シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
陽当たりの良い場所がすき。
今回のシェアハウス探検隊は「三鷹シェアハウス 楽家」。
住まい選びを周辺の環境や地域にまで目を向けて総合的に考えることのできる、懐の深い人には是非検討して頂きたいシェアハウスです。
立地はJR中央線・武蔵境駅から徒歩25分。「駅近で便利!」とはなかなか言いづらい距離です。でも今回の場合、駅前の喧騒を離れる時間に比例して、目に映る緑の量が増えていくのです。
徐々にゆったりとした建物が多くなり、植物が茂る庭と玄関を塞がない位置にある駐車場がセットの戸建てが並びます。公園も近く、近隣はファミリー世帯。前面の道路では近所の子供が道路にチョークで絵を書いていたり、なんて微笑ましい光景も見られそう。
都内のシェアハウスとしては珍しく、普通に駐車場も用意されています。敷地にゆとりがあるので原付はもちろん、バイクも駐輪可能。駅なんて関係無いもんね、というライダーな方には、条件的にも手頃でなかなか良いのではないでしょうか。
さて、のんびり駅から歩くことしばし。目的の建物に到着です。
敷地内には自動販売機も設置されています。
建物の左側が自転車・バイク置き場。
屋根付きでスペースも広く、自転車やバイクをメンテナンスするスペースとしては優秀かと。いちライダーとして、個人的には羨ましい限りです。建物の右側には2台分の駐車場があり、屋根の有無で若干料金が異なります。
では、ポップなカラーリングに塗り替えられた玄関へ。
エメラルドグリーンの玄関ドア。ツヤツヤです。
カメラ付きインターホンで、鍵は非接触型のICカードキー。
カードをかざすと、ピーっと鳴って解錠します。SUICAなんかと同じですね。
そして、ドアにはゴテっとした装飾で重厚感のあるハンドル。こちらは改装以前のままだとか。オーナーさん、なかなかに大胆です。
親指でレバーを下げて、ドアを開けます。
ガチャリ。
正面には背の高い大きな靴箱が、どん。
右手に見える引き戸の先に、リビングがチラリ。
土間に置かれたスノコは、靴箱の端っこを使う方が不便が無いようにとの配慮だそう。靴箱は、ひとりで扉1枚分のスペースが使用できます。
たっぷりです。
横板は高さの調整ができるので、ブーツも収納出来ます。
玄関脇にも靴箱があります。
それでは、最初にリビングまわりを見てみます。
見渡すと、中央奥に見える冷蔵庫を起点に、実はぐるりと回れる不思議なマドリ。キッチン・ダイニング・小上がり風の和室・縁側と、広い共用スペースが特徴です。
ダイニングの廊下側のイスからは小上がり奥のTVが見られます。
壁には雑誌に紛れ、地域情報のフリーペーパーも垣間見えるマガジンホルダー。
良い場所にあるので、色々な使い方もできそうです。
小上がりの和室は、掘りごたつになっています。
掘りごたつに腰を掛けると、実はダイニングのイスに座っている方と目線が合うようになっています。一体感が出て、知らず知らずに良い雰囲気になりそう。
和室の天井を見上げると桜の木。
撮影時には、オーナーさんが持ってきたというクリスマスツリーが飾られていました。
鴨居もクリスマス気分。
和室の隅からダイニング方向を見るとこんな感じ。
左手の縁側には一面の掃き出し窓が付いていて、広い庭へと出られます。
右端に見えるオレンジ色のスティックタイプの掃除機は、ハンドクリーナーとしても使える2wayタイプ。充電式なので、コードに縛られずに気軽に運べるのも便利。気軽に掃除ができるのは、日々の生活でとても大切な事です。
縁側にはソファが置かれています。
日射しはカーテンで遮っていますが、陽当たりは良好。
随分と幅広の縁側ですが、なんとも心地良いスペースです。
縁側の端のドアの先はキッチンに繋がっています。
ちなみに、ひろーい庭では入居者さんによるBBQパーティーなども開催されているのだとか。
ゴージャスな庭です。テーブルセットでも置いておけば、休日などに楽しく使えるのではないでしょうか。
さて、ぐるりと廻って、とても立派なシステムキッチンの前に戻ってきました。
大きくて開放的なキッチン。
食器類も多めで、どうやら入居者さんの自炊率は高めの印象です。
シンクの奥が出窓になっていて、ちょっとした収納スペースとして使われています。そして、調理器具も充実。
個人的には、寿司桶が気になるトコロです。
ガスコンロは3口で、料理好きの過酷なオーダーにも応えてくれそう。
食器棚にはキッチン家電も並んでいます。
レンジはウォーターオーブンのヘルシオ。
ここでも、料理好きのニーズに充分に応戦できそうです。
引き出しを開けると食器類が収納されています。
充実した食器は嬉しいポイント。
もうひとつ引き出しを開けると…
ここは、なぜかお皿に紛れて毛沢東がいるのがポイント。どこで売ってるんでしょうか。
冷蔵庫は袖壁の間にピッタリ収まっています。
さてさて、一旦廊下へ出て、水まわり設備を見てみます。
階段脇に脱衣室とバスルームがあり、脱衣室の廊下を挟んだ対面がトイレです。
水まわり設備は、シェアハウスへの改装にあたって完全にリニューアルされています。
脱衣室にある洗面台は、シャワー水栓付き。
洗面ボウルは、あまり見かけない大きなタイプ。
バスルームも、大きな家に似合ったゆったり仕様。
けっこう足、伸びます。
床は水が乾きやすい素材で、嬉しい追い炊き機能付き。
ゆっくりぬくぬく。
