シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2020年2月より運営事業者が「ラウンドガレージ」さんへ変更されています。
阿佐ヶ谷系森ガール。
こんにちは。今回のシェアハウス探検隊は 「ネスト 阿佐ヶ谷」。
英語で書くとnest、「小鳥の巣」とか「入れ子状になったもの」という意味があります。入居者が家に帰ってホッとくつろげる「巣」となるよう名付けられた今回の物件は、北欧風のインテリアを基調とした女性専用物件ならではの内装がポイント。雰囲気は童話の中のワンシーンのようです。
今や幅広い世代に人気の阿佐ヶ谷という立地も注目したいところ。すでに入居者は満員御礼(2010年5月20日現在)の状況ですが、いつか来る将来に向けてチェックしておくもよし。シェアハウス探しはタイミングも大きなポイントですから。
阿佐ヶ谷駅周辺の賑わった街並みをすり抜けながら住宅街に入り、徒歩7分ほどでシェアハウスに到着。こちらがシェアハウスの外観です。
2010年3月の段階ではまだ外壁の工事中だったので、左手に写るハシゴや工具の姿はご愛敬。
近くで見ると、きれいに仕上がった玄関とまだ作業中の部分のギャップを感じたりもしますが、工事終了後は全体的にいい仕上がりなはずです。
では、お邪魔します。
玄関を開けると、突如広がる女の子度高めの空間。
目の前に広がるリビングへ思わずそのまま直進したいところですが、ここはひとつ焦らずに深呼吸。
順を追ってしっかりと、玄関周りのチェックから失礼します。
こちらがシューズボックスの様子。
上段部分が見切れていますが、実際はもう少し高さがあるので入居者6名に対してはそれなりのスペースです。段を変えられる収納はロングブーツなど高さのある靴にも対応できるので、女性専用物件としてはありがたいところかと。
内部から玄関周りを見るとこんな感じ。
コンパクトな設計ですが、廊下を挟まず玄関からダイレクトにラウンジへつながっているので、閉塞感はありません。
では、そのまま振り返ってリビングを見てみます。
白を基調とした空間に、北欧をイメージしたという木材のダイニングテーブルと、幻想的なシャンデリアの光。
ナチュラルカラーの中に敷かれたグリーンのカーペットと部屋の雰囲気は、おとぎ話にでてくる森の中。今や、森の中に住んでいそうな女の子を総称して“森ガール”なんて言葉も生まれてますが、まさしくそんな女の子に喜ばれそう。
こちらもメルヘンに。インテリア・コーディネーターにお願いしたというさすがのスペースに仕上がっていますが、入居後にこの完成度を維持するのには若干苦労するかも。
やはりそこはおとぎの森ではなく現実の住居ということですが、ぜひともこの雰囲気を自分たちのものにして引き継いでいって頂きたいものです。
続いてリビングと併設しているキッチンへ。
いわゆる一般家庭のシステムキッチンです。家電も一通り揃ってますし、つまりは無難に使いやすいのではないかと。
シンクには広さと清潔感が。
コンロはIHで3口。
ただし、写真の左手部分では作業場となる場所がばっちりコーディネートされていますが、実際使用することを考えるともう少し現実的な作業スペースや収納場所の確保が必要かと。
きっと、今頃は入居者さんたちが使いやすく整理してしまっている頃かと思いますが。
キッチンからリビングをみた様子。こちらの白いカウンターも作業スペースとして使えそう。
では、続いて水周りの設備を見てみます。
まずは1階にあるランドリースペースの様子。シャワールームと洗濯機、トイレが一列に並んでいます。
バスタブのある浴室はありませんが2階にもシャワールームとトイレが1つずつあるので、入居人数女性6人なら利用がぶつかる可能性も少ないでしょう。
オフホワイトに統一された、清潔感のある水場です。
トイレはウォシュレット付き。
洗面台は、リビングから見える階段の隣りにあります。
洗面台が脱衣室や他の水場と併設されていると、その設備を誰かが使用していると他の人が使えないという歯痒い事態も発生しがちなシェアハウス独特の事情。
でも、こうやって独立して設置してあれば順番待ちも気にせず使えます。
事業者の皆様、大事な事ですから設計の際はぜひご参考にどうぞ。
引き続き2階の水場もチェック。
シャワールームは1階に比べて若干小さめですが、しっかりと脱衣室も設けられています。
洗面台は廊下に。
1、2階合わせてこれだけ水場が充実していれば、人数を考慮すれば申し分ないかと。
それでは、そろそろ専有部を見てみます。
広めの102号室から。
少々殺風景に見えますが、白い壁とナチュラルカラーの床は、どんな部屋作りにも合わせやすそう。大き目の窓からは自然光が燦燦と。
201号室。基本的な内装は各部屋共通。
すべての部屋に机と椅子、ライトがついています。
撮影用に小物類までコーディネートされた203号室。
家具が揃うと、先ほどのサッパリした様子から一変。こんなに暖かい雰囲気になるのですね。
ちなみに、2階から階段を見ると、こんな様子。
何気なく置かれたドライフラワーですが、この白く朽ちた風合いが童話チック。
階段を登りきった左手にあるベランダ。
目の前のビルと室外機にちょっと圧迫されるものの、物干しには十分なスペースです。
駅からシェアハウスまでは徒歩7分と、近からず遠からずのほどよい距離ではないでしょうか。
阿佐ヶ谷といえば、人懐っこい風情を残しながらも都心にほど近く、もはや語るまでもない人気エリア。阿佐ヶ谷駅から新宿まではJR中央線で9分、東京は22分と都心までのアクセスも大変便利です。
さて、今回探検した「ネスト 阿佐ヶ谷」を運営するのは「株式会社ネスト」さんです。
名前からも伺えるように、今回は“「巣」に帰ってホッとできるような住居”という提案との事です。
今回が初めてのシェアハウス運営という事で、やや緊張気味のご様子でした。でも、物件を新築同様にリフォームして仕上げた空間は気合十分。快適な家になるよう真摯に考慮する姿は、まさに小鳥の巣を世話する親鳥のようで、頼もしさを感じました。
古くより多くの文化人が住んでいたことから独自の色が魅力でもある中央線沿線ですが、同じ文学でも小説というよりは童話、太宰治よりは宮沢賢治やトーベ・ヤンソン。そんな、ちょっと幻想的な童話の世界が好きな方にぜひオススメしたい物件です。
現在満員御礼(2010年5月)ですが、気になる方はコチラからどうぞ。
実は、秘密の地下室もあったりします。
まだ工事中ではありましたが。
今ごろ、どうなっているんでしょう・・?
(ホン)
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