シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

いつもと同じ空間で、いつもと同じひとときを過ごす。


ここ数年、いつも同じ時期、いつも同じホテルを選んで旅行した北陸の地。

「去年とてもくつろげたから、今年も行こうかな」という思いが年々重なり、いつしか自分のなかで、定番の場所になっていました。

いつ訪れても変わらない、居心地の良さ。

毎回訪れたくなるような場所を誰でもひとつやふたつ、持っていると思います。それは例えば、僕のようにホテルだったり、レストランだったり、美容院だったり。

そんな場所は、逆に変わらないからこそ、いつも居心地が良いとも言えるのだと思います。

ひとたび外にでれば、目まぐるしく変化する情報や環境に身を置くことの多い昨今。常に同じくつろぎを堪能できる場所は、きっと多くの人に求められているような。

シェアハウスの暮らしも、常にくつろげる環境が保たれていることがなによりも大切だと思います。さりげないところで「良い家だなあ」と思える住宅には、実はたくさんの工夫が詰め込まれていることが多々あります。

今回訪れた「L−commu 明大前」も、変わらないくつろぎ方をずっと堪能できそうなシェアハウス。

穏やかな住宅街に佇む全18室のシェアハウスに見られるのは、ソフト重視のマンション管理で培ってきた運営事業者さんのアイディアと配慮。

日当たりの良いすっきりとした空間に、たくさんのアイテムが詰まったキッチンや収納たっぷりの専有部が設けられています。

変わらない日常が、くつろぎとなる。

どこか、そんな安心感を漂わせる住まいです。


明大前の駅周辺は大学が近いこともあって、学生の姿を多く見かけます。

東へ向かって歩くこと数分。打って変わって、あたりに穏やかな時間が流れる住宅街の街並みが広がります。

たどり着いた建物正面の外壁には、立体的なつくりのシェアハウスのサイン。

もとは社員寮だった建物を改修した「L-commu 明大前」。

玄関までのアプローチは、植裁を施して緑の彩りが加えられています。

アプローチを進んだ先には、オフィスビルで見かけるようなガラス張りのフレンチドアの玄関。

大きくひらく開口部は、大きな荷物を運びこむときに便利そう。

ドアの脇には集合ポストが設けられています。

ドアの鍵はナンバー式のオートロック。

数字の浮かび上がる黒いディスプレイに番号を入力すると、解錠されます。

玄関ホールは、白を基調としたシンプルな佇まい。

土間にはゆったりとした奥行きがあります。備え付けのスツールを使えば、ブーツもラクラク脱いだり履いたりすることができそう。

玄関周辺は扉から差し込む陽が反射して、明るくさわやかな雰囲気。

玄関の両脇に見える木製のドアは、101号室と102号室です。

靴箱は専有部ごとに扉1枚分のスペースが割り当てられています。

棚は仕切りの高さを変えることができるタイプ。お気に入りのブーツと普段履きの靴を1足ずつ、なんて組み合わせも大丈夫。


廊下に上がり、すぐ左手にある二重扉の先がラウンジ。

エントランスなどで見ることはあっても、屋内に設置された二重扉は、わりとめずらしいつくりだと思います。

ラウンジから聞こえる話し声などが塩梅よく遮音され、廊下を静かに保つことができるのでしょうか。とても興味深い工夫です。

ラウンジの正式名称は「食堂」だそう。

やかんのイラストが可愛らしい雰囲気。

それでは、さっそくハンドルをまわして内部へ。


ドアを開くと、3面の大きな窓から穏やかな陽が注がれる、明るい空間が目の前にひろがります。

杉の無垢材が用いられたフローリングが、さらりとした自然な雰囲気を醸し出しています。

空間デザインのテーマは、ミッドセンチュリーと北欧テイストの調和だとか。

巧みにゾーニングされたダイニング、ソファ、カフェテーブルの3つのシーンには、ファブリックと木が用いられたインテリアが小気味良く配置されています。

なかでもいちばんのくつろぎスポットとなりそうなのが、ソファスペース。

幅広のスリーシーターのソファは、ついゴロリと寝転がってウトウトしてしまいそうです。

芝生のようなラグの上に、直に座るのもアリ。

