シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
女の子にとって、ときめく瞬間が心のエネルギー源。
子供のころに夢中になった、小さな雑貨集め。
刺繍入りのハンカチ、フェルトで作られた小物、カラフルなキーホルダー。
誰に見せるわけでもないお気に入りを詰め込んだ、勉強机の引き出し。
宿題の合間にふとあけるたび、思わず笑顔になってしまったものです。
あの頃ほどの夢中さはなくなっても、街なかで可愛らしい雑貨を見つけてキュンとする瞬間は、今でも。
可愛いアイテムが好きという気持ちは、ずっと変わらないようです。
今回のシェアハウスは、小さな雑貨を詰め込んだ、小物入れのような場所。
いくつになっても可愛いものに触れて暮らしていたい。
自分のなかに隠れていた、どこか懐かしい引き出しをあけてもらったような気がします。
阿佐ケ谷駅の、穏やかな雰囲気。
駅前からは、小さなお店の連なる商店街が、そこかしこへ伸びていきます。
「こんにちは」「また来てね」と、あたたかい言葉が店先を飛び交います。
人柄の良さが滲み出る商店街を眺めて歩くこと、およそ8分ほど。
徐々に道幅は狭くなり、いつの間にか、周囲はこぶりな住宅の密集した地域に。くねくねと曲がる小道を抜けて、通りを一本入った小さな突きあたりに、ひっそり佇む白い建物。
三角屋根の建物が、お目当ての女性専用シェアハウス「阿佐ヶ谷girls」。
どことなくシルバニア・ファミリーを思わせなくもない、すこし可愛らしいかたち。
すぐ目にとまる、鮮やかな白い壁が印象的です。
郵便受けは、部屋ごとに分けられて玄関脇に設置されています。
落ち着いた雰囲気のなかに、どこかきゅんとする可愛さのあるフォントが印象的なダイヤル式。
郵便物が何枚入っているのか、ひと目では分かりません。
あまり容量が大きくはないため、マメに確認する習慣をつけるのが良さそうです。
玄関はオートロック式。
鍵のかけ忘れの心配がなく安心ですが、閉め出されてしまわないよう鍵の持ち歩きにはご用心を。
玄関のドアを開けると、花柄のスカジャンを着たトルソー(胴体のみのマネキン)がお出迎え。
スカジャンも新鮮ですが、よく見ればトルソーも刺繍入りの、なかなか見かけないタイプ。
玄関に花瓶を飾るのではなく、花柄のスカジャンを飾る遊びごころ。
これはこれで、意外とありだなと思いました。
玄関には、靴箱が設置されています。
各段にそれなりに高さがあって、ヒールの靴やショートブーツなら立てたまま収納できます。
靴を脱いで、奥へと伸びる廊下を進むと…
正面に見える気になる飾りの向かいに、2階へと伸びる階段があります。
リビングは、この階段を上って2階です。
階段を踏む足が進むにつれて、次第に姿が見えてくるのは、目に心地よいベージュの空間。
フローリングには、幅広の無垢材を使用。さらりと滑らかな質感は、素足で体感すると心地良いです。
リビングでくつろぐときは、カウンターテーブルで。
よく見ると、テーブルの上にいる動物たちがこっちを見ています。
小さな親子の羊も発見。
TVは壁掛け式。
ケーブルもしっかりと裏面に隠す設計のおかげで、ずいぶんすっきりとした印象です。
天気の良い日は、窓際のベンチに腰掛けてみるのも。
サイズは、女性がぎりぎり2人並べるぐらい。
ベンチの眼の前には、マグカップを置いたり、本や雑誌の収納にちょうどよい、小さな台が置かれていました。
高さは、座面より少し高いくらい。
ベンチの向こう側に見える窓の外は、開放的なルーフバルコニー。
外壁にちょっとした照明が付いていて、日が落ちた後も気持ちよく利用できます。
なお、閑静な住宅地ということで、夜間の利用時はお静かに。
続いて、キッチンを見てみます。
