シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
京王線で一番ガーリーな街かもしれない。
「仙川ってどこ?」と聞かれて、すらすらと説明できますか?
明大前と調布のあいだ。世田谷区と調布市の境目。千歳烏山の隣駅。何となく名前は知っている割に、具体的な場所が曖昧になりがちなのは、なぜでしょうね。
でも仙川の町は、女性ならきっと好きな方が多いはず。
駅前はキレイに整備され、女性向けの雑貨店やカフェが並び、おしゃれな奥さんたちがゆっくりと買い物。小田急線沿いの高級住宅地・成城学園前をもうすこしカジュアルにしたイメージでしょうか。上品でありながら親しみも感じられる、雰囲気の良い街です。
駅のまわりにいくつか有名な女子校があるのも、街の雰囲気づくりに一役買っているのだと思います。
「girlish 世田谷南」は、そんな仙川の街に建つ、全11室の女性専用シェアハウス。
スッキリした空間に作家さんのハンドメイド作品が並ぶ光景は、上品さとカジュアルさを兼ね備えた仙川の街によく似合います。そういえば、運営の担当さんも仙川の街が似合いそう。
男性が女性をイメージして作った空間と、女性が女性をイメージして作った空間には、やはり自然と違いが出てくるもの(おそらく、逆もしかりですが)。
目に見えない、「女子のツボ」みたいなものを押さえているのだと思います。
ギュッと。
仙川駅から徒歩5分。
2階建てのアパートや一軒家の並ぶ、穏やかなエリアです。
2016年の夏に建てられた新築の建物が、「girlish 世田谷南」。
道路から、すこし奥まった場所に建てられています。建物の前面は駐車スペースとして貸し出すそう。
ちなみに、住所は調布市ですが、世田谷区との境目あたりに位置しています。
シックな深緑色の玄関ドア。
ドアの左手には、二本の足が特徴的な宅配ボックスが設置されています。
スリムなタイプのため大きすぎる荷物は難しいと思いますが、忙しい女性の強い味方ではあります。
荷物の配達時刻に合わせて予定を組まなくて済むのは、やっぱりストレスフリー。
奥の物置きは、専有部ごとに使える一時ゴミ置き場として使われています。
基本的に、生活のゴミは各自処理が必要です。とは言え、専有部に生ゴミなどを持ち込むわけにもいかないため、ゴミの日まで仮置きできるスペースを設けたそうです。
玄関の鍵は、ボタンのようなデザインが印象的。
つい鍵穴を探してしまいますが、実はこの丸いボタンではなく、上部に差し込むカードキータイプです。複製ができず、セキュリティ強度が高いとか。
ドアをあけると、目の前にすぐリビングが広がっています。
土間はコンパクトですが、ひとりで靴を脱いだり履いたりするには充分な広さ。
土間の隣に立てかけられた、アイアンのラダーラックがキュート。ハンギングバスケットやファブリックを飾ってもかわいいかもしれません。
もちろん脱ぎっぱなしはNGですから、脱いだ靴は靴棚へ。
反対側から取り出すことはあまりないと思いますが、両側から取り出せるタイプは、空気がこもらないのが良いところかもしれません。
白い壁と白系のフローリングの組み合わせで、全体的にふんわりした雰囲気のリビング。
抑えた色味の落ち着いたテイストは、大人ガーリーといったところでしょうか。
広い空間をめいっぱい家具や装飾で埋めるのではなく、適度に余白がつくられています。
その余白が、ゆったりとした空気感を生むのかもしれません。
いつも家具選びには特に力を入れている運営事業者さんですが、今回はさらにオリジナリティを重視しているそう。
例えばこのスツール、全て張地の異なるハンドメイド作品。作家さんによるハンドメイドや一点もののアイテムにこだわって、ひとつひとつ選んだものだそうです。
他にも、リアリティのある白菜型の小物入れや、
雨が苦手な魚のイラストなど、ユニークなラインナップが並びます。
