風と、緑と、団地と、ヒトと。
これまでと、これからと。重ねる歴史が共存する。
「nismu 市ヶ谷加賀町」は、時代と共に歩んできた団地の"シェア"による再生を模索するプロジェクト。
長年団地で暮らしを重ねてきた人々も大切にしながら、新しい世代が共に暮らす、新しい団地の魅力を提案する。
そんな、ヒトを大切にした団地再生を模索することがテーマです。
緑あふれる都心の団地。
時が経つほど暮らしに馴染む、ここちよい場所。
時間が経過するにつれ表情が増す空間
時の流れとともに家具の木の色合いが深まるように。木や麻などの天然素材をもちいた空間は、そこに暮らす人々の記憶と一緒に、しだいに質感を増していくはず。
好きなように手を加えていける“壁”
リビングの壁の一部は木目の出た板材張り。実用的にも装飾的にも、実際に暮らしながら好きなようにアレンジできる。時間をかけて、素敵な空間づくりを楽しんで。
天然麻タイルカーペット
浴室や手洗い周辺以外、床面は全て畳のような天然の麻タイルカーペット敷き。畳のような天然麻の素材感は、味わいのある家具とも相性抜群。夏場はごろりと寝転んで、心地よい感覚を楽しみたい。
モノを大切にするための、かくさないインテリア
トビラの内側に汚れたものや不揃いなものを押しこむのではなく、大切に選んだ愛用品を見せあうオープンな収納デザイン。それぞれの個性的なモノが並ぶことで、自然なコミュニケーションのきっかけに。
キーワードは“かさねる”。
歴史ある建物と時をかさねる。団地の人々と住まいをかさねる。
3人だけの、小さなはじまり
nismuは、実は8棟もある団地全体の再生の可能性を模索する、小さなプロジェクト。老いも若きも共存する歴史ある団地を、シェアを通じて再び元気にできるかも・・?
お互いの視線を交わせるキッチン
リビングの一角には、もともとあった家庭用タイプをアレンジしたキッチン。手早い食事も、休日に楽しむキッチンワークも思いのまま。カウンターごしの会話も楽しそう。
有機的な生活感のある住空間
暮らしになじむ古家具
リビングに置かれているのは、都立大学のアンティークショップ"FOUND"がセレクトしたリユース家具。暮らしに馴染むここちよい質感が、モノを大切にするコンセプトにピッタリ。
バルコニーから心地よい風が抜ける
全ての部屋とリビングから出ることのできるバルコニーからは、敷地にゆとりのある団地ならではの抜けの良い眺望。建物の中にも心地よい風が流れこむ。
自分好みに変えてゆける部屋
全ての部屋にリビングと同じ天然麻のタイルカーペット、アレンジ可能な木目の壁を用意。棚を付けたり絵を飾ったり、自由な空間づくりが楽しめる。
緑あふれる都心の団地
昭和の時代に建設された団地は、豊かな緑とゆったりとした空間が魅力。清潔で古さを感じさせない敷地内の様子は、大切に管理されてきた歴史を感じさせる。子供達からシニア層まで、様々な人々が暮らす。
あざやかな3色のドア
3室ある部屋のドアは、鮮やかなブルー、セージ、イエローで塗り分けられ、“自分の部屋”という意識と愛着を育てる。部屋番号をあらわすパネルも雰囲気がある。
駐輪スペースもたっぷり
団地の住所は、新宿区。都心部ならどこへでも短時間でアクセス可能な好立地は、なんと言っても自転車と相性が良い。もちろん、団地の大きな屋根付き駐輪スペースが使える。
昭和44年?52年にかけて建設された8棟70戸からなる、都心の“団地型”集合住宅。豊かな緑とゆったりとした空間が魅力的なこの建物も、近年では少しずつ空室が目立ちはじめています。
「nismu 市ヶ谷加賀町」は、時代とともに歩んできた団地の“シェア”による再生を模索するプロジェクト。長年団地で暮らしを重ねてきた人々も大切にしながら、新しい世代が共に暮らす、新しい団地の魅力を提案する。
そんな、ヒトを大切にした団地再生を模索することがテーマです。
大切に紡がれてきた建物の歴史を、愛情を持って住み継ぐこと。
様々な世代が暮らす団地の良さを、残していくこと。
そんな想いをかさねつつ、新しい“団地の良さ”を楽しんでみませんか。