あえて郊外を選ぶ理由

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

都心から少し離れて、毎日の視点を俯瞰する。


住まい選びはまずは立地、という方は少なくないはず。

勤務先からの距離や、乗り継ぎの回数、駅周辺の環境・・と重ねていくと、おのずと都心に近づき選択肢が狭まってくるもの。引越すタイミングの兼ね合いもあって、仕方なく満足度の高くない部屋を借りたという話もよく耳にします。

あらら・・。オモシロい物件は増えてきているというのに、巡り合う機会を逃しているような。

ここでひとつ、勤務先からひとまず距離を置いてみるとどうでしょう。まず、候補となる立地がぐんと広がり、今までフィルタリングされていた良物件に出会う機会が増えることは言うまでもありません。

朝の通勤時間が30分、この時間は本当にロスタイムなのか。

電車内でノートPCを広げて仕事というのは僕にはめっぽう無理な所業ですが、メールの確認や1日のフローを頭の中で描くことはできそう。家を出てすぐさまスタートを切るよりも、頭の柔軟体操を行なったほうが、最終的に良い結果につながるかもしれません。

ロスタイムと思っていた時間は、詰め込みがちな毎日を見つめ直して整理するのにピッタリだったのかもとも思えてきます。

今回のシェアハウス探検隊は、「I'm Home 立川」。各線・立川駅が最寄りの大きな2世帯住居を改築したシェアハウスで、都心では見つけるのが至難であろう大きなベランダと屋上が特徴的。

すこし距離を置くと見えてきた、余裕が生まれる暮らし方。もちろん、郊外のどの物件にも当てはまるというわけではありませんが、今回はその立地ならではのメリットを押さえたとてもいい事例ではないかと思います。


立川駅からシェアハウスまでの道のりは、徒歩にして8分ほど。

やがてたどり着いたのは、枝分かれした小さな路地の突き当たり。

大きな庭が印象的なこちらの一軒家が「I'm Home 立川」です。

シェアハウスは2~3階フロア。1階はオーナーさん宅で、日本舞踊の教室も兼ねているのだそう。のちほど様子を少しだけ紹介しますが、まずは住まいの方を見ていきたいと思います。

サインは発色の良いデザイン。質感からして、おそらく陶器製かと思います。

併設のオーナーさん宅用とは別に、シェアハウス専用のインターホンとポストが設けられています。

門扉をくぐると、立派な庭園。

きれいに剪定された庭木がお出迎えです。

玄関は外階段を上がった先。もともと2世帯用に設計されたとのことで、アプローチの導線はしっかりと整備されています。オーナーさんとの距離も、”同じ屋根の下”というより”お隣さん”と言ったほうが適当かな、といった具合。

玄関には非接触型の鍵が設置されています。

カードをかざして、光ったナンバーをピピピとタッチ。少々慣れが必要ですが、それだけ安全性は高いということなのでしょう。


では、ずっしりとした玄関ドアを開けて中へ。

「ただいま」が合言葉。"I'm Home"という物件名には、たぶんそんな意味合いが込められているのかなぁと。

振り返るとこんな感じ。玄関まわりはコンパクトですが、大きな靴箱が設置されています。

特に部屋ごとに分けられていませんが、収納力は十分です。


思い描くは、仕事を終えて帰宅したというシチュエーション。心身ともにOFFモードに切り替えて、リビングのドアを開いてみます。

カチャリと。

ドアを開けて目に飛び込んでくるのは、すーっと風の通りのよいリビング。日当たりも抜群。

このとおり和室ブースもありということで、のびのびとできます。この規模感の物件でソファ、チェア、和室と気分に合わせてシーンを選べるのは魅力的。

職場から持ち帰ってしまった悩み事や心のシコリも、ぐりぐりとストレッチして解消できるかも・・なんて思わせる開放感があります。

奥のダイニングの対面にはキッチンがあります。

かなり大きなシステムキッチン。シンクも作業台も広めの設計が嬉しい。

この通り、収納の容量は十分。

まだまだ空きがあるので、こだわりの調理器具など揃えても良いですね。

実際にキッチンに立つと、目の前には広いリビングが広がります。

休日の明るい時間帯に料理をしてリフレッシュ、なんてシーンが似合いそうです。

ちなみに食器や調理器具はひと通り、一式が揃っています。

また、何気なく掛けられたエプロンやミトンなど、随所に明るくポップなカラーを配色されています。

レッツ・クッキング!


一度ラウンジにもどって、奥の和室へと移動します。

最近の住宅事情だと、広いリビングに小上がりを設けるなどして畳スペースを確保している物件をたまに見かけますが、シェアハウスでリビングに畳のスペースがあることって意外と珍しいのです。

でも、肌に馴染むくつろぎ空間といえば畳。そう考えてしまうのは日本人の性でしょうか。

夏だと扇風機とアイスキャンディー、冬だとコタツとみかん。なんといってもゴロ寝しても許されるって素晴らしい。

日当たりも良く風の通りも良いので、ごろごろと読書したり昼寝するにはベストプレイスかなと。

ちなみにごろ寝しながらリビングのほうを眺めるとこんなかんじ。

ダイニングでワイワイとしている様を眺めつつ、ごろごろごろ。話し声や笑い声、TVの音が心地よいBGMになることでしょう。

引き戸を閉めると、個室にもなります。集中したいときは個室モードで。

寝入ってしまった住人さんに毛布をかけて、そっと「おやすみなさい」と言って引き戸を閉める。

こんなシーンもきっと出てくるはず。


では、入口奥の水まわり設備を見ていきます。

引き戸を開けると脱衣室、奥にバスルームがあります。

押さえておきたいのは、脱衣室に洗濯機があるということ。

わずか3室の入居者数から考えて頻度は高くないかと思いますが、稀に入浴タイムと洗濯タイムがバッティングする可能性があるということは、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。ま、かなり稀だと思います。

