心地よい日常は、ここにある。

大井町を好きになる。
心地よい日常は、ここにある。

4.65mの天井高、降り注ぐような光、ゆったりしたソファ。それだけでも充分に気持ち良い空間ですが、「クランテラス 品川」の心地よさは、設備によるものだけではないようです。アクセス抜群の大井町で暮らす、入居者さんたちに話を聞いてみました。

手触りのある仕事に挑戦したかった

どんな仕事をしているんですか?

尾崎さん 2016年の6月から共同創業の形で、<IT×花>の会社をつくりました。花屋さんや、その裏側にある流通や生産者の仕事など、いろんなものが効率良く回るところを目指しています。今取り組んでいるのは、花の仕入れをオンラインでできたりする業務支援システムです。
店頭に立ったら分かるんですけど、細々とした業務がすごい多い仕事なんです。花って商品の入れ替わりが激しくて在庫の管理とかも難しいし、花束を作るってその場の臨機応変な対応も必要だし。しかも、どうしても水気があって、携帯やパソコンが置きづらかったりする。
電話・FAXだったら使えるけどパソコンは無理という人も多いですね。花屋さんが今までインターネットと遠かったというのは、そういう理由があるのかなと。
僕はプログラマーでもあるんで、そのシステムをメインでつくるというのがミッションです。ただ、そのシステムをつくるにも自分たちでお花屋さんをやったほうがいろいろ分かるんですよね。なので、中延に花屋さんの実店舗をつくりました。自分たちでもお花の売り方をどんどん試していきたいと思っていたし、業界的にはやっぱり長年やっている人たちが強いので、そこにちゃんと入っていこうと思うと自分たちでお店をやっているっていうのが、ひとつ強みになるんです。だから、ちゃんと中の人として、最初からお店を出そうというのを決めました。

なぜ、花というところに着目したんですか?

尾崎さん 結構最近の大きいトレンドで。ネットの世界だけで完結しないみたいなのが、どんどん出てきているんです。例えば、アプリでタクシーを手配できる「Uber」とか。僕自身はずっとネット広告とか、いわゆるITっぽい部分を結構やっていたんですが、もうちょっと手触り感があるところに挑戦したかったんです。物が動いているとか、ちゃんと建物があるとか。それで何をやろうかなというのを探していたときに、共同創業者である代表と知り合って、<IT×花>という話を聞いて、一緒にやろうって言われて、という経緯です。

この仕事を始めてから、常に部屋に花や植物を飾っています

実際に店頭に立ってみて気付いたことは、どんなことがありますか。

尾崎さん 誰かにプレゼントする花束を注文をしてくれる人が結構多くて、素直にいい仕事だなって思いましたね。シェアハウスのリビングに置いているのは、僕が持ってきたやつなんです。やっぱりちょっと雰囲気が良くなったりしますよね。この仕事をやるまでは、緑とか花に触れる樹会はあまりなかったですけど、それの良さに改めて気付いたというか。部屋に花を飾るとか一切やっていなかったのに、最近はいつも何かを飾っていますね。

今後、事業としてはどう発展させていきたいですか。

尾崎さん 僕のミッションでいうと、あんまりITリテラシーが高くない人にも分かりやすく使えるシステムをつくって、より多くの人に日常的に使ってもらえるようにしたいです。それはチャレンジのし甲斐がありますね。使ってくれる人の層が絞られている分、ちゃんと顔を思い浮かべながらシステムをつくれる。楽しみだなと思っています。あと、大きな展開で言うと、花の仕事って結構体力勝負なんですよね。きつくて給料も安くてみたいな面があるんですけど、そういうところも、業界全体がちょっとでも良くなるように貢献できたらいいのかな。

当たり前が当たり前じゃない、海外での生活

今の仕事をはじめる前も別の事業で起業しているんですよね。キッカケはあったんですか。

尾崎さん 東北の地震があったことが大きいです。僕は東京にいたんですけど、結構揺れて。いつなにが起こるか分からないから、やりたいことをやっておいたほうがいいなと感じて、そういう大きい決断ができるようになったのがひとつ。あとは地震のとき、Amazonが欲しい物リストを使って必要な救援物資を避難所に届けるとか、GoogleMapがカーナビと連携して救援に向かう人向けにどの道路が通れるか表示したりとか、避難所に張ってある名簿をデータ化して、誰がどの避難所にいるかすぐ分かるようにしたりとか、そういう事例が結構あったんです。自分が関わってきたITを、もっと社会に良いことに使える。使い道によってはすごい人を助けることが分かったんです。じゃあ、何か本当に人の役に立つようなものを作ろうって思ったというのが、ふたつめの理由です。
それで、いわゆる新興国の人たちにインターネットを無料で使ってもらえる事業をはじめて、フィリピンに移住しました。

