シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
春は、新しい暮らしがはじまる季節。
すでに新しい住まいに移られた方は、新鮮な生活に胸をときめかせている頃でしょうか?
一方で、気になっていた部屋がタッチの差で埋まってしまった…なんて苦い経験をされた方、「まだ引越し先が見つかっていない!」という方、春一番の吹き荒れる心情とお察しします。
でも、いいのです。じっくりゆっくり、自分にピタリとあった家が見つかるまで充分に検討しましょう。相性の良いシェアハウスは、たっぷりかけた時間に見あう価値をきっと返してくれるはず。
さて、そんな春の嵐を沈静化する手立てとなれば幸い。
今回のシェアハウス探検隊は、すこし趣をかえてシリーズ特集。一挙に5物件のレビューです。 取り上げるのは、シェアハウス大型物件の雄「DKハウス・シリーズ」の関東エリアの5物件。
うち4物件が100室越えということで、なかなか圧倒されるスケールです。
まず、100室を超える大型物件の特徴からおさらいしましょう。
たっぷりとした空間から生まれる、セミパブリックなライフスタイル。100室もあれば、生活リズムの違いから顔をあわせる機会のない人も出てきます。それでもお互いに同じ場所で暮らしている、不思議な感覚。
多くの人が生まれ育った一般のマンションや戸建住宅の暮らしと比べると、やはり随分と違う体験になります。
そんな大型物件ならではのスケール感を誇る「DKハウス・シリーズ」。
個人的に見どころを挙げるとすれば、ズバリ、国際色豊かな住み込みのマネージャーさんの存在です。人によって運営管理のスタイルにも個性が現れますが、日々、生活空間のさまざまなメンテナンスをこなしてくれる強い味方。
ともすると、割とライトなコミュニティになりがちな大型物件の暮らしをフォローアップするのも、マネージャーさんの役目。 日頃から入居者さんと住空間に目を配り、時おりイベントなどを開催して入居者さん同士を結びつけます。
とかく新しい出会いには事欠かない大型物件の醍醐味を、丁寧にハンドリングしてくれる、頼もしく嬉しい存在。それだけにマネージャーさんとの相性も大事で、「どの物件でも、誰にでもオススメできる」というワケではありません。でも、うまく噛み合えば大きな魅力になるはず。
等身大の親しみやすさと、肩肘を張らない、自然なまま国際色豊かな環境。
たえまなく刺激的な新物件が登場する華やかなシェアハウス界隈ではありますが、DKハウス独特の「普通」と「個性」のバランスを、一度見なおしてみても良い時期だと思います。
さて、最初の巨塔は「DKハウス わらび」。
※こちらの物件は2019年6月時点より、法人への一棟貸しにより募集を終了しております。
運営を開始したのは2007年。2015年で8年目を迎えるシェアハウスです。 建物は1Fに共用ラウンジを構える1棟構成。部屋数は146室になります。
ラウンジは、広いソファスペースと大きな窓が自慢。日本の住宅ではあまり見ることない空間スケールにただよう、独特の「ゆるさ」。
開放的な空間にざっくばらんに配置された大型の家具が、特有のゆるい空気感を醸し出す正体。 ダイニングの脇に置かれたビリーヤード台も、すっかり暮らしに溶け込んだたたずまい。
聞けば、常に10カ国ほどの国籍の面々が入居しているとのこと。インターナショナルな光景に出会う機会が多そうですね。
設備は中具使い込まれていることもあり、いわゆるピカピカではありません。
ところが、常駐する管理人さんの配慮や毎日マメに行われる清掃のかいもあり、キッチンをはじめ設備全般に清潔感があります。
個人的には、住まいは新しいか古いかより、日々の手入れが大切だと思います。
海外の調味料もちらほら見かける秀翁まわりも、やっぱりインターナショナル。
そして、目玉のひとつはバスルーム。
銭湯さながらの大浴場は、1日ごとに男女の入替制です。毎日夕方頃からお湯が張られるとのことで、入居者の方なら誰でも、2日に1度はゆったりと足を伸ばして湯船に浸かれることに。
冬場限定の稼働ですが、立派なサウナも。
じっくり、たっぷり、発汗してデトックス。嬉しい設備です。
専有部は8畳の広さ。部屋ごとに床の仕上げが異なります。
外国人の方が多いこともあり、収納付きのベッドをはじめ、小型冷蔵庫、クローゼット、本棚など、備え付けの家具類が充実。
収納の豊富な環境を考えると、トランクひとつで引っ越しというよりは、家具を揃えるのは大変だけど荷物はたくさんあるという、実家をはじめて出る人にピッタリかもしれません。
