シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2021年5月より物件名が「シェアリザイド 板橋前野町」、運営事業者が「ワイムシェアリング企画株式会社」さんへ変更されています。
着飾らないのも、いいのかも。
国内でもじわじわと広がりを見せつつある、ノームコアファッション。
米のトレンド予測チーム「K−HOLE」が提唱し、ファッション好きのニューヨーカーの共感を呼んで拡大していったのだそうです。知ってました?
特別にファッションに詳しいわけでもないのですが、こんなところを読むにつけ、なにやら単純なシンプルスタイルではないことだけはうっすら理解した次第です。
ファッションの酸いも甘いも知ったうえで辿りついた、芯のあるシンプルさといったところでしょうか。元々シンプルな服装だけを好んで着ている人のものとは、すこしニュアンスが異なるようです。
着飾り過ぎず、流行にとらわれ過ぎず、ベーシックなアイテムを使って、自分のスタイルに合った着こなしを楽しむスタイル。
確かに、今っぽいかもしれません。
2015年6月にオープンしたばかりの「PLENDY-SHARE 志村坂上」は、静かな住宅街に佇む全31室のシェアハウス。
ゆったりとした空間に、木の素材感を効かせたナチュラルなトーンが広がっています。
5つめのPLENDYシリーズとなる住宅は、強めの主張をグッと抑えた、“シンプル&ロング・ラスティング・デザイン”がテーマ。
いくつものトライ&エラーを繰り返してたどり着いた、シンプルな住空間。
長持ちする、といった意味の「ロング・ラスティング」も、「良いものを長く着る」ノームコアのマインドに通じるなと思ったり。
流行にとらわれない、ニュートラルなスタイル。
ともあれ暮らしの面では、長く付き合える飽きない居心地の良さにつながるのではないでしょうか。
さりげなく都心アクセスの良い最寄り駅から、歩くこと数十分。
大きな池のある公園を抜けて、落ち着いた雰囲気の住宅街に「PLENDY-SHARE 志村坂上」が佇んでいます。
バルコニーのポリカーボネートパネルが特徴的です。
ウッドデッキの敷かれた、玄関までのアプローチ。
外壁の色合いと相まって、どこか海外の桟橋を感じさせるような雰囲気です。
真っ白な集合ポストは、ドア脇に設置。
玄関自体が奥まった位置にあるため、郵便物が多少はみ出していても濡れる心配はなさそうですね。
ポストの向かいには、PLENDYシリーズではおなじみのサイン。
日が暮れると、まん丸い玄関灯で照らされます。
ドアはナンバー式のオートロックです。
ピピピと番号を入力してロックを解除。さっそく内部へ足を踏み入れてみます。
玄関周辺は、紺と白のコントラストが映える仕上がり。
ウッドデッキの土間とコンクリートの廊下の間は、段差のないフラットなつくりになっています。
靴箱は、専有部ごとに扉1枚分のスペースが割り当てられています。
収納量はおよそ2足分。普段使いの靴と室内履きを収めることになりそうですね。板は取り外しが可能です。
それではまず、ラウンジのある2Fへ。
ちなみに左手のドアは、専有部が並ぶ廊下に続いています。
ラウンジは階段を上がって、左手すぐのところ。
ガラス越しに室内の様子が伺えます。
さっそくドアを押して、大きなラウンジへ足を踏み入れてみます。
無垢材のフローリングが広がる、すっきりシンプルなラウンジ。
ソファ、ダイニング、カフェテーブルの各スペースが、ほどよい距離感でゾーニングされています。
全体に、個性の強いインテリアが配置されたり、大胆な設計が施されたりしてはいませんが、とはいえ着飾っていないというわけでもありません。
無理せず、ほどよく。
それが、いつ訪れても変わらない居心地の良さに繋がるのかもしれません。
ちょっとした作業にはカフェスペース、ワイワイ楽しむなら窓際のダイニング、ごろんとTVを見ながらくつろぐならソファ席、といった具合でしょうか。
見上げると、照明はやや控えめなあかるさ。
日が暮れると、よりシックなムードになりそうです。
幅広のテーブルは、12人掛け。
右手奥に見えるドアの先には、水まわり設備がまとまっています。
ダイニングテーブルの並びには、座り心地の良さそうなソファスペースが。
向かい合わせで設置されているため、お酒を片手にじっくりと夜通し語り合うシーンも似合いそうです。