起業する、海外へ行くっていう、同時にふたつ新しいことを始めたんですよね。何かネックになるものは、ありませんでしたか。

尾崎さん 無いです。やっぱり日本の国内ではいろんな都市に住んでいたし、東京でも結構引っ越していたんで。何とかなるだろうっていうぐらいの感じでいました。
実際に海外で暮らしてみて、自分が日本人だなっていうのは、すごく自覚しました。逆に言うと、日本を客観的に見るというか。文化って、ちゃんと国ごとにあるんだなって。人の働き方とか仕事の仕方とか、時間への感覚とか、全然違うんですよね。日本がいいとこもあるし、悪いところもある。海外に行くまでは当たり前と思っていたことが、全然当たり前じゃないし。多様性を受け入れるようになった部分は、あるかなと思います。実際に行かないと分からないし、短期間旅行に行っただけでも分からない。すごく面白かったです。

移動のおともはキックボード
フリーランスにも嬉しい大井町の可能性

帰国してすぐの住居として「クランテラス 品川」を選んだ理由はなんですか。

尾崎さん 大井町はアクセスがすごく良いんですよね。当時はフリーランスで、いろいろ変わる可能性があったので、IT系の会社が多い渋谷や恵比寿をはじめ、東京、新宿、横浜と、ある程度どこでも行きやすいというのは良かったです。もしかしたらまた海外に行く可能性もあったので、空港が近いのもメリットでした。
あと、ワークスペースがあるのも大きかった。当時はフリーランスだったので、家で仕事することも結構あるなと思って。実はちょっと予算オーバーだったんですけど、自分でいい机や椅子を揃えてもそれはそれでお金がかかるし、部屋はすぐ寝ちゃうから切り替えられるし。ちょっと予算オーバーでもいいかなと思って、ここに決めました。

オフィスはどれくらいの頻度で使っているんですか。

尾崎さん オフィスは、週一くらいですね。平日に仕事が溜まっていて、でも何か気分を変えたいみたいな時とか。そっちが多いです。平日の朝か夜に、ちょっとオフィスじゃないところで仕事をしたいみたいな時にやるっていう。出社時間がそこまで厳しく決まっているわけではないので、午前中自宅で作業して午後から行くみたいな時もあります。キックボードなら15分くらいなんです。速いし、疲れない。

この家を出ることになっても、また大井町に住みたい

休日はどんな過ごし方をしているんですか。

尾崎さん 予定が無かったら、部屋で本を読むかタブレットで映画を観たりしています。あとはリビングのHDDに録画されているテレビ番組がたくさんあるんで、それを見るとか。最近の気分転換は、結構暗い気持ちになるヘビーな小説とか映画を見ることですかね。入り込みたいじゃないですか、その世界に。現実逃避っていうとあれですけど。せっかくそういうのを見るんだったら、違う世界に行きたいんで。最近読んだお薦めは、貴志祐介の「黒い家」とかですかね。重いから、2回は読まないですけど(笑)
出かけるなら恵比寿、渋谷。飲みに行く時は、新橋、銀座が多いです。最近は、五反田の立ち食い寿司が、一番好きな店かな。おいしくて、雰囲気もいいのに、そんなに高くないんです。

一番この家で気に入っているところはどこですか。

尾崎さん 設備がめっちゃいいところです。ワークスペースもあるし、キッチンとかもキレイだし、リビングのテレビも80インチって意味が分からないサイズ(笑)
あと、引っ越してきてから大井町がすごい好きになりました。無印良品、ヤマダ電機、西友、イトーヨーカドー、阪急とか大きいお店も多いのに、街が大きすぎなくてお店がちゃんと集まっているからとても便利。あとは飲み屋も多くて、好きな雰囲気の店も多いんで。立会川にも歩いて行けるから、京急線も使えるっていう。羽田空港も成田空港も、1本で行けますから。自分が結婚したりしてシェアハウスから引っ越すことになっても、やっぱり大井町に住みたいですね。

世界をExploreしたい
やりたいことと、できることを探す時間

ご出身はどちらなんですか。

ジュリアナさん イギリスと日本のハーフです。出身はイギリスで、2014年の11月に日本に来ました。イギリスにいた間に日本人学校に通って、日本語を学びました。
将来的にとは思っていたんですが、本当は、まだ日本に暮らす予定はなかったんです。でも、インターンを探していたときにちょうど声を掛けてくれた会社があったので、今がチャンスかなと思って、日本で就職することにしました。
あと、イギリスはもう20年間暮らしたので、私のルーツである日本をもうちょっと知りたかった。今度は日本の番だと思って。日本で、できるだけいろんなことを学ぼうと思って来ました。英語で言うとExplore(探求)したい。私が日本にいたら、どういうことができるのかなとか。

趣味はありますか?

