個人的には、都会までちょうどよい距離感で。
2017年春にオープンし、2年ほど経つ「PLENDY-SHARE 横浜ベイ」。ラウンジ・小上がり・キッチンと3つの共用部が緩やかに繋がる、特徴的な間取りの建物です。ほどよい距離感を大事にしながら、マイペースな時間を過ごせるのが魅力。オープン当時から暮らしているベテランの入居者さんと、引っ越してきたばかりの入居者さんに、ここ最近の暮らしぶりについて聞いてきました。
関内からこっちに来てよかったなというのが
本当にあって
まず、自己紹介をお願いします
Tさん8年前に電機メーカーに就職して、電力関係のエンジニアをやっています。
最初は新杉田にあった会社の寮に入ったんですが、なんだか都会暮らしに憧れていて、みなとみらいや桜木町に住みくて(笑)。だから結構早めに寮を出て、関内のあたりにアパートを借りたんです。でも、いいお店がどれだけあっても、1人で住んでいるとなかなか足が向かなかった。
結局、だんだん会社と家の往復みたいになってきて、ふと会社の寮を思い出したんですよ。同期がいるだけだけど、夜集まってご飯を食べるとかサッカーを見るとか、今よりあったなって。頑張って良い部屋に住んでみたけど、結局自分だけでは寂しさと言うか、人がいたら楽しいんだなって思ってしまって。
それで調べていたらひつじ不動産にたどり着いて、会社のすぐそばにできたこの家のことが載っていて、なおかつ残り1部屋だと(笑)。「これだ」と思ってすぐに見に来たら、実際にかなり綺麗だし、屋上から見える海の景色も好みで。それが2年前ですね。すぐに引っ越してきました。
やっぱり関内のほうが利便性は良いですけど(笑)、全然後悔していないというか、こっちに来てよかったなというのが、本当にあって。たしかに駅からすこし歩くし、坂もあるし。でも、やっぱり家に誰かがいるのは楽しいし、居心地もいいので。
Yさん わたしは今年専門学校を卒業して、新卒で旅行業の会社に勤めはじめました。だから会社も、この家も、本当に1年目です。前は静岡のほうで実家に住んでいたので、横浜に出てくるのは憧れがあったんです。
この家はホームページを見たりして、すごい綺麗だと思って…キッチンが広くて、料理しやすそうだなっていうのもありましたし、お部屋も綺麗で使いやすそうだったんですよね。あと、洗濯。共用部に乾燥機があるのは、すごい強いなって(笑)。普通のマンションには、乾燥機は無いじゃないですか。そこは本当に便利だなって思っています。
でも、一番は屋上からの夜景が決め手で。割と海の方の、工場とかが集まっているところが見下ろせるんですけど、工場の明かり、夜景の明かりがすごい綺麗だったんです。本当にびっくりするぐらい。それで、ここいいなと思って。
仕事とプライベートのバランスについては、どんなふうにお考えですか?
Tさん 難しいんですけど…決して仕事をしたくて生きているわけじゃなくて。やっぱり自分のプライベートのために働いていると思います。だから、仕事メインではなくて、いかにプライベートの時間を楽しく過ごせるか。そのために収入もいるので、しっかり仕事をやった上で自分の好きな時間を活用したいと思います。仕事4のプライベート6なのか、下手すると3・7くらいなのか…やっぱりプライベートのために仕事をしてくるという感じですね、自分は。
Yさん うーん…分からない…仕事…仕事4かなぁ。わたしもプライベートが1番なので。やっぱり楽しいことをやりたいし、そういう時間を大事にしたいから仕事4ですね。
仕事をしていて、面白いなと思う瞬間は?
Yさん わたしは旅行業なんですが…旅行雑誌を見るのが好きなんです。観光地について、いろいろ知ることができるんですよ。仕事でコースをつくるんですけど、知識が増えてくると、そのコースで実際に行ってみたいなって気持ちになるんです。だからリビングに置いてある旅行雑誌も結構見るし、この家に住んでいる1年ぐらい仕事を休んで海外に行ったことのある方からいろいろ聞いてみたりとか。そういう時、面白いなって思いますね。
Tさん 就職して8年目で、最初は製品の検査をやって、次に会社の仕組みを作るようなところに移って。今は、製品開発に関わるようになったんです。定型的な作業を経験して、社内の人がどうやって仕事をしているかも知った上で、今度はニーズのあるものを生み出す業務。「ものをつくる」というか、アイデア勝負の部分もあって…今は、一番合っている仕事を見つけたかなって気持ちになってます(笑)
やっぱりつくり過ぎちゃうので、ここの人たちにあげるんですよ
喜んで貰えるので嬉しいなって
仕事をしていく上で、こういう住まいで暮らすことをどう感じてます?