いわゆるI型と呼ばれる直線のかたちに黒の鉄板と無垢材の意匠が相まって、モダンな雰囲気。
シンクはひとつ…
IHクッキングヒーターはふた口のタイプが、2台設置されています。
シンクとIHクッキングヒーターの間は、まな板を2枚ほど並べることができる広めの作業スペースになっています。
そうそう、カエルの目玉焼きが置いてあったんです。
ユニークな目玉焼き器を使えば、くすっと笑える朝食の完成です。
キッチン家電や調理器具は、キッチンの下部に集約されています。
いわゆる見せる収納で、全体的にすっきりとした印象。ただし、整理整頓は必須になるためご注意を。
炊飯器の下に置かれたケースは収納用で、部屋ごとに用意されています。
小分けのボックスを用意すると、何かと使い勝手が良さそうです。
カウンターテーブルの脇には、食器棚と大型の冷蔵庫が2台。
ティータイムには、ほっこりするカップでのんびりと過ごしましょう。
リビングの一角には、洗面台も設置されています。
丸型の鏡とブラウンの洗面ボウルは、どちらも小ぶりなサイズで上品な雰囲気。
手前に置かれている木製のイスは、アンティークなニュアンスが可愛いデザイン。
洗面台の脇のドアはトイレです。
トイレはウォシュレット付き。空間に奥行きがあって、ゆったりできそう。
階段を降りて1階へ。
シェアハウスには、ホームセキュリティが導入されています。
非常用ボタンは、1階の廊下と、2階のキッチンにあります。
すぐに警備会社の方が駆けつけてくれるボタンの存在は、女性にとっては心強い存在。
廊下の一角には、水まわり設備がまとめられています。
天井近くまでとどく背の高い収納棚と、洗濯機が設置されています。
各部屋ごとに予め用意された布製の収納ボックスは、キッチンと同じく仕切りのないタイプ。
浴室付近に設けられる収納としては、かなり大きめのサイズが嬉しいところ。
取っ手付きで、タオル類や洗剤をたっぷり収納しても、持ち運びしやすいはず。内側には軽い防水のコーティングがされているそうで、シャンプーやリンスのセットを入れておくと便利です。
洗濯機はプレーンなタイプが、2台。
そのすぐ脇は、バスルームです。
独立した脱衣室が無いのは好みが分かれそうですが、女性専用ということもあり、慣れてしまえばアットホームでかえって良いのかもしれません。
バスルームは、いたってシンプルなつくり。
ちょっぴり深めの浴槽は、小柄な女性なら湯船に肩まで浸かることができそうです。
急いで済ませたい人は、シャワールームが便利。
こちらは、浴室内に鏡も付いています。
洗面台は、廊下に。
鏡の上部にはライト付き。
小振りなタイプということで、最初のうちは洗顔のコツを掴んでいく必要があるかも。お出かけ間際にメイクをチェックするには、ちょうど便利な配置だと思います。
洗面台脇には、ラダー状のラックが用意されています。
壁に映し出されたカラフルな小物たちの影が、雰囲気あります。
トイレは1階にも。
2階と比べると、空間はやや小さめです。
それでは、いよいよ専有部を見ていきます。
今回は、どの部屋も広さは7.3〜7.8畳ほどで、それぞれインテリアや家具が異なります。
まずは101号室から。
ヴィンテージ感の漂う家具が設置されています。
ドアのすぐ脇には、天井からそれぞれ長さの異なる2本のポールが吊り下げられています。
シワになりやすい衣類は、ハンガーに掛けて窓側へ。
頻度の高いものと低いもので、分けて収納するとよさそうです。
全室にTV端子が設置されています。
連続ドラマを長時間まとめて見るときには、ちょうど良いかもしれません。
103号室は、赤いスツールが目印。
華奢な印象ですが、意外と安定感があります。
座り心地は好みが分かれそうですが、インテリアとして置いておくだけでも映えるデザインです。
