シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
心身ともに、ビューティーに。
女性にとって、美しさは自信を持つために大切だと言います。
気合を入れたい日にはいつもより念入りにメイクをしたり、逆にメイクの乗りがいまいちな日は気分も上がらないことも。少なからず経験がある方が多いのではないでしょうか。
もちろん、メイクによる美しさも重要ですが、すっぴんでも綺麗であれば、それに越したことはないのかもしれません。とは言え、そのためには継続的な努力が必要。…簡単にできれば、苦労しないですよね。
「Beauty House 小岩」をつくったのは、身体そのものを美しくするプロであるエステサロン。名前からも伝わる通り、元々の生業である"美容"がシェアハウスのテーマです。
エステサロンにしかない美容機器のあるビューティールームや、ナノシャワー・ジェットバス付きのバスルームなど、美容のプロならではのポイントも。
環境が整っているためか入居者さんも美容に対する意識の高い方が集まっているようで、相乗効果も期待できそうです。
美しさがもたらす自信は、キラリと光る笑顔を引き出してくれると思います。
駅からシェアハウスへ向かう道の途中では、大きな川を渡ります。
道のりは川を渡るための橋を含め、割と車線の多い道路。やや信号が少なく、慣れるまでは道路を渡るタイミングの見極めが必要かもしれません。
なお女性専用ということで、今回は外観はなし。高さはほどほどですが、小規模のマンションのような骨太な印象の建物です。
通りから、少し奥まった位置にある玄関ドア。
ドアの手前には各部屋ごとに分けられたポストがずらりと並び、存在感を放っています。
便利なのはポストの隣の自動販売機。
最寄りのコンビニまでは徒歩3分とはいえ、雨が降っているときや体調が悪いときなど、その距離ですら億劫に感じることもあると思います。日常的に重宝しそうです。
女性には特に安心のカメラ付きインターホン。
各部屋直通になっていて、荷物の受け取りもスムーズになりそうです。
それではドアを開け、建物の中へお邪魔します。
ドアの周囲はガラスに囲まれ、玄関まわりを明るくしています。
ふと目に止まったのは土間に置かれた、ドアより少し背の高い丸太。
聞けばこの建物、以前は相撲部屋だったのだそう(!)。
この丸太は力士たちが稽古用に使っていた突っ張り棒なのだとか。どこかに飾りたいと思いつつも、そのサイズ故になかなか適した場所が見つからず、暫定的に玄関に置いてあるそうです。
丸太の行き着く先も気になるところですが、まずは靴箱のなかをのぞいてみます。
このほか、3階にも玄関と靴箱があります。1階の靴箱は1、2階の入居者さんが、3階の靴箱は3階の入居者さんが使うことになりそう。
部屋の数を考えると、置ける靴はひとり2〜3足といったところでしょうか。残りは自室で管理ということになります。
さっそく目の前の階段を上り、リビングのある3階へ向かいます。
3階の廊下とリビングとの間にドアはなく、カーテンでゆるやかに仕切られています。
リビングで空調を効かせるときには、カーテンを閉めたほうが効率は良いかと。
カーテンをくぐると、パッと開けたように広がる明るいリビング。
聞けば30畳の広さがあるのだそう。12人が同時に座れるダイニングテーブルがあまり大きく感じないほどです。
とはいえ、ダイニングテーブル単体を見れば、ちょっとしたパーティーでも頼れそうなしっかりサイズ。
日常のなかで、ちょっと勉強や仕事をこなす作業スペースが欲しいときにも大きなテーブルは便利そうです。
相撲部屋だった頃は、ここで毎日ちゃんこが振舞われていたのでしょうか。つい思いを馳せてしまいます。
ダイニングテーブルの奥側はソファスペース。
ソファ同士が距離をおいて向かい合う配置は、ことのほか斬新な気もします。
海外の子供部屋にありそうな、パステルカラーの照明がアクセント。
昼間はかわいらしい雰囲気ですが、日が落ちるとムーディーな空間を演出してくれるのだそうです。
TVを観るには少し距離がありますが、ぱらぱらと雑誌をめくるにはピッタリ。
食後のゆっくりとした時間は、このソファの上で過ごすことが多くなりそうな予感がします。
バーのように演出されたカウンター席の向こう側がキッチン。
その前に、脇に見えるちょっと雰囲気の違う一角を見ていきます。
床材が変わるだけで、一気にシックな印象に。
お酒が入ればそのムードはさらに高まるかもしれません。
ワインセラーで静かに冷やしたワインをあけて、しっとりと楽しむ夜。ガールズトークも、いつもよりグッと深い内容になりそうな。
この囲まれている感覚、結構好きです。
それではカウンターの内側に回ってキッチンへ。
リビングの雰囲気とおなじように、やわらかい色彩が女性らしい雰囲気。
収納も作業スペースもたっぷりの、コの字型の贅沢な配置です。おそらく作業もしやすいかと。
シンクの目の前は、先ほどリビング側から見たカウンター席。
目の前が開けていると、単純な洗いものでも気分はすこし変わるのではないでしょうか。
ワイングラス越しにTVも見れますしね。
シンクの水栓は3つもあり、うち1つが浄水器付き。
水は美容とも関係が深いと言いますし、嬉しいですね。
お手入れも簡単なタイプなのだとか。
オーブンもビルトイン。お菓子も作れます。