何人かで集まって映画を見たり、スポーツ観戦をしたりする時にもピッタリだと思います。

TVのとなりでは、サボテンが右手を上げて「Say,Hello」。

人間味があふれる愛嬌ある立ち姿に、思わずほっこりと和みそうです。

ソファの背後には、円形のカフェテーブルが置かれています。

ラウンジは、どこも天気の良い日には照明がいらないほどの明るさ。なかでもカフェテーブルの席は、特に陽の光を感じることができる一角。

休日の午前をゆったりと過ごすにも、ちょうどよさそうなスポットです。

コーヒーや紅茶を嗜み(たしなみ)ながら家で読書するだけで、わりと有意義な時間になるかもしれませんね。

窓辺に置かれたゴムの木も、たっぷりの陽ざしを浴びてぐんぐんと成長しそう。

人も植物も、必要な栄養を体内で生成するために太陽光が不可欠。陽当たりの良さも、いい家の重要なポイントだと思います。

テーブルを囲むチェアは肘掛け付きで、からだ全体を預けることができます。

曲線を生かしたスタイリッシュなフォルムですが、ファブリックの素材で座り心地はやわらか。

フローリングの部分で少しだけ高さのついたラウンジは、キッチンスペースとはゆるやかに分かれた間取り。

色みを押さえたシンプルな空気感は、だれにとっても居心地が良さそうです。

大きなダイニングテーブルは6人がけ。

天板をスライドして拡張すると、10人ほどで囲むこともできます。

食事付きの住宅など、建物管理だけではないソフトに重点を置いた賃貸事業を数多く展開してきた運営事業者さん。これまでに培ってきたノウハウやコネクションを、シェアハウスにもどんどん活用していくとのこと。

たとえば、清掃のプロフェッショナルから学ぶお掃除のワークショップなど、暮らしに役立つイベントの開催も検討しているそうです。

楽しんで体験できることを前提に企画するそうで、「やらなければいけない」と思いがちな家事に対するスタンスを変えるきっかけになるかもしれません。楽しく掃除の仕方を学ぶ機会を持つことは、入居者同士の掃除に対する価値観の共有にも役立ちそうです。

快適な環境を保つための取り組みとして、こうした暮らしに紐づく内容のワークショップは面白いポテンシャルを秘めているのかも。

ほかにも防災に向けた消防の避難訓練など、シェアハウスでは珍しい企画も検討されているとか。楽しむ防災という意外性のあるテーマ、さてどんな工夫があるのでしょうか。

ラウンジの一画に用意されたチェストは、部屋ごとに収納スペースが設けられています。

コンパクトですがキッチンにも近く、調味料やお気に入りの調理器具を置いておくのにちょうど良さそうです。


収納がたっぷり用意されたキッチンは、高級感を漂わせるシックな仕上がり。

L字に沿って配置されたシンクとガスコンロは、各1台ずつ設けられています。

煉瓦調のタイルは、海外のレストランで見かけるような上品な趣き。

キッチンの前に立つと、ちょっとしたレストランのシェフになった気分。

シンクはワイドなサイズ感。大きな鍋類も楽に洗うことができます。

週5で清掃会社が入るため、基本的に常に清潔な状態が保たれるはず。あまり入居者さんの手がかかることは少ないと思います。この辺りは都会派指向といったところでしょうか。

3口のガスコンロはグリル付き。

「グリル=焼き魚」というイメージを持たれがちですが、ピザトーストや唐揚げ、料理の温めなおしなど、いろいろな料理にも活用できるとか。

ヘルシオの電子レンジをはじめ、ミキサーやコーヒーメーカーなどのキッチン家電も充実。

シンク下の引き出しには、たくさんの調理器具が収まっています。

奥にちらりと見えるのは土鍋。ほかにも、ホットプレートなど入居者同士で使って楽しめるアイテムがひと通りそろっています。

食器類も豊富に取り揃えられています。

シンプルな白皿だけではなく、可愛らしいテイストの和食器が用意されているのもうれしいポイント。

キッチンでは、料理教室といったイベントも検討中とのこと。

幅広く事業を展開している運営事業者さんは、本当にさまざまな人材を抱えているそうです。もし、こんなことが知りたい、学びたいなどの希望があれば、事業者さんに相談してみると上手に応えてくれるかもしれません。