窓際には、小ぶりのショーケースが用意されています。
アクセサリーや小物の収集癖のあるひとは、上手く活用できるのでは。
いつも身につけている時計やピアスも、ガラスの上に置くだけで華やかに見えます。
103号室は、天井から吊り下げられたポールが長めで1本のタイプ。
衣類の多い人は、ベッド下の収納に畳んでしまっておくのが良さそうです。
リビングのある2階には、専有部は2室のみ。
引き出し付きのデスクと朱色のイスが便利そうな206号室。
デスクは窓側に設置されていて、昼間は日が当たります。
2階の専有部はリビングと隣接していますから、TVの音や話し声はすこし聞こえるかもしれません。
照明はスワン製のLED電球を使用しています。
スワンのLED電球は、白熱電球のような明るさが特徴。
Ballと呼ばれている球体は、どんなインテリアとも相性の良いデザインです。
207号室は、白が基調。
インテリア次第で、やっぱり雰囲気が変わるものです。
イスの脚はアイアンのタイプで、ちょっぴり大人な雰囲気。
デスクは細長いタイプで、PC作業には不向きかも。ノートや本は広げられます。
2階の窓には、物干し金具付き。
女の子は、とにかく洗濯物が多くなりがちです。室内干しだと厚手の衣類は乾きにくいため、外干しができるのは嬉しい点。
天気の良い日は、外干しで衣類を清潔に。
駐輪場は玄関ドアの脇です。
高円寺や荻窪まで、自転車に乗れば数分。ちょっぴり足を伸ばせば、中野まで行ける距離。
通勤通学も、自転車があれば楽になりそうです。
最寄り駅は、各線・阿佐ケ谷駅。
阿佐ヶ谷からJR中央・総武線で吉祥寺駅までは6分。新宿駅までは8分。新宿駅でJR山手線に乗り換えれば、渋谷駅まで21分でアクセスができます。
東京メトロ丸ノ内線・南阿佐ケ谷駅と各線・高円寺駅も利用可能です。
阿佐ヶ谷は、バスでの移動も快適。
バス停は駅前に集約されていて、通勤通学に便利な街です。
阿佐ヶ谷駅周辺は、商店街が元気。
聞けば、駅前から伸びる「パールセンター」は全長700mほどの長さがあるそう。
昔ながらの雰囲気漂う商店街には、かき氷で有名な和菓子屋がいくつかあります。
小腹が減った日は、ついつい甘いお菓子を買いすぎてしまいそうです。
阿佐ヶ谷駅から一歩離れると、おだやかな雰囲気の街並みに。
阿佐ヶ谷駅周辺に根強く残る、個人商店。
店内には、友人と食事を楽しむご年配の姿を多く見かけました。
年齢を感じさせない、生き生きとした街の姿が、阿佐ヶ谷駅に人を引きつける魅力なのかもしれません。
シェアハウスの運営管理は、株式会社Rバンクさん。
東京や神奈川を中心に40棟以上を運営する、ベテランの運営事業者さんです。
シェアハウスの運営をはじめたのは2008年。今年(2018)で10年目になります。
運営管理に携わるのは、ほとんど女性。入居後は、女性のスタッフさんが巡回を担当してくれます。
Rバンクさんと言えば、毎回女心をくすぐるアイテム選びが見どころのひとつ。
たとえば、TVの下に置いてあるイス。大人の集まるリビングに、あえて子供用のイスを置いたそう。
アンバランスさが、とても可愛いらしい印象に。
どんな家具を揃えたらいいか悩んだときは、相談してみると良いかもしれません。きっと、女性目線で親身に答えてくれるはずです。
小さなアイテムこそ、大事にしたい。そんな女の子がここには集まるのかなと、ふと思いました。
空室を見つけたら、お問合せはコチラからどうぞ。
他の人なら見過ごしてしまう小さなガラクタも、誰かにとって手放せない大事な宝物だったり。
小さなアイテムこそ、大事にしたい想いがたくさん詰まっているのかもしれません。
(タンノ)
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