東京リバーサイド物語、はじめよう。
東京にはたくさんの川がある。
そして、川はその近くで暮らす人々の日常のなかで、まるでカフェのような役割を果たしている。まだあまり知られていないけど、そこには多種多少な生活シーンをつくりだす、大きな魅力がある。
そして今、秘められた東京リバーサイドのポテンシャルに着目した大型リノベーション・プロジェクトが進んでいる。
動き始めた新しいシェアプレイス・プロジェクト
隅田川、荒川、多摩川、江戸川、神田川、目黒川・・東京には大小さまざまな河川が張りめぐらされ、地図だけ見ればまるで「水の都」のよう。
そして、川の近くで暮らす人々にとって、リバーサイドは思い思いの時間を過ごすための、大切な「居場所」。リバーサイドは、その豊かなスケールで周辺に住まう人々のありとあらゆる暮らしの姿を包み込んでしまう。
そんなライフスタイルを堪能するのに最適な多摩川リバーサイド・エリアで進行中のプロジェクトのテーマは、ズバリ「川」。広くひらけた抜群の眺望の多摩川土手まで徒歩数分という、まさに川を楽しむための立地だ。
再生の舞台となるのは大型の寮
再生の舞台となるのは、全部で70室以上を備える大型の寮。元々は企業が社員のために運営していた建物だという。これだけのボリュームを持ったシェア物件だからこそできる工夫も、たくさんあるはずだ。
生まれ変わる、暮らしの場所
やはり昔の建物ということで、今ではすっかり古ぼけた印象の部屋たち。全面的なリノベーションによって、いったいどんな空間に生まれ変わるのか?
受け継がれてゆくものたち
リノベーションの醍醐味は、古いものをピカピカに一新することだけではない。古いものだけが持っている固有の味わいや時代感を取り入れ、暮らしに馴染む新しい空間を新たに生み出すことこそ、リノベーションだけが持っている楽しみ。何が残され、何が一新されるのか?
知られざるリバーサイド・エリアのポテンシャル
この辺りの多摩川沿岸部では、コンクリート剥き出しの堤防ではなく、土を活かした治水整備が行われてきた。ひとたび土手を越えてしまえば、どこまでも続く原っぱのような巨大な空間が広がっている。
23区でこれほどまで豊かな自然を身近に持つエリアも珍しい。多摩川リバーサイド・エリアには、ワクワクするほど魅力的なポテンシャルが秘められている。
渋谷までは乗換1回。最短18分。
最寄り駅は東急多摩川線「沼部」駅。耳慣れない駅名だけど、実はたった3分で到着する多摩川駅を経由して、渋谷までも最短18分という好立地。それでも、駅を降り立つとすぐに漂う多摩川の風と香りが楽しめる。豊かな東京のリバーサイド・ライフが、たったこれだけの距離で手に入る。
地域の活性化にも工夫が・・?
構想では、物件の入居者だけでなく周辺地域の人々とも接点を持つことのできる仕掛けが盛り込まれる予定だという。地域との充実した交流は現在のシェア物件全体に期待されている大きな課題のひとつ。どんな新しいアイディアが生まれるのか・・?
「川」をテーマに練り上げられた、独特の設計コンセプト
キーワードは "72+1" ?
建物の内部にも様々な工夫をこらし、緩やかな土手のようなラウンジ、庭と繋がるデッキ、トップライトを利用した屋内菜園に、さらには屋上菜園まで備えるという。ちなみに、キーワードは「72+1」だという。"72"は多分、部屋の数。じゃ、"1"って・・?
ひとりひとりの暮らしを包みこむ
多摩川が様々な活動を許容するように、ひとりひとりが気分に合ったヨリドコロを見つけられる多様な空間をつくりだすことが、設計のコンセプト。今はまだガランとした巨大な空間が、慎重に練りあげられた設計のもと、これから大変身を遂げる。
着々とリノベーション工事が進む新物件のオープンは、2011年3月頃となる予定。東京リバーサイドの新たなポテンシャルを開拓することになるかもしれないこのプロジェクト、いったいどんな姿で登場するのだろう?