シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
名は体を表す。
花言葉は17世紀頃から存在し、各地・各民族でそれぞれの解釈があると言います。特にお祝い事などで花を贈る時、想いを花にも託すことが出来たりして、ちょっとロマンチック。
実は、名前はシェアハウスにおいても重要な要素の一つです。
今回の「アイ・ビー・ハウス」は、覚えやすく、事業者さんの願いがギュッと詰まったキャッチーなネーミング。「愛情を育み、美しい心を磨く家」というコンセプトの頭文字を取っているのだそう。
英語表記は“I will be ( ) at house”。入居者さんそれぞれが( )の中に入る、「なりたい何か」になるための家という想いが込められています。
「何か」に向かっての準備期間を過ごす家。満足の行く生活を送ることは、「何か」への近道にも繋がっているような気がします。
駅からまっすぐに続く賑やかな商店街を進み、小道を一本入ります。
お客さんを呼び込む声が、少し遠く聴こえる辺りに現れる建物がシェアハウス。
白っぽい色の家が並ぶ中、クリーム色の外観が目を引きます。
道路から数段上がったところにある淡いグリーンの玄関は、少し奥まっています。
この奥行と庇があれば、荷物をたくさん持っていても雨には濡れずに済みそう。
部屋ごとに振り分けられたポストは、同じく庇の下に。
全15室ということでなかなかボリューミーな存在感を放っています。
それでは、ドアを開けて内部へお邪魔します。
柔らかい色合いがふんわり広がる玄関の先は、まっすぐな廊下。
くるっと振り向くと、左手になにやらロッカーのようなスペースが見えます。
一人一列使用できるとのことなので、ブーツ等背の高い靴がなければ10足くらいは入るのではないかと。結構嬉しい容量です。
それでは廊下をまっすぐ進み、突き当たりにあるリビングへ。
玄関と同じ柔らかな印象を引き継いだリビングは、窓が多く開放的な雰囲気があります。
リビングから奥のキッチンまで一続きの空間。柱を目安にゾーニングされています。
窓側は6~7人は余裕でくつろげる、ゆったりサイズのソファスペース。
きっと足を伸ばしてゴロリ、なんてことも出来ると思います。ただ、他の入居者さんが不快にならない程度にだけ配慮が必要かも。
ソファ横からはウッドデッキに出ることが出来ます。
同じ素材で立ち上げられた壁がなかなかの迫力。目隠しという役割を、しっかりと果たしてくれています。
ソファスペースとキッチンに挟まれているのは、大きめのテーブルが置かれたダイニングスペース。
感覚的な話ではあるのですが、シェアハウスのダイニングは、家族でつかっているダイニングとはまた違う空気を感じるもの。
しかしこのダイニングは、椅子の数なのか形状なのか、ちょっぴり家族寄りな雰囲気を持っています。
続いてキッチンへ。
リビングダイニングに比べるとコンパクトな印象ですが、大きな移動が必要ないため、動線的には使いやすそう。
冷蔵庫はシンクの対面にすっぽりと収まっています。
全部で15部屋に対して1台ということで、自炊をする人が多いとちょっぴりタイトに感じるシーンも出てくるかも。
キッチン内の動線だけでなく、ダイニングテーブルまでも近いのが便利ポイント。
このくらいの入居人数になると、キッチンの利用時間も少しずつ被ってくる場合が出てきます。そんなとき、この距離感は調理している人と食事をしている人が交錯せず、はたまた遠すぎずの良い具合なのでは。
それでは、廊下を玄関側に戻り、水まわりへ向かいます。
一軒家タイプでは珍しく、洗面台・シャワールーム・洗濯機・トイレがすべて1つの空間に集まっています。
洗面台の右手にはシャワールームが2つ並んでいます。
2つの脱衣室のドアは軌跡が重なる位置関係。片方のドアにぶつからないようドアストッパーがありますが、お互い開けるようなタイミングがあればぶつかってしまうかも。日頃からゆっくり開け閉めしておいた方が良さそうです。
シャワールームは折り戸のプレーンなタイプ。
隣にも同様のものが設置されています。
洗濯機と乾燥機は各階2台ずつ。
乾燥機能がついた洗濯機は便利ですが、乾燥中は他の人が洗濯機自体を使用出来ません。設置場所に余裕があれば、それぞれ分かれていたほうが効率は良いかも。
洗面台の左手にはトイレが2つ。
こちらも至ってスタンダードなウォシュレット付きのもの。
ちなみにもう片方も同じトイレですが、反転の配置になっています。
トイレ脇の壁には淡い配色の収納ボックスが取り付けられています。
ダイヤル式の鍵がかかるタイプで、1人1つずつ使用できます。
シャンプーなど背の高いボトルは難しいですが、化粧水や歯ブラシ、コップくらいなら入りそう。水まわりでしか使わないものはコチラへどうぞ。
それでは、階段を上って2階へ。
幅広の階段スペースには、丸いペンダントライトが上手くキマります。
縦長の窓から差し込む光と天井までの吹き抜けが、なんとも気持ち良いのです。
2階にも1階とまったく同じ間取りの水まわりが。
設備も同じですので、こちらは割愛。
水まわりの隣にはちょっと不思議なスペースが・・・これは?