Yさん わたしは新社会人で…初めて都会に来て、シェアハウスですけど、本当に初めての1人暮らしで、最初すごい大変だったんです。料理とかも、ちょっと慣れていないところもあって。本当に大変すぎて、めっちゃ泣いたこともあるし。そういうときに、リビングで話を聞いてくれたり相談に乗ってくれた人もいて…うーん、まずかった時期、ありましたね。支えてもらった部分、やっぱりあります。
Tさん :いろんな人がいて、いろんなことを聞けるのは良いなと思うことがあります。IT関係の人とかに、「今こういうことを実現したいんだけど、何かいい方法知ってる?」って聞くと、「最近こういうアプリがあるんだよ」とか、「こういう本があるよ」とか教えてもらえることがあるんです。そこは、すごくメリットだなと感じますね。
自分と似ているというか、「お前もメーカーか!」みたいな人がいるときには、結構いい情報交換ができている気がします。あとは、仕事のグチを言い合うみたいな。どこも一緒だなって(笑)
趣味の方では、最近どんなことをしていますか?
Tさん ちょっと最近、車を買っちゃって…結構、車をいじるのに夢中で。夜にドライブがてら温泉に行ったりとか。あとは駅から家まで来る途中のスポーツセンターのところの公園で、テニスをやってます。スポーツセンターも、そこそこ大きいんですよ。ちょっと筋トレしようかなと思ったら、300円払うだけでトレーニングジムとか使えるんで。
Yさんわたしはお菓子づくりがすごく好きで。最近は毎週のようにつくってます。
Tさんシフォンケーキね。
Yさん シフォンケーキとか、チーズケーキとか。お花見のときにはチョコブラウニーだったかな。でも、やっぱりつくり過ぎちゃうので、ここの人たちにあげるんですよ。で、喜んで貰えるので嬉しいなって。紅茶のシフォンケーキをつくったときにTさんが紅茶を出してくれて。
Tさん、紅茶も趣味なんですね。
Tさん いろんな茶園…その、産地のものとか、時期のものをずらして買ったりして。日本的に言うと1番茶、2番茶みたいな、ファーストフラッシュ、オータムナルみたいなそういうので、季節によって、味とか色とか変わってくるので。そういうのを集めてます。
Yさん シフォンのときも、結構合っていたよね。お菓子は家族に配って「おいしい」って言われるのが、すごく嬉しくて。本当にちっちゃいころから、ずっとつくっています。最近だと、「バスクド・チーズケーキ」ってあるじゃないですか。バスチー。ローソンのバスチーが流行ったときに、つくれるんじゃないかって思って。で、キッチンは広いし、計量器とかも全部あるし…
Tさんあとは電動の泡立て器があればね…
Yさん そう、あれだけがなくて、最近買いました(笑)。材料とかは、もう駅のあたりのスーパーで買って、あまったら誰か使ってって、そこら辺に置いて。それでバスチー挑戦して、割と美味しくできたと思ってるんですけど(笑)。
ワンルームに3点ユニットバスがある間取りで
自分の場合は、ありがたかったです
室内に3点ユニットの付いた部屋が多いですが、そこはどうですか?