ただし、シェアハウスでキッチンを長時間使う場合は他の入居者さんへ少し配慮が必要。平日の夜を避けるなど、気遣いをお願いしたいとのこと。
その代わり、入居者さんからの要望にはしっかりと検討の上で可能な範囲で対応していきたいと言う事業者さん。
ミキサーやコーヒーメーカーは早速入居者さんの希望で導入されたのだそうです。
もちろん全部が全部というわけではありませんが、話し合って、生活に必要なものが見つかったときには事業者さんに相談してみてもいいかもしれません。
リビングから廊下に戻り、すぐ右手にあるドアの先が"Beauty House"の核となるビューティールーム。
どことなく漂うアジアンな雰囲気が、気持ちをそっと落ち着かせてくれます。
最大のポイントは、エステサロンにしかないプロ仕様の美容機器が使えること。
クッションの入った椅子にそっと腰掛けたら、サロン体験のスタートです。
皮膚を洗浄し顔のくすみや吹き出物を改善・予防する機器、顔のリフトアップ効果のある手袋(入居者さん全員に専用のものがプレゼントされるのだとか)。
超音波によって肌の細胞を柔軟にし、キメを整えてくれる機械など盛りだくさん。
なかには超音波で脂肪を分解するという、一般には売られていないものまで。
さらにプロのエステティシャンが講師を務める美容講座の開催や、美容についての相談メールを受け付けるなど、至れり尽くせりといった感があります。
自然と入居者さんも美容に感心の高い方が多くなるのでしょうし、お互いに一緒に過ごすことで相乗効果も期待できそうです。
顔のお手入れをした後は、マッサージチェアで全身リラックス。
いやはや、至福の時間です。
これだけの機器が揃っていると、きっと長時間使いたくなってしまうもの。
入居者さん全員がきちんと均等に使えるよう、希望者が集まる時間帯には使用時間を決めて交代制になるのだそうです。
自分の順番はドアの前にあるボードでしっかり確認。お互い気持ちよく使用できるようにという工夫です。
ビューティールームの斜め向かい側はシャワールーム。
5箇所あるシャワールームとバスタブ付きのバスルーム、全てにナノシャワーヘッドが使われています。
マイクロバブルと言われる気泡が毛穴の汚れまで落とすのだとか。髪の毛をサラサラにする効果もあるのだそうです。
美容と並んで気になる体型管理はタニタのインナースキャンでどうぞ。
毎日意識するだけでも体型は変わると言いますしね。
同じフロアにもう1箇所、バスルームがあります。
手洗いで洗濯をするのにも便利そうな、深めの洗面台が設置された脱衣室。
曇りガラスの引き戸をスライドさせてみます。
シュワシュワという水音と、小刻みに伝わってくる振動と共に現れたのはジェットバス(!)。
実は24時間給湯で、湯沸かしも掃除も必要なし(と聞きました)。いつでも温かく綺麗な湯船に入れるかもしれません。
ウォシュレット付きの、スタンダードなタイプのお手洗い。
控えめな花柄の壁紙が女性らしい雰囲気です。
建物は階段を中心に、廊下が左右に広がる細長いつくり。
静かな環境が好きな方は共用部から離れた部屋選ぶ、なんていうのも良さそうです。
屋根に近い位置に設置された窓から光が差し込み、昼間は照明が要らないほどの明るさの階段を下り、1階へ。
階段を上り下りするときにふと目に入る、窓際の花や小物たち。
ささやかでさり気ないポイントが、日々の生活をちょっとだけ豊かにしていたりするのですよね。
1階の玄関脇から続く廊下の右手には、水まわりが集約されています。
間取りとしては、中央にある水まわり設備を部屋がぐるりと囲んでいるつくり。
洗面台やランドリーなど、それぞれの機能が独立しています。
すこし人数の多いシェアハウスでは、この機能を分散させる効果が小さいシェアハウスより高い気がします。
朝の忙しい時間帯でも、スムーズに使用できるのではないでしょうか。
設備の設置数も1階にはシャワールームが2室、トイレが2箇所と、比較的頼もしい揃い方。
ただし、ひとつしかないジェットバスには人気が集まりそうです。
2階へと上がり、階段の目の前は小さなテラス。
外の空気を吸いたくなったら、読みかけの雑誌とマグカップを片手にふらりと立ち寄ってみてはいかがしょう。毎日の、ちょっとした憩いの場になりそうです。
それでは、専有部を順番に見ていきます。
まずはテラスの隣に位置する201号室。
L字型にベランダが付き、掃き出し窓も2面あるため、全ての部屋の中でも抜群の明るさが期待できます。
布団が干しやすそうな、しっかりとしたサイズのベランダ。
事業者さんのOKがあれば、デッキチェアを出したり植物を育てたりしてみても良さそうです。
全室共通の備品として、インターネットの無線ルーターが付いています。
建物が大きいこともあり、各部屋でインターネットが繋がりにくくならないように、との配慮だそう。おそらく快適にネットサーフィンができることと思います。もちろん夜更かしは美の大敵。ほどほどにどうぞ。
続いてバスルームの隣の305号室。
ドアノブをカチャリと。
201号室に続き、こちらも角部屋で採光良好。
フローリングの色が明るくなると、印象が随分変わります。
吊り棚の下をクローゼットとして活用したオープンな収納。
各部屋の窓やドア部分以外は、ほぼ収納という大容量。洋服の多い方でも安心して使えると思います。衣替えも必要ないかも?
