シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※こちらの物件は2014年8月より、運営事業者が「ハイブリッド・リビング株式会社」さんへと掲載変更されています。
テーブルを囲もう。
今回のシェアハウス探検隊は 「cube あさくさ」。
言わずもがな、東京きっての観光名所「浅草」からもほど近く、のんびりと電車に揺られる間もなく到着する東京メトロ銀座線・稲荷町駅が最寄り駅です。
地下鉄の駅を出ると目の前を大きな通りが交差し、周囲には割と近代的なビル群が立ち並びます。しかし大通り沿いを外れて少し奥へと入ると、すぐに「昔ながらの」という形容詞が良く似合う、年季を感じる渋い低〜中層住宅の街並みが顔を出します。
そんな下町情緒あふれるエリアに登場したのは、一風変わった個性的なダイニングを持つシェアハウス。きっとこの家で繰り広げられるのは、周辺の下町スーパーで仕入れたお安い食材を手早く仕上げて、どーんと存在感のあるシャンデリアの下で楽しい食卓を囲むという、なかなかギャップのある毎日。
大きなダイニング・テーブルを囲んでの、日々しっとりとした晩餐と、そして晩酌。うーん、意外や楽しそうです。
なお、女性専用物件ということで下町好きなシャンデリア男子のみなさん、今回はごめんなさい。(そんなジャンルあるんでしょうか)
稲荷町の駅から歩くこと約4分。
大通り沿いから内側へ少し入り、この辺りとしてはなかなか閑静な住宅街の中に、シェアハウスの外観が見えてきます。
実は1階には別のテナントさんが入居中とのこと。1階正面の右端が、シェアハウスの正面玄関です。ちなみに周辺には小さな路地がいくつも入り組んでいて、実は、ちょっぴり迷子になったりもしました。
さすがに下町エリア、手強い。でも楽しい。
ドアを入る手前にポストがあります。
屋根の下なので、雨に濡れずに郵便物を確認できるのは便利なものです。
女性専用物件の味方、カメラ付きのインターホンも。
ではドアを開けて、おじゃましまーす。
内部には真っ白な空間と階段が。靴はここで脱ぎます。2階から各フロアに共用部と専有部、という構成。靴箱は3階にあるので、脱いだ靴はそのまま持って上がるスタイルです。2階の方には少し独特ですが、きっとすぐに慣れる程度ではないかと。
玄関を振り返るとこんな感じ。曇りガラスのドアなので、ぼんやりと外の光が入るようになっています。
土間の隅には、ジョウロとホウキのセットがちょこんと置いてありました。
では階段を上がって2階のフロアへ。
このドアの先が、2階の共用部です。白地にゴールドの金具が、素直に素敵。
もともとは2世帯住宅だったというこの建物、以前はここが1世帯分の玄関だったのかもしれません。ドアは、他の場所より重めのしっかりしたつくりです。
さてドアを開けると、左手のガラスドアがダイニングへの入口、正面がシャワールーム、右手が洗面台という、分岐点となる踊り場状の空間。
いきなりダイニングへと入らない慎重な導線はもどかしくも見えますが、シェアハウスではとにかく大きな共用部をつくれば良いというものでもありません。間取りによっては、こうしておいた方が日常のストレスが少ない場合もあるのです。
では、まずは左手のダイニングへ。
目に飛び込んでくるのは、シンプルな空間の中央を大きく占拠する、大きなダイニングテーブルと煌びやかなシャンデリア。大胆な空間構成です。
女性専用なのでデートにはお使い頂けませんが、素敵なバーラウンジのような雰囲気は、女性同士で楽しく飲むにもほどよいと思います。
天井からぶら下がるシャンデリアの光をやわらかく反射するダイニングテーブルは、シンクと一体型のステンレストップ。オーダーメイドだそうですが、これだけの大きさは珍しいです。
シンクはIHコンロとセットで両端に設置されています。調理機能は限定的ながら、料理の準備はこのテーブル全体でできると考えると、結構な余裕あり。
キッチンに立つと、ダイニングテーブルを挟んでちょうど反対側のキッチンと向かい合う形になるのも面白いですね。お互いに意識して、ついついお料理対決になったりしそう。
コンクリートそのままの壁とステンレスの硬めの質感が、シャンデリアの甘さをいい塩梅に引き締めてくれます。
それにしても、どの角度から見てもため息の出る絢爛さ・・
ちょっとシャンデリアに見とれ過ぎてしまいました。先へ進みます。