Tさん もともと寮がこういうワンルームに3点ユニットバスがある間取りで…自分の場合は、ありがたかったです。普通のシェアハウスは、住んだことないんですけど。
Yさんわたしもここが初めてで、おなじ感想です。
Tさん 個人的には、設備面で一番大きなポイントというか、決め手がそこで。ユニットバスは決して広くはないんですけど、ゆっくりしようと思ったら1階の大きなお風呂が使えるし、自由度が高くて良いなと。
Yさん 自由度、高いですね。実質的にひとり暮らしとそんなに変わらないなって最近思って。1階のお風呂なんて、むしろ広いし使いやすいしね。
鳥羽さん(運営事業者) いくつかユニットバスの無いお部屋があって、共同のお風呂場はその部屋の方に優先で使ってもらっているんですけど、皆さん空いていたら使ってくださいってお伝えしていて…
Tさん 混むこともなくて、なかなかいいタイミングで使えます。「ちょっと今日は湯船に浸かりたいなぁ」みたいな日とか…むちゃくちゃ運動した後で、足がブルブルして部屋のお風呂だと危ない日とかに(笑)。本当に疲れがひどいときは、1階のお風呂を使いたくなる気がします。
Yさん わたしも、やっぱり湯船に浸かりたいときに大きいお風呂を使ってますね。広々していて、リラックスできるからですかね。そういえば、冬場によく使います。
Tさん 季節によって使い分けているかもしれないですね。夏場はもうシャワーでいいかって感じで、寒い時期は下のお風呂を使うことが多くなる。
この地域の住み心地はどうですか?
Tさん 仕事では特に、JRとシーサイドラインと京急、3路線使えるのはメリット大きいです。本当にアクセスの良さはあるかなって。
出張が多いんですが、空港に行こうと思ったら京急のエアポート急行が使いやすいですし、東北や西側方面ならJRで桜木町や東神奈川から新横浜に出て新幹線とか。シーサイドラインも結構メーカーさんとか、いろんな企業さんがいっぱい集まっている路線なので、何かと便利で。みなとみらいや横浜まで20分かからない距離感も、個人的には住むのにちょうどいい感じです。横浜はちょっとこう、都会なのでごみごみしている部分もありますが、ここからだと、ほどよい距離感で。東京だけ、すこし遠いんですけど。
それから新杉田は意外と飲み屋が多いのが、いいところかな。電機メーカーはもちろんですが、地元の大きな会社の事業所もあって、いわゆる仕事帰りのサラリーマンが集まるような場所でもある。最近はお気に入りのバーもできて、たまに自分の時間が欲しくなったら、そこに行ってひとりで飲んでみたいな(笑)。
Yさん 結構、飲めますね。わたしは大好きなのでカラオケに行っちゃいます。新杉田に2軒だけあるんです。最近はハワイアンがコンセプトの深夜営業している新しいお店ができて、スタンドマイクとかもあって、すごい面白い(笑)。
Tさん ソフトクリーム食べ放題だしね。昨日もいつものホルモン屋に寄ってきましたけど、駅まわりはそういう飲み屋と、あと商店街もあるので。普通のスーパーも…駅ナカとか、駅周辺に大きめのが3つぐらいありますね。ええと、「オーケーストア」と…
Yさんあそこは安くていいです。仕事帰りに寄って帰ったり…
Tさんあと、駅ナカのJRが運営してる「ビーンズ」と「成城石井」、駅近くに「スズキヤ」ですね。
Yさん薬局もあるしね。
Tさん マックもあるし(笑)。だから、確かに家まですこし歩きますけど、買い物系は仕事帰りにまとめて買ってくるから、そこの不便さは全然感じないですね。
Yさん わたしは土日に料理するので、金曜日の仕事帰りに食材を買って、土曜日にまとめて料理、というサイクルです。スーパーは21時半までだっけ…?
Tさん オーケーが21時半だったような…ビーンズが22時で、スズキヤは23時とかかな。京急側であれば京急ストアが駅ナカにあるし。遅くなっても23時前ぐらいなら、なんとかなる感じ。
駅からの距離はどうですか?
Yさん あー、最後の追い込みの坂がちょっとあります(笑)最初は結構疲れますけど…でも、もう慣れちゃったから、「はい終わりー」って。
Tさんあれは、やっぱり慣れだよね。
Yさん全然慣れだと思います。
Tさん 住んで1カ月そこそこすると慣れて…ええと、行きが下りで帰りが上りなんですが、だいたい帰りは夜じゃないですか。夜って距離感がつかみづらいから、ぼーっと歩いていると、「あ、もう着いてる」みたいな(笑)
Yさんその感じ分かる。
Tさん ただ、夏場の昼間に登るのはお勧めしない(笑)。ちょうど地平線っていうか、青空と、てっぺんの道路との境界線がはっきり見えるんですよ。なんか映画の「トップガン」みたいな写真が撮れちゃったこともあるんですけど(笑)、しっかり明るいから距離もハッキリ分かって…
Yさん 上を向くと、ちょっと綺麗だよね。青い空とね、そして坂。まぁ、電動自転車とかバイクを使っている人もいて、その場合は何も問題は無いと思います。あ、Tさんこの間お車を買われたのは、坂があれでとかではなくて…?
