シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
家のなかの、気になる場所。
庭なのか公園なのか、よくわからないけど好きな場所。
住み慣れてきたら当たり前になる場所も、住み始めのころは、まだ馴染みきれずに手探りで自分の場所を探すことになるかもしれません。
ここからここは、自分の陣地。
子どものころ初めて訪れる公園に、勝手に自分の場所を決めて遊んだ記憶がよみがえります。
まだ縁もゆかりもなくたって、妙に愛着を覚える場所。
そこで何をしたいのか明確というわけでもなく、ただ気に入ったから自分の陣地にしておきたい、と感じさせる場所。
もし僕が犬なら、ひょっとしたらマーキングしてしまうかもしれない…と、いうのは冗談として。
さて、何10年も前から、寮として多くの人が生活してきたというシェアプレイス 調布多摩川。
訪れるたびにお気に入りの場所が増えていく感覚は、まるで美術館や動物園や公園のようです。
きっと自分の場所と他人の場所が曖昧に交わる、この場所での暮らし。
さて、見ていきたいと思います。
京王多摩川駅の前に広がる通り。
道沿いに8分ほど直進すると、大きな団地のような空間が見えてきます。
ケイドロでもしたら、半日遊んでいられそうなほどの広大な敷地。
10,000平米の広大な敷地。
左手が首都大学東京の大学国際交流寮、そして右手が全85室のシェアハウス「シェアプレイス 調布多摩川」です。
奥に見える建物の一部が、お目当ての場所。
以前は、大手通信会社の社宅だったのだそうです。
サインには、シェアハウスのシンボル「#」が大きく記載されています。
電話機の「#(シャープ)」とSNSで使用される「#(ハッシュマーク)をかけているとか。
さて、エントランス前は大きな大きな庇付きというか、いわゆるピロティ状となった設計。
雨の日も、ここまで辿り着けばひと安心。
また、夏の暑さや冬の寒さをすこしでも和らげるための古くからの工夫といったところでしょうか、エントランスドアの奥には風除室付きです。
見ての通り、風除室には専有部ごとに郵便ポストが用意されています。各ポストは、ちょうどAmazonの封筒が入るサイズとのこと。再配達を依頼せずに済むのはとても便利です。宅配ボックスもあればより助かるのですが、贅沢は言わないことにします。
風除室の内部から玄関を見ると、管理人室の窓口が。
管理人さんは、10:00〜18:00まで常駐しているそうです。
さて扉を開き、いざ建物のなかへ。
目の前に広がるのは…
この光景。
なぜか、山の頂きに建つ美術館を連想してしまいました。こんな場所をいつか見た気がして、妙な愛着を覚えます。
すこし奥へ進んで振り返って見ると、エントランスドアの辺りはこんな感じ。
どこから見ても、なんとも贅沢な空間です。
ラウンジのサインにも#(ハッシュマーク)。
注意書きも、ハッシュタグで記載されると柔らかい気持ちで受け止められるのは不思議です。
壁一面の大きな窓を通じて中庭に接する、開放的なラウンジ空間。
たくさんの緑に、気分が穏やかになります。
まるで公園のなかにいるような錯覚を覚えます。
窓側からラウンジを見ると、こんな感じ。
数多くのテーブルのならぶ光景は、まるでカフェのよう。
テーブル席に腰掛けてみると、奥の壁にシェアハウス周辺の地図が描かれていました。
地図の脇には#(ハッシュマーク)のマグネット。
スマホやパソコンで書き込むのと比べ、1文字1文字を慎重に手書きすると「伝えたいことってこれだっけ?」という思いがよぎるかもしれません。
テーブル席の奥にはソファスペース。
行儀よく並んだソファたち。
窓からの陽射しを浴びながら、ソファでひと息入れるのも良さそうです。
ソファに深く腰掛けるのは、ダラダラするための大事なコツ。
ぐてんと行儀わるい姿勢で過ごすのも、自宅なら良いと思います。
ソファスペースは2箇所用意されています。
壁際の方は、少し篭った感じになるでしょうか。
せっかく色々なスペースがあるから、時間を決めて席を移動するのも、気分転換に良いものです。
周辺地図の描かれた壁の反対側には、壁の前に横長のテーブルが配置されています。
ラウンジ内に様々なスペースが用意されているため、気分や用途によって場所を変えられることは大きなラウンジならでは。
食事をするにも、ノートパソコンを持ち込んで作業をするにも活躍しそうです。
それぞれ、お気に入りの席がだんだん見つかってくると思います。
掃出し窓からは、庭に出ることができます。
外に出ると、タイル状の素材を敷いてつくられた小道が続いていきます。
庭という言葉では違和感を覚えるほど、広大な敷地。
このベンチの辺りまでは、入居者さん以外も入ることができるそう。
近隣の方も、散歩中に立ち寄りたくなる場所なのかもしれません。面白い話が聞けるかもしれないので、勇気を出して「こんにちは」と話しかけてみてはいかがでしょうか。
庭で過ごす、ひととき。
