シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2023年3月より、運営事業者が「赤羽coromo」さんへと掲載変更されています。
街だって、わたしの味方。
ここ1〜2年、話題にのぼる機会の多くなってきた「赤羽」エリア。
雑誌やテレビの特集やテレビドラマの放映も効いているのか、だんだん魅力が知られてきているようです。
有名なのは、やはり駅前の飲み屋街でしょうか。
休日ともなれば多くの人でにぎわう通り。歩行者天国となった道路に、はみ出るように席が設けられている飲食店も。以前訪れたときには男性ばかりだったイメージですが、この頃は女性だけのグループもチラホラ見受けられます。
一方、駅ビルの「ecute 赤羽」をはじめ、駅前にはカフェやベーカリー、雑貨店など、女性がひとりで気軽に入りやすいお店も多数。
さらに、大型スーパーやホームセンターなど、日常生活をしっかり支えてくれる施設もあります。最近は飲み屋街のイメージが先行していますが、実は女性にも優しい、住みやすい街へと進化し続けているのかもしれません。
そんな赤羽に、2017年春にオープンした「赤羽coromo」。
飲み屋街とは反対側の、穏やかな住宅街に建つ女性専用のシェアハウスです。
空間デザインのキーワードは「天女の羽衣」。
羽衣のイメージ通り、随所に使われたやわらかく透明感のある布が印象的です。
全6室と小規模ながら、ゆったりマイペースに過ごせそう。
空間のゆとりだけでなく、ふんわり、やわらかい雰囲気がそう思わせるのかもしれません。
にぎやかな赤羽駅前を抜け、戸建の多い住宅街を歩くこと12分ほど。
傾斜のゆるやかな坂の途中に建つのが、お目当てのシェアハウスです。
オーナーさんの同じアパートがすぐ隣に建っていて、道路からのアプローチは共用です。道路側から見えるのはアパートのみで、シェアハウスの玄関ドアを見つけるのには、すこし時間がかかりました。
やわらかいグリーンのドアが、玄関。
建物の外観は、防犯上の配慮から公開されていません。
アパートとの間には植栽があって、小さな庭のようです。
玄関には、オーナーさんの育てている鉢植えも。
植物がすぐ近くにあると、自分の気持ちの状態に気付くキッカケになる気がします。
気持ちに余裕があれば「ツボミがふくらんだ」「色が変わった」なんて、いろんな発見をします。逆に、気持ちに余裕がなければ、目にも留まらない。不思議です。
家に帰ってきたときくらいは、小さな変化に気付くことのできる自分でいたいものです。
集合ポストは、ダイヤル付き。
容量もありますから、旅行に出かけても大丈夫そうです。
頑丈そうな見た目の鍵は、複製のできないカード式。
女性専用ですから、防犯上の安心感もやはり大切です。
玄関を開けると、まっすぐに廊下が続いています。
真っ白な壁と白系のフローリングで、やわらかい雰囲気。
玄関はキュッとコンパクトサイズ。
、
靴は出しっぱなしにせず、部屋ごとに設けられた靴箱へしまいましょう。
ブーツも置けるように、1段1段が高めの設計です。靴用の収納ラックを使えば、置くことのできる靴も増えそう。
建物は1980年築。
2017年の改装で床、壁、天井とすべて入れ替えられて、当時のレトロなテイストが残されているのは階段くらいでしょうか。
少々傾斜が急なところも、昔ながら。使い込まれた踏板は、いい味が出ています。
階段を上りきった先がリビングです。
1階と同じく白い壁と白いフローリング。大きな窓のおかげで、たっぷりと自然光が入ります。
丸テーブルを囲む4脚の椅子は、ひとつひとつ違うデザイン。
空間デザインを担当するコーディネーターさんが、あらゆるところから見つけてくるそうです。
壁際には子どもサイズの小さい椅子まで。
子ども用と言っても2〜3歳まででしょうか。大人の使用はちょっと厳しいと思います。あくまで観賞用ということで。
窓を開けると、目の前に立派な松の木。
この松から事業者さんが連想したのが、「天女の羽衣」だそう。
天女が登場する説話は「羽衣伝説」としていくつかあるそう。そのうちのひとつが、静岡県の三保の松原を舞台にしているんですって。
