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愛車と一緒に、ただいま。
サイクリストの為につくられたコンセプト・シェアハウス「ハートテラス 多摩川」。
今回のシェアハウス探検隊は、その入居者さんにフォーカスします。
作り手がコンセプトを謳っても、結局それが活きるかどうかは、集まってくる入居者さん次第。なかなかに尖ったコンセプトが掲げられた今回の物件、その顛末はどうなったのでしょうか?
入居者さん達の現在の姿を追ってみたいと思います。
ちなみに、オープン当時の探検記事は下記からどうぞ。
“サイクリスト・コミューン。「ハートテラス 多摩川」” | シェアハウス探検隊
という事で、久し振りにハートテラス多摩川にやってきました。
ただいまー!!
間違えた、お邪魔しまーす!
ハートテラス多摩川の最大の特徴は、玄関を開けるといきなり目の前に現れる、この愛車いじり用の土間空間(しかもリビングと繋がってたりします)。
上の写真はオープン当初の土間の写真ですが、現在は・・
ご覧の通り。
ズラリと並ぶ入居者さん達のバイク(というかチャリというか)の数々。
ディスク・ブレーキを備えた本格的なロードバイクや、オフロード寄りのバイクもある様子。
ちなみに、右側のポール上部の1台は元々備え付けられていた共用バイク。
さて、どんな方が住んでいて、どんな生活をしているのかお話を聞いてみました。
お相手は、横浜でメッセンジャーをしているという彼女。
【ひ】この物件に入居するまでの経緯について、教えてください。
大学卒業を機にひとり暮らしを考えていたんですが、シェアハウスも面白そうだなと思ってたんです。それで色々と物件を見ていたら、ひつじ不動産でちょうど「ハートテラス 多摩川」の物件がオープンするという記事を見つけて。
ちょうど、父がオフロード用のクロスバイクに乗っていた影響でロードバイクを始めて、楽しいなと感じるようになっていた頃だったんです。
【ひ】ほうほう。
で、ココを見つけた瞬間にビビっときて(笑)、ココしかない!って。
とは言っても、やっぱり住むところという事で、ちゃんと事前に確認したかったんです。だからとりあえず内覧会に申し込んで。
【ひ】ふむふむ。ちゃんと内覧するのはすごく大事ですもんね。自転車をキーワードにしているシェアハウスは今のところココだけだから、楽しみだったんじゃないですか?
はい。
実は、内覧の時は住んでいた名古屋から2日かけてロードバイクで来たんです。
【ひ】えー!
寝ないで39時間もこいで(笑)。
はじめての長距離で大変だったのですが、良い思い出になりました。
(ちなみにコチラが彼女の愛車。)
フレームには名古屋から来るときにできたというキズが、誇らしげに残っていました。
【ひ】やっと到着して物件を見た時は、どう感じましたか?
そうですね、39時間かけてやってきた達成感が込み上げてきました。
で、やっぱり広い土間もあるし、いいなぁと思いましたね。
【ひ】もしかして、帰りも自転車?
いえ、帰りはさすがに疲れて、新幹線を使いました(笑)。
自転車にかぶせる袋があるんですよ。それを使って。
【ひ】今はどんなお仕事をされているんですか?
横浜でメッセンジャーをしています。
【ひ】通勤もロードバイク?
はい、毎日、片道15kmをロードバイクで通っています。
大体1時間くらいで着きますね。
【ひ】最終的に入居を決断したポイントは、どこだったんですか?
メッセンジャーをしようと思っていたので、自転車に特化していることですね。
やっぱり好きなんですよ。
【ひ】今の生活は楽しい?
まだ入居したばかりですが、みんないい人なので居心地もいいし、楽しいです。なんか、リビングに人が自然に集まってくる感じです。
ちょうど今日から新しい人も入ったので、楽しみですね。
【ひ】みんな、自分の自転車を持っているの?
持ってない人もいます。でも、嫌いな人はいないと思います。
【ひ】入居前は心配じゃなかった?
うーん、あまり心配はしていなかったです。
はじめての一人暮らしなので、両親はちょっと心配していましたけど。でも、後から実際に見に来たら結構気に入ってくれたので、今は大丈夫。
【ひ】不思議と、女性は初めてでもあまり心配しないみたいなんですよね。
さて、訪問したのが夜だったので、こんな感じでやや手短に終わった今回の対面。
しっかり自転車好きの人達も集まって生活を楽しんでくれていた事に、なんだか嬉しくなってしまいました。
これは、ハートテラス多摩川がサイクリスト向けのコンセプトを持つきっかけとなった、すぐ近くを走る多摩川サイクルロード。
たまの休日にひとっ走りするにも、連れ合うメンバーに困ることはなさそう。共用のロードバイクも2台あるので、本格派チャリ入門者の方でも、何なら気楽に参加できそうな雰囲気。
実際、入居後に周りに感化されて自転車に興味を持つようになった人もいるようです。
インタビューを受けて頂いた方も新卒という事でしたが、比較的安価な賃料帯に設定されている事もあり、入居者さんの顔ぶれはシェアハウス一般と比較しても若めの方が多い印象。
これから、元気いっぱいのサイクル・ライフが展開されてゆく事になるのかも。
土間に飾られたこの時計は、 入居者さんの持ち込みだとか。
なんとも、「らしさ」満点な感じです。
(サトウ)
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