読書に昼寝に、野球にバトミントン。公園のように広い庭で、様々な楽しいことが繰り広げられたら素敵です。
庭の方からラウンジを見ると、テーブル席の奥にカウンターテーブルが見えます。
4人がけのカウンター席。
食事も良いですが、やはりカウンター席にはお酒がよく似合います。
共用のパソコンも用意されているラウンジ。
インターネットの閲覧だけに留まらず、イベント時は、BGMを流す役割でも重宝しそう。
カウンター席とパソコンデスクの間を抜けると、キッチンです。
キッチンは、オールステンレス。シンクとIHヒーターは4台ずつ。大きな作業台は、料理の下ごしらえに活躍するはず。
キッチンの下には、共用の食器や調理器具が収納されています。
まるでレストランの厨房のようなキッチン。
キッチンの奥には収納スペース。
各部屋に、半透明のケースひとつ分の収納。
調味料に米袋。収納スペースが大きい分、下の方や奥の方にある食材の賞味期限には要注意です。
キッチン家電は一箇所にまとめて。
オーブントースターと炊飯器がずらり。他に電子レンジもあり、基本的なキッチン家電が用意されています。
さて、エントランスへ移動します。
らせん階段の奥の壁に寄ってみると、びっしりとアルファベットが書かれていました。
アルファベットをつなぐと、様々な英単語に。
パズルのようで、探し始めるとつい夢中になってしまいます。
らせん階段を上がった先には…
会議室。イベントルームと言っても良いかもしれません。
首都大学東京の寮の入居者さんも利用することができるそうです。
会議室は、予約制で使用します。
大きなスクリーンで、プロジェクターも使えます。
プレゼンや勉強会に向いていると思います。使わないときは、椅子は畳まれて壁の内側に収納されているとのこと。
アコーディオンカーテンで仕切ることで、2室に分けることもできます。
たくさんの椅子をならべるスクリーン前は、シャープな空間。
ガラリと印象の異なる反対側は、カフェのような空間。
ソファスペースにテーブル席、カウンターテーブルにキッチンも併設されています。
ソファに腰掛け、ブレスト会議。
テーブル席に腰掛け、陽射しを受けながらのワークショップ。
内容によって、参加者のスイッチの入りやすい場所を変えてみると良いと思います。
カウンターテーブルの裏側は、キッチンになっています。
IHヒーターとシンクが設置され、軽食から手の込んだ料理まで対応可能。
キッチンの背中側の収納棚には、キッチン家電も。
料理をするのに必要な、電子レンジやオーブントースターが用意されています。
気分転換が必要になったら、ベランダへ。
1フロア分高い場所から見ると、庭の見え方も随分変わってくるものです。
共用スペースは、まだまだ他にも。
玄関周辺の掃出し窓から出ることのできる、テラスのテーブル席。
テラス席は、「ビッグテーブル」と呼ばれています。
この日はあいにくの雨でしたが、天気の良い日に外で食事を楽しむのは楽しそうです。ピクニックのようで、きっとウキウキした気持ちになるはず。
いつか映画で観た結婚式のシーンのような、大きな白いテーブル。
なにかお祝いごとがある時にも、ビッグテーブルはぴったりだと思います。
さて、屋内に戻って…
水まわり設備を見ていきたいと思います。
まずは1Fのシャワールーム。
7室のシャワールームがズラリと並んでいます。
シャワールームは各フロアに配置され、入浴のたびにフロアを移動せずに済みそうです。
奥には、バスルームらしきものも見えます。
実は、以前は大きな浴槽だった場所を生まれ変わらせた、休憩スペース。
エアコンも設置された休憩スペースで、シャワー後に涼んでいくのも良さそうです。
すぐ脇には、室内の駐輪場スペース。
屋外にも屋根付きの駐輪スペースは用意されていますが、室内で自転車を保管できるのは少し新鮮。
屋内駐輪スペースの対面には「ビッグテーブル」の一望できる大きな窓。
黙々と「ビッグテーブル」を眺めていると、まるで美術館の中庭を眺めているような錯覚に陥ります。
続いては、(バスタブの付いた)バスルームへ。
脱衣室の前には、北欧調の壁紙が印象的な洗面スペースが用意されています。壁紙はフロアごとに異なります。
バスルームは、洗面台の対面に。
広々とした脱衣室は、のびのび着替えることができそうです。
バスルームは、珍しいコイン式。
コインを入れると、使用できる残時間が表示されます。
気があせると思う人もいるかもしれませんが、時間は案外余るものです。
バスルームは、足を伸ばすことのできるタイプ。
肩まで浸かり、身体を芯から暖めためることができるのは、特に寒い冬場に嬉しいところです。
トイレはバスルームの対面。
4室並んでいるトイレは、全てウォシュレット付き。
トイレもシャワールームと同様に、各フロアに配置されています。
トイレの脇はランドリールーム。
洗濯機は4台設置されています。
乾燥機は2台。
専有部内で洗濯物を乾かすことはできますが、急ぎで乾かす必要のある場合、乾燥機はとにかく便利です。
洗濯機、乾燥機共にコイン式。