ステンレストップの下は収納になっています。コンロの下には鍋などの共用の調理具が待機中です。
黒い収納との対比が凛々しいハイチェアは6脚。足元には扉が付いていて、部屋ごとに食材を置くスペースがあります。
見せない収納、奥行きはあまりありませんが、ちょっとしたものを入れておくには便利そう。
部屋の手前側の壁は、コンクリートに直接白で塗装された、ざっくり粗めな仕上げです。
キッチン家電は冷蔵庫が2台、電子レンジ、炊飯ジャー付き。こちらは見せる収納です。
それでは一度ダイニングを出て、水まわり設備を見て回ります。
左側はシャワールーム、右側は洗面台です。入口は近いですが、ドアがお互い内開きなのでぶつかることはありません。
やわらかな形状の洗面台。青系のタイルが効いていて、水まわりらしくさわやかな配色です。正面に窓があるので、鏡は右側に設置されています。
シャワールームの手前の脱衣室には、彩りのある小さなスツールが置かれています。座るというよりは、ちょっとしたモノを置いておくのに便利そうです。
ちなみにバスタブ付きの浴室は3階にあります。さっと汗を流したい時や急いでいる朝はこちらでも、といった具合に上手に使い分けをどうぞ。
シャワールームの脇には部屋ごとに洗面用具を置いておけるストッカーが設置されています。とても便利ですが木製なので、濡れたものの置きっぱなしには少し注意した方が良いかも。
続いて2階の専有部を見る前に、先に階段を上ってリビングのある3階へ向かいます。
こちらは3階フロアの入口。上部についているドアクローザーにも白塗装が施されています。
雰囲気は変わって床は無垢材。左側の扉の中が靴箱です。
家の中で靴箱はここ1箇所だけなので、2階と4階の入居者さんも靴はこちらへ収納します。これ、先程も書いた通りすぐに慣れると思いますし、毎日のちょっとしたエクササイズだと思えば良いのでは。日々の積み重ねが大事ということで。
廊下を進むと大きなリビングが現れます。
暖色系の空間をきゅっと締めているのは、悠然と構える黒いソファ。
真ん中のローテーブルは正方形のキューブが4つ合わさったもの。ばらばらにしてスツールとして使うこともできます。
TVからソファは十分な距離感かと。体を動かすゲーム類を持ってきても、存分に楽しめそうです。
棚には女性らしい小物達が。きっと、このコレクションがだんだん増えていって賑やかになっていくはず。
床材はレッドパインを使用。シェアハウスにリノベーションする前から床は元々この材だったそうです。明るすぎず暗すぎず、ちょうど良い風合い。
リビングから出られるベランダは広々です。
リビングへ戻って、水まわり設備へ。
トイレと洗面台は、明るい空間。
洗面台は2階とお揃い。こちらは鏡が正面に付いています。
トイレはピンク…いや、桜色かな。懐かしい、少し落ち着いた色です。
洗面台の対面側がバスルームのドアになっています。伝わるでしょうか?
そしてバスルームはプレーンながら、こちらは浴槽付き。
ちなみに水まわりスペースのドアノブは、キャラクター性が感じられて、なんだか微笑ましいタイプ。使用中のサインが下に付いているものは意外と少ない気がします。
なお、バスルームやトイレの使用中はこの鍵が掛かってしまうので、同時に他の設備を使用することはできません。そんな時は、2階の方へどうぞ。
廊下を歩いていると、突きあたりに緑の椅子がちらり。
気になりますが、専有部を拝見するのは後ほど。
では、4階への階段を上ります。
小さな照明が足元をふわりと照らします。脇にそっと置かれた小さな緑が、真っ白な空間のちょっとしたアクセントに。
4階に上がると、すぐ目の前に洗面台が。
隣のドアはトイレ、さらに奥には洗濯機が並びます。
2台の洗濯機は、共に乾燥機能付き。コンクリートの柱に予備の物干し竿も寄りかかっていますが、奥のドアからはルーフバルコニーに出られます。
こちらのトイレも桜色のシンプルなタイプ。
では、ルーフバルコニーへ。
屋根があるので、洗濯物を干しても少しの雨なら凌げそうです。晴れの日には全員分の布団もまとめて干せそうな、しっかりとした広さです。
では、おまちかねの専有部を見ていきます。まずは2階から。
2階の専有部はすべて、先ほどの大きなダイニングに面しています。導線上どうしても物音が気になる方もいると思うので、そこは必ず現地で確認を。
ではドアをオープン!
