シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
彩りは、暮らしの質を高める。
朝起きてから夜眠るまで、人はどれほどの色を見て過ごしているのでしょうか。
にも関わらず、日常生活の中でとりわけ色から受ける影響を意識することは少ないもの。でも、色は無意識の今この瞬間にも、私たちの心や身体に様々な影響を与えているそうです。
「色から受けた影響」と聞いて思い出すことといえば1つ。壁も扉もすべて赤一色で塗られた公共トイレです。
何も知らず入ると、心拍数がぐっと上がります。そして、体温が上がり、とにかく落ち着かない。至ってオーソドックスな公共トイレも色彩が変わるだけで、感じ方が大きく違ってくるのです。普段、感じることのない色の効果に驚かされたことがあります。
そのトイレはアート作品であって極端な例ではありますが、同じ空間でも色ひとつ変わるだけで、それほどにも気分が変わるというのは面白いものです。
活力を与える赤、気持ちを落ち着かせ集中力を高める青、リラックス効果のある緑。日常生活でも、快適な彩りに囲まれて楽しく暮らせたら素敵だなと思います。
ということで、今回は重点を“色”に置いたシェアハウス「COURI014 Sakuradai」。
彩りのある暮らしは、いかがでしょうか。
低層の建物が建ち並ぶ街並みをゆったりと眺めながら、歩くこと3分ほど。他とは見るからに違う印象を受けるであろう、ほっそりとしたシルエットがふと通りに現れます。
この奥行に、この細さ。
外観から中の様子をイメージすることは難しそう。 早速、住居脇の小路にまわり込むと、紫色の外壁に黄色で縁取られたエントランスを発見。
グリッド上に配置された窓が、ささっと絵描けてしまいそうな可愛らしいキャラクター性を醸しています。
エントランス奥の壁には赤味がプラス。
ポップな黄色の縁取りは、右幅だけすこし広めに塗られています。
理由はこちら。
右側部分には住居のサインが壁に沿うように示されています。
アルミ製のアルファベットレターは程よい存在感。その上部に取り付けられたポーチライトは工業的な意匠。温かみのある白熱灯が、また良しです。
玄関ドアの脇には、スタンダードなカメラ付きインターホンが設置されています。
しっかりとした玄関庇は、雨の日の出入りもサポートしてくれそうですね。
それでは、中へ入ってみます。
玄関を開けると縦に長い扉3枚分の靴箱。1つの扉がおよそ4人分ですので、割とたっぷりと使えるのではないでしょうか。
中板の高さは自由に調節可能なものの、高さのあるブーツは下段を収納場所として固定してしまった方が勝手が良いかもしれません。もちろん、入りきらない分は自室で保管をどうぞ。
室内から玄関を振り返ると、玄関ドアには姿見が。
黒いドアの中央スリットに見える部分が、鏡になっています。玄関の姿見は、もちろん必須ではないものの、あると嬉しい工夫のひとつかな、と思います。
廊下手前にある扉はお手洗い、そして突き当たりはランドリーやシャワールームなどの水回りが集結していますが、こちらは後程ゆっくりと見ることにします。まずは、2階にあるというお目当てのリビングへ。
玄関を入って右側に見える階段を上ります。
ちなみに、正面の廊下の先には1階専有部が3室並んでいます。
階段を上ると、すぐ右手がリビングです。
リビング入口を廊下の一番遠い場所から眺めるとこんな感じ。長い廊下です。外観でも感じた通りの細長い造りの中央を、まっすぐ通っています。
それでは、リビングです。
アクセントの効いたベージュ基調の落ち着いた空間。青、紫、緑と多彩であるものの、深めの色遣いが安心感を感じさせます。
円形のクッションやカーペットが配置され、床に座ってくつろぐ過ごし方がメインになりそう。
壁際にはソファも置かれています。テレビを見る時は壁にもたれて、ゆったりというのもよいですね。
テレビは部屋の奥に配置されています。木とアイアンのテレビラックもこなれた感じです。
並びに設置された、同じく木製のマガジンラックの中には洋書が。
