遊び心と古さと愛と。シェアハウス「daidai」の歴史、始まります。

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2014年3月より運営事業者が「こひつじ商事株式会社」さんへと掲載変更されています。

リノベーションもシェア生活も、大切なのは遊び心と・・やっぱり愛でしょ。


今回のシェアハウス探検隊は、そんな古さとオサレと遊び心が散りばめられた「daidai」。

入居者同士で相談して作り上げてゆくシェアハウスという事で、家具、生活設備は最低限のみの用意となっています。

何かと楽ちんな最近のシェアハウスとはちょっと違った趣向ではありますが、自分達の手でシェア生活を作り上げてゆく喜びが、ひょっとしたらアルかもしれませぬ。

何よりも、各部のディテールに散りばめられた遊び心がオモシロいのです。

という事で、本日も早速探検隊!


まずはコチラ。daidaiの外観でございます。

普通なのか普通じゃないのか、ややリアクションに困る外観。

特にそのー・・玄関のおでこの辺り。

でも、

こうやって正面から見ると、煉瓦タイルと組み合わさって、ちょっと良い感じに。

ある程度手を入れれば凄く良い感じにもなりそうな玄関周りですので、入居したら、皆でもっと可愛くしてやって下さいませ。

ともあれ、daidaiの真価は勿論内部。

早速お邪魔してみたいと思います。どうもー。失礼しまーす。

正面玄関を開けると、早速オモシロな仕掛けが目に飛び込んで来ます。

壁のアクセントになっているのは、何でもリノベーション前にリビングの床に貼られていたクッション・フロア(床材です)なのだとか。

むー・・この素材感、距離が遠くて伝わらないと残念なので、ちょいと寄って撮ってきました。

分かりますかね、コレ。

アラサー以上の世代なら、きっと誰もがどこかで見た事のある、昭和な感じのビニールなレトロ素材です。

“daidai”というちょっと変わった名前は、リノベーション前、リビングルーム一面にこの橙色の床材が使われていた事にも由来しているのだそうです。

今は壁面へと移動しましたが、住まいの歴史に対するリスペクト感覚が素敵でございます。

さて、新たにdaidaiの床面はモザイク状のオサレタイルが彩っておりますが、そいつを踏みしめつつ奥に見える洗面台の脇を抜けると、ラウンジへと繋がります。

ラウンジは、久々に見る床座スタイル(勿論、今のトコロは)。

モザイク状のタイルや照明といった入れ物としてのハードがとても洗練されているのとは対照的に、備品関係はカワイイながらも実にあっさり。

まだまだ「隙間」がたっぷりと残されているのは、daidaiを住み繋いでゆく住人さん達に、思い思いの設備を持ち寄って自分たちなりの空間を作っていって欲しい、という裏コンセプトがあるからのようです。

この辺については最後にもう少し書きたいと思いますが、自分達で創る自由度が高いというのも、それはそれで楽しいモノだと思うのです。


さて、「daidai」を語る上で、もう1つ避けては通れないモノ。

そいつは、ラウンジの大きな掃出し窓の外にあります。

ほら、何やら気になるモノが見えませんでしょうか?

ちょいと外に出てみましょう。

じゃじゃん。

何と広々としたウッドデッキが(喜)!

おまけに・・ブランコっ!