ラウンジと廊下の間にある小部屋は、ランドリールームを兼ねたつくり。

小部屋には洗濯機と乾燥機が2台ずつ設置されています。

シェアハウスの設計を知る人なら膝を打つ、この小部屋の配置。様々な暮らしの兼ね合いに配慮して考えられた工夫は、一方でチャレンジングでもあり、とても興味深いところです。

いずれにしても大事なのは、きちんと暮らしに対する配慮をもとに設計されている点。運営事業者さんの性格や姿勢は、こういうところによく現れてくるものです。

そのまま先に進むと、廊下はすっとのびた一本道。

床は、すこしだけ滑りやすい素材。普通に歩いていれば特に問題はありませんが、早足になるときには気をつけたいところ。

廊下の脇に設置された掲示板。

運営事業者さんや入居者からのお知らせはコチラで。専有部へ向かう動線上に配置されているため、定期的にチェックしてみてください。

奥側から見た廊下はこんな感じ。

シャワールームとトイレ、101−105号室がならびます。


シャワールームは、女性専用と男性専用が2室ずつ。

脱衣室にはカゴが用意され、着替えやバスタオルなどを一時的に置くことができます。

シャワールームはオーソドックスなスタイル。

男女合計で4室用意されていることから、シャワールームの順番を長く待つ場面はあまりないはず。

全体に設備がしっかりしていることもあり、バスタブ付きの浴室が設けられていない点はすこし残念。そこも都会派指向というところでしょうか。

1Fの洗面室は、男女共用です。

温水も出る洗面台の向かいには、トイレが2室設けられています。

タンクに水栓が付いたトイレで、しっかりウォシュレット付きです。


続いて、専有部を見ていきます。

ルームサインはベッドをモチーフに、シンプルな図形だけを使ったデザイン。

101号室のドアを開けると、正面には大きなオープンクローゼットが。

スペースの幅いっぱいに渡されたポールは、オールシーズンの衣類をかけることができそうな収納量を持っています。

冷蔵庫とベッドは全室備え付け。

家具のレイアウトはバリエーションが限られそうではあるものの、L字の間取りはそれほどクセもなく使いやすいと思います。

冷蔵庫の上に置かれているのは、全室に用意されているLEDのミニランタン。

「万が一」のときに備えた非常用ライトだそうです。建物自体もしっかりと作られていますが、入居者の安全面を考えた運営事業者さんの配慮です。

照明のランプシェードは、球体が放射状に分解したような独特なデザイン。

部屋によってデザインの異なるものを用意したとのこと。内覧の際には、各部屋を見てまわる楽しみのひとつになりそうです。


103号室のオープンクローゼットは、さらに大容量。

真ん中に壁を挟んだつくりは、荷物の種類や用途で仕分ける収納もできそう。思いのほか便利かもしれません。


105号室は、嬉しいウォークインクローゼット付きの間取り。

洋服はもちろん、スノーボード、スーツケース、キャンプ道具など。アウトドア・アクティビティの好きな人も無理なく荷物を置ける上に、メインの居住空間はすっきり。

ロードバイクといったお気に入りの自転車も保管して良いそう。ただし、廊下を含めて床に直に触れないようにすることが必須です。

居住部は正方形のスタンダードな間取り。

2ドアの冷蔵庫は、ひとりで使う分には十分なサイズかと。


続いてはルーフバルコニーのある、3Fへ。

3Fの階段ホールの一画には、男女共用の洗面台とトイレが設けられています。

廊下はすーっと南北に一直線。2Fと3Fは、ほぼ同じ間取りです。

突き当りの先は、ルーフバルコニー。

ドアを開くと、青空の下にワイドな物干し場が設けられています。

天日干しで乾かした布団や枕には、乾燥機とはまた違う寝心地の良さがあるはず。

屋上には灰皿が用意されていて、喫煙も可能です。

とは言え、洗濯物が干されているときは配慮したほうが良いかもしれませんね。


もともと和室だった角部屋の301号室は、そのまま和室として残されました。

琉球風の畳が新たに敷かれ、和モダンな仕上がり。

東向きの窓をのぞいた先の景色はこんな感じ。

アクセス抜群の都心の暮らしで、この環境。緑の多い住宅街は、窓から入る風も心地よさそうです。

