シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2017年7月より名称が「Maison de Azabujuban(メゾン・麻布十番)」、運営事業者が「Venus Capital株式会社」さんへと掲載変更されています。

贅沢な眺望と、楽しい土いじりと。


地デジ完全移行によって、電波塔としての役目の大半を終えた東京タワー

そう言うとなんだか哀愁が漂いますが、観光名所としてはまだまだ現役な東京のランドマークであると同時に、新顔のスカイツリーと異なるのは、その立地が良くも悪くも東京のど真ん中、住所で言えば港区であるというところ。

そんな、レトロかつアーバンなランドマークのほど近くに登場したのが、今回の「マーブルガーデン 西麻布」。

廊下から気軽に出入りできるルーフバルコニーにはちょっとしたプランターも設置され、見渡せば東京タワーに六本木ヒルズ、東京ミッドタウンも一望できます。立地の割にはリビングやキッチンもしっかりしていますし、なかなか暮らしやすいのではないかと思います。

麻布十番の駅から徒歩5分の立地と住宅としてのスペックを考えると、賃料もまずまずお手頃。アーバン派には、ちょうどよい選択肢になるかもしれません。


周辺は閑静な住宅街に見えて、その実、場所がら企業のオフィスも多数(でも閑静)。立派すぎる一軒家とどっしりとしたマンションが建ち並ぶエリアをとことこ歩いていくと、道路からすこしセットバックした、白タイルのマンションが現れます。

やや奥まって見える1階のエントランスは、道路より数段下がった位置に。

エントランスには大きめの屋根がかかっていて、雨や雪でも安心。

「定礎」のパネルと赤い自転車が、意外に庶民的なムードです。

カードロックの扉を開けると、昨今の事情を反映してか、建物内の廊下や階段はやや節電ムード。

豪華エントランス!は期待せずにおいた方が良さそうです。ちなみに、奥の突き当たりを右に曲がると廊下になっていて、裏側のスーパーと繋がっています。これは便利!

さっそく、エレベーターでシェアハウスのある5階へ。


さて、渋いエレベーターで待つこと数秒・・5階へ到着。チーン。(本当は音は鳴りません)

