シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
カモナマイハウス!
今回のシェアハウス探検隊は、東急多摩川線沿いに誕生した「Come on UP 矢口渡」。
矢口渡と書いて“やぐちのわたし”と読みます。“の”が入るのがポイント。
ちなみに、駅名の由来でもある多摩川の矢口の渡(川を渡るための船に乗るところです)は既にないそうです。
実は、蒲田駅の お隣なんですね。
今回は、これまでもインスピレーションをテーマにした「Come on UP 等々力」や、地下にリビングバーを併設した「Come on UP 雪が谷」など、キャラクターの立ったシェアハウスを提案している事業者さんの手掛ける、いわば新作。
いったい、どんな仕上がりになっているか楽しみです。
駅から歩くこと数分、密集した住宅街の一角に、物件の外観が見えてきました。
玄関前には、シェアハウスになる前から付いていたという、ガスボンベを再利用(?)した風なユニークなポストが。
ごろりとしたフォルムにくわえ、玄関先の屋根瓦とおそろいの色でなかなかのインパクトです。
さて、インターホンは安心のカメラ付きタイプ。
ということで、さっそくお邪魔してみたいと思います。
玄関のドアを引くと、こんな景色。
見上げれば吹き抜けの天井と、サクランボの実のように照明がぶらり。
高く伸びるガラス窓から自然光が差し込み、おだやかな開放感を感じます。
右手にはシューケース。
入居者人数(5人だけ!)から考えると、あまりに過剰なシューマニアばかりが集結しない限りは無難に収まりそうなボリューム。
棚板を外して高さを調節できるタイプなので、ブーツの収納もいけそうです。
内部から見た玄関まわりの眺めはこんな感じ。
手すりがなにげにあちこちと。親切設計です。
さて、それではラウンジへ。
20畳のラウンジ空間がモダンながら柔らかな居心地なのは、味のある木の家具やソファーやクッションの色味が成す技でしょうか。
古い木の質感には、できたばかりの空間でも馴染みやすくしてくれる、不思議なチカラがあるものです。訪れたのは初めてなのに、なんだか懐かしいような。
水色のソファーの後ろに見える扉の先には、101号室が位置します。
床に敷かれた絨毯の色味や、ひとつひとつの家具や小物類は、ヨーロッパのフラットを連想させるような空間の色使いです。
そして、このラウンジの主役とも言えるような存在感を放つのは、すてきな絨毯の上に置かれた、エスニックにもヨーロピアンにも見える、アンティークなテーブル。
おまけに見た目もさることながら、収納にもなるスグれもの。
(なにを入れたものか、悩むところですが・・)
部屋の隅にはひっそりとお手製バーカウン ターがあります。
きっと誰か、シェイカーを振れる方が入居してくれるはずです。
そうそう。
玄関のカメラ付きインターホンの受信器も、このラウンジにあります。
では続いてキッチンへ。
さすがの20畳。
空間を2つに分けてなお、なんとも贅沢な広さです。
こちらはシンク周辺。
スタンダードかつシンプルな設計ですが、ガスコンロも3口、シンクも大きめ(しかも丸い!)ですし、料理する方にはとても良心的なキッチンに見えます。
よく見れば、グリルもちゃんとついてます。
シンクの反対側には、ゴミ箱と冷蔵庫がそれぞれ設置。
色分けされたゴミ箱は見た目にもカラフルで 分別も楽々。
冷蔵庫の奥の黒い扉の先にはバスルームがあります。
こちらはキッチン家電の様子。オーブンと電子レンジが一台ずつあります。
その下にある木の棚の中には現在書類が入っていますが、一応こちらは食器棚とのこと。入居の際には本来の用途で活躍することでしょう。
白いペンキに浮かぶ釘や木目の風合いがいい味になってます。
これは、キッチン側から見たダイニング・スペースとリビングの様子。