TVボードの下は、共用の収納スペース。
オススメの本やボードゲームを置いても良さそうですね。
DVDやCDがいくつか用意されています。
タイトルのセレクトは、微妙に渋めのライン。
ダイニングテーブルの隣には、円卓のカフェテーブルが2セット。
会社から持ち帰った作業や、ちょっとした勉強に取り掛かるには、手頃なサイズ感です。
奥の壁に設置された、タテ型の黒板。
ヨコ型を見かけることが多いため、新鮮に見えます。パーティーや食事会ではフードメニューを書き込むと、お洒落なレストラン風の見た目になりそう。
壁際には、木製のスツールが2つ。
席が足りないときの予備としてはもちろん、キッチンの吊り戸棚を使うときの踏み台にも使えそうです。
続いてキッチンを見ていきましょう。
キッチンとラウンジの間に設けた造作壁は、奥の空間が見えて生活感が出過ぎないための工夫。
壁側にI型のキッチンが1台、中央にはアイランド型の2台が設置されています。
調理時の動線も考慮し、割と広めにスペースがとられています。動きやすそう。
壁沿いの収納は専有部ごとに、ボックスひとつが当てられています。
料理でよく使う調味料や缶詰、お米などを保管するときにぴったり。
3口のガスコンロはグリル付き。
煙の気になる魚焼きも、気軽に味わえます。
調理器具も充実しています。
造作壁のキッチン側には棚が設置され、調理家電が並びます。
ワッフルを焼けるホットプレートなど、入居者同士で楽しめるアイテムも。
作業スペースは壁側のキッチンに1か所。
2〜3名が肩を並べられるほどの幅はありますが、中央のコンロを使用する人は、多少行ったり来たりすることになるかもしれません。
とはいえ、シンクとコンロの間に置かれた水切りを一時的に脇に寄せておけば、そこでも作業はできます。
陶器の白タイルや木製の器、さりげなく置かれた料理雑誌がほど良いムード。
窓辺には、オーディオプレーヤーも。
週末の朝などは、BGMを流してのんびり料理を楽しんでみては?
キッチンの隣には、水まわり設備がいくつかまとまっています。
ドアには各設備のサインが。
わかりやすいですね。
手前の部屋は、男性専用のランドリーとトイレ。
洗濯機と乾燥機が2台ずつ、ドラム式の洗濯乾燥機が1台のラインアップ。奥の部屋に女性専用になっていて、ドアには鍵をかけることができます。
ややコンパクトな空間に収まったトイレは、ベーシックなスタイル。
ウォシュレット&暖房機能付きです。
こちらは女性専用。
設備の数は男性専用と同数です。
引き続き各フロアの水まわりを見ていきます。
2Fには男女共用の洗面台、男性専用のシャワールーム2室&トイレ1室。3Fは女性用のシャワールームとトイレ。
3−4Fに男女それぞれの洗面台が2台ずつ、4Fにバスルームが男女別で1室ずつ設置されています。
2−3Fの洗面台はこんな感じ。
ほかの利用者に配慮する必要がありますが、チェアが用意されているので、じっくりと腰を据えてスキンケアや朝の準備をすることができます。
ドライヤーも備え付けです。
こちらはシャワールーム前の脱衣室。
バスタオルなどを置ける板が造作されています。空間は広めで、着替え時にストレスを感じることはなさそうです。
シャワールームは、シャンプーなどのボトルを置ける棚付き。
バスルームとシャワールームは、男女それぞれ3室ずつ。計算上は足りるはずですが、朝の忙しい時間帯は、すこし手早く済ませるのがベターでしょう。
4Fのバスルームは洗面室の奥に設けられています。
洗面台はシャワー水栓付き。
髪を少しだけ濡らしたいときに、シャワー水栓があると便利です。
大きな姿見が設置されたバスルーム。
オーソドックスなタイプですが、浴槽もまずまずの広さ。足を伸ばしてゆっくりお湯に浸かることができるはず。
レトロな味わいの残る階段の到着点は、屋上の入り口。
ドア脇にチェアがスタッキングされています。
外にでると、青空にウッドデッキとフェンスの木が映えていい感じです。
真っ赤なチェアも、小気味良いアクセント。
周辺に大きな建物がないため見晴らしも良く、晴れた日には富士山も見えるそう。
外からの視線が気にならない開放的なスペースは、ヨガやピラティスといったアクティブなシーンで活用することもできそうです。
続いて、気になる専有部を4Fから順に見ていきます。