飾りのままでも十分素敵ですが、これを機に是非手に取ってみてはいかがでしょうか。新たな趣味が広がるかも。
さて、リビング奥へ移動し、室内を見渡します。
正面に見える白いカウンターがキッチンです。食事は自然とキッチン寄りのテーブルを利用することが多くなるかもしれませんね。
中央に配されたランプシェードは、低めの位置に吊るされています。
線画のような花模様の控え目なテキスタイルです。
ランプシェードの下がる位置から見える景色はこんな感じ。
丸いローテーブルは、真上からちょこんと電球で照らされています。
キッチン寄りの壁際には淡いグレープリントのクッション。
肌ざわりも柔らかで、和みます。
リビングからキッチンへ。
空間をゆるりと仕切るのは、キッチンカウンター。オイルなどの瓶が飾られていますが、実際、こんな感じで使うのが良さそうです。
キッチン側に移動すると、濃いめのブラウンが基調。床はリビングと同じ、明るい色味の無垢フローリングです。
たっぷりしたサイズ感ですが、あくまで1セットということで夕食のピーク時には譲り合いの精神が必要になるかも。キッチンワゴンなどを置いて、2人ぐらい同時に動けるようにしておくと良さそうです。
キッチン台の反対側には、冷蔵庫、ゴミ箱、キッチン棚が並んで設置されています。
無駄な動きを最小限に抑えられる、小回りの利くレイアウトです。
シンクは、一般家庭用のゆとりある造り。
洗い物をしながらリビングの様子が伺える設計は、やはり贅沢。リビングとキッチンの間でも、自然と楽しい会話が生まれるはず。
ガスコンロは3口。こちらも一般家庭用のしっかりしたタイプ。
今は、IHヒーター派とガスコンロ派、どちらが人気なのでしょうか。好みは分かれるところですが、馴染み深い方といえば、まだまだガスコンロという方も多そう。ちなみにコンロ周りはフラットになっているため、掃除しやすいタイプです。
作業台の下やシンクの上の吊戸棚の収納は、自由に使用できるそう。
振り分けは入居者さん自身で相談の上、決めていく方針だそうです。
ゴミ箱はこちらに2つ。
比較的控え目なサイズのため、頻繁にゴミをまとめる必要がありそうです。
キッチンを少し離れ、廊下とリビングを繋ぐ扉を見てみます。
格子状にガラス窓が付いた可愛らしいデザインです。窓からは、「誰かいるかな」とリビングの様子を伺うことも出来ますね。
それでは1階に戻り、水回りを見ていきます。
階段を下りて左手を臨むと、奥の方へ長い廊下が伸びています。
左手前の扉がトイレ、扉の開いた突き当りのスペースが洗面・ランドリースペースになっています。
まずはトイレから。
ウォシュレット付きのスタンダードなタイプ。各フロアに1室ずつ設けられています。
続いて廊下側から、洗面・ランドリースペースを見てみます。
右奥に見える扉はバスタブの付いたバスルーム、通路左手にはシャワールームが2室あります。
少し奥へ移動し、振り返ります。
開いた扉は先ほど入ってきた入口です。
洗面台は全部で3台。
スタンダードなタイプが2台と、シャワーヘッド付きの洗面台が1台設置されています。どれもやや浅目に造られたスタイリッシュなデザインのため、使用後は水撥ね確認をお忘れなく。
洗面台の下には、ランドリーボックスが3つ。
洗濯機を開けたら誰か洗濯物が入ったままで困った、なんて時は、一時的にこの中へ移しておくと良いかもしれません。お互いが使いたい時に使えるように、細かな工夫も大切です。
洗面台のミラーキャビネットは3段に分かれています。
両開きの両面ミラーです。裸電球がやんわりと前面を照らします。
洗面スペースの奥を見てみます。
扉が3つ。正面にバスルームが1室と、廊下左手にシャワールームが2室です。
まずは、シャワールームから見てみます。
スタンダードなタイプです。脱衣室はミラーとタオル掛けが取り付けられた、ゆとりのある空間。同型のものが隣にもう1室あります。
次に、バスタブの付いたバスルームへ。まずは脱衣室から。
シャワールームの脱衣室よりもさらに広めです。室内にはタオル掛けに加え、服を置いておくことのできる脱衣棚が用意されています。
