シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
おとぎ話の主人公は、芯のある強い女の子だったりする。
女の子なら、誰しも憧れるメルヘンな世界。
“女の子”という響きにちょっと抵抗のある女性だって、きっとそうに違いないのです。
「ガールーム 祖師ケ谷大蔵」は、言わば大人なメルヘン。フリフリレースが大好きな女性より、スーツシーンでもバックの中にちょこっと可愛らしい小物を潜ませているような。そんな大人な女性にこそお似合いかと。
もちろん女性限定、4人住まいの小さめシェアハウスです。
まずは、建物の外観から。
こちらの建物の3階、最上階のペントハウスがシェアハウス。
今のところメルヘンさは感じられませんが、そこはオトナ。全身ピンクとはいきません。それにしてもペントハウス、あぁいい響き。。。
エントランスもまだサッパリな印象ですが、テラコッタ風のタイルにちょっと期待感が増します。
まずは、ガラス戸から建物の中へ。
階段の右奥にチラッと映っているのがシェアハウスでも使用する集合ポスト。エレベーターはないので、シェアハウスのある3階までは階段で上がります。
階段を上がりきると、少し唐突に現れる玄関。
玄関ドアの脇には、音符マークが可愛らしい懐かしのインターホン。
それではベルを鳴らして、いよいよシェアハウスの中へ。
ここまでのさりげないトーンに、何の気なしに玄関を開けると・・
玄関ホールの壁面に鳥かごのシルエットが。さりげなく、少し新しい世界観を垣間見せてくれます。
片足に残された大切なガラスの靴は、右手にチラリと見える靴箱へ。
とは言え、そこにあるのは両開きにするとバーンと大きめな靴箱。靴持ちが多そうなメルヘンな女子向けとしてはぴったりなのでは。奥行きが深めで、ブーツも横にすれば収納できそうです。今後、各部屋ごとにきちんとスペースが割り当てられる予定です。
右下の傘立てはタイトなスペースなので、各自1本ずつでお願いしますとのこと。
それでは、振り返って廊下へ上がり、建物の奥へと進んでいきます。
左手にちらりと写る玄関のドアノブは、なんだか不思議なカタチ。
左に折れた廊下の先にはリビング。左手奥の開いたドアから光が漏れているのが302号室。写真ではわかりにくいですが、右側にも専有部が2部屋並んでいて、手前から204号室、203号室です。
さて、まずはリビングに向かって廊下を左折してみます。
奥へと続く廊下の突き当たりが、カーテンで仕切られています。その手前には左右にドアがあり、右手がシャワールーム、左手がトイレです。
では、カーテンをくぐるといたしましょう。ドキドキ、ドキドキ。
こちらが共用のリビング・ダイニング。
白を貴重とした上品な空間ですが、窓のグリーンが効いています。右手のドアは301号室。その手前、壁の模様がどうも気になるので、ちょっと角度を変えて見てみます。
木々や花のモチーフがたくさん。インテリアのテーマは森だそう。念のため触れておきますと、窓をデコレートしている葉っぱはイミテーションです。レースカーテンの代役でもあるのだとか。
奥の方から振り返ると、ペントハウスの特典がちらり。焦る気持ちを抑えて、まずは室内を見渡してみます。
写真中央のテーブルの向こう側に見えるのは、ツルンと筒状で存在感のある棚。
これは割と有名なカルテルのコンポニビリですね。中に収納されたピンクのファイルには、共用の家電製品などの取扱説明書などがまとめてあります。黒い物体は、共用のノートPC。
OSはウィンドウズ。ここは、メルヘンな要素はなしの方向です。
続いてキッチンの方へ。
リビング(ダイニング)側に、キッチン家電がせり出しています。テレビを挟んで、シンクから若干距離があるのが少し気になるものの、ポタポタポタと水滴をこぼさないように気をつける必要があるくらいで、むしろテーブルに近いので使いやすいかも。
キッチンはちょっと昭和な雰囲気の、自然体な状態(そのまま)。手の込んだ作りではありませんが、こざっぱりとして使いやすそうです。
ガスコンロは2口+グリル付き。冷蔵庫に押され気味でコンロ正面のスペースはやや狭め。横から使う感じになりそうなので、加熱調理はさすがにひとりずつかと。
大きめシンクと水切りカゴのこのセットは、ひとり使いには使い勝手が良さそうです。洗った食器を溜めようがないサイズ感も、シェアハウスとしては逆に良いような気もします。
