチャンスと捉えて、教室に参加してみるのも世界が広がりそうです。
ちなみにですが、担当のスタッフさんはお酒好き。今夜は一杯ラウンジで・・・という気分の時は、声を掛けてみても良いかもしれません。
マイペースにのんびり暮らしたい方、趣味の部屋が欲しいと思っていた方、長風呂派の方。お問合せはコチラからどうぞ。
恋愛のハウツー記事で良く見かけるのです。
「長続きさせるコツは、ひとりの時間も一緒にいる時間もしっかり楽しむこと!」
恋愛のみならず、シェアハウスでの生活をより快適にしていくには、押さえておくべきポイントなのかもしれません。
(テルヤ)
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