浴室内は清潔感のある淡色の空間。
よく見る感じのスタンダードなタイプですが、お洗い場がしっかり確保され、浴槽内では足も伸ばせそうです。
バスルーム側から脱衣室を見てみます。
脱衣棚は全部で4段。1人で使うには十分といったところ。もちろん、扉は内側から施錠できます。
そろそろ専有部を見ていきましょう。全13室あるお部屋はコンパクトながら、カーテンやカーペットが色とりどりに個性を持って展開しています。
まずは101号室です。
大きめのまんまるい電球に木製ドアプレートが掛けられています。こちらはデザイナーさんのアイディアで作られた特注品。それぞれの部屋に合ったナンバーが記されています。
リビングの真下に位置する101号室は二面採光の角部屋です。
グリーンが基調の部屋は窪みを利用し、ベッドがすっぽり収められています。
収納部は棚が付いたオープンなタイプ。中段にはハンガーパイプが掛けられています。
棚板の位置を調整して、自分仕様にすることが出来ます。
続いて、102号室です。
付属のロフトベッドで室内をフルに活用しています。ベッド部分はエアコンの送風口との距離が近いので、うっかり寝冷えしてしまわないように要注意です。
ベッド下では、雑誌を眺めながらコーヒーを。
こちらはモデルルームですが、実際の生活もこんな感じで繰り広げみたいものです。
ベッド側から見た様子です。
柱を囲むように棚が取り付けられています。ハンガーパイプも取り付けられていますが、掛けられる量を考えると、お気に入りの衣類優先となりそうです。
燻(いぶ)したゴールドのようなドアノブは、手に馴染みのよい平たな丸。
白い扉とも相性がよいです。
さて、リビングのある2階を見ていきます。専有部は全4室、赤を基調とした女性専用の部屋が集まっています。
リビングを背に廊下を臨むと、長い廊下の突き当たりにはトイレがあります。
廊下の途中にはマトリョーシカが。和とロシアのコラボです。
たかが廊下、されど廊下。遊び心はぬかりなしです。他の飾りは現地で楽しんで頂ければ。
リビングから一番遠い場所に2階のトイレがあります。
清潔感のある、スタンダードなウォシュレット付トイレです。近くに洗面台がないため、手を洗う際はリビングまで移動ということになりそうです。
2階の専有部は205号室から。
階段の隣に位置し、階段を挟んだ先にはリビングがあります。
白塗りの扉に燻(いぶ)し金のドアノブ。廊下の赤い壁に映えますね。
さて、中を見てみましょう。
家具のないタイプです。落ち着いた赤色が部屋の引き締め役となっています。
部屋の奥から見渡すとこんな感じ。
壁際上部には棚が取り付けられています。ドアの縁取りは壁と同様、アクセントの赤。
棚は抑え目の淡色。木の素材感が残されています。
高い位置に取り付けられているので、長い衣類も掛けておくことができます。
続いて、208号室です。
205号室同様、赤がアクセントカラー。角部屋のため、二面採光です。
窓を背にして眺めると、明るい日差しが差し込んでくるのが分かります。
照明はレイアウトに合わせて、移動可能。暖色の柔らかなライトです。
扉の脇には、LANコネクタとTV端子を備えてパネルが足元に。
電源の場所がレイアウトのベースになることも多々。忘れがちなコンセント位置のチェックですが、お目当ての部屋は現地でしっかり見ておきたいところです。
3階へ上がります。最上階は全5室です。
廊下に面して3室が並んでいます。
くるりと右へ向きを変えると、少し高い位置にガラス扉があります。
扉の先はデッキテラス、更には専有部(!)と続いていますが、洗面台とトイレを先に見てから回りたいと思います。
洗面台は一階のものと同じ仕様です。3階の方が主に使用することになりそう。
右手の扉がトイレです。こちらも他同様、ウォシュレット付トイレ。
窓から日差しが差し込んできます。
それでは、デッキテラスを見てみましょう。
312号室と313号室は、デッキテラスを通って専有部に向かいます。必ずデッキテラスを通って部屋に入ることになります。
デッキテラスの上部には、日を遮らないクリアな屋根が付いています。