赤羽、大宮、上野、東京など都内有数のターミナル駅まで直通で30分以内でアクセスできます。
建物の目の前の通りには、桜並木。桜が満開になる春には絶景が広がるそうです。お問合せは、こちらから。
続いての巨塔は、「DKハウス 松戸」。
松戸駅から8分ほど歩くと、江戸川も目と鼻の先です。
のんびりした環境に、どどんと鎮座するこの建物。
外観も迫力満点ですが、じつは奥行きもたっぷり。部屋数にして、164室というボリュームです。
ロの字型の建物の中央に設けられた立派なパティオが、つねに暮らしの中心。
大きなラウンジの掃き出し窓から出入りができて、晴れた日はラウンジと一体で気軽に活用できそうです。
ラウンジのダイニングテーブルに座れば、パティオの光景が目の前に。
植栽も多く、四季の移ろいにも敏感になりそうです。
さて、ラウンジの屋内はというと、光をさんさんと取り込む気持ちの良い空間。
オレンジの壁と観葉植物のグリーンのコントラストが、フレッシュな気分にさせてくれます。
色味の落ち着いたアットホームな一角があるのは、持ち味といったところ。
見栄えはレトロでも、使い勝手は 良さそう。柔らかいソファに座れば、ほっと落ち着ける時間がはじまります。
また、建物内にはこんな施設も。
トレーニングマシンにサンドバック。ダンベルやバランスボールなど、さまざまな筋トレグッズが揃ったフィットネスルーム。ときおり開催されるというレッスンには、「瞑想」なんてメニューもあるそうです。
ランドリーや水まわり設備、屋上などの共用部では、大型物件らしい「ずらりと並ぶ」光景を見ることができます。
無愛想?でも数は十分。不便なく生活できるはず。
プライベートルームは、マットな質感だったり可愛らしいインテリアの部屋だったりと、さまざまなテイスト。
まずまず、暮らし心地は良いのではないでしょうか。
最寄り駅は各線・松戸駅。 周辺には、レストラン、居酒屋、本屋、銀行、スーパーなど生活に必要な施設が揃っています。
すぐ近くには江戸川の土手が。ジョギングやサイクリングを楽しんだりして、自然を身近に感じられる生活を送れそうです。
お問合せは、こちらからどうぞ。
東の巨塔は、161室を誇る大きな大きなコの字型の「DKハウス 東京・新小岩」です。
外観にはじまり、エントランスやキッチンなど随所に配されたレモンイエローがアクセント。
毎日行き来するアプローチには、常駐のマネージャーさんが丁寧に手入れする植栽が。レンガ敷のアプローチにより添う緑が、すこしだけ心を和やかにさせてくれます。
メインラウンジからもアプローチの緑が見える設計。
何気ない暮らしのなかで四季をきちんと感じられるのは、じつは贅沢なことですよね。
ラウンジは、とにかく広々。
大きな空間を活かして、体を動かすゲームやイベントが企画されることもあるそう。
ラウンジと一体となったキッチンスペースには、アイランド・タイプが並びます。
シンク、コンロともに8台ずつ用意されていますが、なにせ部屋数も膨大。夕食の時間帯には賑やかになりそうです。
建物内には、プレイルームも用意されています。
卓球台やトレーニングマシンをはじめ、ビリーヤード、ダーツなど、たっぷり楽しめるコンテンツがさまざま。ルールの範囲内なら音出しもOKとのことで、たまにギターを持ち込んで弾き語りをする入居者さんもいるそう。
プライベートルームは、どの部屋も白を基調にしたシンプルなテイスト。
ホワイト系やブラウン系の家具の色合いは、部屋によって多少異なります。
一部、2名で入居可能な部屋も用意されています。
東京まで12分、秋葉原まで13分、品川まで22分、新宿まで26分の立地です。 駅前は飲食店が充実しているほか、24時間営業のスーパーも。便利に使えそうですね。
お問合せはこちらからどうぞ。
続いて西の巨塔、「DKハウス 東京・練馬」です。
シリーズ最大の179室というスケール。外観も、まるで大きなマンションのようです。
メインラウンジも建物の大きさにふさわしく、どーんと突き抜ける開放感。リビングというよりは、ホテルのロビーや食堂に似た雰囲気が漂います。
置かれた家具もビッグサイズ。
8人がけの窓際の円卓は、普通の広さの共用ラウンジでは配置に困りそうな大きなタイプ。でもこの空間なら、どこにだって配置できます。
ラウンジでは、日中でも入居者さんが思い思いに時間を過ごしているとか。
最近は、ノートPCを広げて作業をしている光景がよく見られるそうです。広い空間にいた方が仕事が捗る感覚は、個人的にはよくわかります。プリンターも設置されており、SOHOやフリーランスの方には便利な環境と言えそうです。