ひとつひとつ、運営事業者さんのお気に入りを集めてきたそう。一点ものというのが、特別感を増してくれます。
ダイニングテーブルは少々コンパクトサイズ。
一緒のテーブルで食事をするなら、2人がギリギリでしょうか。または、ソファの前にあるテーブルを使うことになりそうです。
リビングと一体化しているキッチン。
モザイクタイルが敷き詰められた、オリジナルデザインです。
タイルなら水にも強く、意外とお手入れも簡単。
シンクとIHヒーターの間はタイルの色が変わっていて、ちょっとしたアクセントになっています。
使い終わったらサッとひと拭きするだけのIHヒーターも、毎日のメンテナンスを楽に。
ヒーターの下はオープンタイプの収納になっていて、フライパンや鍋類。
オープンタイプの収納は、使うときに取り出しやすいのが大きなメリット。ひとつひとつ扉を開けなくて済みます。調理も効率的に進みそう。
キッチンとL字を描く配置で、家電類や食器の収納棚が設置されています。
食器類も、使うのがちょっと嬉しくなるような、可愛らしいものばかり。
毎日使うなら、好きなものの方が良い。
細かいことでも、毎日の積み重ねは大事です。
収納棚の下の段には、ひとりずつ使える私物用のバスケット。
常温保存の食材や調味料、個人的に使いたい食器などを入れておくと便利。小さなサイズの仕切りカゴなどを使うと、もっと使いやすくなるかもしれません。
では、続いて水まわり設備のある2階へ。
階段を上がって一番手前側に、バスルームとランドリーが集まっています。
専有部のゾーンとはすこし離れていて、生活時間帯が多少違っても、あまり音を気にしなくても良さそう。
階段1段分ほどの段差のある水まわりスペースは、ランドリーの奥がバスルームという間取りです。
誰かが入浴している間は洗濯物を取り込めない…なんてこともありません。
洗濯に使う洗剤やシャンプー類は、引き出しに収納しておけます。
洗濯のたび、入浴のたびに自分の部屋から一式を持ってくるのは、なかなか大変。使う場所の近くに収納スペースがあると、やっぱり便利です。
ドアを開けると、廊下が続いているような形の細長い脱衣室が現れます。
実は、バスルームひとつとシャワールームふたつ、共用の脱衣室。このあたりは好みもあると思いますから、現地でしっかり確認を。
これから寒い時期に嬉しい、バスタブ付きのバスルーム。
のびのび足を伸ばせるほどのサイズではありませんが、お風呂につかることができるのは嬉しいもの。
シャワールームは収納スペースの多いタイプ。
ササッと済ませたいときは、女性でもシャワールームを使う方が多いそうです。
階段を挟んで隣側には、すりガラスのはめられたドアがあります。
ドアの先は、共用のベランダ。
洗濯物や布団を干せるように、物干し竿も準備されています。低い位置には目隠しがされ、道路から見えないようになっています。
女性専用ということもあり、こういった配慮は嬉しいですね。
水まわり設備の、向かい側のドアの先へと進んでみます。
ドアを開けてみると、意外と長い廊下が続いているのに驚きます。
廊下の手前側は洗面スペース。朝の準備や寝る前のスキンケアだけでなく、手を洗いたいときや部屋のグリーンに水をあげたいときにも重宝します。
3つ並んだ両端は、ブルーの花が描かれたロマンチックな洗面台。
なかなか目にすることのない、珍しい装飾。毎朝目にするたびに、すこし優雅な気持ちに浸れそう。
見た目だけでなく、ボウルが深くて周りに水が跳ねにくいのだそうです。
長い廊下の突き当たりにトイレがあります。
ごくシンプルなタイプです。
廊下から先の間取りは、1階も2階もおおよそ同じ。
南側にずらりと専有部が並びます。
では、専有部をいくつかピックアップして見てみます。
専有部には、女性をイメージした漢字一文字の名前が付けられています。
201号室は「清」。早速ドアを開けてみます。