一部を除き、2Fから4Fの専有部は基本的に同じ間取り。1Fの専有部は窓の雰囲気が異なります。
まずは、モデルルームの405号室から。
10.6平米の間取りは、ベッドのほかに、奥行き浅めのチェストやシングルソファを収めても余裕の残る広さですね。ソファの代わりに、デスクを置いても良いかもしれませんね。
ドアの脇の収納は、ふすま1枚分とすこし。
ポールが渡されていて、衣類を掛けられます。
荷物が少ない人なら、だいたいの生活用品を収納することができるかも。
ところで、本の背表紙を裏返すだけで、どことなく雑多な感じが消えてスタイリッシュな雰囲気になるものですね。
お目当ての本を見つけるには手間取りますが、モデルルームのプロの技は、部屋のコーディネート・テクニックとして参考にしてみては。
ソファを持ち込むなら、サイドテーブルがあると便利です。
普通のテーブルほど幅を取らず、何気なく置かれたマグや読みかけの雑誌も、すこしお洒落に見えてきます。
403号室は、ひとまわり広い12.7平米。
同じ壁の一面に、掃き出し窓と腰窓の組み合わさった珍しいつくりです。
ポールが渡された収納は一見、オープンな仕上がり。
そのままでも利用できますが、天井部にはレールが設置されており、カーテンを取り付けて目隠しすることができます。
一部の部屋には、専用のベランダが設けられています。
洗濯物を干したり、育てているグリーンの日光浴スペースとして使ったり。
柔らかな光だけを取り入れるポリカーボネートパネルのフェンスで、外の視線も気になりません。
3Fの廊下の様子。
階段ホールの脇に置かれた腰高のチェストには、自室に持ち込んで使える家電がいくつか収まっています。
アイロンや掃除機など、かさばる家電が住宅に用意されているのは嬉しいポイント。目立たない部分ですが、日々の暮らしに役立つ細かな気配りが素晴らしいと思います。
306号室は、角部屋。
2面窓のスタンダードな間取りです。
専有部は基本的に白いクロスとフローリングという、プレーンな組み合わせ。
どの部屋も土間が設けられているため、廊下に靴が出しっぱなし、なんてシーンも無さそうです。
こちらは204号室。
収納の扉のテイストが異なる部屋もあります。
駐輪場は、正面玄関の脇と建物の裏手に設置。
裏手の駐輪場は屋根付きです。自転車はもちろん、バイクも無料で停められます。
オフィス街である神保町駅、大手町駅までは乗り換えなしで20分ほど。
巣鴨駅までは約11分。そこから山手線を利用すれば池袋や新宿、上野といった都内の主要スポットにも気軽にアクセスできます。
家から歩いて数分以内にスーパーやコンビニ、ドラッグストアがあります。駅前にもチェーン店のレストランや100円ショップ、銀行、大きな病院など生活に欠かせない施設が点在し、わりと快適な環境が整っています。
仕事などの疲れから気分をリフレッシュしたいときは、「さやの湯」がオススメ。
駅から家に向かう途中にある温泉施設で、源泉掛け流しの天然温泉を味わうことができます。この通り、平日の真っ昼間でありながら駐車場がほぼ満車状態の人気ぶり。
住宅から近い見次公園は、地元では有名なお花見スポット。
釣りの楽しめる大きな池。「へらぶな」や「タナゴ」釣りが公認されている、都心では貴重な存在。釣り糸を垂らしながら、ぼーっと過ごせば良い気分転換になるかもしれません。
運営・管理は、株式会社プラン・ドゥさん。
シェアハウスだけではなく、数多くの賃貸物件の企画・管理をしている不動産会社さんです。
5棟目となる今回は、すこし大人の落ち着いた空間をテーマにしたとのこと。いつまでも快適に過ごしてもらえるよう、シンプルなテイストと暮らしやすさに配慮した居住環境を目指したそうです。
もともとはガレージとして使われていた1Fの広いスペースは、建物のオーナーさんの考えのもとで今後の用途を検討中。もしかしたら、がらりと雰囲気が変わることもあるかもしれません。
現在(2015.8)、空室は残りわずか。興味を持った方はコチラからお問合せを。
ノームコアと聞いてピンときたのが、映画「プラダを着た悪魔」。
アン・ハサウェイの最後に纏っていたコーディネートが、まさにそんな感じでしょうか。
え、違う…?
うーん、難しいですね。ファッション。
(ソン)
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