ジュリアナさん 料理かな。毎日料理をするのは難しいですけど、できるだけ頑張っています。得意料理は、「サーモンウェリントン」という、サーモンとほうれん草、チーズのパイ包みです。イギリスの家庭料理といえばオーブン料理なので、やっぱり得意ですね。
あとはジムです。できるだけストレスを発散するためにジムに通っていて。周りの人が努力していると、自分も努力したくなるから。それが、モチベーションになります。でも、筋トレだけではなくその中身、ライフスタイルとか健康とかのことを考えないと、ジムも続かないと思うんです。

じゃあ、料理とジムとで体をコントロールしているんですね。

ジュリアナさん やっぱり料理ができるのは、プラスだと思います。食べたいものを食べるのは、簡単じゃないですか、お店に行って頼むだけ。自分で本当に作りたいものを作るとしたら、食材がかなり高いし。でも、体にいいものを入れているのは分かっているから、ちょっと高くてもいいんじゃないって自分を許しちゃうんです。

料理はどんなところが魅力ですか。

ジュリアナさん 味付けとかって、いろんなことができるっていうのが、本当に楽しい。例えば、今売っている焼きそば+チョコレート。あり得ないと思うじゃないですか。でも、そういうのも、すごく興味があります。いろんな食材をコンビネーションしたら、新しいものが作れるんですよね。どういうふうにしたら、私っぽくオリジナルの料理ができるのかっていうのを、いつも考えています。
やっぱり、ほかの人に食べてもらうのも好き。その人は、どういうふうにこれを評価するのかっていうのも知りたいです。

2年後はシンガポールにいるかも?

「クランテラス 品川」に引っ越してきたキッカケは?

ジュリアナさん当時はクランテラスシリーズの「クランテラス 溝の口」に住んでいたんですけど、会社が目黒だったので、本当はもう少し近いところがいいなと思っていて。「クランテラス 品川」が完成してからすぐに引っ越してきました。一番好きなのはやっぱりリビングかな。この家を見て一番始めに気に入ったところですし。天井の高さは、とても大切だなって。あと、キッチンもいいし、テラスも好きです。勉強、写真、動画作りとかの作業をパソコンでしたりとか。去年の夏は、陽にあたりながら音楽を聴いているのが最高でした。

普段のライフスタイルについて教えてください。

ジュリアナさん 平日は9時頃家を出て、会社に着くのが9時半。通勤、とっても楽です。仕事が終わったらジムに行って、帰りに駅前の西友に寄って野菜を買って、家で料理をして食べることが多いですね。西友は1時までやっているので、本当に便利です。
休日は朝からジムに行って、勉強して、昼ごはんを食べて。あとは買い物かな。私、靴が大好きなので、靴にはお金を使います。だって、せっかく頑張って仕事をしているから。原宿のNIKEや、Adidasによく行きますね。
買い物から帰ってくると、週末は時間をかけてご飯を作ります。その後は友達が遊びに来たり、映画をを見たりという感じです。アルコールは基本的にあまり飲まないようにしています。飲んでも飲まなくても、まぁまぁハイテンションですから(笑)

将来的には、イギリスに帰る予定ですか?

ジュリアナさん つもりはないです。実は、日本にもずっといる予定はないです。今は転職したばっかりですけど、次はシンガポールかなと思っています。今の会社はシンガポール支社があるので、うまく行ったら、2年後にはシンガポールに行きたいなと思っていて。シンガポールなら英語のコミュニケーションができるし、日本人も多くなってきたから、言語も活かせそうだなと。この先も、世界をたくさんExploreしたいというのを本当に思います。

運営担当者が語る『クランテラス 品川』のツボ

『居心地のよい空間とはなにか?』今回は、人が住む上での住環境性能に着眼して、企画設計を行いました。当社が考える重要な住環境性能は「空間の明るさ」です。当たり前だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、意外と照度がとれていない空間が多いのです。クランテラス品川では、リビングや共有スペースの明るさを最大限発揮するために窓を部屋の全方位に配置し、天窓を設けました。共有のリビングは大抵1階に配置することが多いのですが、クランテラス品川は新築ゆえに、贅沢に2階と3階に配置しました。リビングやワークスペースに入った瞬間、感嘆のお声を頂けるのではないかと思います。また、居室の天井高は全て3mを確保しておりますので、お部屋にいても開放感を感じることができます。上質な空間を提供したいと考え、あえて装飾を抑え、家具はシンプルにまとめました。ですが、いつものようにこだわりの家具を入れておりますので、皆様に気に入って頂けると嬉しいですね!クランテラス久が原・溝の口と同様に愛情をこめて作りましたので、ぜひぜひご堪能くださいませ!

東京ディフェンスが企画運営するシェアハウス第3弾。品川区に2015年9月にオープンしました!入居者様にとっての暮らしやすさ、居心地の良さとは何か、を追求しクランテラス品川を設計いたしました。お部屋の天井高は3mを確保し、どのお部屋も明るく新生活をス...
特徴の似ているシェアハウス
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