シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
やり過ぎず、やらな過ぎずに。
今回のシェアハウス探検隊は、高円寺の「Maison Calme」。実は少し前にオープンした物件ですが、諸々のタイミングから今回のご紹介となりました。
高円寺駅の近辺は、若い世代に人気の住みよいエリアであると同時に、シェアハウス物件が出てきやすいエリアでもあるのです。幾つもの物件がありますが、その中で「Maison Calme」は「押さえるトコロは忠実に押さえる」的な姿勢で良い位置に付けている感じでしょうか。
内部を見て頂ければ納得してもらえそうなので、さっそく探検に行ってみます。
はい、ちなみに女性専用です。男性OK物件、もっともっと頑張って欲しいです。
例のごとく、まずは外観から見てみます。
建物の脇は私道になっていて、自転車を置いて良いそうです。
外壁を塗り直したついでか、門扉も白く塗られました。
なぜか上の方だけ。これはそういうデザインなのでしょうか。
玄関には、ちょいと年季を感じるドアノブ。
・・・という感じの渋いドアを開けて、いざ内部へ参ります。
ガチャリ。お邪魔します。
ドアを開けると、フル・リフォーム済みな空間。特別なインパクトは無いものの、清潔感はしっかり。
でも、こんな普通の空間こそ・・という方も、実は少なくないのでは?「普通にちゃんと」な物件も、大事に応援していきたいものです。
廊下の突き当たりのドアはバス・ルーム、そこから右手を向くとリビング、左手を向くとトイレ。たたきを上がって右手のドアは専有部で101号室になっています。
リフォーム直後で綺麗ですが、戸建物件の玄関としてはスタンダードな佇まいでしょうかね。
コミュニケーション・ボードも設置されています。
一応、靴箱も開いてみます。
左奥がちょいと変形していますが、4人で使うのでスペースは十分かと。
それでは、リビングへ行ってみます。
クッション・フロアの床も、白い壁紙も、キッチンだってピカピカのおろしたて。
リビングでは、サッシとTV以外はみんな新入りです。
オープン直後(2009年12月時点)ですから当たり前ではありますが、照明等に遊びを入れつつ、余計な差し色を入れたりしない辺りが今回の物件のバランス感。
ただベースが白という事で、入居者さん達には多少気を遣いながら使って頂きたいものですね。汚しちゃうと目立ちますので。
キッチン側から空間を見てみます。
やはりシンプルなのですが、暖簾を使って廊下との空間を仕切っていたり、カーテンではなくブラインドを採用していたりと、空間の素地としての押さえはキッチリとあります。
でも、1点1点のチョイスは控えめなんですね。
ちなみに洗濯機と乾燥機もリビングの隅に設置してあります。
続いてはキッチン周辺をチェック。
こちらも引き続き「押さえるトコロは押さえる」具合。
シンクは大きめ、ガスコンロは3口。普通ですが、使い勝手は悪くなさそうです。
レンジや炊飯器は冷蔵庫の横に。
吊り戸棚もストッカーとして使用できます。
しかし、どうやら1つだけ押さえきれなかった事がある様子。
行き場に困ったゴミ箱は、文字通り困ったことになっています。
掃き出し窓の外に追いやられているので、ゴミを廃棄するその刹那、冬場は寒くて、夏は暑いという仕様(夏は別にいいか)。
雨の日も少しスリリングかもしれません。
お次は水周り設備を見てみます。
脱衣室から見た洗面台とお風呂場。
ここは洗面台の鏡に注目!
窓ガラスの代わりに、サッシに鏡がはめ込まれています。
しかも、よく見れば鏡にはしっかりと年季が入っています。
いつの時代か知りませんが、何とアヴァンギャルドな・・
で、バスタブの色にも、一抹の懐かしさが。
個人的にですが、大きな浴槽にのんびりと浸かれることは、生活の中でとても重要なことだと思います。
では、お手洗いもチェック。
ウォシュレットもあると嬉しいです。
冬にこたえる便座のヒンヤリも、味わうことなく過ごせますし。
押さえてますね。
それでは、もう面倒なので言いませんが、何かと「押さえてる」専有部を101号室から見てみます。
広さは6畳で、収納もしっかり。
備え付けの収納はブラインドの下部分と、窓際のクローゼット。
洋服が掛けられるように、ポールが渡っています。
クローゼットとは別に、こんな造作も。
高円寺の女性専用物件という事で、洋服の多い方を想定したのでしょうか。収納力はかなり強力です。
ちなみに懸垂はNGとの事ですので、ご注意を。
残りの3室は2Fにあります。
階段の窓は、木枠がカットされ不思議なことに。
さて、201号室は2面窓で、日当り良好。
専用のベランダも付いていますので、窓を開け放つと爽快です。
風の抜ける部屋は、やはり気持ち良し。
ベランダの柵がちょっと好きです。
普通に良い部屋です。
お次は202号室。
今度は逆に、ベランダがあるつもりで窓の外に出ないように要注意。
専有部内の備品はどの部屋も共通です。
ちなみに室内灯はリモコン式になっていて、寝ながら消灯できるプチ便利なタイプ。
今回探検した「Maison Calme」の最寄駅はJR中央線の高円寺駅。
JRで新宿まで10分という事で、中央線沿線以外は、基本的に新宿乗り換えとなりそうです。中央線の反対方向へ向かうと吉祥寺まで8分。
古着屋と飲み屋とフォークソングのイメージが強い高円寺ですが、人気エリアだけあって飲食店や商店街が元気です。
買い物で困ったり、食事処を探して途方に暮れたりすることはないでしょう。掘っても掘っても出てくるぐらいの勢いです。
いわゆるお洒落カフェも多いエリアですから、街を散歩しつつのカフェ探しも面白いと思います。
さてさて、今回の物件を運営するのは「Maison Calme」さんです。
物件名称と同じで少し紛らわしいですが、Maison Calmeを運営するMaison Calmeさんという事で間違いありません。
元々は高円寺・阿佐ヶ谷といった中央線のディープなエリアで不動産関係のお仕事をされていたそうで、知り合いの方がシェアハウス事業を始めたので、自身も興味を持たれたのがきっかけだったという事です。
お知り合いの方の物件の事例をじっくり研究されてから、満を持してのオープンだったとか。
確かに見切り発車してしまうと、入居者さんが生活しづらい間取りになってしまったり、イメージしている管理スタイルが通用しなかったりと苦労される事も多いもの。
物件の端々に感じる「押さえてる」感は、そういう事なんですね。
賢いです。
「calme」はフランス語で、「静か・落ち着き」。
実は高円寺の駅前の喧騒から10分離れると、それはそれは静かな住宅街です。「Maison Calme」はその名の通り、静かな環境での生活を志向したい、との事。
現在(2010.10.11)は残念ながら満室ですが、程々なバランス感覚が良い具合の今回の物件が気になった方は、コチラからお問合せをどうぞ。
目の前には、静かな公園があります。
(サトウ)
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