とは言え、台風などの横殴りの雨が来てしまった時は覚悟を決めましょう。自然の気まぐれに寛容な方、限定ですね。逆にある意味で豊かな環境、と捉えられる方は、是非。
壁際には、プランターやスコップ、ミニホウキを始めとするガーデニングセットが置かれています。
デッキテラスの通路を日常的に使用するのは、3階の2室のみ。もちろん天気の問題はありますが、部屋先でガーデニングを楽しめる特権付きと考えれば、なかなか魅力的です。
それでは、デッキテラス側の2室から見ていきます。 まずは、312号室です。
部屋のサインは外仕様。昼と夜では、また違った顔を見せてくれそうです。
左手に見えるガラス戸がこの部屋の入り口です。網ガラスがはめ込まれています。
外から完全に見えてしまうという程ではありませんが、やはり通常より光や影が漏れやすい仕様。戸口のカーテンレールを利用し、布等で遮っておいた方が何かと安心かと思います。
アクセントカラーはグリーン。正面の壁一面には、棚とハンガーパイプが取り付けられています。
うーん、なんだか独特です。
窓と扉が一線上に取り付けられているので、空気の入れ替えには好都合かと。
次は隣の313号室へ。こちらはデッキテラスの一番奥、角部屋です。
網ガラスの扉を開けて、中へ入ります。
こちらは青がアクセントカラー。312号室とは基本的な形状は同じです。
東と西に採光口があるため、日中は十分に日差しが差し込みます。
反対から見てみます。
細長い長方形。こちらにも壁一面を使った棚とハンガーパイプが設置されています。
扉脇の窓に注目です。
ブラインドように、角度を回転させて換気をすることができます。デッキテラスにつながる部屋の扉を開けっ放しにはなかなか出来ませんが、この窓であれば換気も幾分気軽にできそう。
さて、室内へ戻り、階段脇の廊下に面する部屋を見ていきます。309号室です。
リビング真上の角部屋。二面採光のため、光がたっぷり差し込みます。
部屋の奥から振り返り、眺めてみます。
扉を入って右側にはオープンな収納棚があり、高さ調節が自由に可能です。
部屋を移り、310号室を見てみます。
扉を開けると、309号室同様、青いカーペットが印象的。
窓の上部には細長い棚が取り付けられ、お気に入りのものを飾るスペースなんだとか。
右側の棚の下にはハンガーパイプが下がっています。
カーテンを閉めると、光がカーテン色で差し込んできます。
陽の落ちる夕方頃はとりわけ幻想的な色合いに包まれるそう。気になります。
徒歩3分と、まさに駅近の距離感。住まいを選ぶポイントとして駅までの距離に重点を置いている方も多いと思いますが、通勤時間の短縮はもとより、雨などの天気にあまり左右されない距離というのは嬉しいものですね。
途中、道のりには小さな商店が立ち並びます。池袋駅まで電車で8分のエリアとしては、暮らしにちょうど良い肩肘の張らない街、という感じでしょうか。
都心はちょっと・・・という方でも、すんなりと馴染みやすそうです。
色彩豊かな「COURI014 Sakuradai」を運営するのは「株式会社シェアカンパニー」さんです。
もの凄いハイペースで供給を進める「COURI」シリーズは、早くも第14弾。もうお馴染みの顔と言えるでしょう。ご覧の通り、明るく元気な事業者さんです。
管理スタイルは入居者さん同士で相談しながら、工夫をしていく、ゆるめの自治的スタイルが基本。一般的なシェアハウスのスタンダードと比較しても、主体的な決め事や相談の機会が多くなる分、時には頑張る必要があるかもしれませんが、積極的に自分たちの住まいに関わっていきたい方にとっては、面白みがあるとも言えそうです。
特に色彩に注力された今回のシェアハウス。
ピン、と来た方はコチラからお問合せをどうぞ。
いつの間にか同じ色ばかりのものを購入してしまい、あとでちょっとだけ後悔。
そんなことが多々あります。
何事もバランス感覚を持っていきたいのですが。
(シブヤ)
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