リビングや廊下と同じ、白い壁に白系のフローリングの組み合わせ。
使いやすそうなシンプルな長方形の間取りで、全室同じ広さです。
まさに「清」をイメージさせるような、清々しい色の収納家具が。
この色はどうしてもティファニーブルーを連想してしまいます。周りの壁が白いと、より引き立ちますね。
ちなみに、マトリョーシカのような人形は各部屋にひとりずつ置かれているとか。
ほっこりさせられる、緩い表情がいい感じです。
ドアの周りもサッパリしたシンプルなつくり。
ベッドの上にはハンガーバーが吊り下げられています。このバーをいかにうまく使うかが住みこなしのコツでしょうか。
204号室の漢字は「柔」。
大きめの収納家具は、引き戸を開けると引き出しが顔を出す、ちょっぴりトリッキーなつくりです。
洋服をしまうよりは、アクセサリーやファッション小物など細々としたものを入れておくのに便利かも。
小さめのスツールは、冬場は目にも温かい厚手の布地が張られています。
アウトドア系のファッションにも似合いそうなテイスト。白い空間とのギャップも面白いです。
最後は102号室、漢字は「色」。
広めのテーブル付きですから、PC作業やテキストでの勉強にも向いています。
海外の映画にでも出てきそうなクラシカルな椅子も、作家さんによるハンドメイド。
控えめな色合い、とても上品です。これぞ大人ガーリー。
建物沿いには自転車を駐められます。
駅からは徒歩5分、スーパーも6分ほどですから、自転車を使うほどの距離ではないかもしれませんが、近くを散策するにはあると良いかも。
歩いて10分ほどの天然温泉も、自転車だと2〜3分で着いてしまいます。
下北沢まで13分、新宿まで18分と、ターミナル駅へのアクセスは良好です。買い物なら、逆方面の調布へ行くのもアリ。
冒頭で触れたように、仙川の駅前は洗練されていて、女性ウケの良い街です。
駅前のロータリーと言えば、チェーン展開のファストフード店が軒を連ねるイメージですが、仙川は雑貨店にドラッグストア、パン屋、カフェと、なんだかオシャレ。
もちろん居酒屋さんもありますが、他の駅に比べると圧倒的に少ないのではないでしょうか。
ロータリーから一本入っても、カルディや青山フラワーマーケット、猿田彦珈琲、KEYUCAなんて具合。
駅前だけでも、なんだかガーリーな気配のただよう街なのです。
運営管理を行うのは「株式会社Rバンク」さん。
東京・神奈川を中心に、40棟を運営するベテランの事業者さん。
女性専用と男女入居可能なシェアハウス、どちらも運営していますが、女性専用物件は女性のスタッフさんが担当します。
女性が多いためか、スタッフさんたちのハッピーなライフイベントを耳にすることもしばしば。ママになってもパワフルに働いている方も多いそうで、いや、すごい。
毎年社員旅行に行くそうで、今年の目的地は屋久島だったとか。
この花器は屋久島で見つけてきた一品。屋久杉からつくられていて、どっしりとした風格はインパクト抜群です。
空間デザインの担当者さんは、プライベートでフラリと入ったお店やギャラリーで気に入ったアイテムを見つけると、とたんにスイッチが入ってしまうとか。社員旅行先でも、「これ使えそう」「あそこに置いたらきっと素敵」なんて、しっかりとアンテナを張っているのだと思います。
シェアハウス周辺のお店も実際によく足を運んでいるそうですから、オススメを教えてもらえるはず。
「仙川いいかも」と思った方、ハンドメイドの一点ものにグッと来た方。
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いつになっても、何歳になっても、可愛いものにはつい惹かれてしまう。
仙川の街と「girlish 世田谷南」は、そんな女子の心をしっかりとくすぐってくるのです。
(テルヤ)
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