こちらがシェアハウスの玄関。

玄関前はなんだか麻布十番感のある、重厚な雰囲気。

鍵は機械式のナンバーロックです。右下にはカメラ付きインターホンがちらり。

ではでは、おじゃまいたします。


玄関に入ると、目の前には奥の廊下に繋がるドアが現れます。

繊細なガラスの模様が印象的。

玄関周りの配色は、大人びた落ち着いたトーン。

玄関ドアの両側の扉はすべて靴箱です。

今回は全6室ということで、全体としてはなかなか・・いやいや随分な容量。

玄関を入ってすぐ左手の棚の上部には、ブーツなどが収納可能な高さのあるスペースも設けられています。

玄関脇にはホームセキュリティのパネルも付いています。特に治安の悪いエリアとも思いませんが、やはり都心の高級住宅地ですしね。

玄関正面に見えた白いドアを開けると、よく陽のあたる明るい和風の庭園と、奥へと伸びる長い廊下が現れます。

窓を開けることもできる庭園には、さくらんぼ、桃、ブルーベリーなどが育っています。もちろん採って食べられますので、おやつにでも。


さて、明るい廊下を奥へと歩いていくと、すぐに左手に気持ちの良いリビングルームが開けます。

廊下と奥の大きな窓の両側から適度に光が射し込む、清潔感のある爽やかな色使いの空間。片側の明るすぎない色味のブルーの壁が、落ち着いたムードをつくっています。

ちなみに、気になる右側の「うねうね」は照明で、夜になると穴からこぼれる光が不思議な雰囲気を作ってくれるのだそうな。

振り返ると、廊下をはさんで先ほどの庭園の緑がパッと目に入ります。

麻布十番でこの暮らしぶり、なかなかに贅沢です。47インチ型TVも存在感あり。

リビングの奥にあるダイニングは、窓が多く明るい空間。

L字状のガラス窓のおかげで開放感もアップ。

そのL字状の窓の奥はベランダになっています。おじゃましたのは太陽ギラギラの日でしたが、日差しが緩い時には日向ぼっこもできそうです。

プランターに植えるものについては入居者さんと決めていかれるそうですので、食べたい育てたいものを考えておくといいかも。


キッチンはやさしい色合いです。

ただし左側に陣取っている冷蔵庫はキリッとブラック。

キッチンにも窓が付いていて、開放感があります。

そして、実は吊戸棚の中も目線通っちゃいます。

こんな棚なら、ワイングラスもさまになりますね。

シンクの上の吊戸棚には、共用の調理器具が収納されています。

自前のものを持ってきても、まだ余裕はありそうです。

シンクは四角いシンプルなタイプ。

下の棚には、あると嬉しいホットプレートも入っています。

華奢な印象のガスコンロは3口です。

フロントのタイルには、チロリアンテープのような可愛いアクセントが。

そしてふと脇に目を向けると・・

やたらと大容量なこちらは、冷蔵庫ではなく、食材用のストック・スペース。

もともとはオーナーさん所有の食器乾燥機(現役で使えるとか)なのですが、今はその機能は使わず収納になっています。海外製のようで、細かなディテールが素敵です。

ストックの右手のドアは玄関ホールにつながる回遊構造になっていて、直接玄関に出られるようになっています。買い物帰りなどは便利そうですね。


では、その玄関ホールにつながるドアを出て、すぐ右手にある水まわり設備を見てみます。

こちらは脱衣室。正面はバスルームです。

洗濯機置き場や洗面台と一体のスペースとはいえ、なかなかのゆとり。

カウンターの上は全面ミラーで、優雅に広々と使えます。収納も鏡の両端と洗面台下にたっぷりと。

バスルームはこんな感じ。

バスタブ付きです。窓は曇りガラスですのでご安心を。

シャンプーなどの収納に使える棚も浴室内に付いています。ちなみに、シャワーヘッドは節水タイプとのこと。水の出方などが気になる方は、念のため現地で内覧時に確認してみて下さい。

脱衣室の隣のドアは、お手洗い。

ウォシュレット付きです。

ドアの裏には、トイレットペーパーのストックなどを置いておける棚もあります。


さて、玄関へ戻って、先ほどの明るい廊下を奥まで進むとシャワールームがあります。

脱衣室は先ほどと比べると、すこしコンパクトな空間。

こちらの洗面台も、鏡の裏が収納になっています。

そして、振り返ったドアの先がシャワールームです。

タオル掛けは、バスタオルも掛けておけるたっぷりの長さ。

シャワールームの中はシンプルなつくりです。

シャワールームの隣にも、先ほどと同じようなトイレがもうひとつあります。


さて、シャワールームにたどり着く途中で廊下の窓を開けると、大きめのルーフバルコニーに出ることができます。

パラソル付きのテーブルセットではBBQもOKとのこと。いくつかゴロリと置かれたプランターで気ままに野菜を育てて、採りたてを焼いて食べる。楽しそうです。

ちなみにプランターは屋上緑化専用の土を使用しているそうで、育ちの速さは抜群だそう。写真撮影後の後日談ですが、このプランターに植えられたバジルは1ヶ月で30~40センチ成長していました。