トイレはウォシュレット付きです。
トイレットホルダーの脇には、流水音が流れる装置が付いています。
気になる方もいるでしょうからと、とても細かな配慮ですが、運営事業者さんはこういった管理ができる性格という事で。
廊下にも洗面台が設置されています。
脱衣室の外側になるので、バスルームの使用中でも使えます。日常生活では、こういったことも大事です。
さて、別にシャワールームも用意されています。
それでは、専有部へ。庭が見渡せる101号室から。
あまりの陽当たりの良さに、写真に撮ると床が白飛びしてしまうほど。フロアカーペットが敷かれていますが、一部カラーリングが異なっていたりと遊び心も感じます。
ま、白飛びして写らないんですけどね。
壁一面の収納スペースも奥行きがあって、よほどの荷物持ちでない限り、収納に困ることはなさそう。
また、先ほどの庭にも面しています。
折角の空間なので、プランターで植物を育てたりと有効に活用して頂きたいものです。
続いてお隣の102号室。
一部に空の壁紙が用いられています。
壁際のハンガーポールは、もう少しで【正】の字ができそう。
先程とは違う面ですが、窓の外にはちょっとしたスペースがあります。
では、階段で2Fへ。
階段の壁面は、一部に変わった壁紙を使用しています。
手の込んだ柄…ではなく、なんと航空地図だったりします。
面白いですね、これ。
2階には、階段を囲むように廊下がぐるり。
廊下に置かれた洗濯機は、乾燥機能も付いています。
上部の吊り棚には、洗濯洗剤などを置いておくスペース。
お隣には洗面台が2つ。
そして、さらにその隣にはトイレ。
こちらの壁紙は、ほんわかしますね。
廊下の突き当たりから、共用のベランダへ出られます。
数室分にまたがって繋がってはいますが、それぞれの部屋の前の部分は、そこの入居者さん用という感じかと。共用には、ドア周辺を使うという認識で良いかと思います。
続いて205号室を見てみます。
収納内部には、洋服も掛けられるようポールが渡されています。
で、ベランダ付きです。
現在の照明はスポットライト。
ワンタッチで照明の変更も出来るので、インテリア次第で化けるかも知れません。
部屋ごとに雰囲気が異なるのですが、204号室はこんな感じ。
壁面に可動式の棚を設置できます。注:三脚は備品ではありません。
壁紙の代わりに木箱の板が並び、棚も壁もユニークな感じ。
203号室も棚が可動式。
壁紙は自転車模様。トーンを落とした専有部です。
最後に外の駐輪・駐車スペースへ。
玄関脇に、広々とした屋根付きの駐輪場があります。
ちょっと高価なロードバイクをお持ちの方などには、重宝するのでは無いでしょうか。
建物を挟んで反対側には、駐車場。
2台分のスペースがあり、屋根付きの方と屋根無しの方で値段が異なります。カーホルダーの方にとっては、駐車場付き物件はレアですから貴重です。
さて、「三鷹シェアハウス 楽家」のポイントは、やはり周辺の住環境。
どっしりとした家構えが多く、それぞれの敷地内にも青々とした緑が目立ちます。静かで、ゆったり、のんびりといった風情。
駅からは徒歩25分。バスの発着頻度はまずまず高めです。
電車に乗ってから新宿までは24分、吉祥寺までは5分です。吉祥寺まではバスや自転車で直接向かう方が良さそうかなと。
ちなみに、駅前には複合施設の武蔵野プレイスがあります。
図書館も併設したチャーミングかつスタイリッシュな建築は一見の価値あり。
しかし、駅前まで来ても緑が多いですね。
運営は「ハウスクリエイト有限会社」さん。
実は、初めてお目に掛かったのが2006年頃かと思います。
長らくシェアハウス運営に興味を持たれていたそうですが、いよいよ今回、物件にも恵まれて初めてのチャレンジということに。勉強熱心な性格からか、水まわり設備もかなりしっかり新設されたりと、きめ細かな配慮を感じる仕上がり。
社長さんは「当社のコンセプトは“三鷹”と“創造”!」と言い切るくらいの三鷹マニア。コンセプトとして地名を上げる会社、初めて拝見しました。周辺環境についてはとにかく詳しそうですので、三鷹ビギナーでもきっと大丈夫です。
庭が広く、部屋もまずまず広く、自然もほど良く身近。おまけに駐車場付き。例えば他の年から初めて東京に出て来る方も、地元で乗り回していた車を持ち込んでしまえば、あまり住環境の感覚を変えずに暮らせる条件が揃っているような気がします。
地域情報をサポートしてくれる事業者さんと、のんびりした環境が好きで、同世代の入居者さんが心強い味方です。お問合せは、こちらからどうぞ。
そう言えば、不動産屋さんがしきりに駅を起点にして物件紹介をしてくれるのを、上京したての頃は不思議に感じたものです。
移動に電車を使う概念がない地域で暮らしていたせいもあるのでしょうが、上京してからも結局、日々バイクで移動していたりします。よって僕の場合、実は駅近は必須条件ではなかったりします。もちろん東京ではマイノリティとは思うのですが、そんな風に考えて家を探している方もいるはず。
今回のシェアハウスでは、駅から遠くても、この環境や雰囲気が好きな人に選んでもらえば良いよと言われているような、不思議なゆとりを感じさせられました。運営事業者さんも入居者さんも、暮らしや住まいというものに対して、どこかのんびりとして、おおらかな感じが良いなと思ったのでした。
(サトウ)
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