まんなかの黒い柱は、おそらく構造上の問題で残されたものだろうと思います。
でも、この柱の質感はラウンジのランドマークとしても、いい感じに役目を果たしている様子。
では続いて、水回りを見てゆきます。
まずはキッチン奥のバスルームから。
しっかりと足が伸ばせる広さの浴槽と洗い場は快適そうなサイズ。
お風呂はこの1つだけですが、少人数なのであまり心配はないでしょう。
とは言え、朝の時間帯の長風呂には気を付けたいところ。
さて、こちらは1階のお手洗いです。
2階にも、同じくウォシュレット付きのお手洗いがあります。
そして、こちらは洗面台とランドリースペース。
この物件は浴室内が脱衣スペースなので、誰かがお風呂に入っていても洗面台とランドリーは使用できます。
さて、そろそろ個室を見ていきます。
こちらは201号室。
ばーんと目一杯の、大きな窓。
外も静かなので存分に窓ライフを堪能できそうですが、実はかなり日当たり良好でもあるので、夏には相応の対策が必要になるかもしれません。
とは言え、やはりこの開放感、なかなか得がたい特権ではないかと。
こちらは和室の201号室。
専有専有部のほとんどが洋室主流の昨今のシェアハウス。
和室の存在は日本人にとってトラディショナルすぎるからこそ難しい空間なのかもしれません。。
こちらのお部屋は畳の縁もふすまも照明もすべてシックにまとまっているので、自分風な和室にコーディネートしたい方に、ぜひ住んでいただきたいですね。
でも照明にだけ、ちょっぴり遊び心があったりもします。
床の模様がおもしろい204号室。
右奥の戸を開くと、正面玄関上のサクランボ照明(命名)がお目見えします。
この玄関照明が点灯していると、部屋の中にもぼんやりと光が射し込みます。
実はラウンジの掃き出し窓の外には、ちょっとしたお庭が。
洗濯はもちろんのこと、ちょっとした庭いじりもできそうです。
(砂利敷きなので、植木鉢などの準備は必要です)
テラスに何気なくあったこのタイルの流し。
実は使えるかどうかは不明なのですが、存在感は即買いです。
また、特に駐輪場を設けているわけではありませんが、自転車はこんな具合に置いてよし。
見てのとおり台数には限度がありますが、大通りに面しているわけでもないので、こんな風に利用できるなら下手な駐輪場よりはむしろ安全な気もします。
物件から駅までは4分と駅近ですし、一駅で蒲田駅まで出てしまえば京浜東北線で品川駅まで9分、横浜、川崎までも通勤圏と、慣れてしまえばなかなか便利かもしれません。
また、距離はありますが歩いて17分で蒲田駅を利用することもできます。
坂もありませんので、自転車で蒲田駅まで直行するのも良さそうです。
ちなみに徒歩10分ほどで多摩川にも行けちゃうので、休日には散歩やバーベキューなどの楽しみが広がりそうです。
駅のすぐ横には商店街もあり、なにかと便利。
さて、今回探検した「Come on UP 矢口渡」を運営するのは、「有限会社 come on UP」さん。
家族でもなく友達でもなく、我が家で出会う隣人達と広げる暮らしの“輪”。
そんな輪を通じて、おたがいに影響しあって成長できるようなシェアハウスの運営を目指しているそうです。
毎度のことながら、基本的な運営の方針は「自主・自立」。
運営事業者さんの手厚いサービスのような管理を期待する方には、向かないかもしれません。むしろ、あるていど自分たちの手で生活をつくり上げてゆくことに楽しさを見つけられる人、きっと大歓迎です。
興味のある方は、コチラからお問合せをどうぞ。
ラウンジのソファに腰掛けると、こんな眺め。
そして左手を見るとこんな眺め。
お酒がなんとも美味しく飲めそうな家です。
また、物件内にはちょこちょことグリーンもあって良い雰囲気。
どうか、今後も枯らさないで欲しいもの。
(ホン)
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