運営事業者さんはそちらの方面でもお仕事をされているそうなので、色々相談してみると良いのではないでしょうか。

共用の物干しはこちらでどうぞ。

屋根付きなのでちょっとの雨なら頑張れそうです。

なんてったって、物干しスペースの目の前に洗濯機が待っていますし。


では廊下を戻って専有部を見ていきます。

白地に良く映えている金色の取っ手をかちゃり。

こちらはバスルームの隣にある501号室。

ドアの部分から10センチ弱の段差があり、廊下よりフロアが上がっています。シェアハウスになる前から元々そういうつくりだったそう。

窓が多く、採光もいい感じです。

収納もたっぷり。両開き戸と端の片開き戸は、中で繋がっています。掛けておくものの場所を使い分けると便利そうです。

こちらの部屋には占有のベランダあり。

もちろん、こちらで物干しもできます。

ふと顔を上げると、東京タワーがこんにちは。

きっと、夜も綺麗です。


続いてリビングの隣、502号室。

梁の位置がちょっと不思議な場所にあります。

収納は割とコンパクト・・かと思えば、驚くほど奥行きがあります。

そして、こちらも占有ベランダ付き。

実はリビングやダイニングに面したベランダを仕切って占有スペースを作っているのですが、目線が気にならないよう目隠しの配慮もされています。

そして、どの部屋にも非常灯が設置されています。これで停電になってもひとまず真っ暗になることはなさそうです。

日頃からの災害対策も、大切ですしね。


503号室は和室です。

琉球畳や朱色の壁でしっとりモダンな印象に。床の間もちゃんとあります。

押入れの下のルーバーは??と思っていたら、エアコンの送風口だそう。こだわってます。

引き戸の金具はシンプルに。廊下越しにミニ庭園もちらり。


どんどん行きます。505号室。

壁の色のせいでしょうか、より落ち着いた印象のお部屋。

こちらもしっかり収納つきです。

そして気になるのがこのハンドル、そしてボタン。えーい、押してしまえ!ポチッと!

するとハンドルは自動でぐるぐると回り、ちょっと大きめの機械音が聞こえてきます。ふと見上げると…

・・・!!

て、天窓が開きました。これで、寝転んだまま青空も星空も見えちゃいます。

こういう仕掛けは、いくつになっても楽しいものですね。思わずベッドの位置を動かしちゃったりして。それにしても・・うむむ、驚きました。せっかくですから開けておきたいところです。


さて、天窓はしっかり閉めて、次は506号室。廊下の一番奥のお部屋です。

壁の色は一転変わってサーモンピンク。ポップな印象です。窓の外には眺めの良いベランダ付き。

収納のハンガーポールは、引き出すと目線の高さまで降りて来ます。ドアの内側に取り付けられた姿見も便利そうです。

そして、右側の窓の外には再び東京タワーの姿が。おそらく一番近くに見えるのはこの位置だと思うのですが、確かに、ぐぐっと近づいた気がします。


お次は507号室。こちらも占有ベランダ付きです。

不思議な出っ張りは構造上のものですが、いろいろ家具の位置を工夫したりして付き合っていけるかと思います。

やはり大きめの収納があります。仕切りをどう使うかがミソ。

先ほどからちらちらと見えていますが、壁は1面花柄です。しかし色合いもあってシックな印象。


では最後に屋上を見ていきます。

玄関前の階段は屋上専用なので普段はあまり上らないかと。

ドアを開けると、麻布十番の街が広がっています。晴れた日は赤と青の対比が綺麗。ま、東京タワーは本当は赤ではなく、インターナショナルオレンジという色らしいですけど。

こちら側の機械類は移動させ、ウッドデッキを敷く予定だそう。

東京タワーの反対側には六本木ヒルズも見えます。都心を感じるひとときです。


さて、「マーブルガーデン西麻布」の最寄り駅は各線・麻布十番駅東京メトロ南北線都営大江戸線が乗り入れています。

大使館が多いエリアだけに、外国人のお母さんがママチャリに子供を乗せて颯爽と信号を渡る姿が目に付きます。

駅前に商店街などはありませんが、通りを一本入って商店街の方へ向かえば、こだわりの強い飲食店など、開拓しがいのあるお店はワンサカあります。

そして日々の生活の強い味方は、噂の建物直結スーパー。表通りからもちゃんと入れます。


運営を行われるのは、「入月建設株式会社」さんです。

普段はリフォームや新築物件を多く手がけているそうで、シェアハウスの運営を手がけるのは始めてとのこと。

聞けば屋上緑化やエコ活動に積極的で、今回もミニ庭園やバスルームを節水シャワーにするなど、確かに細かな工夫で面白いところがチラホラ。ちなみにインテリアは、奥様が選ばれたものも多いそうです。

社長さんは作業服が仕事着ということなのか、最初少しビックリしますが、ゆっくりお話をしてみると感じの良い人柄がにじみ出てきます(写真ではポロシャツ姿ですが)。奥様がインテリアのチョイスをひとつひとつ丁寧に説明をしてくださる様子にも通じるのですが、なんだかいいなと思わされてしまいます。

たぶん、シェアハウスの運営は割と向いているタイプの事業者さんなのではないでしょうか。きっと温かい感じの運営になると思います。

都心でゆったりした生活を送りたい方、菜園でちょっとした土いじりを楽しみたい方、東京タワーを毎日見ていたい方、お問い合わせはこちらから。


あ、この角度だと六本木ヒルズも。

(テルヤ)

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