他のDKハウスシリーズと同様に外国籍の方も多く入居しているため、建物のなかでは日常的に、実にカジュアルに英語が飛び交います。
英会話関係の打ち出しはさほどありませんが、実際のところ、とても実践的な外国語の習得環境ではないかと思います。もちろん日本人の入居者も多いため、英語に自信がなくても特に問題は無いはず。
それでも日本語に不慣れな友人と過ごすうちに、だんだん英会話のスキルは上がっていくもの。その先は自分のやる気次第ですが、言葉って、案外そんなものだと思います。
今回も大浴場があります。建物の空間に余裕があるため、こちらは女性用、男性用にそれぞれ専用の大浴場があるのが嬉しい点。
マイペースにバスタイムを過ごしたい方にはシャワールームが併設されているものの、脱衣室は男性用・女性用それぞれで共用となります。
ここは好みが分かれるところかもしれませんが、大浴場の贅沢とどちらを評価するかですね。案外、慣れの問題かもしれません。
プライベートルームの間取りは、どの部屋も同じ。
窓からの眺めと共用部との距離が、部屋選びの大事なポイントになりそうです。
基本的な家具類が揃っているので、私物の少ない方には勝手が良いはず。
積極的な方なら、都内で数カ月間の語学留学…なんて感覚でトライしてみるのもアリかもしれません。
池袋まで15分、新宿まで30分、渋谷まで東京メトロ副都心線直通で40分弱とターミナル駅まではまずまずのアクセス。 さらに駅周辺にはスーパーあり、商店街あり、コンビニありと便利な環境です。
お問合せはこちらからどうぞ。
最後をかざるのは、「DKハウス 志木」です。
※こちらの物件は2019年6月時点より、大学への一棟貸しにより募集を終了しております。
関東エリアのDKハウスシリーズでは、もっともコンパクト。
とはいえ82室もありますから、大型であることは間違いありません。
共用部はアットーホームな雰囲気。開放感と篭もり感をバランスよく併せ持ち、くつろぐには最適なほどよいサイズ感です。
DKハウス志木でも、入居者さんの約45%の方が外国籍だとか。
英語はもちろん、中国語、韓国語を含め、さまざま言葉が飛び交います。相対的に割と近い距離感で入居者さんたちが接しているためか、これまで見てきたなかでは、一番インターナショナルな色の濃いコミュニティが形成されているように感じます。
そんな環境だからこそ、忘れかけていたジャパニーズ・カルチャーに触れることもしばしば。
五月人形なんて、ひさしぶりに目にした気がします。
じっくり篭って作業したくなったら、ラウンジから離れた位置にあるミーティングルームへ。
気分を切り替えて勉強したいときにも最適です。
プライベートルームは、全室に洗面台が設置されています。 一部の部屋は、よりモダンなテイストへ随時改装を進めているのだそうです。
シェルフ、冷蔵庫、デスク&チェア、カーテンなどの備品はひと通り揃っています。 ベッド下のスペースが豊富なため空間の割に収納スペースには余裕がありそう。
志木駅から、わずか徒歩2分という好立地。
東武東上線で池袋まで19分、新宿まで23分、大手町まで32分と、駅からの距離も考えると、ドア・トゥ・ドアの都心へのアクセスは意外と優秀と言えそうではあります。
建物の隣には23時まで営業している大型商業施設のイオン、さらに隣にはコナミスポーツセンターがあります。
お問合せはこちらからどうぞ。
一連のDKハウスシリーズを運営するのは、「第一恒産株式会社」さん。
各物件にはマネージャーさんが住み込みで常駐し、清掃や管理、入居者さんの窓口対応などを行っています。
どの物件のマネージャーさんも日々の些細な問題や、電球切れ、備品切れなのど細やかな対応について、とりわけ意識されているのだそうです。 生活のなかで、小さなストレスを迅速に解決してくれる存在のありがたさを感じることもきっとあるはず。
個性豊かなマネージャーさんのキャラクターもまた、シリーズの魅力のひとつ。 おおらかな性格の方もいれば、積極的にイベントを盛り上げたいと思っている方、日常の何気ないひとときをストレスなく過ごせられるよう工夫する方など、マネージャーさんの意識がそのまま、それぞれの物件の個性へと繋がっていると言っても過言ではありません。
人と人とのことには相性もあるため、内覧時にできるだけ話をしてみると良いと思います。
どんな人がマネージャーなの?と気になったら、各物件のマネージャーさんへのインタビューをも参考にどうぞ!
新しい環境が、新しい自分をつくる。
今年こそ、ちょっと期待してもいいかな、なんて。
(イシクラ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?