伝説に登場する天女が身にまとっていた羽衣から、「赤羽coromo」という名前が付けられました。
室内には、美しくしなやかな羽衣をイメージした布が、いくつも飾られています。
テレビは天井の近くに。
少々首が疲れそうですが、長時間ダラダラとテレビを見ることはなくなりそう。生活にメリハリがついて、良いのかもしれません。
ダイニングの丸テーブルを照らすのは、繊細なデザインのモロッコランプ。
影の美しさも特徴です。
聞けば、もうひとつのテーマは「フェミニン&エキゾチック」だとか。
リビングの一角はキッチン。
天板は一面タイルです。天板の下は、オープンタイプの収納になったオリジナルのデザイン。
調理器具が見えていると、いつもキレイに収納しようという意識が芽生えそうです。
ひとり分の食器を洗うには充分なサイズのシンク。
キッチンは壁側に設置されていますが、目の前は窓。圧迫感はまったくありません。
換気のためにすぐ窓を開閉できるのも便利そう。
IHヒーターは、2口のものが2台設置されています。
運営事業者さんがキッチンを設計する際、以前は白いIHヒーターが使われていました。でも、毎日使っていると汚れが目立つようになり、黒いものに変更したそう。
すこしずつ経験を重ねて、より良いものを作ろうという姿勢の見えるエピソードです。
窓と窓の間に並べられた香水瓶。
まさに「フェミニン&エキゾチック」。
キッチン家電や食器は、冷蔵庫の隣の棚にまとまっています。
オーナーさんが大切に使ってきたモロッコ製の食器も、自由に使えるそう。
部屋ごとに食材などを収納できる、布製のバスケットも用意されています。
取っ手付きで、持ち運びにも便利。
三角屋根の小屋の穴から、白いハトがチラリ。
時間になると、顔を出して教えてくれます。
リビングを出ると、トイレと専有部が並んでいます。
トイレはウォシュレット無しのシンプルなタイプ。
1階と2階に1箇所ずつ。夜中にトイレに行きたくなっても、階段を上り降りする必要はありません。
ちなみに、リビングの手前には掃除機や脚立、アイロンなど、生活に必要な備品がまとまって設置されています。
備品はすべて自由に使用できます。はじめてのひとり暮らしの方は、引越し前に共用の備品をチェックしておくと余計な買い物をしなくて済みそう。
続いて、1階の水まわり設備を見ていきます。
階段の傾斜は、上りより下りのほうが注意が必要かもしれません。忙しい朝など、特にご注意を。
玄関から廊下を見ると、右手に洗面台、突き当たり左手にバスルームという配置。
洗面スペース廊下との間にドアはなく、そのままつながっています。
洗面ボウルと鏡はふたつ並んでいて、台には洗顔フォームやメガネなどの小物を置いておくことができます。
ガラスの洗面ボウルは、それぞれデザインの異なる海外製のもの。
ボウルの外側にプリントされた植物の柄が優雅。
インパクト抜群のこちらは、ボウルの外側にうずまき模様が彫られています。
朝、この洗面ボウルで顔を洗えば、一気に目が覚めるかも。
続いて、バスルームを見ていきます。
脱衣室はとてもシンプル。バスグッズなどをしまえる収納は、廊下に設置されています。
ゆったり入浴できる、バスタブ付きのバスルーム。
女性6人ですから、時間帯によっては多少待ち時間があるかもしれません。夕食後や通勤前の長風呂は避けたほうが良さそうです。
うまくコミュニケーションを取りながら、スムーズに使えるといいですね。
廊下には、部屋ごとに1段分を使える収納棚が。
用途は決められていないものの、バスグッズやランドリーグッズを収納しておくことになると思います。
ひとり分のスペースには余裕がありますから、収納に場所を取ってしまうバスタオルなども置いておくと便利そう。
収納棚の向かいに洗濯機があります。
晴れた日は物干し台を出して、外干しも可能。ふとんも干せるのは嬉しいポイント。
では、いくつか専有部を見ていきます。
まずは101号室。
玄関のすぐ隣に位置する部屋で、特徴は大きな窓。
窓の目の前は庭ですから、机に向かうと緑が見えます。
ベッド以外の家具は部屋ごとに異なります。机の設置されている部屋は101号室と206号室のみ。家で仕事をしたり勉強をしたりする機会の多い方は、机のある部屋が便利そうです。