コチラが201号室。天井が貼られていない分、高さがあります。
赤い椅子がアクセント。脚が華奢で透明感があるので軽やかな印象です。
ハンガーポールは天井から釣り下がっています。一本のスチールを曲げてこの形を作るのは結構難しいのだそう。
ベッド下の収納は、こまごまとした荷物の多い女子の皆さんにとって有り難い配慮ではないでしょうか。
ベランダにも出られます。左側は隣の専有部と繋がっているので共用となります。
お隣さんの202号室。
窓の奥のベランダは、201号室と繋がっています。
続いて203号室。
全ての専有部にそれぞれ違った椅子が置かれています。こちらの部屋はロッキングタイプのシェルチェア。
この部屋だけ、ちょっと変わった独特の間取りになっています。
ベッド下をくぐった奥の空間は、実はぽっこりと空いています。ちょっと秘密基地っぽくてわくわくしてしまうのは私だけでしょうか。洋服を掛けておくだけでは、少しもったいないくらいです。
次に、3階の専有部を見ていきます。
先程廊下の先に見えていた緑の椅子があるお部屋は、301号室。
3階の部屋のランプは少し小さめのデザイン。窓は大きさ違いで2つ付いています。大きな窓のからは隣家の瓦屋根が一望できます。なので採光はなかなか良好かと。
最後に、4階の専有部を見てみます。階段を上って、右手にあるのが401号室。
どの部屋にもある小さな木のデスクはオリジナルのデザインだそう。サイドテーブルとしてマグカップを置いたり、ベッド脇のナイトテーブルとしてランプや読みかけの本を置いたりと、何かと重宝しそうです。
続いて、お隣の402号室。
左の窓からはルーフバルコニーが眺められます。4階専有部の照明は直径20センチはありそうなガラスの球体。昼は自然光がたくさん入ってくるので照明なしでも十分な明るさですが、夜はしっとりリラックスムードを作ってくれそうな予感がします。
帰宅時には、見送ってくれたのは玄関前に植えられたシンボルツリー、ミモザ。
イタリアには「女性の日」という記念日があるそうです。
小さな女の子からおばあちゃんまで祝ってもらえるという素敵な日に、男性から贈られるのがミモザの花束だそう。別名「ミモザの日」とも呼ばれるほど象徴的な花ですから、女性専用物件にぴったりではないかと。
ちなみに、ミモザの両脇のスペースには自転車を駐めても良いそうです。この辺りから都心にかけてはフラットな土地が広く続くので、自転車があると行動範囲が一気に拡がるはず。
電車に乗ってしまえば上野駅まで2分、東京駅まで13分、新宿駅・池袋駅までは共に25分、渋谷駅までは直通29分。特に東京の中央〜東側のターミナル駅へのアクセスは、非常に良好です。
物件の名前にも入っている浅草駅までは2駅4分。雷門まで歩いても13分ほどですから、どっぷり東京下町ライフという事になりそうです。
大きな街道を自転車で飛ばせば、上野、浅草、秋葉原あたりまではあっという間です。
「cube あさくさ」を運営するのは「株式会社Rバンク」さんです。
女性の憧れを詰めこんだ女性専用物件をたくさん運営している事業者さんですが、最近はコンクリート打ちっぱなしなどのハードな質感と、しなやかさと透明感のあるソフトな空間をミックスさせた物件が続々と手掛けられています。
家具や素材を選ぶだけでなく、オリジナルデザインで作ってしまったりするなど、空間にかける熱意もたっぷり。担当さんも女性の方で、相談すればきっと、おしゃれインテリアのアドバイスなんかも頂けるのでは。
大きなシャンデリアのある家が憧れだった方、上野浅草周辺で物件をお探しの方、お問合せはこちらからどうぞ。
最後にもう一度、目に焼き付けておきました。
この曲線とキラキラ感、やっぱり好きです。
(テルヤ)
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