窓の内側には室内干し用のアームが取り付けられています。

布団も干せるほどの強度を持つ、すぐれもの。

収納は押入れタイプで、親しみやすく使い勝手の良いつくり。

和室は全部で7室用意されており、各部屋にマットレスの通気を良くするための"すのこ"が用意されているようです。


303号室はモデルルームとして、家具や調度品が用意されていました。

室内の空間は、洋室タイプと基本的に同じ。コーディネートの参考にしてみてはいかがでしょう。

「気づけば散らかっている場所」のランキングがあるなら、デスクの上はおそらくナンバー3には入るはず。

部屋の印象を左右することもあり、できれば常に整理された状態を保ちたいところ。

整頓のコツは、モノの定位置をきちんと決めておくこと。ぐっと片付けがスムーズになります。


307号室は和室のモデルルームです。

布団をたたんで押入れに入れておけば、スッキリして心地よいもの。

毎日の手間はかかるものの、専有部を広くゆったりと使いたい人にはしっくり来るかもしれません。畳の上で寝るのは、心地よいですしね。

天袋もあり、収納も豊富です。

照明のランプシェードは、籐で編まれたモダンなデザイン。

和室の持ち味によく似合う、上品なたたずまいです。


2Fの階段ホールに置かれた掃除機やアイロンは、共用で使うことができます。

左手にちらりと見えるドアが、女性専用の洗面室&トイレ。

内部は背の高い鏡とともに、3台の洗面台がひとつながりで設置されています。

両脇には、ふたつのドライヤーが備え付けられています。

くるりと右を向けば、洗濯&乾燥機も合わせて洗面室の一画に設置。

右手の木製ドアには、トイレが設けられています。


こちらは建物脇の自転車置き場。

面積はかなり広く、入居者全員分の自転車でも無理なく駐めることができそうです。


最寄り駅は、各線・明大前駅

京王線井の頭線の2路線を利用することができ、新宿と渋谷へ6分ほどでアクセスできるとても便利なエリアです。

駅周辺は大学生の姿を多く見かける賑やかな雰囲気。とはいえ週末ともなれば、わりと穏やかな時間が流れる暮らしやすい環境です。

近隣に大型スーパーなどの店舗は特にないものの、生活に必要な日用品は、駅近くにいくつか連なる小さな商店街でそろえることができます。

駅まわりにはお手ごろなカフェや飲食店も充実。

帰りが遅くなっても、夕食のチョイスはいくつもありそうです。


シェアハウスを運営管理するのは、大和ライフネクスト株式会社さん。

大和ハウスグループの一員として、マンション管理の豊富な実績があります。

シェアハウスの運営は初めてですが、食事付きの寮などをはじめ、これまでもソフトに重点を置いた賃貸事業を多数展開してきたのだそうです。そうして培われたノウハウがシェアハウスにもしっかり活用されているのは、実際に住まいを訪れるとよくわかります。

安全性を重視し、住宅の設備点検も定期的に実施するとか。そういった面では、やはり大手企業ならではの安心感があります。

物件名の”commu”はコミュニケーションを意味しており、入居者同士の接点だけではなく、入居者と運営事業者の関わりも上手に作り出していきたいとのことです。入居者の暮らしに役立つイベントを実施したり、入居者からの要望があれば積極的に検討したいとのこと。

賃貸管理の分野では独特と言われることもあるシェアハウスですが、質の良い運営を期待して良いのではないでしょうか。

はじめてシェアハウスを探しているけど、ちょっと不安で…なんて方は、コチラからお問合せをどうぞ。


さきほどの、毎年訪れる北陸のはなし。

建物や空間の素晴らしさはもちろんですが、そこで働くスタッフさんたちの雰囲気も、お気に入りになった理由のひとつです。

(ソン)

世田谷の閑静な住宅街に、「L-commu(エルコミュー)明大前」が誕生しました。電車で新宿まで6分、渋谷まで7分と都心へのアクセスは抜群!代田橋駅まで徒歩5分、明大前駅まで徒歩8分と両駅使えるのも魅力です。ゆったりくつろげるラウンジのフローリングは...

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