Tさん ではなくて(笑)。ちょっと30を過ぎたのでマイカーで遠出をしたいなと思って、ボーナス投入で赤字が出ましたけど。最近は車でイオンとか、すこし遠いところのスーパーに行くことが増えてきました。あとはコストコも。
Yさん 車があると、コストコまで10分ぐらいで行けちゃうのは良いよね。たまに何人かで乗せてもらって、まとめて買ってみんなで分けるとかして。
Tさん シェアハウスはコストコに行けると、本当に良いよね。あ、駅からの道は、慣れてくるとショートカットというか最短ルートがあって。裏道を通って、歩道橋も使わないし信号機もない行き方で。慣れると比較的スムーズというか、個人的にはそんなにストレスにならないです。
「街に出ようかな」となったら、横浜に行きます?みなとみらいのほうに行きます?
Yさん両方ですね。わたしは職場が関内なので、みなとみらいなら歩いて行っちゃったりします。
Tさん 飲み会とかは、やっぱり横浜のほうが多いかな。あとはシーサイドラインに八景島シーパラダイスもあるので、たまに。
リビングは、人が自然と集まる場所
共用部のこの場所は…呼び方はラウンジでいいですか?
Tさんうーん、「1階」…?あんまり言わないよね、リビングとか…リビングか。
Yさんわたしはリビングって言っちゃう。
では、リビングで。入り口の動線が2つある点、奥のL・D・Kの配置が上手な点、エントランスからリビングがガラス越しに垣間見える点など、長く居心地よく過ごせるよう、かなり配慮されたリビングだと感じます。実際のところ、入居者さんたちは日常的にどんな過ごし方をしていますか?
Tさんカフェスペースでは、結構在宅ワークをしてる方がいますね。
Yさんわたし、あそこで普通に勉強したりします。
Tさん ソファのところは、もうなんだか無礼講っていうのかな(笑)。テレビにいろんな動画配信サービスのアカウントを入れていて、誰かしら何か見ているみたいな。
Yさんそれで自然と人が集まってみんなで見る、みたいなね。
Tさん一時期は、テラスハウスばっかり見ていたような…
テラスハウスを、よりによってここで(笑)
Tさん シェアハウスでテラスハウスを見て(笑)、そういう日は、たいてい夜になってくると飲み始めます。
Yさんバチェラーでは、誰が最後に生き残るかっていう賭けが…
Tさん あとは海外ドラマが好きな人がいて…長いじゃないですか、海外ドラマって。それをずっと見る(笑)
警戒して見ないようにしている人も多い海外ドラマですが、巻き込まれそうですね
Tさん :そう、ウォーキング・デッドっていうゾンビのやつを誰かが見ていて。見始めたらかなり…あとは、結構映画系も多いかな。テレビは、すごく活用されている感じで。
あの、ごろごろするクッションみたいなのは使ってます?
Tさん 人を駄目にするクッションみたいなやつは…ソファが詰まってきたら、もう地べたの人はあれを優先で使うと言うか…
Yさんあれ、すごい良いよね。
Tさん あれは本当に、なくなったら困ります。あとは、キッチンでご飯をつくっている人とかが、いっぱいいて。
キッチンに毎晩食事をつくりに来る方が多いんですか?
Yさんうーん、まちまちというか、半々ぐらいかな。
Tさん 割と部屋にいる日もあるし。でも、リビングに出てくると、やっぱりつくったものをおすそ分けしたり、逆に分けてもらったりとかもするし。
Yさんソースが無い!って言ったら出てくるし(笑)。ケチャップとかも。
Tさん…というような食材の共有とかもあって。やっぱりキッチンは出てくると楽しいです。
キッチンに出てくる時間が楽しい理由
日常のサイクル的には、それぞれどんな感じで過ごされていますか。
Yさん わたしの場合は、朝起きて、とりあえずキッチンに出てきてコーヒー飲んで…それから準備して出勤して。
仕事から帰ったら…最近はまず部屋に行くことが多いな。割と、リビングの方を横目で見て、手を振ったりしつつ部屋に行って。スーツとかを普段の服装に着替えて、それから下に戻ってきてご飯食べてって感じですかね。
Tさん手、振るよね。
Yさん 振る(笑)。料理をつくるときは結構、つくり置きをして。1週間分ぐらいやりつつ、テレビでいいのがあったら時々ソファの方に入って見たりして。夜は22時くらいに部屋に戻って、さらに部屋のテレビを見て寝る(笑)。そんな感じかな。
キッチンの使い勝手はどうですか?