・・

この場合、乗り心地を試してみるのはもちろん探検隊の役目です。

さて、失礼します。

あれ、座面が遠いな・・

あ。

あ。

わぁぁぁ。

ハンドメイドという事で、深く腰掛けないと座面が逃げて行き、ゴロンと転がってしまいます。楽しいけど。

で、ウッドデッキに背中を付いたその時に、また新しい世界が見えました。

頭上には柿の木。

秋には熟れた柿が橙色に染まるんでしょうね。

やっぱり、古い家には木が似合います。


さて、家の中に戻ってキッチン周りを見てみます。

キッチンにはIHコンロが設置される予定との事ですが、備品に関してはやはり入居者さん同士で持ち寄ったり、共同で購入する感じになりそうです。

収納は多いので、個々の物を置くスペースは充分。

袖壁を反対側から見ると、何だかえらく不揃いな扉が。

そこを必要以上にキッチリ照明で照らすのは、きっと作り手さんの遊び心かと。


その他の水回り設備は玄関脇に集約。

こういうトコロはしっかり現代の最新設備になっています。

シンプルなオサレ洗面台。剥き出しの配管も良い感じ。

そして・・

浴室は大きな浴槽付き。

一人暮らしでは、なかなか得難いサイズです。


続いて2階へ上ってみます。

階段を上りきると、窓から太陽の光が燦々と注ぐ広い廊下に出ます。

柱とタイルと木の扉が良いバランス。日差しも入るし、ええ雰囲気です。

実は2階にもシャワールームがあります。

洗面台の脇のガラスはマジックミラー。

洗面台のある場所は脱衣室になっていて、左の方に見切れているドアには鍵が掛かりますので、ご安心を。

シャワーは何やら近未来的でカッチョいいタイプ。

そう言えば脱衣室の窓からは、先程の庭が見下ろせます。

僕が転がっている姿を、担当さんはココから笑いながら写メ撮ってました。


それではお待ちかねの専有部へ。

まずは日当たり良好の207号室からどうぞ。

この部屋だけ、ベランダも付いてます。

照明用の配線ダクトが壁面に付いているのが独特ですが、実は・・

天井を抜いて、梁が剥き出しになった空間を利用してロフトにしていたりします。

で、天井はこんな事に。うむ。えー感じです。

続いて206号室。

壁紙がシックでオトナな感じ。

こちらも、やっぱりロフト付き。

お次は203号室。

なぜか横長の窓が縦に並んでいます。

ランプシェードに蓄えられた気泡が壁に独特の模様を描くのが素敵です。

壁の配線ダクトにはライトが増設できますので、色々試して遊んでみて下さいませ。

さて、この部屋のウリは壁紙ですよね、やっぱり。

204号室のクロスは花柄。

205号室は真っ白。

と見せかけて、一部ピンク。

で、やっぱりロフト付き。

ロフトもピンクです。


続いて1Fの専有部へ。

味のある既存の建具を活かした102号室。

続いて、こちらはちょっと小さめの101号室。

コンパクトな部屋ですが、何と壁紙を自由にオーダーできます。壁にペタペタ貼ってあるクロスからお好きなモノを選んで良いのだとか。

何なら自分の好きなようにペイントしてもOKという事で、これはオモシロイですね。


daidaiの最寄り駅は、東急目黒線武蔵小山駅。目黒からは2駅です。

東急目黒線は南北線、三田線と直通運転もしていますので、目黒駅での山手線乗換えと合わせ、都心へのアクセス環境は良好。一部では東京イチのアコガレ路線としても知られていたりもするようです(田園調布とかありますし)。

また、ロードバイクを持っている人なら、渋谷、品川辺りまではチャリ通勤もイケそうです。

駅前には全長800mという都内最長のアーケードを持つ商店街があり、飲食店にドラッグストア、昔ながらの個人商店など多くのお店が並んでいて、なかなかの賑わいを見せています。

ちなみにdaidaiがあるのはこんな住宅地です。


さてさて、気になる新物件「daidai」を運営するのは「合同会社うさぎの大家」さん。

1軒目から早くも独自のセンスをノビノビと発揮していますが、何でも

新しく集まる7人の中にはシェア生活に慣れている方もシェア未経験の方もいらっしゃると思います。あとはそのメンバーの中でみんなが快適に暮らせるような ルールを作って暮らして頂けたらと思っています。そして、他にはない自分にぴったりのシェアハウスをつくってもらえたら幸いです。

だそうな。

実は最近ひつじ不動産では、自分達だけで作るシェアハウスのスタイル(ルームシェアとか、シェアハウスとか)を DIY(DoItYourself)型シェアハウスと呼んで色々と研究していたりします。

シェアハウスの良いトコロとDIY型の良いトコロの間の子のようなスタイルが実現できたら良いですよね。

投資の必要な素敵なハードは提供するけど、あとはある程度皆で作っていいよ!という在り方というのも、「自分の手で創る」という面白さをシェア 住居に持ち込む1つのバランスかもしれないな、なんて思ったりします。

住みこなしにはクリエイティビティや責任感が必要ですが、その辺を楽しめる方には、とてもオモシロイ環境だと思います。


という事で、

これから始まるdaidaiの歴史作りに参加したい皆様、

ブランコやレトロタイル、ロフト部屋にビビッと来てしまった皆様、

ロードバイカーな皆様、

お問合わせはコチラからどうぞ!

(サトウ)

daidaiは「橙」それは、色の名前。この家のリビングは橙色でした。そして、庭には美味しい柿のなる木があります。昔の思い出を、今あるものを大切にしたい。そんな想いが込められていますdaidai「代々」それは、何代も続いていること。これからきっといろ...

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