そして、テレビ台の上部が食器棚になっています。
中には数もテイストもまちまちな食器たちが並んでいます。ざっくばらんな感じで、気兼ねなく使えそうです。現状でも4名分の数としては十分とは思いますが、収納スペースにはまだまだ余裕があるとのことで、自分の食器を持ち込んで置いておくのもOKだそうです。
なお、写真はありませんが鍋類は先ほどのシンクの下に収納されていました。
テレビの横に置かれた小さなDVDプレイヤーは、オープン直後に新たに設置されたそう。
週末に借りてきた映画を見てみたりと、DVDはシェアハウスにあるとやっぱり嬉しい設備のひとつ。ちなみにテレビ台の下には、共用のアイロンとアイロン台が収納されていました。
そしてそのまま、テレビの前から右へとスライド。
ペントハウスの特権といえば・・・
そう、ルーフバルコニー。
ウッドデッキ風の演出が暖かな季節を待ち遠しくさせます。窓脇に用意された外履き用のサンダルを履いて、掃き出し窓をまたぐ感じで外へ出ます。
なお室内は禁煙のため、喫煙者の方はこちらをどうぞ。
ルーフバルコニーはキッチン側まで細長く続く物干しスペースでもあります。
ただし、4部屋中3部屋の専有部に専有のベランダがあるので、ここはベランダのない304号室の住人がメインで使うことになりそうです。
では次に、水回り設備を見ていきます。
ポップカラーの蝶々が舞う脱衣スペース。全体的にクリーム色で、キッチンに通づる昭和な雰囲気も。
浴室内の足元を彩るレトロなタイルは、少し可愛いらしくもあります。
バスタブはありませんが、徒歩10分程でスーパー銭湯の先駆け的存在(らしい)、「そしがや温泉21」なんてものがあるそうです。ちょっとお疲れの仕事帰りなんかは、そんな選択肢でリフレッシュするのもありな気がします。
脱衣スペースには、洗面台と乾燥機能付きの洗濯機が。
ぎゅぎゅっと収まっていますが、4名だけですし、お互いに少しの配慮があればやっていける範疇だと想います。
足元には、嬉しい体脂肪計。
脱衣室の向かいには、これまたプレーンなトイレ。
ゴールドのペーパーホルダーがお洒落。
共用スペースに続き、専有部を順に見ていきます。
まずはリビングに面した301号室ですが、室内へ入る前に、このアンティーク調のドアノブに注目。
リビングのインテリアに合わせてペイントされたのだそうです。聞けばあのネズミのテーマパークで、イミテーションの岩なんかを作られているプロの仕事だそう、さすが大人なメルヘン。
日当り抜群の301号室は、真冬に訪れたのにも関わらず、ぽかぽか。
家具を持っているような一人暮らし経験者の入居も想定し、室内の備品は最小限にしたのだとか。
301号室は別名「chat noir シャ・ノワール」。フランス語でクロネコの意味だそう。他の3部屋にもそれぞれ名前がありますので、お楽しみに。備え付けの収納スペースはなく、代わりにハンガーラックが備えてあります。
にゃん。お花はオリエンタルな趣。
白い柵がなんだかいい感じのベランダへは、やはり少しまたぐ感じで出られます。
周囲の建物はほとんど2階建てで、眺望よし。
続いて、シャワールームを挟んでお隣、302号室。
こちらもツタの陰がいい雰囲気。
床の色は301号室よりもやや暗めで落ち着いた印象です。さて、この部屋の名前はなんでしょう。
答えは「Sarment サルマン」。ツタだそうです。
右脇に見えていますが、この部屋には収納スペースがあります。
この奥行きと2段作りの感じ、元は押し入れだったのかも。左半分はお向かいさんの303号室の収納スペースにあたります。
ベランダは303号室と繋がっていますが、仕切りがあるのでほぼ専有に等しいかと。
お次は、お向かいさんの303号室へ。
隠れメルヘンを発見。
こちらのドアノブもまた、素敵なペイントが施されています。
そして見ての通り、各専有部のドアには内側からボタン式で鍵がかかるようになっています。簡単で良いのですが、インロックにはくれぐれもご注意。
個性的な照明の部屋の名前は、「Oiseau ロワゾー」。“小鳥”。
けれど室内に小鳥はいない様子。ベランダに飛んできてくれるのかも。
各部屋に置いてあるカゴは、バスグッズを入れるためのもの。各部屋のテーマカラーに合わせたキーホルダーがついています。
専有部のベランダは全て南向きで、ご覧の通りの日当りの良さ。
気持ちいい!