Tさん自分はよく使ってますね。野菜を切ったりとか。
Yさんキッチン、本当に広いしねぇ。
Yさんみんな来るから、それでも後ろの机とか使っちゃってるけどね。
Tさん 結構、夕食の時間帯に利用が集中するんですけど。僕はそういうのが楽しくて。限られたスペースをみんなで分け合って、後ろの炊飯器の前とかで何か切ってるみたいな。
Yさんあそこで切っている。で、たまに焼き待ちみたいな。
Tさん焼き待ち。冷蔵庫はかなり大型で、5~6人で1台分あるので、すこし融通をきかせながら使えば。
運営をしているプラン・ドゥさんは、どのぐらいの頻度で来るんですか?
鳥羽さん 今のところ、2週間に1回くらいです。見学の方をお連れしたり、設備の確認で立ち会ったりとかですね。頻度が決まっているわけではないですが、だいたいコンスタントに2週に1回ぐらい。それとは別に清掃の方が今は週4日ぐらい来ていただいて、ちょっとした補充はお願いしていますね。
Tさん 僕は、結構よくお願いごとを頼んでいます。やっぱりすごく使うので、電子レンジが厳しくなってきた時とか…
Yさんお皿が無いとか。補充してもらったり。
Tさん 内覧とかのタイミングで会ったときに、「ちょっとお皿が…」とか、アレが壊れちゃったから、お願いしますみたいな。相談したら、割とすぐ対応してくれることが多いような…
Yさん そう。よく「返信はやっ!」と思って(笑)。すごい対応してくださるので、感謝してます。このあいだも、いつの間にかオーブンが新しくなっちゃって…びっくりして。
鳥羽さんオーブンは、来たときに誰かからうかがったという話だったような…
Tさん 暮らしのなかで困ったことがあると、相談メールを1本投げて対応してもらうことが、ちょいちょいあります。
シェアハウスの管理チーム的なものがあると思うんですが、何かポリシーみたいなのはありますか?
鳥羽さん うーん、そうですね…入居者さんにとって一番いい判断をできるように心がけてます。たまにご意見をいただくことがあっても、単純に言ってきてくれた人に全部を合わせるんじゃなくて、ほかの入居者さんの様子も極力見つつ、バランスよく判断できるようにって。
Tさん 前に、冷蔵庫の使い方でちょっと問題があって、相談して境界線を貼ってもらったことがあります。ちょっと自分たち同士でやりあっちゃうと微妙な場面で頼り切ったことはあって。そこは助かりますよね。
Yさんあるよね。
Tさん うん。時には良くないことだってあるから。でも、管理会社がこう言っているから…というかたちなら、色々スムーズになる部分があります。
鳥羽さん その代わりイベントとかを管理会社で企画してっていうのは、ほとんどないんですけど…でも、なんだか皆さんで飲み会を(笑)
Yさんいや、屋上に机があってバーベキューがしやすかったりとか、贅沢だなぁって思ってます。
ここだけの話、ツボを3つ紹介です。1つ目、物件まではすこし歩きます。歩いたからこそ物件からのシーサイドビューなどは見ものですが、歩きたくないという方のために自転車置き場·バイク置き場も完備しています。そして、エントランス内にもロードバイクの壁掛けスペースがあります。2つ目、リビングに小上がりを作りました。シェアメイトとの距離感がちょっと近くなるスペースで、のんびりしてください。3つ目、5部屋だけ一部の壁に入っているアクセントクロス、実は他のシェアハウスや一般賃貸でも人気だったものを選びました。デザイナーさんにもアドバイスを頂き、選びに選びぬかれた壁紙たちです。