最初に触れたように、3階には外階段から繋がる、もうひとつ別の玄関があります。
3階の入居者さんはこの玄関を中心に使用してもOK。
天井まで届く高さの靴箱もあります。
玄関の左右に位置する302、303号室の入居者さんが特に重宝するかもしれません。
正面の格子戸を開けると、リビングへと続いています。
ドアの下部に目を向けると、なにやらアーチ状の穴が。
相撲部屋時代、ネコを飼っていたのかもしれません。想像すると微笑ましい光景です。
玄関の隣の302号室。
ドアに金色のルームナンバーが取り付けられています。あまり主張していないところがポイント。
各部屋の間取りは少しずつ異なりますが、基本的な設備は同じ。
TVや冷蔵庫も設置されていて、実家から引越すような方は特に良いかもしれません。
少しでもより快適に過ごせるよう、部屋と部屋の間の壁には防音シートが入っているのだそう。
ジェットバスで身体を癒し、ビューティールームでスキンケアを済ませた後は自分の部屋でゆったり。
そうそう、忘れてはいけないのは、全部屋に付いているナノケア機器。
TVを見ながら、勉強をしながら、雑誌を読みながら。「ながらエステ」がキャッチコピーだそう。忙しくビューティールームへ行く時間が取れない時でも、スイッチひとつで美容タイムがスタートできます。
3階の廊下にあるガラス戸を開けると、階段が現れます。
サンダルに履き替え、手すりにしっかりつかまって階段を上ってみます。
見晴らしが良いことに加え、勾配もなかなか急。高所恐怖症の方にはちょっぴりスリリングかもしれません。
ヒヤヒヤしながら階段を登り切ると、目の前には奥へ奥へと視線が引っ張られる広い屋上。
実はすぐ隣が貨物列車専用の線路。普段はほとんど電車が通らないため、騒音を気にするほどではないと思います。
一方で、逆にすこし音が出ても大丈夫。
屋上はさらに設備を整えて、快適に使ってもらえるようアイデアを練っているところなのだそうです。
最後に建物の裏手に当たる自転車置場へ。
駅からはすこし離れた立地ですし、周囲は平坦な道が多いため自転車があると便利だと思います。
なんと、ひとり1台専用の自転車を用意しているのだそう。自分の自転車を持っている場合は、事業者さんが相談に乗ってくれます。
「Beauty House 小岩」の最寄り駅はJR総武線・小岩駅。
新宿までは御茶ノ水で中央線に乗り換え、約30分。直通でも38分程度です。反対方面である千葉方面へのアクセスも抜群。隣駅の市川や船橋・津田沼勤務の方にも便利だと思います。
改札を出ると北口と南口に分かれます。
どちらの出口にも商店街が連なり、それぞれ賑わいを見せます。北口のイトーヨーカドーは23時まで営業しているそうですし、日常的な買い物に困ることはほぼないかと。
運営管理を行うのは「株式会社フォー・シャイン」さん。
普段はエステサロンの運営を行なっている、ちょっと異色の事業者さんです。
なんとも穏やかな人柄の社長さんが自ら案内や管理を担当するのだそうで、丁寧で細やかな気配りは、すこし驚いてしまうほどです。
社長さんのお母さんは一生懸命働きながら、子どもたちを育ててくれたのだとか。そのお母さんの背中を見て育ち、いつしか"頑張る女性を応援したい"と考えるように。その想いからエステサロン運営、そして女性のためのシェアハウスへとつながっていったのだそうです。
一見つながりは無さそうに見えるエステサロンとシェアハウス。根本の強い想いはひとつだったのですね。
綺麗なお姉さんを目指したい方、更なる美を追い求めたい方。2013年6月現在満室とのことですが、空室を見つけた時にはコチラからお問合せをどうぞ。
相撲部屋からの大転換。
でもほら、力士ってもち肌の人が多い気がしますし。
(テルヤ)
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