シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
二兎を追ったって、いいじゃない。
「二兎追うものは一兎をも得ず」という言葉がありますが、これ、僕はナンセンスだと思うんです。
あれもこれもしたい。矛盾しているけど、なんとかならないかなぁ…。そんなワガママな想いこそが、進化の原動力になる場合もあるはず。いつかのワガママは新しいアイデアの種になり、やがて、二兎を射止める新しいスタイルが生まれるのだと思います。
例えば、ワンルームマンションと、シェアハウスの関係。
毎日ひとりはちょっと寂しいから、たまに気の知れた仲間とワイワイしたい。でも、平日の夜や忙しい朝は誰にも干渉されず、自分の部屋で気ままに過ごしたい。
最近は、こんなワガママな想いを叶えてくれる住まいも生まれてきています。
そのひとつが、「カームステージ鷺宮」です。
建物はもともと、ごく一般的なワンルームマンション。
実際につい最近までは純然たるワンルームマンションだったのですが、最近、建物のなかに共用のラウンジが設けられました。アットホームな雰囲気のラウンジは、帰宅してふと立ち寄りたくなる安心感が漂います。
でも、一番のポイントは自分の部屋に直行できること。ワンルームマンションと全く同じように暮らすこともできます。
「ワンルームときどきシェアハウス」または「シェアハウスときどきワンルーム」。
洋間9畳+キッチン+ユニットバスという専有部の間取りも、まずまず広くていい感じ。あまり気取り過ぎていないテイストも好印象。
住む人のワガママに付き合ってくれる、懐の大きな住まいになりそうです。
西武新宿線・鷺ノ宮駅の周辺は、とても穏やか。
駅を出ると南には小川、北には商店街。どちらもグイグイと主張しない程度の存在感で、住みやすそうな環境だなぁと感じさせます。
カームステージ鷺宮は、商店街をちょうど抜けたところの曲がり角に建っています。
見た目はごく普通のワンルームマンション。
グレーのタイルをまとった外観は、なんだか「平成」って感じがします。
エントランスをくぐった先はロビー。
正面奥には管理人室の窓がありますが、現在は使われていないとのこと。代わりに大きめのメッセージボードが設置されていました。掲示の更新は、頻繁にあるようです。
各部屋へ向かうには、オートロックを解錠する必要があります。
インターホンに設置された錠穴にキーを差して回すと、脇にあるガラス扉の鍵が解錠されます。来客の際は部屋番号を入力してもらう仕組みで、自室からインターホンのカメラ越しに相手の顔を確認することができます。
ラウンジは、1Fの部屋を改修して設けたとのこと。よって、入口はプライベートルームの玄関と一見かわりません。
でも、ラウンジの入口にはナンバー式の鍵が設置されています。迷いそうな方は、ラウンジとプライベートルームを見分けるポイントとして覚えておくといいかも。
ラウンジの入口を開けるとこんな感じ。土足は厳禁で、ここでスリッパに履き替えます。
数が足りない、サイズが違うといった心配からは、マイスリッパを用意しておけば開放されそうです。
入口の脇には、ちょっとした荷物置き場とスリッパ立てが用意されています。
こうした共用部では、スリッパの脱ぎっぱなしには気をつけたいところです。
それでは、ラウンジへ。
ラウンジは、ワンルーム2室をつなげた横長の間取り。2つ並んだ大きな窓が開放的です。
ソファ、ダイニング、キッチン、それぞれがゆとりのあるボリュームで配置されています。
ビビッドな配色と、部屋の角に置かれたグリーンの相性も良い感じ。なお、グリーンは本物そっくりですが、メンテナンスフリーな造花です。
空間の中央にはダイニングが配置されています。
ソファからもキッチンのカウンターからも行き来のしやすい場所で、食事に団欒にと活躍するシーンの多いスポットになりそう。
ダイニングテーブルは天板を拡張できます。入居者さんが集まって鍋を囲んだりホットプレートを使ったりする時に、便利に使えそうです。
スタッキングチェアのような収納のしやすい椅子があと2脚ほどあっても良い気もしますが、どうしても必要な場合は一時的に自室から持ち込むのが良いと思います。
ダイニングの壁には一部に黒板塗装が施されています。
近くのお店情報やイベント情報など、なにかと重宝するメッセージボードの代わりになりそう。チェックしやすい黒板は、入居者さん同士、または運営者さんと入居者さんとの連絡ツールとしてもぴったりだと思います。
ソファスペースはこんな感じ。
パソコンを広げたり、本を読んだり、とくに理由もなくダラダラと過ごせる気楽なスペースになりそうです。マッサージグッズがあるといいなぁ…なんて妄想も広がります。
ちなみに、テレビは本棚のとなりのドアの先にあります。
頭上には、光がふわっと広がるシェルライト。シャンデリアよりも少し謙虚な佇まいが、毎日過ごす場によく似合っていると思います。
今のところ、本棚に並ぶラインナップはこんな感じ。
自己紹介の意味も込めて、おすすめの本を1冊並べておいてもいいかもしれませんね。メッセージカードでひと言感想を書きあったりしてみても、意外と楽しめると思います。
本棚のとなりのドアの先は、オーディオルームです。
革のソファでくつろぎながら、ドラマや映画をとことん楽しむ空間。
誰かがおしゃべりしている隣でドラマを見ていても、なかなか内容が頭に入ってこなかったり、セリフが聞こえなかったり。
そんな悩みは、このオーディオルームが解決してくれるはず。
ハラコ柄のオットマンは、スツールとしても使えそうです。
キッチンはカウンターテーブル付き。広く大きく使える、勝手の良い仕様です。
コンロ、シンクの並ぶ調理場こそ壁向きですが、ダイニングとの仕切りが無いこともあり開放感があります。