上手に使いこなして頂きたいものです。
続いて専有部。
101号室〜105号室は、はラウンジや水まわり設備から離れたエリアです。
まずは105号室。
各部屋ごとに異なるハッシュタグは "HAVE A NICE DAY"。「良い1日を!」といったところでしょうか。
専有部の鍵は、全室ナンバー式のオートロックです。
建物内は靴を履いて移動するため、靴箱は室内に設置されています。
一部を除き、専有部は9.9畳ほどのサイズ。
ふたつの窓と、机と椅子。陽射しを浴びながら読書を楽しむのも心地よさそう。
収納は2箇所設置されています。
容量が大きいのは嬉しいところ。
物干し器具は必要な時だけ現れるワイヤー式。
ツマミの付いたワイヤーを引き出し、対面の壁に設置されたフックに引っ掛けます。本体側で長さをロックできるので、ワイヤーがたるむ心配はありません。最大荷重は10kg程度とのことで、シャツ10枚程度ならまとめて干すことができます。
冷蔵庫も全室に用意されています。
建物内が広大な大型のシェアハウスでは、水分補給のためにキッチンへ移動するのも、すこし気合を入れる必要があるかもしれません。専有部内に冷蔵庫があるのは、便利です。
続いて121号室。
ハッシュタグは、 "WHAT WILL YOU DO TODAY ?”。
部屋のつくりは全室ほぼ同じです。
靴箱は収納スペースが多く、靴以外のものも収納できるはず。
家具が置かれていないと、こんな感じ。
シンプルなつくりで、どんな家具でも相性が良さそうです。
庭に面した部屋の窓は、曇りガラス。
好みが分かれますが、隣家の庭から部屋の様子が丸わかりになってしまうことは無いはず。
TV端子は全室に設置されています。
最近は少なくなってきた気もしますが、TVっ子には嬉しいはず。
2Fへは階段で移動します。
階段の周辺は、スペースが広々ととられています。
洗面台スペースは、1Fと同じつくり。
柄の色が異なるだけで、空間全体の雰囲気も変わって見えます。
洗面台の対面にはシャワールーム。
2Fと3Fは、シャワールームが1室ずつ配置されています。
トイレも1Fと同じつくり。
ウォシュレット付きが4室並ぶ安心感。トイレ待ちは、あまり無いはず。
ランドリールームは1Fと異なる配置。
週末はコイン用の財布と洗濯カゴを用意して、ランドリールームへ通うのが習慣になりそうです。
ラウンジと会議室のある棟にも、専有部が用意されています。
2Fの会議室の対面が、専有部ゾーン。
専有部ゾーンには、水まわり設備も。
227〜233号室用の、ウォシュレット付きトイレと洗面台。
専有部は2室見ていきたいと思います。
まずは227号室。
14畳ほどと、広めの専有部。
窓は掃出し窓から陽射しが入り、開放的な印象です。
収納はこんな感じ。
収納のボリュームはワンシーズン分程度でしょうか。とは言え部屋は広いので、必要な場合は収納家具を用意するのが良さそうです。
227〜233号はベランダが用意されています。
屋外用の、ちょっとしたテーブルセットでも置いてみると良さそうです。
最後に228号室。
広さは11畳ほど。
必要最低限の生活品だけを用意し、広々とした室内をそのままにしてみても。
入居を、ミニマムな生活のきっかけに。
断捨離をしてみたら、案外気持ちが晴れ晴れとするかもしれません。
駐輪場は屋根付き。
小雨程度なら、自転車が濡れずに済みそうです。サドルがびちゃびちゃだと、うんざりしますから。
京王多摩川から京王相模原線で調布まで2分。調布から京王線で明大前まで8分、新宿まで15分。明大前から京王井の頭線で渋谷まで7分。
都心まで20分以内で移動することができ、利便性も悪くなさそうです。
緑が多く、多摩川も流れる、京王多摩川エリア。
木々に蕾(つぼみ)がついていることに気が付くと、ついつい足が止まります。
そんなのんびりとした楽しみが日常になるのも、京王多摩川の魅力のひとつ。
シェアハウスの運営管理は、株式会社リビタさん。
シェアハウスの企画から管理まで手がける、2005年創業の運営事業者さん。
リノベーション事業を事業の要(かなめ)に、住宅からホテルまで多種多様なリノベーションも手がけます。
自分専用の場所にしてしまいたいくらいの、良い場所づくり。
多様な場所づくりを手がけてきたからこそ、どんな場所にどんなものがあると、人が過ごしやすく居られるのかを考えることが得意なのかもしれません。
家のなかの、気になる場所。
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なんだか、好きかもしれない。そんな、言葉にできない小さな予感。
具体的な理由がなくても、なんとなく好きになれる場所。それは、ある日急に現れるものです。
この家の、この場所が好き。
そんな予感とともに、家のことがもっと知りたくなったら、きっと相性が良いはず。
(イイヅカ)
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