それでは最後の部屋へ。玄関近くの304号室です。
小さめ窓が可愛らしい北西の角部屋は、日当りは控えめ。
とは言え、写真でもわかる通り昼間なら十分な明るさがあります。また、ここはベランダがない唯一の部屋。物干しは共用のベランダを利用することになりそうです。
でも、そんなこんなの点をふまえて他の部屋より賃料は抑えめで、昼間ほとんど外出してるような忙しめの方であれば、むしろ嬉しい特徴かも。
この部屋の名前は、予想がつきそう。でも、フランス語ですよ。
答えは「Papillon パピヨン」、蝶々です。
収納のない6.2帖の2部屋にはハンガーラック。収納ありの2部屋は、4.6帖の広さです。
猫と、小鳥と、ツタと、蝶。
今週の掃除当番は、どの子かしら。
実はレターラックも、テーマカラーの4色展開です。
さて、メルヘンな世界から、そろそろ目を覚ます頃のよう。
そう、ここはあくまで世田谷区。
建物脇の駐車スペースには、自転車またはバイクをひとり1台まで停められます。
さて、最寄駅は、ウルトラマン商店街で有名な小田急小田原線・祖師ケ谷大蔵(そしがやおおくら)駅。
新宿駅までは22分、下北沢駅までは11分です。
駅前には、ウルトラマン像があるようです。そこはメルヘンにあらず、しかし私のように見逃すと悔しい思いをすることになりそうですので、ぜひきょろきょろしてみてください。
駅からシェアハウスまでは、徒歩15分。北方面ウルトラマン商店街を抜けた辺りになります。有名な商店街だけあって、一通りのお店はあると思っていただいて大丈夫かと。例の「そしがや温泉21」もルート上にありますし、あの「木梨サイクル」もあったりします。
駅からちょっと遠いかな、と感じた方は、シェアハウスから徒歩1分でバス停からどうぞ。バスに乗れば8分で小田急小田原線・千歳船橋駅、7分で京王線・千歳烏山駅という選択肢も。バスは本数も多く、実は生活するには便利そうな立地です。
商店街のスーパーは23時まで。しかも、同じスーパーがシェアハウスから徒歩2分の場所にもあるようです。そちらも23時まで!
「ガールーム 祖師ヶ谷大蔵」を運営するのは「株式会社コドエーヌ」さんです。
シェアハウスを手掛けるのは今回が初めてだそうで、だからこそ入居者さんと一緒に作っていきたいという姿勢でお考えとか。例えばシェア生活経験者であれば、これまでの生活の経験で得た工夫などもどんどん共有してほしいそう。
基本的に、「自分たちのことは自分たちで」をテーマに自主性を大切にした生活空間の提供を目指しているそうで、きちんと独立した女性に入居してほしいとのことです。洗濯も、掃除も、皿洗いも、生活する中で当たり前に生じる行為。でも、その当たり前の行為を当たり前にこなせる女性って、個人的に素敵だなぁと思ったりします。
逆に言えば、運営側に色々とサービスライクな対応を求めていきたい方は向かないかもしれません。
現時点(2012.03.13)では満室ですが、「自分たちのことは自分たちで」に共感した方、そしてメルヘンな世界観に心惹かれた方、お問合せはこちらからどうぞ。
大人なメルヘンと言えば、一昨年公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド』を思い出しました。映画の内容よりも記憶に残っているのが、どうやら全く興味がない様子の男の子からの「なんで観たいと思ったの?」との質問。きょとんとしたのをよく覚えています。
だって、理由なんて必要でしょうか。女の子は生まれつき、メルヘンな世界が好きなものなのです。
(ホッタ)
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