その分、脱衣室は広め。そして、バスルームはとっても広めです。

おそらく二間ほどあるテレビ付きバスルーム。入浴剤をいろいろと試しつつ雑誌を持ち込んだりして、バスタイムを楽しんでいる画が思い浮かんできます。

入居者数が少ないからこそ、時間も贅沢につかえそう。もちろん、あまり独り占めしてはダメですよ。

窓からの光も気持ちいいのです。


階段脇にはウォシュレット付きトイレがあります。全体的に空間にゆとりがあるのは嬉しいところです。


それでは、階段を上って専有部のある3階へ。

ふわりと揺れるカーテンの先はバルコニー。また、廊下には大きな共用の収納スペースがあります。

このあと紹介するバルコニーで使う備品のほか、掃除道具なども収納できそうです。

ちなみにウォシュレット付きのトイレもあります。

毎回、階段を上り下りするのは、ほんの少しですが面倒。

地味ですが印象アップポイントです。


カーテンをくぐってバルコニーに出てみると、その広さにびっくりします。

都心の一戸建てでは、なかなかこの広さのバルコニーを見かけることはありません。ぽつんと置かれたカフェテーブルのサイズを見れば、広さをわかっていただけるかと。

ガーデンテーブルとチェアは、あと2、3セットはゆとりを持って配置できそう。ガーデンパーティならず、バルコニーパーティが開けそうです。

一角には木製のフェンスとプランター。季節の野菜を育てたり、実った野菜を摘みとってBBQしたり。さまざまなシーンが思い浮かびます。

せっかくフェンスがあるので、ツタ系の野菜がいいですね。もちろん、野菜でなくても大丈夫ですが。

螺旋階段の先には屋上があります。

屋上も広い。バルコニーと屋上をあわせると、おおよそ1フロア分くらいの広さがありそうです。

日当たり、風通しは言うまでもなくベスト。ただ、遮るものがないので、強風には気をつけたほうが良いかも。

建物の隣すぐに走る線路を見下ろすとこんな感じです。


存分に外の空気を味わったところで、ホームベースとなる専有部を見ていきます。

まずは301号室から。

シンプルな間取りですが、窓が3面にあるのは珍しいかも。

右手の窓からはバルコニーに、正面の窓から専有のベランダに出られます。

ただ気をつけたい点もあります。それは、線路に面しているということ。

建物のすぐとなりに中央線が走っているので、電車が通る頻度もそこそこ。

音に敏感な方、そうでないかた問わず、一度現地で確認しておいたほうが良さそうです。

そんなわけで、線路側の窓は2重窓シャッター付きと防音対策がばっちり。

窓を閉めておけば、それなりに音はシャットアウトされます。


こちらは302号室。

ベッドが2つ置かれていることからも察しがつきますが、2名で入居されるくらいがちょうど良いサイズ感かも。

もちろん、1名での入居も可能です。


最後に303号室。

これまでの部屋に比べるとコンパクトに感じますが、狭いわけではありません。

収納スペースもしっかりと確保されています。コートなどの長物も掛けられるよう配慮されていたりと、使い勝手は良さそうです。

窓は2重窓、つまりは線路に面しているということ。こちらも音は要確認です。

地味に嬉しいポイント、その2。コンセントの数は多めです。


自転車は門扉をくぐった脇にある、屋根付きガレージへ停めることになります。

また、土地柄うれしい自動車用の駐車場もあるとのこと。ただ車両の大きさ等ありますので、オーナーさんに事前に確認されたほうが良いかと思います。


I'm Home 立川」の最寄り駅は、各線・立川駅です。

立川駅といえば東京の西側のターミナル駅。JR中央線をはじめ、JR青梅線JR南武線JR成田エクスプレスと路線も多く、それなりに行動しやすそうです。

都心までのアクセスはというと、JR中央線特急に乗れば新宿までおよそ30分、東京駅までは45分ほどです。近くはありませんが、時間が掛かりすぎるといったこともないと思います。

また、ターミナル駅というだけあって駅周辺は充実しています。食料品、生活用品などは帰り道で調達できるかと思います。


運営されるのは「有限会社アーバン」さんです。

ご家族で運営されていて、写真に映っていらっしゃるオーナーさんは建物の1階にお住まいです。

日本舞踊の先生という顔もお持ちのようで、1階には立派な舞台もあります。

生徒さんの発表会などの際は見学させていただけたりすればいいなぁ、なんて。

もちろん、本格的に習っても良いと思います。指の先まで神経を使ってしなやかに舞えば、きっと心体ともに磨きがかかるはず。また、河口湖の近くにお持ちというツリーハウスでのイベントや、畑での農園体験イベントなど、貴重な体験もいろいろとできそうです。

都心で勤めていても、広いバルコニーや、ゆとりある空間の中での生活がしたいなぁ・・・と思った方はコチラからお問合せをどうぞ。

ツリーハウス!農園!というキーワードにビビっときた方もゼヒ。


せっかくの休日、家でゆっくりしましょうよ。

(イシクラ)

I'm home立川は働く大人の女性の為のおしゃれなシェアハウスです。ただいま!(I’m home) と自然にいえるような暖かい住環境を目指して、2012年春・立川市錦町1丁目にオープンしました。自分の時間を大切にするために、上質で落ち着きのある空...

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