全室にハンガーパイプが取り付けられています。
容量もなかなかですし、高さもありますから、冬物のロングコートも裾がつきません。パイプに引っ掛けて使う布製の棚などと合わせると、収納力がアップするかも。
部屋ごとに柄の異なるクッション。
エキゾチックなターコイズ色。インテリアのいいアクセントになりそうです。
続いて103号室。
本棚にもなりそうな収納家具が設置されています。正方形に近い長方形の部屋は、使い勝手も良さそう。
最後は2階の201号室。
各部屋のドアには、部屋の番号が記されています。
大きな掃き出し窓の先はベランダ。
南向きで、6室のうち1番明るい部屋です。朝はスッキリ起きられそう。
細長い形状で奥行きのある分、広く感じます。
小さな引き出し付きのサイドテーブルと、スツールの組み合わせ。
大きな鏡を置いて、ドレッサーとして使うのが良いでしょうか。
広々としたベランダは、洗濯物を干すのに便利そう。
屋外用のチェアを置いたりしても気持ちが良さそうです。念のため、使い方は運営事業者さんに確認してみてください。
ベランダからも、立派な松の木が見えます。
最寄り駅は各線・赤羽駅。
京浜東北線、埼京線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線の5路線が乗り入れるターミナル駅。
池袋まで8分、新宿まで15分、渋谷まで20分、東京駅まで17分と、すべて直通でアクセスできる非常に便利な立地です。
駅前にはショッピングセンターのビビオやイトーヨーカドーと、帰りがけの買い物もしやすい環境。
高架下を改装した駅直結のホームセンターもありますし、日常の買い物に困ることはまずないと思います。
最近では、「住みたい街」として名前が上がることも増えているそう。住みやすさはお墨付きと言えそうです。
赤羽といえば、やはり飲み屋街をイメージする方も多いのでは。
先日たまたま赤羽に立ち寄る機会があり、夕方17時頃、飲み屋街へと足を運びました。
天気の良い週末だったこともあり、すでにどこの店もいっぱい。ビール箱をひっくり返しただけの簡易席も満席。赤羽人気の高さを実感しました。
シェアハウスとは駅を挟んで反対側ですが、駅からすぐの場所です。お酒好きな方は、じっくり散策してみると楽しいかも。
駅からシェアハウスまでは徒歩12分と、少々距離があります。
ですが、徒歩2分の場所に赤羽駅行きのバス停が。
バスに乗ってしまえば6分で駅に到着。雨の日や急いでいる日にも便利です。
「バスなんてなかなか来ないんじゃ…」なんて思っている方、最寄りのバス停の時刻表をどうぞ。
なんと、7時台は29本も。
2分に1本バスが来るなら、歩く日の方が少なくなりそうです。
シェアハウスの運営管理は、株式会社Rバンクさん。
東京や神奈川に40棟を運営する、ベテランの運営事業者さんです。
シェアハウスの運営をはじめたのは2008年ですから、そろそろ10年目の足音が聞こえてくる頃。
運営管理に携わるのは、ほとんど女性。入居がはじまってからも、女性のスタッフさんが巡回を担当してくれます。
渋谷にある不動産ベンチャーの会社さんですが、以前から赤羽に縁があり、運営管理の実績は赤羽だけで5棟目。
ですから、すっかり赤羽周辺に詳しい担当者さん。実は数年前、取材帰りに赤羽で有名な立ち食いスタイルのおでん屋さんに連れて行ってもらったことがあります。
ワインの似合いそうな大人の女性が、味のある店内で美味しそうにおでんを楽しむ姿のギャップに、とても魅力を感じたのを今でも覚えています(そして、おでんがまた美味しいのです)。
仕事を頑張る、気さくで笑顔の素敵な女性。
「赤羽coromo」にも、そんな方が多く集まるんじゃないかな、なんて。
2017年6月時点では残念ながら満室とのこと。空室を見つけたら、お問合せはコチラからどうぞ。
いつもやわらかく、美しくしなやかでいたい。
道のりは長いかもしれません。まずは、目標を立てるのが大事ということで。
(テルヤ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?