聞けば、フリースペースなんだとか。ソファを置いてちょっとしたコモンスペースに、とも考えていたそうですが、入居者さんの希望も是非検討したいとのこと。1部屋分ほどの大きさはあるので、使い方は色々セレクトできそうです。
そうそう、1階も同じ機能があるのですが、廊下や階段の照明は一定の時間は人感センサーで自動点灯します。
逆にお昼や深夜などは自動点灯しないため、手動操作が出来るようになっているそう。入居直後、暗闇で焦る前にスイッチパネルの場所は確認が必要です。
では専有部を順番に見ていきます。
まずは玄関脇の101号室。飾り気の無さがかわいいフォントです。
道路に面している角部屋で、採光良好。
広い部屋ではありませんが、大きめの収納が設置されています。
荷物のあまり多くない人なら、十分収まる容量かと。
専有部のドアはナンバー式なので、鍵を持ち歩く必要はありません。
輪っかを通せるタイプであれば、南京錠なども使用可能とのこと。その際は自分での準備となります。
102号室から105号室までは同じ間取り。
ということで、こちらは105号室。リビング脇の専有部です。
家具が無理のない配置で収まっていて、有効に使える面積はしっかりめに取れています。
正面の窓から外を覗くと、白い景色が広がっています。
庭は駐輪スペースも兼ねているそう。玉砂利を敷くだけで、普通の庭が和風になるのは不思議なものです。
女性専用ということもあり、窓には手動の防犯シャッターが。
私も防犯シャッター付きの部屋に住んでいますが、出張や旅行で数日家を空けるとき、なかなか重宝しています。やはり「防犯」だけあって、安心感は全然違うもの。
106号室はリビング脇の角の部屋。
1階の中では1番広い専有部です。
ベッドや収納などの家具や備品は全ての部屋で同じものが用意されています。
この落ち着いた雰囲気をつくっているのは、きっとこの濃いめのフローリング。
無垢財のように見えますが、木目がハッキリした合板のフローリングです。触るとすべすべしているので、裸足で歩いても気持ち良いはず。
続いて階段を上り、207号室。
通りに面している、家の表側の部屋です。
梅雨の季節に大活躍の室内干し用ワイヤーは、全部屋に設置されています。
物干し場のないシェアハウスにとって、救世主的存在である物干しワイヤー。寒い時期は乾燥を防いだり、花粉症の方は洗濯物に花粉が付かないなどの利点もあるんだとか。改めて考えても、凄いヤツなのです。
2階の部屋には、万が一の時のための避難ロープが置いてあります。
もちろん一度も使用しないことを願うのみですが、一応使い方だけ確認しておくのが良いかもしれません。別の場所で役立つかもしれないですしね。
最後に玄関まわりを少しだけ見ていきます。
玄関の左手には一時的にゴミを置いておけるボックスが鎮座しています。
ボックスの隣にあるドアを開けると、先ほど部屋から見えた庭に繋がります。
自転車の置き方には少々工夫が必要かと思いますが、このあたりは事業者さんや他の入居者さんとも相談しつつ、という感じでしょうか。
今回の最寄り駅はおばあちゃんの原宿、巣鴨駅。
おばあちゃんも沢山いらっしゃいますが、もちろん他の年代の方も多く住む、にぎやかな街です。
JR山手線と都営三田線が乗り入れ、渋谷、新宿、池袋などターミナル駅だけでなく、日比谷や大手町のオフィス街方面へのアクセスも抜群。
冒頭でも少しだけ触れましたが、シェアハウスへは活気のある商店街を通っていきます。
人通りが多く、女性には安心材料の一つ。商店街ということで夜の閉店は早いものの、駅前には24時間営業のスーパーが複数あるため、買い物の心配はほぼなさそうです。
「アイ・ビー・ハウス」を運営しているのは「株式会社不動産鑑定ブレインズ」さん。
普段は不動産の鑑定やコンサルティングを行っている事業者さんです。
元々社長さんが所有していた建物を取り壊し、シェアハウスを新築で作ることになったのだとか。
担当の方は優しい雰囲気を持った女性の方。運営管理は初めての経験ですが、細かなことまで丁寧に丁寧に対応してくれそうです。
社長さんがサッカー好きとのことで、リビングには日本代表のカレンダーが。お子さんがサッカーをされているため、担当さんも一緒に観戦したりするそうなので、サッカー好きのなでしこ女子なら盛り上がれるかもしれません。
2012年5月現在は満室とのことですが、空室を見つけた時にはコチラからお問い合わせをどうぞ。
アイビーの花言葉は、友情・不滅・永遠の愛。
アイビーのツタのように、この家で出会った縁も長く続いていったら素敵です。
(テルヤ)
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