窓の外の緑を眺めつつ、料理できるのが嬉しいところ。
ダイニングまで美味しそうな匂いが漂えば、自然と会話が生まれそうです。
コンロはIH式で2口。キッチンの大きさから見ると少しコンパクトかも。とは云うものの、スープを作りながら野菜を炒めたり、パスタを茹でながらソースを作ったりと、便利なことには違いありません。
食器棚が見当たりませんが、実は食器はカウンターテーブルの下にすっきり収納されています。
引き出しもスムーズに開閉するので、整理整頓もしやすそう。
カウンターテーブルには、ガラスのペンダントライトが灯りを落とします。
出来上がった料理を並べる、ワインを開ける、といった日常のシーンを少しだけ素敵な時間に変えてくれる、気の利いた場所です。
キッチンの脇には、洗面台付きのトイレもあります。
もちろん、ウォシュレット付き。
洗面台の形や床材がちょっと凝っているあたりが好印象です。
建物は3階建て。1Fに7室、2Fと3Fには13室の部屋がならびます。
当然ですが、部屋への移動は外廊下を経由します。要するに、普通のマンションの設計です。
廊下をはじめエントランスや階段まわりには、防犯カメラも設置されています。
こちらは3Fの303号室。
玄関を開けるとこんな感じ。都内のマンションで一人暮らしをした事がある人であれば、見慣れた光景かもしれません。
間取りは至ってスタンダード。玄関まわりにミニキッチンと水まわり設備が配置され、奥に洋室があります。
洋室の広さは9畳ほど。ベッドやテーブルを置いても、ゆったり広く使えると思います。
窓の外のベランダはこんな感じ。
洗濯物も干せます。カーテンは自分で用意しなければいけませんが、その分好みの空間に仕上げられると考えればデメリットではないかも。
クローゼットも大きめです。ハンガーポールが設置され、ロングコートも収納できます。
下段には衣装ケースがぴったり入りそう。
廊下にあるミニキッチンはこんな感じ。
IH式の1口コンロと流し台。間には少しだけ作業スペースも設けられています。
キッチンのとなりには洗濯機置場が設けられています。
キッチンの対面にはユニットバスがあります。
つづいて、こちらは306号室。
部屋によって壁のクロスが異なります。
306号室は、オレンジとピンクの中間色。元気で可愛らしく、ポジティブな気持ちにさせてくれそうな仕上がりです。
間取りは303号室を左右反転したイメージ。クローゼットやキッチンの位置が逆になります。
洗濯機置場の上には収納スペースが設けられています。
洗剤やトイレットペーパーなどの生活用品の収納に便利そうです。
最後に、こちらは213号室。横に広がる洋室が特徴です。
若干コンパクトな印象を受けますが、303号室や306号室と同じ広さです。
ビーズクッションのような床置きソファやコタツで過ごすのがお気に入り、という方は横に広がる215室の間取りのほうが使いやすいかもしれません。
クローゼットの扉は緑にペイントされています。他の部屋では、他の色にペイントしているとのこと。
扉の色が変わると、洋服の好みも変わってくるかもしれませんね。
キッチン・水まわり設備はこんな感じ。
キッチンの下のぽっかり開いた空間には、小さな冷蔵庫がちょうど納まるはず。1Fラウンジのキッチンに食材を持ち運びするためのカゴを置く場所としても使えそうです。
ユニットバスはこんな感じ。シャワーカーテンは自分でご用意を。
駐輪場は屋外にあります。
自転車なら、無料で利用できます。バイクは原付のみ駐輪できますが、有料になるとのことです。
できれば、雨除けカバーなどを揃えておいたほうが良いかもしれません。
最寄り駅は、西武新宿線・鷺ノ宮駅です。
駅の周辺は、年季の入った落ち着いて暮らせそうな住宅地。商店街を行き交う人たちからは、この土地に長年住んでいそうなオーラが出ています。
なお、実は鷺ノ宮駅は急行の停車駅。山手線・高田馬場駅まで9分、池袋まで15分、新宿まで15分、渋谷まで25分と、なかなか都心の各所にアクセスしやすい立地です。自転車があれば、阿佐ヶ谷方面にもアクセスできます。
家路には、郵便局やスーパーなども充実。街全体にどこかアットホームな雰囲気が漂っているのは、生活に寄り添う便利な環境だからこそ、なのかもしれません。
運営・管理の担当は「株式会社アートアベニュー」さんです。
賃貸業界では有名な、賃貸管理や不動産コンサルティングを手がける管理会社さんです。
全国の賃貸物件はもちろん、大小さまざまな規模のシェアハウスの管理も行っています。積み重ねられた経験は、24時間受け付け可能なコールセンターを設けての入居者サポートなど、気配りのいき届いた運営ノウハウの構築にも存分に生かされているようです。
カームステージ鷺宮は、ワンルームマンションのベースを色濃く残すために、いい意味でとても曖昧な住まいです。これまでの一人暮らしと何も変わらないように暮らすこともできますし、共用ラウンジを積極的に利用してシェアハウスらしいライフスタイルを満喫することもできます。
どちらのスタイルを選ぶのも、きっと正解なのだと思います。もちろん、途中でその答えを変えてみることも含めて。
シェアハウスの暮らしに興味はあるけれど、今のライフスタイルを大きく変える一歩をなかなか踏み出せずにいる…なんて人は、カームステージ鷺宮で、まずはひとり暮らしをしてみると良いかもしれません。
自分のタイミングで、ちょっとずつ、気ままにシェアハウス暮らしをお試ししてみてはいかがでしょうか。お問合せはこちらからどうぞ。
ハイブリッドなスタイルは、これからまだまだ増えてくるはず。
(イシクラ)
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